誇り高き弱虫の幻想郷生活   作:パラリズム

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今回は会議回です




第494話

囚われの身となりながらも、仲間達の為に上層部と戦う決意を固め、仲間達との別れる道を選んだはたて。ラディッツは、親しい面々を集めて今後どうするかの作戦会議を開くのだった・・・(囚われの身となっているはたては言わずもがな、文も不参加)

 

ラディッツ:コレが、今回の経緯だ。

 

椛:まさか、大天狗様や天魔様まで闇の連中の支配に下るなんて・・・

 

アリス:まぁ十中八九、フランや妹紅の時と同じ様な感じでしょうけど。

 

フラン:私達みたいに、変な力を植え付けられて操られてるって事・・・だよね?

 

アリス:恐らくだけどね。

 

華扇:全く・・・昔の大天狗達の中には、まだ見所がある者も多かったって言うのに・・・最近の天狗の上層部は弛んでるわね。そんな連中の侵入を許した挙句、良い様にされるなんて・・・

 

小傘:昔?

 

ザーボン:華扇様、天狗の御偉方と何かしらの繋がりが?

 

華扇:うぇっ!?え、えーっと・・・あ、ホラ!長生きしていると、色々な情報が入って来るの!それだけの事よ!

 

小傘:あ、成程・・・

 

ザーボン:フム・・・

 

この時、華扇は内心『しまった・・・つい・・・』と言う焦りと共に滝汗状態である。一応解説しておくと、華扇は自分の正体を明かしていない状況である(一部にはしっかり身バレしているが、弟子2人には明かしておらず、仙人として接している)

 

パチュリー:それもコレも、元はと言えば警備の天狗達を大量虐殺した何処かの誰かさんの仕業だろうけど。

 

全員:・・・

 

軽くお浚いしておこう。妖怪の山は、かつて地獄から復活したサイヤ人ナッパが大暴れした事により、椛以外の白狼天狗達が全滅し、妖怪の山は大打撃を被った。そのせいもあり、現在妖怪の山は警備が手薄な状況にあるのだ。因みに、椛はその件で殺されてしまった仲間達を生き返らせると言う願いを叶える為に、現在は山の警備を一次的に辞め、ターレス達と共にドラゴンボールを探す旅の真っ最中なのだ

 

妹紅:それで?アンタはこの件について、どう動くつもりだ?

 

ラディッツ:決まってんだろ。俺は、アイツを・・・はたてを助けに妖怪の山に向かう。

 

妹紅:ま、そう言うだろうと思ったよ。

 

妹紅だけでは無く、その場に居るほぼ全員が彼の答えに予想通りと言う風な反応をした

 

ターレス:やる気満々なのは結構な事だが、作戦や勝算はあるのかよ?

 

ラディッツ:それは・・・分からん・・・情けねぇ事だが、奴等の戦力的な情報が殆どねぇ状況だ・・・

 

椛:無理もありません。天狗は基本的に排他的な種族・・・無闇に外部に情報を漏らす様なバカは居ません。私達が異端なだけで。私だって、あの件での恩義が無ければ、今此処でこうしてる事も無かったでしょうけどね。

 

天子:て言うか、情報が無い連中の所に突っ込むつもりだった訳?呆れたわ・・・

 

こいし:ふと思ったんだけど・・・御兄さん達って、コレまで色々な事件を解決して来た訳だけど・・・その殆どが、『無策のままに取り敢えず突っ込んで、結果どうにかなった』って言うのが多いんじゃない?

 

ラディッツ:・・・言われてみれば・・・

 

思い返すと、こいしの指摘は尤もなのだ。毎回、何かある度に仲間と共にぶっつけ本番で戦いに臨み、その度無茶しつつ辛うじて解決出来た事が殆どなのだった(地底の件では辛うじて逃げ出して来ていたこいしと燐が、月での件は最初から情報に詳しい輝夜が同行してくれたが、現地で出会った仲間の力でどうにかなっているパターンも多い)

 

ラディッツ:・・・思えば、作戦と呼べる様な事はあまりしてなかったな・・・

 

ザーボン:やれやれ、無謀な事だ。今命がある事が奇跡だな・・・

 

パチュリー:全くね。

 

ラディッツ:・・・

 

ジース:話を聞いた感じ、無策でどうにかなる連中じゃないだろう。今回ばかりはよ・・・

 

魔理沙:其処の所、どうするつもりなんだ?

 

ラディッツ:紫が何か知ってればと思ったが・・・

 

紫:言っておくけど、私は今回も助力をする気は無いわよ。そもそも、貴方が天狗達の所に向かう事すら許していないし。

 

幽々子:また意地悪する・・・貴方なら、ある程度なら情報を教えてあげられる筈よ?

 

紫:・・・

 

幽々子:やれやれねぇ・・・

 

とは言いつつ、月での激闘の最中に援軍を送ってくれたのは、他でも無い紫なのだが・・・(仕方無くもあるだろうが)

 

ラディッツ:・・・考えてみりゃ、俺が今まで得た情報の多くはアイツ(はたて)から得られた物だった・・・何かあれば頼ってもいた・・・

 

妖夢:しかし、今回はその助力も無い・・・

 

悟空:あー・・・駄目だ・・・オラ、頭使うんは苦手だぞ・・・

 

ラディッツ:椛、上の情報とか何か知らねぇか?

 

椛:一応言っておきますが、私の立場は天狗の中ではあくまでも下っ端の警備兵・・・しかも、一次的にとは言え、今は仕事を辞めている身です。まぁそもそも、我々天狗にとって、外部への情報の流出は禁止事項です。上層部の戦力的な情報については、申し訳無いですがアテにしないで下さいね。

 

ラディッツ:あぁ、スマン・・・

 

鈴仙:・・・再三助けられてばかりで、こんな時に何も出来ないなんて・・・

 

全員:・・・

 

その場の全員が思案にくれる中、門番の美鈴から通信が入る

 

美鈴:会議の最中に失礼します。

 

レミリア:美鈴、何かあったの?

 

美鈴:来客です。しかも、かなり大物の・・・

 

レミリア:大物?誰よ?

 

美鈴:それが・・・萃香さんなんですが・・・

 

レミリア:萃香って・・・鬼の?

 

美鈴:ハイ。鬼の伊吹萃香さんです。一応門前で待って頂いていますが、どうなさいますか?

 

レミリア:・・・良いわ、通しなさい。このタイミングでの登場、運命が変わるかも知れないわ。

 

美鈴:畏まりました。

 

突如、紅魔館を訪ねて来た鬼の伊吹萃香。彼女の目的とは・・・




このタイミングでの登場、何も無い筈が無く・・・

因みに、台詞は無いですが地霊殿の主であるさとりも会議に出席してたりします(後付け)
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