色々な作品の好きなキャラを再現して、オールスターゲームみたいな感じでやってます
それはさておき、始めますか・・・
萃香や龍の助力を得て、囚われの身となっていたはたての救出に成功したラディッツ。彼女の着替えを待った彼等の次の目的は・・・
はたて:で、コレからどうするつもり?
ラディッツ:萃香が外で他の天狗達と戦ってる筈だ。まずは合流したい所だが・・・
龍:あの方の事だし、数で攻めようとも敗北する事は考えられないが・・・まぁそれが良いだろうな。
ラディッツ:決まりだな。はたて、お前はどうする?
はたて:どうするって?
ラディッツ:奴等にとっちゃ、お前は今罪人になってんだ。助力したとは言え、それが脱走したとなれば状況はより厄介になる。それに、相手はお前のダチだし、戦いづらい相手だろう。紅魔館なら、お前の事を守ってくれる奴等ばかりだと思うが・・・どうする?
はたて:・・・
龍:フム・・・お前はどうしたい?保護を受けるか?それとも・・・
はたて:そりゃまぁ面倒にはなるでしょうけど・・・このまま何もしない訳にはいきません。友達として、早くあの子・・・楓の目を覚まさせてやらなきゃ・・・だから、私も一緒に行きます。
龍:そうか・・・そうだな。ラディッツ、この子は決して弱くは無い。共に戦わせてやってはくれないかな?
ラディッツ:へっ、余計な気遣いだった様だな。
ラディッツは、口角を上げて静かに微笑んだ
龍:では、先の話の通り、まずは萃香様と合流しよう。場所は、気を探れば分かる筈だ。
はたて:ですね。
龍:ラディッツ。一応聞くが、お前気の察知は出来るかな?
ラディッツ:以前は出来なかったが、今は可能だ。こっちに来てから、毎日鍛えてるんでな。
龍:だろうな。毎日頑張っていると聞いているよ。
ラディッツ:知ってて聞いたのか・・・意地の悪い奴だな・・・
龍:気を悪くしたなら謝ろう。
ラディッツ:いやまぁ構わんが・・・
龍:では、行こうか。
ラディッツ:あぁ。
はたて:了解!
3人、その場から移動。一方、ラディッツを先に進ませ、単身天狗部隊と戦っている萃香は・・・
萃香:どうしたどうした?こんなに数が居て、誰1人私に触れる事すら出来ないのかい?
モブ天狗A:コ、コレが・・・鬼の実力・・・
モブ天狗B:も、もう駄目だ・・・御終いだ・・・
モブ天狗C:何を寝言言ってる!不貞腐れる暇があったら戦え!
モブ天狗D:そ、そうは言っても・・・この実力差じゃ・・・
モブ天狗B:何をやっても無駄だ・・・勝てる訳が無い・・・
モブ天狗C:そこまで性根が腐っていたとは・・・・・・消え失せろ!二度とその面見せるな!
最早勝負にすらなっていない状況に、心折れて絶望する者が居る一方、尚も足掻こうとする者も居るが、萃香は涼しい表情を崩す事は無かった
萃香:暫く見ない間に、天狗も落ちぶれたもんだねぇ。コレじゃ、運動にもなりゃしない。
楓:思った以上に役立たない連中・・・
萃香:其処で部下に任せて呑気に見物してる奴!お前は戦わないのかい?
楓:・・・
萃香:お前、一応この部隊の隊長だろ?相手してくれないか?それとも、大人しく降参するか?
楓:どいつもコイツも・・・この私を・・・見下すなぁっ!
楓は、身体から邪気を溢れさせ、萃香の挑発に乗って萃香の眼前に移動し、ラッシュ攻撃を仕掛ける。尤も、萃香はそれすらも涼しい顔で応戦しているが・・・同刻、楓の発した邪気を感じ取った移動中の3人は・・・
ラディッツ:今の気・・・感じたか?
