ある日の朝方、突然夕方までの時間制限付きで館への出入り禁止を言い渡されたラディッツ。意味が分からないまま館の外へ出ると、レミリアから依頼を受けていたターレスと椛が待機していた。事の真意が不明のまま、彼等と共に人里の茶屋へとやって来たが・・・
ラディッツ:突然休みを貰っても、やる事が見付からんもんだな・・・
椛:普段は、美鈴さんや悟空さんと門番しつつ修行したり、館で執事的な事をしてるんでしたっけ?
ラディッツ:あぁ。それから、フランの遊び相手をしたり、新しい料理の試作したりとか・・・まぁ色々だな。
椛:成る程・・・
ラディッツ:そう言うお前達は、最近どんな調子だ?
椛:どうと言われましても・・・ドラゴンボール探しは、最後の1つが未だに見付かる様子が無いですし・・・やってる事と言ったら、ターレスさんと手合わせしたり、他の皆さんに付き合わされて、見聞を広めつつ気儘に幻想郷を飛び回ったり・・・偶に彼と将棋したりもしますよ。
ターレス:今の所、50戦全て俺の勝ちだがな。
椛:ぐぬぬ・・・次こそは・・・
ラディッツ:何だかんだで、お前も此処での生活を楽しんでる様で何よりだ。
ターレス:そりゃ御互い様って奴だ。
ラディッツ達は、他愛無い話をしつつ茶屋で茶や茶菓子を味わっている。と、そんな彼等の近くを、大量の買い物袋を抱えた見知った顔の2人組が通り掛かった
はたて&アリス:あ・・・
ラディッツ:はたて、それにアリスも。買い出しか?
アリス:え、えぇ・・・
ラディッツ:結構な量があるな。良ければ手伝うぞ。
通り掛かったはたてとアリスに声を掛け、近付こうとしたラディッツだったが・・・
アリス:ゴ、ゴメンなさい!今日は、どうしても大事な用事があるの!
そう言うと、アリスは駆け足でその場を離れた
ラディッツ:あ、オイ!
はたて:アリスったら、いつもの冷静さは何処行ったのやら・・・
ラディッツ:何だったんだ、アリスの奴・・・
はたて:あーっと・・・手伝うって言ってくれたその気持ちは本当に嬉しいけど、今は大丈夫よ。本当は、此処でゆっくり話したい所だけど、生憎私も外せない用があってね。
ラディッツ:そうなのか・・・アリスとお前が持ってるその買い物袋も、それに関係してるのか?
はたて:ま、そう言う事になるわね。悪いけど、コレ以上は何も言えないのよ。
ラディッツ:そうなのか・・・
はたて:今度また、一緒に飲みましょ♪それじゃあね♪
はたても、ラディッツに微笑み掛けた後でその場を後にした
ラディッツ:・・・もしかして、何か企んでるのか・・・
ターレス:あまり踏み込んでやるな。大事な用事なら仕方ねぇだろ。
ラディッツ:そんなもんかね・・・悪い、ちょっと生理現象だ。
そう言うと、ラディッツは移動を開始した
椛:ふぅ、危ない危ない・・・あの人達のせいで、計画がバレるかもとヒヤヒヤしましたよ。特にアリスさん・・・
ターレス:確認しておくが、くれぐれも・・・
椛:分かっていますよ。彼に悟られない様に、そしてアレの確認、報告を怠るなですよね?御任せ下さい。
ターレス:分かってるならそれで良い。
椛:今回の作戦、必ず成功させましょう。
ターレス:言われるまでもねぇ。
果たして、彼等の作戦とは何なのだろうか・・・
何度かの設定集(超完結)
ラディッツ
今作の主人公。
僅かに生き残ったサイヤ人の1人。
スパーキングネオのイフストーリー、運命の兄弟編の最後で死亡したかに見えたが、実は生きていて、紫に連れられて幻想入り。
イフストーリーの中の弟カカロット(孫悟空)との交流、生活の中で考え方がガラリと変わり、性格が穏やかになり、記憶が戻った後も無闇に命を奪ったり、弱者を痛め付ける事をしなくなった。
