誇り高き弱虫の幻想郷生活   作:パラリズム

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今トモコレにハマっております

色々な作品の好きなキャラを再現して、オールスターゲームみたいな感じでやってます

それはさておき、始めますか・・・


第500話

萃香や龍の助力を得て、囚われの身となっていたはたての救出に成功したラディッツ。彼女の着替えを待った彼等の次の目的は・・・

 

はたて:で、コレからどうするつもり?

 

ラディッツ:萃香が外で他の天狗達と戦ってる筈だ。まずは合流したい所だが・・・

 

龍:あの方の事だし、数で攻めようとも敗北する事は考えられないが・・・まぁそれが良いだろうな。

 

ラディッツ:決まりだな。はたて、お前はどうする?

 

はたて:どうするって?

 

ラディッツ:奴等にとっちゃ、お前は今罪人になってんだ。助力したとは言え、それが脱走したとなれば状況はより厄介になる。それに、相手はお前のダチだし、戦いづらい相手だろう。紅魔館なら、お前の事を守ってくれる奴等ばかりだと思うが・・・どうする?

 

はたて:・・・

 

龍:フム・・・お前はどうしたい?保護を受けるか?それとも・・・

 

はたて:そりゃまぁ面倒にはなるでしょうけど・・・このまま何もしない訳にはいきません。友達として、早くあの子・・・楓の目を覚まさせてやらなきゃ・・・だから、私も一緒に行きます。

 

龍:そうか・・・そうだな。ラディッツ、この子は決して弱くは無い。共に戦わせてやってはくれないかな?

 

ラディッツ:へっ、余計な気遣いだった様だな。

 

ラディッツは、口角を上げて静かに微笑んだ

 

龍:では、先の話の通り、まずは萃香様と合流しよう。場所は、気を探れば分かる筈だ。

 

はたて:ですね。

 

龍:ラディッツ。一応聞くが、お前気の察知は出来るかな?

 

ラディッツ:以前は出来なかったが、今は可能だ。こっちに来てから、毎日鍛えてるんでな。

 

龍:だろうな。毎日頑張っていると聞いているよ。

 

ラディッツ:知ってて聞いたのか・・・意地の悪い奴だな・・・

 

龍:気を悪くしたなら謝ろう。

 

ラディッツ:いやまぁ構わんが・・・

 

龍:では、行こうか。

 

ラディッツ:あぁ。

 

はたて:了解!

 

3人、その場から移動。一方、ラディッツを先に進ませ、単身天狗部隊と戦っている萃香は・・・

 

萃香:どうしたどうした?こんなに数が居て、誰1人私に触れる事すら出来ないのかい?

 

モブ天狗A:コ、コレが・・・鬼の実力・・・

 

モブ天狗B:も、もう駄目だ・・・御終いだ・・・

 

モブ天狗C:何を寝言言ってる!不貞腐れる暇があったら戦え!

 

モブ天狗D:そ、そうは言っても・・・この実力差じゃ・・・

 

モブ天狗B:何をやっても無駄だ・・・勝てる訳が無い・・・

 

モブ天狗C:そこまで性根が腐っていたとは・・・・・・消え失せろ!二度とその面見せるな!

 

最早勝負にすらなっていない状況に、心折れて絶望する者が居る一方、尚も足掻こうとする者も居るが、萃香は涼しい表情を崩す事は無かった

 

萃香:暫く見ない間に、天狗も落ちぶれたもんだねぇ。コレじゃ、運動にもなりゃしない。

 

楓:思った以上に役立たない連中・・・

 

萃香:其処で部下に任せて呑気に見物してる奴!お前は戦わないのかい?

 

楓:・・・

 

萃香:お前、一応この部隊の隊長だろ?相手してくれないか?それとも、大人しく降参するか?

 

楓:どいつもコイツも・・・この私を・・・見下すなぁっ!

 

楓は、身体から邪気を溢れさせ、萃香の挑発に乗って萃香の眼前に移動し、ラッシュ攻撃を仕掛ける。尤も、萃香はそれすらも涼しい顔で応戦しているが・・・同刻、楓の発した邪気を感じ取った移動中の3人は・・・

 

ラディッツ:今の気・・・感じたか?

