誇り高き弱虫の幻想郷生活   作:パラリズム

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大変お待たせしました!

すっかり冬となりました。なってしまいました・・・

海の家繁盛作戦 その5


第477話

翌日、天気は快晴。ザーボン、華扇、小傘ら付喪神達が営業を担当する事になった海の家『幻想郷』南支店(仮名)は、営業開始と共に大賑わいとなっている。客達は、付喪神達が立てた彼女達なりのとある催しを目的としているのだった。因みに、助っ人として霊夢が華扇の誘い(半ば強制参加)で営業の手伝いをしているのだった

 

華扇:店内は満員御礼、喜ばしい事ね。

 

ザーボン:全くです。それもコレも、小傘さんやこころさん達の客引きの御陰でしょう。

 

こころ:当然だ!私の客引きは一級品だからな!

 

こころは、ドヤッとばかりに胸を張って答える

 

小傘:でも、予想してたよりも数段忙しくて目が回りそう・・・

 

華扇:あら、貴方も商売で生計を立ててるんだし、コレくらいの数の御客なんて楽に捌けると思っていたけど?

 

小傘:商売って言ったって、わちきの店は飲食店じゃないんですけど・・・

 

霊夢:どうでも良いけど、この暑さどうにかなんない訳?幻想郷に居る時より、数倍暑く感じるんだけど・・・

 

華扇:それはそうでしょうね。この御客の数の注文に対応する為に、ほぼ休む暇も無いくらい動いているんだもの。ほらほら霊夢、次の注文が入ったわよ。

 

霊夢:うぇーい・・・

 

気怠げな様子の霊夢を強引に引き連れ、華扇は客の対応をしている

 

小傘:霊夢さん、どうして手伝いに来てくれたんだろ・・・こう言う面倒な事、やりたがらない性格な筈なのに・・・

 

ザーボン:聞いた話ですが、賄いとしてタダ飯が付くと言う事と、神社の修理やらで金銭が必要で、気は乗らないがやむを得ず・・・との事で。

 

小傘:あー・・・あの人らしいなぁ・・・

 

それから暫くしても客足は途絶える事無く、ほぼ満員の状態が続いていた

 

雷鼓:ザーボン、小傘!そろそろ例のアレやるから、準備宜しくね!

 

小傘:あ、ハーイ!

 

ザーボン:分かりました。華扇様、霊夢さん、少しの間此処を御願いしても?

 

華扇:えぇ、勿論よ。頑張ってね。

 

ザーボン:ハイ。

 

ザーボンと小傘は、雷鼓に呼ばれて移動する。それと同時に、こころと九十九姉妹も彼等と同様に移動して行くのだった

 

霊夢:アイツ等、何するつもりよ?

 

華扇:見てれば分かるわよ。

 

少しして、店内に設置されている特設ステージにザーボンや付喪神達がそれぞれ楽器やマイク等を持って姿を現す

 

雷鼓:えー・・・皆さん!この暑い中、海の家幻想郷に御来店頂き、誠に有難うございます!心ばかりではありますが、私達なりのやり方で皆さんをおもてなしさせて頂きたいと思います!どうか楽しんでって下さいね♪

 

こうして、ザーボンと付喪神達による演奏会が開催された。雷鼓がドラム、九十九姉妹がギターとベース、ザーボンがキーボード、小傘とこころがダンスしながらダブルでボーカルも担当し、店内に居た観客達を大いに楽しませている

 

霊夢:らしいっちゃらしいやり方だけど・・・いつの間にこんな事考えて、しかもいつ練習してたのよアイツ等・・・

 

華扇:まぁ細かい事は良いじゃないの♪皆心から楽しんでいる、それで良いのよ。

 

霊夢:そりゃそっか・・・

 

それからも、数時間毎に一度、合計で3回程同様の演奏会を開催し、その全てが大盛況であった。こうして、ザーボンや付喪神達の海の家の営業は、大成功と言う言葉に相応しい結果を残して幕を閉じたのだった




2024年のアニメの中で、個人的にしかのこのこのここしたんたんとロシデレ(時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん)が好きです(どうでも良い自分語りスミマセン)

それぞれこしたん(虎視虎子)、周防有希が推しキャラです
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