誇り高き弱虫の幻想郷生活   作:パラリズム

47 / 499
第47話

ターレス達とナッパが対峙して数分後、ラディッツ達も山の頂上へと到着した

 

はたて:着いた!此処が、この山の頂上だよ!

 

パチュリー:ふぅ…やっと来れたわね。

 

ラディッツ:有難うよ、助かったぜ。

 

はたて:何の何の

 

椛:はたてさん!それに、紅魔館の万年引き籠もり魔女さんまで?

 

パチュリー:くっ…今日何回目よ、それ言われたの…

 

はたて:椛良かった、間に合ったみたいだね

 

椛:あ、いえ…間に合ったとは言えない様な…

 

ターレス:よぅ、やっと来たか。

 

ラディッツ:スマン、遅くなっちまった…

 

椛:この人達って、確か博麗神社の宴会で紹介されてた外来人の…文さん、彼等を新聞で特集してましたよね?

 

文:えぇ。ラディッツさんに、ターレスさんです。

 

ナッパ:ラディッツ…だと?

 

文:紹介します。此方は、私達の仲間の…

 

椛:白狼天狗の犬走椛と申します。どうぞ御見知り置きを。

 

ラディッツ:あぁ。

 

パチュリー:ちょっと、呑気に紹介してる場合?はたて。貴方が見た敵の親玉って、あの禿げた大男の事?

 

はたて:うん、間違いないよ。

 

ラディッツ:予想はしてたが…この山で栽培マン共を引き連れて暴れてたのは、やはり貴様だったか。ナッパ。

 

ナッパ:ククク…ガーッハッハッハッ!おいおい、マジかよ!まさか、こんな所でてめぇの間抜け面を見る事になるとは思わなかったぜ!なぁ?泣き虫ラディッツよぉ?

 

ラディッツ:ちっ…

 

パチュリー:泣き虫ラディッツ?弱虫ラディッツじゃなくて?

 

ターレス:泣き虫でもあり、弱虫でもあるんだよ。

 

パチュリー:フーン…

 

ラディッツ:や、喧しい!

 

ナッパ:ターレスに続き、てめぇまで此処に居やがるとはな!一応聞くが、こんな所まで何しに来やがったんだ?

 

ラディッツ:貴様を止めに来た。

 

ターレス:さっき言ったばかりだぜ?

 

ナッパ:止めるだと?てめぇらみたいなゴミ共が、この俺をか?

 

ラディッツ:あぁ、そうだ。

 

ターレス:クク…

 

ナッパ:なめやがって…良い気になるなよ!この下級戦士のゴミ共が!おい!栽培マン共!

 

ナッパの号令を聞き、地面から多数の栽培マンが出現する

 

はたて:また栽培マン?

 

ターレス:性懲りも無く…

 

ラディッツ:どれだけ種を埋めたんだよ…

 

ナッパ:てめぇらなんか、俺が相手をしてやるまでもねぇんだよ!コイツらと遊んでな!

 

パチュリー:と言ってるわよ?

 

ターレス:こんな雑魚共、どれだけ増えようが相手にならねぇってのによ…

 

ラディッツ:ナッパ!俺達は、此処に遊びに来た訳じゃねぇんだ!俺と戦え!

 

ナッパ:俺と戦いたけりゃ、まずはソイツらを全部倒してからにするんだな。

 

ラディッツ:ちっ…

 

ターレス:面倒だな…

 

パチュリー:全くね…

 

文:しかし、やるしかありませんよ。

 

はたて:だね。

 

椛:皆さん!待って下さい!

 

ラディッツ:ん?

 

はたて:椛?

 

文:どうしました?

 

椛:皆さんが援軍に来て下さった事、心から感謝します。しかし、奴は私の仲間達を殺しただけでなく、彼等の遺体をゴミの様に消し去りました。私は、それを許す事が出来ません。

 

パチュリー:・・・

 

椛:我が儘だと言う事は承知しています。ですが、どうか…どうかこの敵だけは、私の手で倒させて下さい!仲間達の無念を晴らしたいんです!

 

はたて:椛…

 

文:し、しかし…

 

椛:御願いします!どうか、私に仲間達の敵討ちの機会を下さい!どうか!(何度も何度も頭を下げる)

 

パチュリー:どうするの?

 

ラディッツ:むぅ…

 

ターレス:良いじゃねぇか…此処まで言ってんだ、やらせてやろうぜ…

 

ラディッツ:ターレス?

 

ターレス:正直、奴は俺がぶっ倒してやりてぇ所だ。だが、コイツには仲間の敵討ちって言う正当な理由がある。此処まで必死に頼み込む奴を無視する程、俺も鬼じゃねぇよ。

 

椛:・・・

 

はたて:でも、アイツの所に行くには栽培マンが邪魔になるね。

 

ターレス:なら、俺達が奴等の相手をすりゃ良い。俺達で、コイツが奴の所に辿り着く道を開くんだ。

 

はたて:成る程…

 

ラディッツ:お前が、初対面の奴の為に其処まで言うとはな…

 

パチュリー:しかも、勝手に話を進めてるし…

 

ターレス:ガラにもねぇ上、勝手なのは自覚してるさ…で?どうする?

 

ラディッツ:フン…偶には、援護に徹するのも良かろう。

 

パチュリー:はぁ…此処で断ったら、空気の読めない奴確定じゃない…

 

文:私も、彼に思いっきり一撃入れたい気持ちで一杯なんですがねぇ…

 

はたて:そりゃ私も同じだよ。だけど、今回は其処をグッと堪えて、椛に華を持たせてあげちゃうか

 

ターレス:へっ…決まりだな。援護はしてやる、精一杯やってみな。

 

椛:皆さん…有難うございます!

 

他の面々に深々と頭を下げて御礼を言った後、鋭い目付きでナッパを睨み付ける椛

 

ナッパ:へっへっへっ…やれるもんならやってみろよ。返り討ちにしてやるぜ!

 

各々が構えを取り、敵味方入り乱れた大乱戦が開幕したのだった




今回メインで戦うのは、ラディッツでもターレスでも無く椛です

殺されてしまった仲間達の敵討ちの為、ラディッツやターレスらの援護を受けつつナッパに挑みます
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。