誇り高き弱虫の幻想郷生活   作:パラリズム

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特別な日‐生まれてきておめでとう‐ その3


第422話

ある日の朝、突然時間制限付きで館への出入りを禁止されたラディッツは、レミリアに依頼されて迎えに来ていたターレス、椛と共に人里の茶屋へとやって来ていた。途中、買い出しに来ていたと思われるはたてやアリスと出会い、手伝いを申し出たが、断られてしまう。彼女達(と言うよりアリス)の態度に違和感を覚えつつも、茶屋を後にした一行は、特にやる事も無く人里をブラブラ散策中である・・・

 

ラディッツ:以前、突然休みを言い渡された咲夜に付き合った事があったが・・・人には偉そうに言っておきながら、いざ自分の番になったらやる事が思い付かんな・・・

 

ターレス:犬走、お前何処かオススメの場所とかねぇのか?

 

椛:そんな事を言われましても・・・忘れてるかも知れませんが、私は本来妖怪の山で山に侵入者が立ち入らない様に警備する仕事してるんですよ?休日も、基本的に山から出ない事の方が多いですし・・・

 

ターレス:そりゃそうか・・・

 

ラディッツ:椛は、仕事が休みの時は何をして過ごしてたんだ?

 

椛:そうですねぇ・・・大体は、敵が攻めて来た事を想定してトレーニングしたり、にとりと将棋で勝負したりしてますね。後は、文さんに無理矢理取材活動の助手を頼まれたりもしますが・・・今は警備の仕事は休ませて頂いているので、主にターレスさんの修行の御手伝いや、日常生活での身の回りの御世話をさせて頂いてる事が殆んどですね。

 

ラディッツ:お前、そんな事までやらせてんのかよ。

 

ターレス:コイツがやらせろって言って来たんだ、無理矢理やらせてる訳じゃねぇぜ?

 

ラディッツ:だとしてもな・・・

 

椛:良いんですよ。彼には恩がありますし、コレくらいの事はしなくては・・・まぁ、人数が増えて色々大変なのは確かですけど・・・主に何処かの悪戯っ子のせいで・・・

 

ラディッツ:・・・

 

ラディッツは、かつて仲間達と星を侵略して回っていた頃の生活を思い返していた。戦闘力的に足手纏いと呼ばれる事が多く、雑用はほぼ自分任せで、偶の休日でも、「やる事が無いなら少しでも強くなる努力をしたらどうなんだ?」と嫌味を言われ続け、心休まる休日と呼べる様な日は無かった・・・そんな事をおもいかえしていた彼に、椛が声を掛けた

 

椛:あの・・・ラディッツさん。何だか顔が強張ってますが、どうかしましたか?

 

ラディッツ:あぁ、いや・・・スマン、何でも無いんだ・・・

 

椛:・・・

 

ターレス:・・・そうだ、暇潰しの為の名案を思い付いたぜ。

 

ラディッツ:何だよ?

 

ターレス:まぁ良いから、ちょっと付き合えよ。

 

ニヤリと笑みを浮かべ、移動を始めたターレス。ラディッツと椛も、そんな彼に付いて移動を開始した。そうして辿り着いたのは、にとりの研究所だった

 

椛:此処って、にとりの研究所ですよ?ターレスさん、此処で一体何を?

 

ターレス:用があるのは、此処の地下だ。

 

椛:此処の地下って・・・えっ?まさか・・・

 

ターレス:一応、いつでも自由に使ってくれと許可は得てるからな。さっさと行くぞ。

 

そう言いつつ、ターレスは遠慮する様子も無く研究所の中へ入って行った。そして、彼等はそのまま地下のトレーニングルームへとやって来ていた

 

ラディッツ:おいターレス。こんな所に連れて来て、一体何をするつもりだ?

 

ターレス:簡単な事だ・・・俺と戦え、ラディッツ。

 

ラディッツ:・・・あん?

 

突然、ターレスから宣戦布告を受けたラディッツ。彼の真意とは・・・




コレが、同じサイヤ人として生まれた俺からの、せめてもの贈り物だ・・・

突然過ぎる展開、ラディッツVSターレス!?


