アリスの故郷である魔界に侵入した者達から魔界と、そして現在安否不明となっているアリスの母親、神綺の救出の為、魔界を進み続けるラディッツとアリス。そんな彼等の元に、闇の刺客が忍び寄ろうとしていた・・・
ラディッツ:むっ・・・
アリス:どうかしたの?
ラディッツ:邪悪な力の反応が2つ、こちらに接近して来ている様だ。
アリス:と言う事は、また敵なのね・・・
ラディッツ:あぁ・・・しかも、どうやらさっきの魔物達とは格が違う。それに・・・
アリス:それに・・・何?
ラディッツ:この感じ・・・以前感じた事がある・・・面倒な事になりそうだ・・・
アリス:えっ?それって・・・
ラディッツ:それで気配を消してるつもりか?さっさと出て来いよ。
ラディッツのその言葉を聞き、2人の邪悪な戦士はその姿を現した
ガーリックJr:ククク・・・俺達の気配にこうも早く気付くとは・・・アレから少しは成長したか?サイヤ人。
スラッグ:あの時はよくもやってくれたな。また会えて嬉しいぜ。
その正体は、以前ラディッツやその仲間によって倒された筈のガーリックJrとスラッグだった。一応説明しておこう。この2人は、以前外の世界で悟空により倒されたが、後に黒幕の闇の力により幻想郷で復活した極悪戦士である。ガーリックJrは、部下の魔族達と共に玄武の沢を襲撃し、其処に居合わせたラディッツやフラン、ターレス、椛と交戦になり、最後は彼等の力により、自らが放った大技、デッドゾーンに叩き込まれて敗北した魔族である。スラッグは、悪の心のみを持って育った純粋悪のナメック星人であり、一度は地底を陥落させる程の力を持っていた。しかし、地底の者達の依頼で救援に駆け付けたラディッツやその仲間達との激しい戦いになり、奥の手も使って彼等を苦戦こそさせたが、最後は弱点を突かれて動きを止めた隙に彼等の一斉攻撃を食らい、地獄に送り返された・・・筈だった・・・
ラディッツ:ガーリックJr、それにスラッグか・・・貴様等は、確かに俺達が倒した筈だ。それなのに、どうして貴様等が此処に居る?
ガーリックJr:それを貴様が知る必要は無い。何故なら、貴様は此処で俺達に殺されるからだ。
スラッグ:今度は、以前の様にはいかんぞ。俺達の力は、この環境により遥かに増しているのだからな。
ラディッツ:この環境・・・あぁ、成る程な・・・そう言う事かよ・・・
スラッグ:そんな事より、貴様以前連れていた連中はどうした?
ガーリックJr:1人では何も出来んその余りの弱さに、遂に愛想を尽かされたか?
ラディッツ:他の連中には、それぞれ自分の生活ってもんがある。それだけの事だ。それに、強くなったのが貴様等だけだと思うなよ。貴様等との戦いの後も、俺はしっかり修行しているからな。
スラッグ:ほぅ、それはそれは・・・
ガーリックJr:大した自信だな。まさかとは思うが、この環境下で、俺達に勝てると思っている訳ではあるまいな?
ラディッツ:勝てるかどうかはやってみないと分からんが・・・負ける気はしないな。
ラディッツは、余裕の笑みを浮かべる
スラッグ:思い上がるなよ!雑魚が!
ガーリックJr:死ねぇっ!
そんなラディッツに対し、2人同時に攻撃するスラッグ達。しかし、ラディッツは2人の攻撃を軽々と回避する
ガーリックJr:ほぅ・・・
スラッグ:成る程、逃げ足は成長した様だな。
ラディッツ:フン・・・
アリス:えーっと・・・御取り込み中の所、申し訳無いんだけど・・・ちょっと良いかしら?
ガーリックJr:あん?
スラッグ:何だ貴様は?
アリス:あら、初対面で随分な御挨拶だこと・・・と言うかラディッツさん。貴方、目の前の敵に集中して、私が居る事を忘れてなかった?
ラディッツ:そんな事は無いぞ。ちゃんとお前の事も考えてだな・・・
アリス:本当に?
ラディッツ:・・・スマン、嘘だ。
アリス:やれやれ・・・戦い好きなのは結構だけど、今の貴方は私の護衛なんだし、しっかりして貰わないと困るわよ?
ラディッツ:あぁ、悪かったよ。
アリス:全くもう・・・どうやら、彼等は魔族の様だし、しかも2人・・・此処は私も一緒にやらせて貰うわよ?
ラディッツ:お前・・・
アリス:只守られてるだけ、見てるだけってのは嫌だもの。こうして傍に居た方が、守るのも楽でしょ?御互いにね。
ラディッツ:頼りにして良いんだな?
アリス:勿論♪
ラディッツとアリスは、2人同時に身構える
スラッグ:女の前で格好付けたいのだろうが、直ぐに失望に変わるだろう。
ガーリックJr:2人仲良くあの世に送ってやろう!
スラッグ、ガーリックJrも身構える。次回、戦闘開始・・・?
スラッグ、ガーリック共に魔族なのでパワーアップはしてますが・・・どうなりますやら