幻想入り後、数々の戦いの中で、沢山の出会いと共に心身共に成長中。
かつての仲間達や悟空達との生活の中で鍛えられた為、料理の腕ががプロ並み。
暇な時は寺子屋の先生の仕事の手伝いもしており、実はその他にも・・・
現在は、弟や館の面々と共に紅魔館で生活中。
基本的に鋭い感覚を持っているが、色恋沙汰にだけは超が付く程鈍い。
フランドール·スカーレット
ヒロインの1人。
紅魔館の当主、レミリアの妹で吸血鬼。
見た目は金髪の幼女だが、実年齢は495歳。
ラディッツを兄と慕い、彼や美鈴、悟空と共に修行したり、外出許可が出ている為、彼が異変解決に出陣する時にはほぼ毎回共に出陣している。
また、友達と一緒に寺子屋に通って勉強したり、時には古明地こいしと共に仲間(被害者は大体椛か鈴仙)にイタズラしたり、毎日楽しく過ごしている。
戦闘力は仲間内でもトップクラスで、パチュリーの魔法で日光と流水と言う弱点が消えている為、あらゆる物を破壊する彼女の能力も相まって、敵としては脅威的。(残った弱点であるカナヅチは、努力で克服する為、現在特訓中)
パチュリー·ノーレッジ
ヒロインの1人。紅魔館に居候する魔女で、レミリアの親友。
病弱で、毎日館の大図書館で読書ばかりしており、運動とは無縁の引きこもりだったが、ラディッツの説得により永遠亭で病気を完治させて貰い、現在は頗る健康体となった。
他の面々と比べると、体力に難はあるものの、本人はそれを克服しようと無理しない程度に運動もしていたりする。
但し、その代わりに彼女が持つ魔力は凄まじく、属性の違う複数の魔術を一気に発動させると言う、他の面々には不可能な荒業も可能。
現在は外出も頻繁にしており、性格も以前よりは明るくなっているが、仲間内では素直になれないツンデレ気味なキャラが定着しつつある。
ラディッツに対しては、淡い想いを抱いているものの、彼の鈍感さと前述のツンデレ気味な性格のせいで本人には全く気付いて貰えていない。
孫 悟空
ラディッツの実の弟。
僅かに生き残ったサイヤ人の生き残りで、サイヤ人名はカカロット。
性格は、原作から全く変わっておらず、心優しく明るく呑気で、戦いが大好き。
ラディッツが改心した世界線の存在だが、その後の展開は原作と変化は無く、ナメック星での戦いの後で紫と出会い、彼女の誘いに乗る形で幻想入りし、其処で死亡したと思っていたラディッツと再会。
彼が幻想郷の為に戦っていると知り、協力を決意した。
外来人組では最強の戦闘力の持ち主だが、それを無闇に見せびらかしたりはしない。
現在は、兄や他の館の面々と共に紅魔館で生活中。
兄共々、色恋沙汰に関しては残念な程鈍い。
鈴仙·優曇華院·イナバ
ヒロインの1人。
竹林にある病院、永遠亭に住む妖怪兎。
見た目は兎耳の制服姿の女子高生。
元は月の兵士だったが、人間が月へ侵攻した際に其処を逃げ出し、地上にある永遠亭の永琳と輝夜に拾われて居候する事になった。
永琳の弟子で、彼女に従事して日々医術を学び、人里へ薬を売りに出掛けたりしている。
性格は、明るく快活たが、煽てられたり酒が入るとすぐに調子に乗ったりする、所謂チョロイン枠。
更にはからかわれたり弄られやすかったり、それで悲惨な目にあう等、苦労人気質でもある。
永琳仕込みの医術に加え、射撃の腕も超一流で、月の軍の兵士だった事もあり、身体能力も極めて高い。
ラディッツに対しては、戦士として純粋に心から尊敬し、異性としても惚れ込んでいるが、彼の鈍感さと鈴仙本人の恋愛に奥手(ヘタレ)な一面のせいであまり前進していない。
