誇り高き弱虫の幻想郷生活   作:パラリズム

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第436話

付喪神達の反乱を未然に食い止める為、無縁塚を探索中の一行。ザーボンと雷鼓は、闇の力で正気を失っていた九十九姉妹を救い出し、彼女達に協力を申し出、彼女達もそれを快諾、共に無縁塚の最奥部を目指して移動を開始した。一方、彼等とは別の道を進む小傘と霊夢は・・・

 

霊夢:あちこちから邪(よこしま)な気配がするわ。

 

小傘:同胞達が凄く怒ってる・・・かつて自分達を捨てた人間達への憎しみ、悲しみが、悪い人達の力のせいで増幅してるんだと思う・・・

 

霊夢:どのみち、このまま放置する訳にはいかなそうね。取り返しが付かない事をやらかす前に、止めてやらなきゃ。

 

小傘:・・・

 

その直後、彼女達の行く手と退路を塞ぐ様に、幻想少女達の姿を模したクローン戦士達が次々と出現する

 

小傘:き、来た!

 

霊夢:この程度の相手で何ビビってるのよ!所詮、姿形だけの偽物よ!それに・・・

 

霊夢は、御払い棒を構えながらクローン戦士達の群れに突っ込んで行く。対するクローン戦士達も、霊夢を倒そうと襲い掛かるが、何も出来ないまま次々と蹴散らされる

 

霊夢:こんな奴等が、私の相手になる訳無いでしょ。後、ネタに困った時の展開がワンパターンなのよ。

 

小傘:そ、それは余り言わない方が・・・(作者にも刺さるから)

 

霊夢:化け傘、アンタは下がってなさい。ハッキリ言って足手纏いだわ。

 

小傘:・・・ううん、わちきも戦う。

 

霊夢:アンタに出来るの?

 

小傘:そりゃ、戦いは苦手だけど・・・大切な人達を守る為に、強くなるって決めたから。その為に、仙人様に鍛えて貰ってるんだから!こんな敵くらい!

 

小傘は、襲い掛かって来るクローン戦士達の攻撃を傘で防ぎつつ、体術と弾幕を駆使しつつ次々と撃退する

 

霊夢:へぇ、アンタにしてはなかなかやるじゃない。アイツに鍛えて貰ってるってのも、出鱈目って訳じゃ無さそうね。

 

小傘:まだまだ未熟ですけどね。

 

その後も、絶え間無く出現するクローン戦士達を倒しながら進み続ける小傘と霊夢。そんな彼女達の前に、一際強い邪気を纏った幻想少女が現れた。その少女は、桃色の髪の毛を持ち、多数の面を回りに浮かべ、手には薙刀を携えていた

 

???:よくぞ此処まで辿り着いた・・・

 

霊夢:アンタもこの一件に荷担してたのね・・・秦こころ!

 

こころと呼ばれた少女は、顔こそ無表情であるものの、闇の力により力が増幅しており、やる気満々と言った様子である

 

小傘:こころちゃん!目を覚まして!

 

こころ:失敬な、目なら覚めている。言ってみれば・・・そう・・・10時間熟睡して目覚めた様なバッチシの気分だぜ!って所かな・・・

 

こころは、声高々にそう言い放った

 

小傘:何か、料理を食べる度にオーバーリアクションの後、凄い表現力で食レポする何処かの高校生みたいな台詞・・・

 

霊夢:何言ってるのアンタ・・・

 

小傘:スミマセン、何でも無いです・・・

 

霊夢:まぁそれは兎も角・・・私達が此処に来た目的は分かってるわよね?

 

こころ:無論。しかし、我々の野望を邪魔させはしない。お前達は、此処で私が倒す!

 

こころは、霊夢達に向けて薙刀を真っ直ぐ構える

 

霊夢:良い度胸ね・・・それじゃ、ちょっとだけ・・・

 

小傘:ちょっと待って!

 

霊夢:な、何よ?

 

戦闘体勢を取る霊夢だったが、其処に小傘が割り込んだ

 

小傘:割り込んでゴメンなさい。此処は、わちきに戦わせて欲しいんです。

 

霊夢:へぇ・・・

 

霊夢は驚いた。大人しそうな小傘が、この戦いは自分に任せて欲しいと真面目な顔をして霊夢に頼んだからである

 

霊夢:フム・・・相手はアンタと同じ付喪神だし、思う所もあるって事よね・・・良いわ、やってみなさいな。

 

そう言うと、霊夢は戦闘体勢を解いて少し後ろに下がる

 

こころ:お前の様な弱小妖怪が、私に勝てると?

 

小傘:弱小って何よ!いや、まだまだ未熟なのは認めるけど・・・でも、わちきだっていつまでも弱いままじゃ無い!コレでも、ちゃんと修行してるんだから!

 

こころ:ならば、その力を見せて貰おうか・・・

 

小傘とこころは、互いに真っ直ぐ向き合い戦闘体勢を取る。次回、戦闘開始・・・?




こころの性格は、多分ふしげん(不思議の幻想郷)みたいな感じになるかと・・・

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