 

龍:あぁ・・・禍々しい力だな。何やら、恨みや妬みの念も含まれている様に感じたが・・・

 

ラディッツ:恨みや妬みだと?

 

龍:うむ・・・

 

ラディッツ:はたて、お前アイツに何かしたのか?

 

はたて:それが・・・心当たりが全く無いのよ・・・何があの子を闇に落とす原因になったのやら・・・

 

ラディッツ:だったら何で・・・

 

はたて:こっちが聞きたい所なんだけど・・・

 

龍:まぁそれは本人に聞こうじゃないか。

 

それから少し後、龍達3人が萃香と楓が戦っている所へと辿り着いた

 

龍:其処までだ!

 

まずは龍が声を上げ、その場に居る全員を鎮める

 

モブ天狗A:あ、あの御方は・・・

 

モブ天狗B:大天狗様・・・

 

モブ天狗C:い、飯綱丸様・・・

 

楓:飯綱丸・・・様・・・

 

萃香:おぉ、久しいじゃないか龍♪見ない間に、すっかり大きくなって♪

 

さっきまでの暴れようは何処へやら、まるで親戚の様に陽気に笑いつつ、龍に声を掛ける萃香

 

龍:御無沙汰しております、萃香様♪

 

ペコペコ頭を下げる龍に、ラディッツは驚いた様子を見せる

 

ラディッツ:大天狗がペコペコと・・・そういや、椛が言ってたな。鬼の連中は、元々この山の支配者だったと・・・

 

はたて:そうよ。あの態度に関しては・・・昔、色々可愛がられてたって話に聞いてるからだと思うわ。

 

ラディッツ:それでか・・・

 

萃香は、続けてラディッツとはたての方に目を向け、笑顔を見せた

 

萃香:来たな小僧♪どうやら、救出は成功した様だな?

 

ラディッツに笑顔を向ける萃香

 

ラディッツ:あぁ、お前の御陰でな。

 

はたて:え、えっと・・・萃香様、この度は・・・その・・・

 

思わず畏まってしまったはたて

 

萃香:そう畏まるな♪無事で何よりだよ♪

 

はたてにもニカッと笑みを向ける萃香だった

 

楓:・・・

 

和気藹々とした雰囲気を、蚊帳の外から見ていた楓は、顔を強張らせている。その身体からは、尚も邪気が溢れ出していた

 

萃香:そうだそうだ。聞こうと思ってたんだが・・・小僧、お前あの女(楓)と何かあったのか?何やら、お前の事を恨んでいる様な事を言ってたんだが・・・

 

ラディッツ:俺をか?恨みも何も、つい先日あったばっかりだが?

 

萃香:そうなのか?

 

はたて:そ、そうよ!てか、何で私を処刑させるなんて事を?私達、親友でしょ?それなのに・・・

 

楓:親友・・・ねぇ・・・私との大事な約束を破っておいて、よくもまぁ・・・

 

はたて:約束・・・?

 

楓:そう・・・私がこんな事をした理由・・・それは・・・アンタ達2人のせいなんだから!

 

楓は、ラディッツとはたてに邪気を纏わせた気弾を連射する

 

はたて:ちょっ!?どう言う事!?

 

ラディッツ:訳の分からん事を言いやがって・・・

 

萃香:一体何があった?

 

龍:・・・

 

さっぱり分からない様子の他3人と違い、龍だけは何かを察した様子である

 

正邪:知りたいか?ソイツが闇に堕ちた理由をよ?

 

混乱した戦場に突如姿を現したのは、天邪鬼の鬼人正邪だった

 

ラディッツ:貴様は・・・

 

はたて:鬼人正邪!?

 

正邪:久し振りだな、テメェら。

 

萃香:お前、こんな時に何の用だ?

 

正邪:こんな時だからだ。何か面白そうな事になってるからな♪

 

はたて:あ、相変わらずと言うか何と言うか・・・

 

萃香:お前、コイツ(楓)がこうなった理由を知ってるのか?

 

正邪:まぁな。だって、ソイツの心に闇の力を植え付けてやったのは・・・この私だからな!

 

自慢気にそう言い放った正邪であった

 

楓:・・・

 

はたて:アンタ、楓に何したのよ!?

 

正邪:そんなに知りたきゃ教えてやるよ。ククク・・・

 

楓の心が闇に染まったその理由とは・・・

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