キャラ設定コーナー(何番煎じ?完全オリジナル設定もある)

ターレス

数少ないサイヤ人の生き残り。
見た目は肌が浅黒い以外悟空と瓜二つだが、血縁関係は無い。
冷静沈着で物静かだが、Sっ気が強い。
元は宇宙の壊し屋として宇宙中を暴れ回っていた極悪人。
地球に侵略を仕掛けた際に悟空に敗北し、勿論地獄に送られ、その直後に今回の異変の黒幕による地獄の悪人達の大脱走が起きたが、彼は運良く魂を洗浄された後であった為にそれには荷担せず、そのまま別の命として生まれ変わる筈だった。
そんな時に、幻想郷側の戦力を探していた時の界王神の目に止まり、彼女の許可を得て肉体を再生、洗浄された魂をその中に入れられ、幻想郷側の戦力として甦り、そのまま八雲紫に連れられて幻想入り、先に幻想入りしていた同胞のラディッツと再会した。
実は、幼少期の極々短い時間のみラディッツ一家と共に過ごしており、彼とは腐れ縁。(互いに生きているとは思っていなかった為、再会した時には驚いていた)
互いに成長し、何かと憎まれ口を叩き合う様にはなったが、それでもいざと言う時には力を合わせたり、困った時には助け舟を出す等、良き親友(悪友)関係である。
幻想郷での戦いを経て、後述の一癖も二癖もあるメンバーを集め、新生クラッシャーターレス軍団(悪人たちの野望を壊す的な意味で)を結成する。
外来人組では、悟空に次ぐ戦闘力の持ち主。



犬走 椛

妖怪の山で警備と哨戒を仕事としている、千里眼の能力を持つ白狼天狗。
地獄から復活したサイヤ人、ナッパとそれが生み出した栽培マンが妖怪の山に襲撃を仕掛けた事件で、彼女以外の部隊の仲間達は皆殺しにされてしまったが、ラディッツやターレス達の手助けもあり、敵討ちに成功。
ターレスから、ドラゴンボールを集めれば自分の仲間達を生き返らせる事が出来ると聞かされ、その願いが成就されるまでの間、ターレスの部下として彼の旅に同行する事になった。
生真面目な性格で、ターレス含め後述の仲間も皆癖が強いメンバーばかりな為、色々苦労が絶えない毎日を送っている。(但し、何だかんだで楽しくやれている様子)
基本的には、日常生活の雑務は彼女が担当している。



古明地 こいし

地霊殿の主、古明地さとりの妹で、無意識を操る能力を持つ少女。
純粋であるが故に、どんな知識であってもスポンジの様に吸収してしまうタイプ。
地底がスラッグ一味の侵略を受けた際に、救助を求めてペットの火焔猫燐と共に地上に出て来た時にラディッツ達と出会った。
激闘の果てにスラッグ一味を撃退した後、自らが放浪していた時に拾っていたドラゴンボールをターレス達に渡す交換条件として、自分を旅の仲間に加えて欲しいと言い出し、そのままスルッと新生クラッシャー軍団の仲間入りを果たす。
修行中の椛の後ろから突如飛び蹴りを食らわせたり、入浴中の椛に気配を消して近付き、水着を剥ぎ取って即座に逃げたり、事ある毎に椛を悪戯のターゲットにして楽しんでる描写が度々見られる。(勿論、椛は不満に思っている)
同じ妹と言う共通点から、フランと特に仲が良く、会う度にじゃれ合っている。


比那名居天子

天界に住む不良天人。
地震を起こす能力を持つ。
ワガママで勝ち気な性格で、常に自信に満ち溢れている。
戦闘力も極めて高く、攻撃面は主に緋想の剣(気質を見極める程度の能力を持ち、必ず相手の弱点を突くことが出来るとされる剣)を以て行う。
また、ターレスの大技メテオバーストをモロに受けてもダメージを受けない程の防御力を併せ持つ。
だが、その後に「気持ち良かった、もう一度やって欲しい」と懇願する生粋のM気質の持ち主でもある。
ターレス達が天界に訪れた時に出会い、彼等を気に入り、彼等に修行の場所を提供し、自らもその修行に手を貸した。
修行完了後、父親にターレス達と共に旅に出る事を報告しに行ったが許可されず、家出同然で天界を出立、先に地上に戻って来ていたターレス達を探し当て、そのまま半ば強引に仲間入りした。


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