月の王での一件で、一度はラディッツや仲間達の元を去ったが、危険を省みずに月まで自分を迎えに来てくれた彼等を見て、再び彼等と共に歩む事を決意した。(この後、ラディッツに対して唇に限り無く近い頬にキスをしているのは彼女なりの勇気と感謝の気持ちの表れ)
姫海棠 はたて
ヒロインの1人。
妖怪の山に住む鴉天狗。
栗色のツインテールがトレードマーク。
見た目は今時の制服姿の女子高生(ギャル)で、本人もそれを売りにしている。
新聞記者をやっており、新聞の名前は花果子念報。
ラディッツはその貴重な講読者で、妖怪の山の一件で彼に助けられたと言う事もあり、それ以来何か異変が起き、彼が出陣する際には、ほぼ毎回彼の専属記者として彼と行動を共にし、異変解決している。
本人曰く、「自分の新聞のネタの為だから」と言っているが・・・
排他的な鴉天狗でありながら、性格は良くも悪くも素直で真っ直ぐ。
誰に対しても気兼ね無く優しく接する事が出来るタイプで、一度仲間と認めた者への助力は惜しまないが、敵対する者、嫌悪する者は容赦無く始末する一面も・・・
ラディッツに対しては、恋愛感情こそ無いものの、互いに何の遠慮も無く言い合え、信頼し協力し合える親友(友達以上恋人未満の様な関係)と言える。
藤原 妹紅
不老不死の体を持つ元人間。
男勝りで勝ち気な性格。
普段は竹林で永遠亭への道案内をしている他、人里で自警団として働いている。
その不滅の体を使い、時には特攻役として、時には仲間達の盾役として戦う。
実は、自身の再生力の一部を仲間に分け与える技も身に付けている。(要するに回復技、オリジナル設定)
しかし、不老不死であるが故に普通の人間達に気味悪がられ、迫害されて長く孤立していたと言う辛い過去を持つ。
それを打ち明けたラディッツには、自らの肩を貸して「辛い時は我慢しなくて良い」と諭され、彼女はその肩を借りて涙を流した。
その事もあり、彼を信頼し、また惚れ込む事になった。
ラディッツ本人はその事を特に気にしてないが、妹紅はその事で心から救われたと考えており、異変解決の際にほぼ毎回彼に同行するのもその時の恩返し兼、無茶をする彼を守る為でもある。
実は、密かに女の子らしくなる為の努力もしているが、仲間達に知られるのは良しとしていない。
前述の体質の為に戦闘力は高く、炎を纏った体術を駆使して前線で戦う。
蓬莱山輝夜とは相変わらず犬猿の仲だが、時には利害の一致で共闘したりもする。(本人曰く、仕方無く)
アリス·マーガトロイド
金髪碧眼の人形使い兼魔女で、元は人間だった。
出身は魔界で、魔界神を母親に持つ。
清楚で冷静沈着な性格で、基本的には騒ぎを少し後ろで見学しつつ楽しんでいるタイプ。(全く参加しない訳では無い)
戦闘では数体の人形を器用に操ったり、魔法で強化した体術を使うが、時偶に何処かの芸術家気質の爆弾魔の様な技を使う事も・・・
ラディッツとは、共にゲームの世界へ引きずり込まれた時に初めて共闘した。
最初は、悪人では無い程度の認識しか無かったが、火山ステージで足場が崩れて危うく落下しかけた所を彼に救われ、その後も旅の中で優しさに触れていく内に徐々に心を許していった。
積極的に攻めるタイプでは無いが、実は彼に一番最初に告白の様な事を言った(「もし良ければ、自分と一緒に居る未来を考えてみて欲しい」的な事)人物。
しかし、ラディッツ本人は恋愛にはとことん疎く、「そう言うのはまだ良く分からないから」と、その返事は保留となっている。
今はまだ、目立った活躍を見せていないが・・・
次回はターレス一派の設定を改めて振り返ります