誇り高き弱虫の幻想郷生活   作:パラリズム

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第42話

紅魔館を出発し、待ち合わせ場所である人里へとやって来たラディッツとパチュリー

 

ターレス:遅ぇぞ、弱虫ラディッツ。

 

ラディッツ:悪い、待たせたな。

 

文:大丈夫ですよ。私達も、ついさっき来たばかりですから。

 

パチュリー:相変わらず、テンション高いわね…

 

文:しかし、紅魔館の魔女さんまで一緒に来るとは思いませんでしたが…

 

パチュリー:悪い?

 

文:悪いと言いますか…情報では、貴方は引き籠もり生活が長く、少し動いただけで息切れする程の虚弱体質との事でしたが?

 

パチュリー:・・・

 

ターレス:そんな奴を連れて来たのかよ?お前、何を考えてやがる…

 

ラディッツ:確かに、コイツは運動こそ不得手だが、魔法の腕は超一流だ。頼りになると思うぞ。それに、万が一の時は俺達がカバーしてやれば良いしな。

 

ターレス:ちっ…連れて来たからには、ソイツの身はお前が責任を持って守ってやれ。俺は知らねぇからな。

 

ラディッツ:あぁ、分かってる。

 

パチュリー:・・・

 

文:事は一刻を争います。早速でスミマセンが、妖怪の山に向かいましょう。少々飛ばしますので、しっかり私に付いて来て下さい。

 

ターレス:あぁ。

 

素早くその場から飛び立つ文に、ターレスが続く

 

ラディッツ:パチュリー、背中に乗れ。

 

パチュリー:えっ?

 

ラディッツ:俺が気付かんとでも思ったか?お前、此処に来るまでで既に辛そうじゃねぇか。無理してんのがバレバレなんだよ。

 

パチュリー:・・・

 

ラディッツ:さっさと乗れ。このままじゃ、奴等を見失っちまう。

 

パチュリー:貴方にしては気が利いてるじゃない。出来れば、いつもそのくらいを心掛けて欲しい物だけど…

 

ラディッツ:フン…

 

パチュリーは、ラディッツが自分を気遣ってくれた事に内心喜びつつ、しかし決して口には出さず、彼の背中に乗る

 

パチュリー:ラディッツ。あの天狗達に追い付く為、全速前進よ。但し、私を振り落とさない様に気を付ける事。良いわね?

 

ラディッツ:ったく、注文の多い魔女様だぜ…しっかり掴まってろよ!

 

パチュリーを乗せたまま全速力で飛び立ったラディッツは、先行していた2人に追い付くのだった

 

文:おぉ私に追い付くとは、結構やりますねぇターレスさんも、余裕で私に付いて来られてますし

 

ターレス:当たり前だ。

 

ラディッツ:サイヤ人をなめて貰っちゃ困るぜ。

 

ターレス:射命丸。妖怪の山とやらで今何が起きてるのか、話を聞かせろ。

 

文:あやや…突然の襲撃を受けて、警備の者達は皆混乱してまして…御恥ずかしい話ですが、私にも何が何だか分からないんですよ…強いて挙げるならば…その奇怪な生物は、今まで私達が見た事の無い物だったと言うくらいで…

 

ターレス:それだけじゃ分からねぇよ。その奇怪な生物とやらの特徴とか、何かねぇのかよ?

 

文:特徴ですか…まず、体は小さく、全身緑色をしていて、言葉は話せない様でした。現在、下っ端の部隊を含む私の仲間達がそれらと交戦中なんですが、数が多い上に見た目より数段強く、皆苦戦してまして…其処で、強い人達…つまり、貴方達の力を貸して頂こうと思いまして。我々の御偉方にも、貴方達の事を話して了承を頂いています。

 

パチュリー:フム…

 

ターレス:緑色の小さい体に、言葉を話せない奇怪生物…

 

ラディッツ:思い当たるのが居るな…

 

パチュリー:そうなの?

 

ラディッツ:あぁ。だが、襲撃してるのがアレだとすると…

 

パチュリー:何なのよ?その生物の事、知ってるなら教えなさいよ。

 

文:あ、私にも是非。

 

ラディッツ:大体の予想は出来るが、見てねぇから何とも言えん。とにかく、急いだ方が良いのは確かだな。

 

ターレス:射命丸、山にはまだ着かねぇのか?

 

文:もうすぐ到着しますよ。

 

ラディッツ:さて、予想は当たってるかな…




竹林の時と言い、パチュリーは移動する時は完全にラディッツにおんぶされて命令してるだけですな(笑)

基本的に捻くれてますが、何だかんだでラディッツを信頼してる彼女です

また、ラディッツはフランとは純粋に兄妹として接しており、うどんげの愚痴(仕事やてゐの悪戯に関する物)、悩み事を聞いてあげてる設定です(2人共、ラディッツに対しては多大な恩と好感を感じてます)

さて、妖怪の山を襲う奇怪な生物の正体、皆さんは御分かりになりましたか?

答え合わせは近々…
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