楓が今回の騒動を引き起こした理由は、はたてと交わしたかつての約束がそもそもの原因だった。その約束を心の支えにして来た彼女にとって、約束を忘れて1人だけドンドン先へ進むはたてを許す事が出来なかったのだ。また、その要因の1つである外来人・・・つまりラディッツの存在も彼女にとっては目障り以外の何でも無かったのだ
萃香:まさか、そんな感情で上層部を巻き込んで暴走するとは・・・と言うか、上の連中も大概だ。あの程度の奴に良い様に利用されちまうとは・・・弛んでるんじゃないのか?
龍:いやぁ、アハハ・・・言い返す言葉もございません・・・
はたて:悪い、ラディッツ。アンタまでこんな事に巻き込んじゃって・・・
ラディッツ:あぁ、全くだ。こっちは良い迷惑だぜ。
はたて:・・・
ラディッツ:冗談だ。こんな面倒事はさっさと終わらせて、皆で打ち上げと行こうぜ。
萃香:そりゃ良いな♪その時は、私の取って置きの酒を飲ませてやるぞ♪その代わり、酒に合うとびっきりの御馳走を頼むぞ小僧♪
ラディッツ:既に考えてある、任せろ。
はたて:も、もう勝った後の話してる!?
龍:頼もしい事じゃないか♪その宴、私の席も用意しておいてくれよ?
ラディッツ:あぁ、分かってるよ。
正邪:揃いも揃って、戦いの最中に呑気に宴の打ち合わせかよ。ナメやがって・・・やっちまえ!
楓:ガアァァァァァッ!
闇の力で巨大な怪物に変貌した楓は、一行に向かって真っ直ぐ突撃して来る
萃香:さっさと終わらせてやる!此処は任せて貰うぞ!
ラディッツ:任せろったって、どうするつもりだ?
萃香:巨大化には巨大化で対抗だ!鬼符!ミッシングパワー!
萃香は、両手を高々と掲げて見る見る内に巨大化し始めた
ラディッツ:きょ、巨大化だと!?俺の大猿化みたいなもんか!?
はたて:アレは、萃香様の代名詞的な奴よ。因みに、アンタの猿化と違ってデメリットは特に無いわよ。
ラディッツ:コレが鬼の力・・・凄まじいな・・・
萃香:精々気を付けるんだな。こうなってしまった私は、前程優しくは無いぞ!
萃香は、何処ぞの宇宙の帝王の様な台詞を吐く。その表情は、強者ならではの余裕で満ち溢れていた
龍:萃香様!くれぐれも御山を破壊し尽くさない程度で御願いしますよ?
萃香:誰に物を言ってる!行っくぞーっ!
巨大化した萃香と、闇の力で怪物と化した楓。その戦いは、さしずめ大怪獣バトルの様な大迫力で繰り広げられていた。因みに、楓と共にラディッツやはたて達を取り囲んでいたモブ天狗の部隊は、その大怪獣バトルの余波で軒並み吹き飛ばされ、戦線離脱となっていたのだった
ラディッツ:はたて・・・偉そうに言っといて何だが・・・
はたて:何?
ラディッツ:出番がねぇ・・・
はたて:うん、そりゃそうなるわよね!?
ラディッツ:取り敢えず、援護でもするか?
はたて:・・・援護要ると思う?
ラディッツ:・・・
龍:手持ち無沙汰のお前達に、仕事を与えようじゃないか。
はたて:龍様?
ラディッツ:仕事だと?
龍:うむ。楓のせいでおかしくなってる上層部の連中を、コレで元に戻してやってくれないか?
そう言って龍が取り出し、2人に手渡したのは、キラキラ輝く液体の入った小さな小瓶だった
ラディッツ:何だコリャ?
龍:コレは、天狗の朝露と言うアイテムでな。邪気を浄化する効果があるんだ。妖怪の山の限られた場所で、限られた時間にのみ取れる物だよ。
ラディッツ:何なんだ、その都合の良いアイテムは・・・
はたて:ドラ◯エかな?
龍:野暮なツッコミは無しだ。さぁ行け!此処は私と萃香様が引き受けた!
はたて:まぁ良いか・・・ラディッツ、私と一緒に来て!大天狗様達の所に!
ラディッツ:おう。
2人は、今も闇の力に囚われ続けている他の大天狗達の元へと向かう
龍:さてと・・・私は私に出来る事をするとするか・・・
龍はと言うと、自分の部隊を呼び寄せた後、萃香と楓の大怪獣バトルの巻き添えを食らって負傷した天狗達の身体を回収させるのだった
えー・・・
つい1週間前、交通事故にあって肋骨にヒビが入り、今も痛みと戦っております(大分マシにはなってる)
後ろから走って来て、左折しようとした車に巻き込まれる形で接触してふっ飛ばされた
倒れ込んだのが店の駐車場の中だったり、ヘルメットもしてたと言う幸いが重なり、右の肘を擦りむいて肋骨にヒビが入った以外に大きな怪我はありません(ふっ飛ばされた先が大きな交差点だったり、速度が後ちょっとでも出てたりしたら命は無かったかも・・・)
バイクも大きな故障は無く、走行に支障は無いレベル
皆さん、慣れた道でもくれぐれもお気を付けて・・・