付喪神達の反乱を未然に防ぐ為、手分けして無縁塚の奥地を目指して進む一行。小傘と霊夢の前に立ち塞がったのは、やはり闇の力で正気を失っている御面の付喪神、秦こころだった。対する小傘は、霊夢の助力を断り、彼女の立ち会いの元単身戦いに挑む・・・
こころ:小傘、同胞を傷付けたくは無い。大人しく、我々に協力して欲しい。
小傘:それは、人間達への復讐に・・・って事?
こころ:そう。我々を・・・此処に眠る同胞達を捨てた愚かな人間達・・・手始めに、人里に住む平和ボケした人間達・・・奴等に、我々付喪神の恨みを味わわせてやるのだ。
小傘:違う!それは違うよこころちゃん!
こころ:何が違う?
小傘:わちき達を捨てたのは、もっと昔に居た人間達だよ。人里の人達は関係無い!
こころ:いや、どうせ皆同じだ。大切にしてくれるのは最初だけ、飽きたら未練も無く捨てて新しい道具に乗り換える・・・そんな人間達を沢山見て来た。
小傘:そんな人達も確かに居る・・・皆の気持ちも分かる・・・でも、里の人達はそんな人達じゃない!
こころ:・・・
小傘:触れ合えば分かる・・・皆凄く良い人達ばっかりだよ。だからさ、こんな事は止めて、こころちゃんも一緒に里の人達と・・・
こころ:最早問答は無意味か・・・
小傘:えっ?
こころ:我々の邪魔をするならば、此処でお前を打ち倒すまで!
こころは、武器の薙刀を手に小傘に向かって突進する。一方の小傘は、持っている番傘を以て応戦する
小傘:こころちゃん!目を覚まして!わちき達が戦う必要は無い筈だよ!
こころ:戦う理由はさっき言った・・・私達の計画の邪魔をするからだと・・・
こころは、薙刀による連続突きでガンガン攻め立てる。対する小傘は、番傘で突きを次々と防ぎ続けている
こころ:どうした?守っているだけなのか?
小傘:くっ・・・
こころは、ふと小傘の足が震えている事に気付いた
こころ:足が震えている・・・強くなったと言っていたが、その様子ではハッタリだったかな?
小傘:・・・
小傘は、こころの攻撃を防ぎつつ、華扇との修行を思い出していた。修行を初めて数週間経った頃、単独での実力を見たいと華扇に言われた小傘は、彼女を相手に組手をしていた。だが、本気すら出していない彼女を相手に、小傘はただ攻撃を受け続けるだけで攻める事が出来ないでいた(以下回想)
華扇:足が震えているわよ。それに、どうして守ってばかりで打ち込んで来ないの?
小傘:だ、だってコレはあくまでも組手で、本当の戦いじゃないですし・・・仙人様に怪我をさせる訳にも・・・
華扇:貴方如きが、この私に怪我を?冗談にしては笑えないわね。言っておくけど、私はまだ準備運動程度の力・・・いや、それすらも出さずにこうして組手をしているのよ。
小傘:えっ?
華扇:一応教えておくけど・・・もしも私が敵ならば、貴方は私の一撃で粉微塵に消し飛んでいるわ。それも、恐らく軽く小突いた程度の一撃でね。
それを聞いた小傘は、思わず青ざめてしまった
華扇:はぁ・・・真っ直ぐに修行をつけて欲しいと言われた時は、嬉しかったもんだけど・・・
小傘:うぅ・・・
小傘は、尚も項垂れている
華扇:しっかりなさい!貴方は、大切な人達を守る為に強くなりたいと言ったんじゃ無かったの?そんな調子じゃ、守りたい人達を皆失ってしまうわよ!
小傘は、その言葉にハッとした
華扇:まぁ仕方無いか・・・貴方みたいなのは、本来戦う為に存在する妖怪じゃないものね・・・でも、万一此処で諦めてしまったら、あの日の彼との約束も嘘になるわね。
小傘:約束・・・
更に回想・・・小傘は、ザーボンと2人で初めて華扇と共に修行をした日の事を思い出した。その日、小傘の店は休みとなっていた為、昼過ぎからザーボンと小傘、2人で一緒に華扇と組手を始めた。やはり本気を出していないとは言え、スパルタな華扇との組手は日が沈む直前まで続いた。華扇はピンピンしていたが、ザーボンと小傘は2人揃って肩で息をしつつ仰向けに倒れ、空を見上げていた。華扇は少し席を外し、その時は2人きりであった
小傘:ふ、2人で一緒に戦って、全然相手にならないなんて・・・
ザーボン:分かってはいた事ですが、力の差は歴然・・・いや、最早勝負にすらなっていない・・・一体、本気を出したらどれ程の強さを持つのか・・・考えただけで恐ろしいですよ・・・
そう言いつつ、ザーボンは笑っていた
ザーボン:しかし・・・もしかしたら、あの人の下でならば・・・本当の強さが手に入るかも知れない・・・昔の様に、誰かを傷付け、恐怖を与える為では無く、誰かを守る為の強さを・・・
小傘:本当の・・・強さ・・・わちきも欲しいな・・・
ザーボン:その為には、今のままではいけない・・・
小傘:ん・・・もっと強くなりたい・・・ならなくちゃ・・・
2人は、ゆっくりと起き上がり、互いの顔を見る
ザーボン:小傘さん。2人で力を合わせて、強くなりましょう。我が師の期待に応えられる様に。
小傘:・・・同じ事を言おうと思ってました。
ザーボン:フッ・・・
2人は、笑顔で指切りを交わした。そんな光景を、ピンク髪の仙人は陰からコッソリと覗き、笑みを浮かべていた(回想の中の回想終了←ややこしい)
小傘:あ、あの時の事見てたんですか!?
