ラディッツとアリスが魔界に赴きます
・・・簡単に言うと、アリスの好感度上昇イベントですね(笑)
第451話
ある日の朝食後、いつもの様に門前で門番しつつフランや悟空、美鈴を相手に組手をしていたラディッツ。他の紅魔館メンバーは、テラスで各々寛いでいた。そんな彼等の元に、アリスが姿を現した。彼女の真剣な面持ちを察した一行は、彼女の話を聞く事にしたのだが・・・
アリス:今日は、ラディッツさんにどうしても御願いしたい事があるの。
アリスは、改まった様子で話を切り出した
ラディッツ:そんなに改まってどうした?何かあったのか?
アリス:まずは、コレを見て欲しいの。
アリスが取り出したのは、封筒入りの手紙。その差出人は、アリスの母親で魔界の神でもある神綺からだった。それには、「不穏な動きを見せる2人組と、それらが率いる部隊が魔界に侵入した模様。現在、魔界の戦力が手薄になってしまっている為、その撃退に力を貸して欲しい」と言う内容が書かれていた
ラディッツ:コイツは・・・
レミリア:コレが本当なら、一大事だわ。
パチュリー:でも、コレって本当に貴方の母親が送って来たのかしら?敵の罠って事も考えられるわ。
アリス:私も最初はそう思ったけど、万が一って事もあるから御母さんに連絡をしてみたわ。だけど・・・
フラン:繋がらなかったの?
その問い掛けに、アリスは黙って頷いた
悟空:アリスの母ちゃんって、どんな奴なんだ?
美鈴:私も詳しくは知りませんが、魔界の全ての物を作り出した創造神・・・簡単に言えば、魔界で一番偉い神様ですね。
悟空:強ぇのか?
美鈴:それは・・・えーっと・・・
レミリア:強さだけで考えるなら、此処に居る私達の誰よりも・・・いえ、世界中でも最高ランクの力を持っている筈よ。
悟空:そんなに強ぇ奴なのか♪いっぺん戦ってみてぇなぁ♪
呑気な悟空の反応に、他の面々は呆れ気味であった
咲夜:しかし、そんなに力のある人ならば、そんな侵入者の撃退程度何とでもなりそうなもんだけど・・・
小悪魔:ですよね・・・
パチュリー:私もそう思うわ。
ラディッツ:だが、連絡がつかないってのが気になるな・・・
アリス:御願いよラディッツさん!私のボディーガードとして、私と一緒に魔界に行って欲しいの!
ラディッツ:俺がか?俺なんかよりも、もっと適任が居そうなもんだが・・・
アリス:御願い!この通りよ!
自分よりも適任が居ると言うラディッツだったが、アリスは深々と頭を下げる
ラディッツ:ったく・・・レミリア、スマンが今日の仕事は出来そうにねぇ。
レミリア:やれやれ・・・仕方無いわね・・・
咲夜:って、まさか貴方・・・
美鈴:魔界に行くつもりですか?
ラディッツ:そのまさかだ。ダチに此処までされて、このまま黙って見捨てられるかよ。
小悪魔:いけません!魔界はとても危険な場所ですよ!況してや、侵入者とやらが居る状況ならば尚更です!
ラディッツ:何を今更・・・今まで戦って来た場所で、危険じゃない場所が1つでもあったかよ?
小悪魔:しかし・・・
ラディッツ:フラン、カカロット。聞いての通り、俺は魔界に行くって言う大事な用事が出来た。悪いが、今日の修行は中止だ。
悟空:あぁ、分かってるさ。
フラン:じゃあ、私も御兄ちゃん達と一緒に魔界に行くよ!私、コレでも魔族だしね♪
悟空:あ、じゃあオラも。
ラディッツ:いや、今回は俺1人で行く。
フラン:えっ?でも・・・
悟空:大丈夫なんか?
ラディッツ:今までも何とかなって来たし、今回もなる様になるだろ。
小悪魔:そ、その考え方はどうかと・・・
ラディッツ:あぁ、だろうな。流石に御気楽が過ぎたか・・・だが、他にも考えはある。
咲夜:と言うと?
ラディッツ:もしかしたら、その侵入者共がこっちにもちょっかいを出して来る可能性もある。お前達は、その時に備えて此処を守ってくれ。俺が帰る大事な場所だからな。
フラン:御兄ちゃん・・・
悟空:へへへ・・・
小悪魔:パチュリー様!ずっと黙ってないで、パチュリー様からも何か言って下さいよ!
パチュリー:無駄よ。彼がこうと決めたら、もう何を言っても聞かないもの。いつもそうじゃない。
小悪魔:そ、それは・・・
パチュリー:さて・・・私はちょっと用事を思い出したから失礼するわね。
そう言うと、パチュリーは館の中に移動した。ラディッツは、ゆっくりとアリスの傍に歩み寄った
ラディッツ:アリス。今回のお前の依頼、俺で良ければ引き受けるぞ。
アリス:ほ、本当に?
アリスは目を輝かせる
ラディッツ:あぁ。まぁボディーガードっつっても、何処まで役立てるかは分からんがな。
アリス:有難う。勿論、私も貴方に任せっきりにするつもりは無いわ。精一杯頑張らせて貰うつもりよ。
ラディッツ:頼もしいこったな。とは言え、いきなり見知らぬ場所に行くには準備が必要だ。万一の事もあるし、母親の事が心配だろうが、1時間程待って貰えるか?
アリス:あ、そうよね。私ったら、貴方の都合も考えず・・・ゴメンなさい・・・
ラディッツ:構わん。それじゃ、後でな。
ラディッツは、出発の準備を整える為に館の中に移動した。準備が整うまでの間、アリスは客間に通されて待つ事になったのだった・・・
魔界への侵入者の正体は・・・そして、神綺は無事なのか・・・新しい戦いが始まります