誇り高き弱虫の幻想郷生活   作:パラリズム

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雪の日の遊びとは その7


第412話

紅魔館前で行われている雪合戦大会(名ばかり)もいよいよ佳境。人数的に不利となったレミリアチームは、とある秘密兵器を取り出す事に・・・?

 

レミリア:さぁ、行くのよ咲夜!そして刮目なさい!コレが、我がチームの秘密兵器よ!

 

レミリアの号令と同時に咲夜が出現させたのは、地面を踏み固める為に使う巨大な建設機械だった

 

鈴仙:えっと・・・アレってまさか・・・

 

さとり:えぇ・・・某スタンドでバトルする作品に出ていたアレですよね・・・

 

レミリア:そう!その名もズバリ!

 

咲夜:ロードローラーだっ!

 

レミリアと咲夜は、それぞれポーズを取りながらロードローラーに飛び乗った

 

美鈴:御嬢様方!コレは遊びですよ!そんな物騒な物を持ち出さないで下さい!

 

フラン:そうだそうだ!反則だよそんなの!

 

レミリア:フッフッフッ・・・何とでも言いなさい!遊びだろうと何だろうと、やるからには勝つのが私のポリシーよ!そして、その為にはどんな手段も辞さないわ!

 

咲夜:仮定や方法等、どうでも良いのだぁっ!

 

この主従、ノリノリである

 

輝夜:あら、面白そうね♪

 

幽々子:私達も参加させて貰うわよ♪

 

レミリアと咲夜に続き、輝夜と幽々子もロードローラーに搭乗する

 

レミリア:さぁ、発進よ!奴等を全員叩き潰せ!

 

咲夜:御意!

 

レミリア達を乗せたロードローラーは、轟音を響かせながらラディッツ達に迫る。更に、ロードローラーの上からレミリア達が雪玉を投げ付けて来る為、最早防戦一方となっていた

 

ラディッツ:アイツ等、好き勝手やりやがって・・・

 

椛:あの人達、遊びだって事、完全に忘れてますよ。

 

パチュリー:ハシャぎ過ぎなのよ、全くもう・・・

 

鈴仙:でも、このままだとマズいですよ。

 

さとり:何か策は・・・

 

美鈴:此処は私が食い止めましょう!

 

悟空:美鈴、何とか出来るんか?

 

美鈴:まぁやれるだけやってみますよ。

 

と言いつつ、美鈴は単身迫り来るロードローラーの前に飛び出した

 

レミリア:美鈴、降参しなさい!今ならまだ、痛い目に合わずに済むわよ!

 

美鈴:それは出来ません。そして、今回限りの無礼を御許し下さい。

 

美鈴は、尚も彼女達を真っ直ぐ見据えて身構える

 

レミリア:覚悟ありね・・・良いわ、受けて立つわよ!

 

美鈴:私だって、毎日修行はして来ました!今こそ、その成果を見せる時!

 

確認しておくが、コレはあくまでも雪合戦である事を御忘れ無く

 

美鈴:先手必勝!はあぁぁぁっ!

 

美鈴は、拳から衝撃波を飛ばして攻撃する

 

咲夜:その程度・・・時よ止まれ!ザ·ワールド!

 

咲夜は能力で時を止め、直ぐ様美鈴の周囲を囲む様にナイフを配置する。このメイド、最早ルール等ガン無視である

 

咲夜:そして時は動き出す・・・

 

咲夜が指を鳴らして能力を解除すると、美鈴の周囲に配置されていたナイフが一斉に彼女に向かって飛んで行く

 

美鈴:何の!はぁっ!

 

美鈴は、体から気合いによって生み出された衝撃波を放ち、ナイフを全て叩き落とした

 

美鈴:フーッ・・・

 

レミリア:ふぅん、やるわね・・・

 

時は少し戻り、安全地帯(紅魔館のテラス)でのんびりその光景を見ていた脱落組は・・・

 

チルノ:咲夜も凄いけど、美鈴も凄いぞ!あたい達に出来ない事を平然とやってのける!

 

ルーミア:其処に痺れる!憧れるぅ!

 

はたて:てか、もうルール無用のガチンコバトルになってんじゃん・・・

 

燐:何かもう、引くに引けないって感じだねぇ・・・

 

大妖精:あわわ・・・どうしましょう・・・怪我でもしたら・・・

 

てゐ:止めなくて良いのかな?