華扇:えぇ、それはもう2人の青春のワンシーンをコッソリと♪
小傘:仙人様趣味悪っ!
華扇:フフフ♪まぁそれはそれとして・・・まだ組手を続ける?それとも、今日はもう止めとく?
華扇は、再び構えを取る
小傘:・・・やってやりますとも!だって・・・
回想終了、こころとの戦いに戻る
小傘:強くなるって、約束したから!
足の震えは完全に収まり、小傘は未熟ではあるものの、華扇仕込みの体術で連続攻撃し、こころを吹き飛ばした。その目付きは、数分前のオドオドし防戦一方の彼女とはまるで違っていた
こころ:目付きが変わった・・・しかし、だからどうした!
こころは、自分の周囲に複数の面を出現させ、それを小傘に向けて飛ばす
小傘:何の!エイッ!やっ!はぁっ!
小傘は、飛んで来る面を壊さない様に次々と叩き落としつつ、こころの方へと迫る
こころ:かくなる上は・・・
こころは、闇の力を高めた後、再び薙刀を構えて小傘に真っ直ぐに突進する。2人は真正面からぶつかり合い、小傘の番傘とこころの薙刀による互いに1歩も退かない連続攻撃からの競り合いになる。しかし、今度は小傘の方が徐々にこころを圧倒し始める
こころ:この私が・・・押し負ける・・・
小傘:隙ありっ!
小傘が勢い良く振り上げた番傘は、こころの薙刀を手から弾き飛ばした
こころ:しまっ・・・
小傘:秘技!唐笠・一本足打法!
小傘は、すかさず番傘をバットの様にフルスイングし、こころの腹に叩き込む
こころ:ぐっ・・・
小傘:コレで・・・御終いっ!
そのまま力一杯振り抜き、こころの体はそのまま遥か後方まで吹き飛んで行き、岩壁にぶつかった所で止まった
こころ:おかしい・・・私は・・・強くなった筈・・・なのに・・・
途切れ途切れに言葉を放った後、こころは気を失って倒れた
小傘:や、やり過ぎちゃったかな・・・
霊夢:やれやれ・・・最初はどうなるかと思ってヒヤヒヤしたけど、まぁ何とかなって良かったわね。
霊夢は、気を失っているこころに近寄り、御祓いにより体に残っている闇の力を消し去った
小傘:霊夢さん、そんな事出来たんですね・・・
霊夢:アンタねぇ、私を誰だと思ってんのよ?
小傘:・・・紅白ヤクザ?
霊夢:張っ倒すわよ!?
小傘:冗談でーす・・・
霊夢:私は博麗神社の巫女よ!コレくらい出来て当然だから!
小傘:兎に角、こころちゃんはコレで正気に戻るんですよね?
霊夢:恐らくはね。ま、起きてまだ正気を失ってたら、また寝かし付けて御祓いしてやれば良いだけよ。
小傘:その時は、穏便に御願いしますね・・・
霊夢:トドメの一撃で豪快に技を叩き込んだ奴がそれを言う?
小傘:うっ・・・
霊夢のツッコミに、何も言い返せない小傘であった
小傘とこころの戦いはコレで終わりと・・・
主:ミートピアってゲームにドハマりして投稿に間が空いてしまい、申し訳ありません
小悪魔:ミートピアって、どんなゲームですか?
主:元は3DSのゲームだったのをスイッチに移植したゲーム。ミーって言う、自分の分身作る機能があって、それをゲームの中で育成して魔王と戦うRPG ゲーム。
小悪魔:それだけですか・・・
主:ところがどっこい!このゲーム、キャラメイク機能がエグイ程自由度高くて、ハマる人はとことんハマる!
小悪魔:と言うと?
主:用意された多種多様のカスタムパーツを組み合わせてメイクすると、大体の版権キャラの顔が作れる!
小悪魔:主さんはどんなキャラ作ったんです?
主:とりあえず、この作品のメインキャラ達・・・ラディッツやフラン、パチュリー、悟空、はたて、妹紅、アリスに鈴仙、ターレスや椛、ザーボンと小傘とか・・・
小悪魔:多いですね・・・
主:ストーリークリアまでは10人のみだけしか作れなかったけど、クリアした後爆増して更に楽しさが増す!他にも、アクセスキーって機能を使えば他の人達が作ったキャラ達をダウンロードして仲間にし、チームに組み込んだりも出来る。
小悪魔:どんなキャラが居るんです?
主:東方キャラは勿論、流行りの所だとぼっち·ざ·ろっくのぼっちこと後藤ひとりや伊地知虹夏、ウマ娘の面々、プリキュアとかアンダーテールとか作ってる人も居た。兎に角、ありとあらゆる版権キャラ(勿論オリジナルキャラ達作るも良し)で作品の枠を超えた夢のチーム組んでRPGやれる!
小悪魔:本来絶対有り得ませんからね、一般人と人外さんがチーム組んで戦うゲームなんて・・・
主:皆さんも、興味が出たら動画とかで実況してる人も居るから見てみて!そんで、やってみて欲しい!
小悪魔:長々と宣伝乙。