誇り高き弱虫の幻想郷生活   作:パラリズム

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もうちょっと短編続きます

花粉症パニック!? その1

・・・前回まで夏の話だった筈!?知らんなぁ・・・(申し訳無い)



第482話

季節は巡り、春になった幻想郷では、花粉症が大流行(?)。それは人間達だけでなく、妖怪達も例外では無かった。紅魔館にも、その被害を被っている者が居た・・・

 

レミリア:ぶぇっくしょーいっ!

 

高貴な存在には似つかわしくない、まるでギャグ漫画の様な盛大なくしゃみをしたのは、紅魔館の当主で吸血鬼のレミリアであった。紅魔館で只1人(←此処重要)、それに悩まされているのだった

 

レミリア:ゔーっ!

 

レミリアは、コレまたギャグ漫画宜しく、両方の鼻の穴(←此処も重要)から鼻水を水道水の様に垂れ流しつつ、更に涙も溢れ出て止まらないと言う悲惨な状況に悩まされていた

 

咲夜:御嬢様、また鼻水が出ております。チーンして下さい。

 

レミリアは、咲夜に言われるままに差し出されたティッシュで盛大に鼻をかんだ

 

ラディッツ:オイ、大丈夫かよ?

 

レミリア:見て分かるでしょ!全っ然大丈夫じゃないわよ!

 

ラディッツ:お、おう・・・

 

レミリアがキレた勢いで、再び鼻水が噴き出す

 

フラン:御姉様汚ーい・・・

 

パチュリー:鼻水ダラダラで見苦しい事ね。

 

レミリア:うっさいのよアンタ達!てか、何で私だけこんな有り様な訳?私がこんなに苦しんでるのに、何でアンタ達はノーダメージなのよ!?

 

フラン:知らないよそんなの・・・

 

パチュリー:健康体になって以来、体調管理には気を付けてるからね。

 

レミリア:ゔーっ・・・それから、コレは鼻水じゃないわ!コレは・・・そう!高貴なる聖水よ!

 

フラン:何処が高貴なんだか・・・

 

パチュリー:しかも、ちょっと格好良くしようとして空振ってるのが痛いわね。

 

レミリア:グヌヌ・・・基本外仕事の美鈴や悟空、其処に居るラディッツには被害が無くて、私にだけってのが一番腹立たしいわ!

 

ラディッツ:んな事言われてもな・・・俺達は一応、日々身体を鍛えてるからな。お前も鍛えれば、もしかしたらその症状が治るかも知れんぞ。

 

咲夜:いや、その理屈はおかしいでしょう・・・

 

パチュリー:多分関係無いわね。多分・・・

 

レミリア:高貴で麗しく、カリスマが溢れて止まらない私を、アンタ達みたいな化け物と一緒にしないで頂戴!

 

ラディッツ:俺から言わせれば、吸血鬼も十分化け物だと思うが・・・

 

フラン:それに、鼻水ダラダラ垂れ流しながら高貴とか言われてもねぇ・・・

 

咲夜:今現在、溢れて止まらないのはカリスマじゃなく、ポンコツっぷりと大量の鼻水と涙ですしねぇ・・・

 

レミリア:グヌヌ・・・言わせておけばアンタ達・・・

 

パチュリー:ラディッツ、永遠亭の鈴仙に連絡はしたの?

 

ラディッツ:あぁ。この花粉症の蔓延で朝から忙しいらしいが、直ぐに診てくれるそうだ。今から向かうと伝えといた。

 

パチュリー:そうなのね。

 

ラディッツ:そう言う訳だ。レミリア、今から永遠亭に行くぞ。準備しろ。

 

レミリア:し、仕方無いわね・・・このままコレを放置は出来ないわ・・・準備して来るから、ちょっと待ってなさい。

 

そう言って、咲夜と共に自室に引っ込むレミリア。ラディッツは、フランを連れて一足早く館の外へ出て門番中の美鈴と悟空の元へ向かい、事情を説明中である(因みに、パチュリーは図書館に引っ込んだ)

 

ラディッツ:そう言う訳で、俺達はコレからレミリアを連れて永遠亭に向かう。

 

美鈴:スミマセン、御嬢様が御迷惑を・・・

 

ラディッツ:気にするな。アレでも、一応弟共々衣食住を保証してくれる雇い主だからな。コレくらいはするさ。

 

美鈴:うーむ・・・サイヤ人って、義理堅い人が多いんですか?

 

悟空:そんな事はねぇ・・・と思うぞ。

 

フラン:御姉様、そろそろかな?

 

レミリア:御待たせしたわね!

 

咲夜と共にレミリアが館の外に出て来た。花粉症対策に、何故か黒いガスマスクを顔に装備した状態で・・・

 

悟空:いぃっ!?

 

美鈴:お、御嬢様・・・それは・・・

 

フラン:と、鳥◯明!?それかダース◯イダー!?

 

ラディッツ:何だそのガスマスクは・・・

 

咲夜:ブフフ・・・

 

ビックリする他の面々を尻目に、咲夜は笑いを必死に堪えている状態である

 

レミリア:花粉症なんて、要は花粉が鼻に入らなければ良い訳でしょ?ならば、顔を完全に防護してしまえば問題解決なのよ♪

 

マスクで表情は見えないが、誰にでもドヤ顔しているのが分かる様に胸を張るレミリアだった

 

悟空:オラ、花粉症っちゅーのはよく分かんねぇんだけど・・・多分、それは違うんじゃねぇかなぁ?

 

ラディッツ:俺もそう思う・・・

 

美鈴:気のせいか、『シュコーシュコー』とか、『コーホー』みたいな息遣いが聞こえてきそうなんですが・・・

 

咲夜:私にも聞こえる気がするわ。

 

レミリア:そんな事は良いから、行くならさっさと行くわよ!ラディッツ!フラン!永遠亭まで、私をしっかり護衛しなさいね!

 

ラディッツ:あぁ、分かってるよ。

 

フラン:そ、それは良いんだけど・・・

 

その場に居る全員が『いや、そのまま行くのかよ』と思いつつ、ラディッツとフランはレミリアを連れて永遠亭へ向けて出発したのだった




こう言う、ギャグ描写挟んだ日常回も少ししたら出来なくなるでしょうかね(次の長編はシリアスなので)
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