 

天子:放っておきなさい。アイツ等なら、簡単にどうにかなったりはしないわよ。あ、紅茶の御代わり貰える?

 

アリス:私も御願い。

 

小悪魔:ハイハイ、少々御待ちを。

 

戦闘中の面々とは違い、脱落組はのんびりティータイムを楽しんでいた・・・時間を戻して再び雪(?)合戦の真っ最中の面々。不利な状況で単身戦う美鈴を見兼ねて、鈴仙が前に飛び出していた

 

鈴仙:美鈴さん、加勢しますよ。

 

美鈴:鈴仙さん、有難うございます。

 

鈴仙:御気になさらず。姫様がやりたい放題やってると、本当に冗談では済まなくなりますので。それを止めるのも、私に与えられた役目ですので。

 

輝夜:フム・・・なら、力ずくで止めて御覧なさいな。

 

幽々子:フフフ♪どんどん行くわよ♪

 

輝夜の虹色の弾幕と、幽々子の蝶の形の弾幕が2人を襲う

 

ラディッツ:オイオイ、幾ら何でもガチ過ぎるだろ・・・

 

パチュリー:何かあってからじゃ遅いわよ?

 

さとり:今なら、まだ間に合いますよ。

 

ラディッツ:・・・仕方ねぇ。俺達も加勢に行くぞ、フラン、カカロット、椛。

 

フラン:了解、御兄ちゃん!

 

悟空:おう。

 

椛:分かりました。

 

ターレス:おっと、そうはさせねぇぜ。

 

こいし:邪魔しちゃうよー♪

 

加勢に向かおうとしたラディッツ達の行く手を、ターレスとこいしが塞いだ

 

ラディッツ:いつの間に・・・

 

さとり:どうやら、私達が向こうの戦いに集中していた間に近付かれていた様です。

 

ターレス:心が読める奴は、話が早くて助かるぜ。

 

ラディッツ:ちっ・・・

 

椛:やるしか・・・無いんですかね・・・

 

ターレス:そう言う事だな。

 

こいし:遊ぼ遊ぼー♪

 

悟空:へへ・・・ここらで、誰が一番強ぇか、決めてみるのも面白ぇかもな。

 

ターレスとこいしを見据え、それぞれがゆっくりと身構える。そして、戦いが始まろうとしたその時だった・・・

 

紫:貴方達!其処までよ!

 

怒声を上げつつ、見慣れた隙間から隙間妖怪の紫が姿を現した。その直後、戦闘していた者達の動きがピタリと止まった

 

悟空:ありゃ?紫じゃねぇか。

 

ターレス:何の用だ?

 

紫:何の用だ?じゃないわよ!何か騒がしくやってると思ったら・・・貴方達!仲間同士で一体何やってるの!

 

椛:あ、いや・・・コレはその・・・

 

ラディッツ:色々あってよ・・・説明するのは面倒なんだが・・・

 

紫:構わない。ゆっくり聞かせて貰うわ。取り敢えず、参加者全員此処に正座なさい。

 

レミリア:ちょっと待ちなさいよ!今やっと面白くなって来た所で・・・

 

紫:・・・

 

紫は、無言のまま強力な覇気で全員を威嚇する。思わず、その場に居た全員が怯んでしまった・・・

 

レミリア:うぐぅ・・・ま、まさかこの私が怯えてる・・・?

 

ラディッツ:こりゃ、逆らわん方が良さそうだな・・・

 

さとり:・・・ですね・・・

 

紫:こうなった事情、説明して貰えるわよね?

 

ラディッツ:お、おう・・・

 

紫の乱入で、悪乗りに悪乗りを重ねた雪合戦大会はエスカレートする前に中断された・・・




コレ以上やったら終わりが見えず、しかもエスカレートして更に引っ込みがつかずに先に進まないと思い、こうなりました(計画性皆無)

紫さんは色々便利なキャラですな(オイコラ)仕事が忙しく、なかなか投稿も出来なくて申し訳無い

失踪は絶対しませんので御安心を

アナザーサイド、魔界篇、付喪神異変の形は大体出来上がっております(後は文章力が追い付けば良いのですが)

ボツネタとして、鈴仙が咲夜さんに吹き飛ばされて紅魔館の壁に叩き付けられてリタイアする(原作の花京院宜しく)とかも考えてましたが、予想以上に長くなるかと思い・・・

でも、此処では無くていつか何処かでそう言うのやれればとは思います(笑)


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