龍:あぁ・・・禍々しい力だな。何やら、恨みや妬みの念も含まれている様に感じたが・・・
ラディッツ:恨みや妬みだと?
龍:うむ・・・
ラディッツ:はたて、お前アイツに何かしたのか?
はたて:それが・・・心当たりが全く無いのよ・・・何があの子を闇に落とす原因になったのやら・・・
ラディッツ:だったら何で・・・
はたて:こっちが聞きたい所なんだけど・・・
龍:まぁそれは本人に聞こうじゃないか。
それから少し後、龍達3人が萃香と楓が戦っている所へと辿り着いた
龍:其処までだ!
まずは龍が声を上げ、その場に居る全員を鎮める
モブ天狗A:あ、あの御方は・・・
モブ天狗B:大天狗様・・・
モブ天狗C:い、飯綱丸様・・・
楓:飯綱丸・・・様・・・
萃香:おぉ、久しいじゃないか龍♪見ない間に、すっかり大きくなって♪
さっきまでの暴れようは何処へやら、まるで親戚の様に陽気に笑いつつ、龍に声を掛ける萃香
龍:御無沙汰しております、萃香様♪
ペコペコ頭を下げる龍に、ラディッツは驚いた様子を見せる
ラディッツ:大天狗がペコペコと・・・そういや、椛が言ってたな。鬼の連中は、元々この山の支配者だったと・・・
はたて:そうよ。あの態度に関しては・・・昔、色々可愛がられてたって話に聞いてるからだと思うわ。
ラディッツ:それでか・・・
萃香は、続けてラディッツとはたての方に目を向け、笑顔を見せた
萃香:来たな小僧♪どうやら、救出は成功した様だな?
ラディッツに笑顔を向ける萃香
ラディッツ:あぁ、お前の御陰でな。
はたて:え、えっと・・・萃香様、この度は・・・その・・・
思わず畏まってしまったはたて
萃香:そう畏まるな♪無事で何よりだよ♪
はたてにもニカッと笑みを向ける萃香だった
楓:・・・
和気藹々とした雰囲気を、蚊帳の外から見ていた楓は、顔を強張らせている。その身体からは、尚も邪気が溢れ出していた
萃香:そうだそうだ。聞こうと思ってたんだが・・・小僧、お前あの女(楓)と何かあったのか?何やら、お前の事を恨んでいる様な事を言ってたんだが・・・
ラディッツ:俺をか?恨みも何も、つい先日あったばっかりだが?
萃香:そうなのか?
はたて:そ、そうよ!てか、何で私を処刑させるなんて事を?私達、親友でしょ?それなのに・・・
楓:親友・・・ねぇ・・・私との大事な約束を破っておいて、よくもまぁ・・・
はたて:約束・・・?
楓:そう・・・私がこんな事をした理由・・・それは・・・アンタ達2人のせいなんだから!
楓は、ラディッツとはたてに邪気を纏わせた気弾を連射する
はたて:ちょっ!?どう言う事!?
ラディッツ:訳の分からん事を言いやがって・・・
萃香:一体何があった?
龍:・・・
さっぱり分からない様子の他3人と違い、龍だけは何かを察した様子である
正邪:知りたいか?ソイツが闇に堕ちた理由をよ?
混乱した戦場に突如姿を現したのは、天邪鬼の鬼人正邪だった
ラディッツ:貴様は・・・
はたて:鬼人正邪!?
正邪:久し振りだな、テメェら。
萃香:お前、こんな時に何の用だ?
正邪:こんな時だからだ。何か面白そうな事になってるからな♪
はたて:あ、相変わらずと言うか何と言うか・・・
萃香:お前、コイツ(楓)がこうなった理由を知ってるのか?
正邪:まぁな。だって、ソイツの心に闇の力を植え付けてやったのは・・・この私だからな!
自慢気にそう言い放った正邪であった
楓:・・・
はたて:アンタ、楓に何したのよ!?
正邪:そんなに知りたきゃ教えてやるよ。ククク・・・
楓の心が闇に染まったその理由とは・・・