誇り高き弱虫の幻想郷生活   作:パラリズム

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海の家繁盛作戦 その1


第473話

今年もまた、幻想郷に暑い夏がやって来た。異常な暑さに、妖怪も人々も行動を控える者が続出している。そんなある日、幻想郷の戦士達(最早御馴染みのいつもの面子)は紫と時の界王神に呼び出されていた(因みに、場所は大人数と言う事もあり、紅魔館の大広間が選ばれた)

 

時の界王神:皆、暑い中集まってくれて有難う。

 

ラディッツ:それは構わんが・・・

 

ターレス:俺達を集めたって事は、何かあったって事か?

 

華扇:緊急招集と聞いていますが・・・

 

ギニュー:我々の力が必要な程の事態が起きたと言うのか?

 

時の界王神:えぇ、そうね。この一件は、貴方達にとって凄く大事な事よ。蔑ろには出来ない筈よ。

 

その言葉に、全員静まり返る

 

時の界王神:紫、例のアレを。

 

紫:畏まりました。

 

時の界王神に言われ、紫が取り出した物・・・それは、海の家の仕事に関する資料だった。全員、それに注目する

 

椛:・・・何ですかコレ?

 

魔理沙:海の家・・・って何だ?

 

早苗:海の家とは、海に遊びに来ている人々に食事や飲み物をサービスする御店の事です。

 

雷鼓:その海の家と、今回私達が集められた事に一体何の関係が?

 

紫:関係大有りよ。今年もまた、皆で外の世界の海に行くわよ♪

 

紫は、テンション高めに宣言する

 

フラン:また外の世界に遊びに行けるの?

 

こいし:此処に居る皆で?

 

紫の言葉に、妹2人は目を輝かせる

 

紫:そうよ。但し、今回は遊びに行く訳じゃ無いわ。

 

フラン:えっ?どう言う事?

 

首を傾げる他の面々だが、資料に目を通していたある者が口を開いた

 

ザーボン:恐らくですが・・・この資料を見る限り、今回の我々の目的は、海の家の仕事に従事すると言う事でしょうか?

 

時の界王神:そう♪その通りよ、ザーボン♪

 

紫:理解が早くて助かるわ♪そう言う子は嫌いじゃ無いわよ♪

 

ザーボン:恐縮です。

 

時の界王神:彼が言った様に、今回貴方達に任せるのは、海の家での仕事よ。因みに、今回は貸し切りじゃ無いから、他の人間達が沢山居ると思うわ。

 

紫:この事は、貴方達にも利がある。悪い話じゃ無いわよ。

 

仕事、そして貸し切りじゃ無いと聞いて、渋い顔をする者が続出する

 

天子:冗談じゃ無いわ。何で何の義理も無い人間達の為に、わざわざそんな事してやらなきゃいけないのよ?

 

ターレス:全くだ。強制参加じゃねぇなら断るぜ。

 

小傘:やりたい気持ちは山々だけど・・・わちきには、鍛冶屋の仕事が・・・

 

鈴仙:私も暇じゃ無いので・・・

 

パチュリー:そう言う事なら、私も不参加で。面倒だもの。

 

紫:言った筈よ。この事は、貴方達にも利があるってね。

 

妹紅:どう言う事だよ?

 

はたて:勿体振らずにさっさと言いなさいよ。

 

紫:この海の家の仕事で得た売上金は、そのまま貴方達のコレからの生活の為に使って良いと言う事になっているわ。

 

ラディッツ:何?

 

ジース:それはつまり・・・万一この仕事を断ったり失敗した場合、今後の俺達の幻想郷での活動に大きな支障が出るって事か?

 

時の界王神:そうなるわね。

 

紫:強制参加とは言わないわ。只、彼(ジース)が今言った通り、断ったり失敗したりすれば、今後の貴方達の活動が苦しい物になるのは必至。もしそれでも良ければ、断って貰っても構わないわ。

 

その言葉に、反論していた者達も口をつぐむしか無かった。そんな時、ザーボンが挙手しつつ口を開いた

 

ザーボン:スミマセン、質問宜しいでしょうか?

 

時の界王神:えぇ、どうぞ。

 

ザーボン:海の家の仕事と言う事でしたが、この大人数で1軒の店を運営するのでしょうか?

 

時の界王神:あぁ、その事ね。流石に、この人数でたった1軒の店の運営は過剰だと思ってるわ。だから、其処はしっかり考えてるわよ。

 

ザーボン:と言うと?

 

時の界王神:紫、アレを御願い。

 

紫:ハイ。皆、コレを見て。

 

紫が取り出したのは、東西南北4つの場所にマークされた地図と、各店舗の外観の写真だった

 

時の界王神:見ての通り、店舗は東西南北に1つずつ、全部で4つあるわ。貴方達には、4つのチームに分かれて各店舗を運営し、成功させて貰いたいの。

 

紫:チーム分け、それとどのチームが何処に向かうかの決定は、全て貴方達に任せるわ。

 

時の界王神:気心の知れた子達で組むのも良し、意外性で組むのもまた良しよ。兎に角、コレは貴方達の今後に大きく影響する大事な仕事よ。皆、しっかりね。

 

その後、話し合いによりチームと何処に向かうのかが決められた

 

東チーム:ラディッツ、フラン、パチュリー、はたて、妹紅、アリス

 

西チーム:ターレス、椛、こいし、天子

 

南チーム:ザーボン、小傘、華扇、雷鼓

 

北チーム:ギニュー、ジース、魔理沙、早苗

 

見ての通り、結局どのチームもいつもの面子となった訳である。因みに、追加メンバーや応援も許されているのだ

 

紫:出発は1週間後よ。

 

時の界王神:それまでに、各々準備をしっかりしておいてね。それじゃ、今日はコレで解散♪

 

外の世界の海の家経営、果たして上手く行くのだろうか・・・




暑い夏と言う事で、水着回やりたいのは人の性(笑)

面子に新鮮味が皆無なのは申し訳無い・・・

海の家の件が落着したら、ラディッツとはたてをメインにし、そして新キャラも登場する妖怪の山で起きた事件を描く予定です
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