誇り高き弱虫の幻想郷生活   作:パラリズム

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今回、かなり長くなった上にゴミレベルの駄文です

では、ゆっくりして行ってね


第52話

大猿になったナッパの大暴れは続いていた

 

椛:何て力…このまま放置していては、この山全てが崩壊してしまう可能性すらありますよ?

 

文:そ、それは流石にマズいですね…面白おかしく煽りまくった結果、妖怪の山が完全崩壊とか洒落になりませんよ…

 

はたて:始末書で済めば良いんだけど…

 

ラディッツ:心配は要らんさ。大猿には、致命的な弱点があるからな。

 

ターレス:その通りだ。

 

パチュリー:何よ?その弱点って…

 

椛:教えて下さい!

 

ラディッツ:それは…

 

ナッパ:呑気に御喋りしてんじゃねぇぞ!このゴミ共が!

 

ナッパは、巨大な手や足をブンブン振り回し、全力でラディッツ達を潰そうとする。ラディッツ達は、それを何とか回避しつつナッパを囲む様に移動した

 

はたて:危なっ!当たったらアウトだったね…

 

椛:もう一度聞きます。大猿の致命的な弱点とは、何なんですか?

 

ラディッツ:尻尾だ。後ろに回り込んで尻尾を斬れば、奴は大猿の姿を保てなくなり、元の姿に戻るんだ。

 

椛:尻尾…それさえ分かれば…(ナッパの後ろに回り込もうと移動を開始する)

 

ナッパ:おっと!対処法が分かった所で、俺がそれをさせると思ってたのか?(その巨体で、椛の行く道を塞ぐ)

 

椛:くっ…

 

ナッパ:まずはてめぇからだ!あの世で、先に逝った仲間達と仲良くなぁ!

 

ナッパは、その巨大な拳を大きく振り上げた後、椛に向けて振り下ろした。しかし、その拳は椛に届く事は無かった。何故なら…

 

ターレス:悪いが、地獄に行くのは貴様だけだぜ?ナッパさんよ?いや、違うな…元々地獄に居たんだから、地獄に戻ると言うべきか?(ナッパが振り下ろした拳を、片手で受け止めている)

 

椛:ターレスさん!

 

ナッパ:と、止めただと?たかが下級戦士如きが、大猿になったこの俺の一撃を?

 

ターレス:ククク…コイツが言ってた通り、貴様の一撃は軽いな。虚仮威しも良い所だぜ。

 

ナッパ:な、何だと?

 

ターレス:ラディッツ!悪いが、今回の見せ場は俺が貰うぜ?お前は、他の奴等と一緒に援護や攪乱する役に回れ!

 

ラディッツ:おう!パチュリー、手を貸せ!

 

パチュリー:仕方無いわね…貸し追加よ。

 

ラディッツ:あぁ、分かってるよ。

 

ラディッツとパチュリーは、それぞれ気力と魔力を高める

 

文:はたて!私達は、スピードでアイツを攪乱しますよ!遅れないで下さいね!

 

はたて:命令すんなっての!

 

文とはたては、空中へと舞い上がる

 

ターレス:行け!犬走!

 

椛:はい!(ナッパの背後に回り込む為、移動を開始する)

 

ナッパ:待ちやがれ!(椛に攻撃しようとする)

 

ターレス:おっと、貴様の相手はこの俺だ。エリート戦士様よ?(ナッパの目の前に行き、余裕の笑みを浮かべる)

 

ナッパ:てめぇ…上等だ!さっきのが紛れだったと教えてやる!

 

ナッパは、渾身の力を込めた巨大な拳をターレスに叩き付けた。しかし、彼はまたもその一撃を軽々と受け止めていた

 

ターレス:どうだ?コレでもまだ、さっきのが紛れだと思うか?

 

ナッパ:ぐっ…

 

ターレス:次は此方の番だ…食らいやがれ!

 

ターレスは、ナッパの顔面を集中的に狙って凄まじいスピードでパンチやキック、ラッシュを次々と叩き込み、彼を圧倒していった

 

ターレス:どうした?抵抗してみろよ!

 

ナッパ:あ、有り得ねぇ…俺は、名門出のエリート戦士なんだ…下級戦士なんぞに、コケにされて堪るか!

 

ラディッツ:そうはさせんぞ!

 

パチュリー:コレはオマケよ!

 

ナッパは、口を大きく開き、其処にエネルギーを溜めて発射しようとする。しかし、ラディッツとパチュリーが放った気弾と魔法弾が彼の顔面に直撃し、エネルギーの発射は防がれたのだった

 

ナッパ:くっ…調子に乗ってんじゃねぇぞ!弱虫ラディッツの分際で!

 

ラディッツ:喧しい!俺はもう、昔の俺じゃねぇ!

 

ナッパ:へっ!1人じゃ何も出来ねぇ癖に、何言ってやがる!現に、今だって仲間に頼ってるじゃねぇか!てめぇは、昔と変わらず弱虫なままだ!

 

ラディッツ:くっ…

 

ナッパ:何度でも言ってやるよ!誰かに頼らなきゃ何も出来ねぇ、弱虫ラディッツ!

 

パチュリー:黙りなさい!

 

ナッパ:あぁん?

 

パチュリー:アンタの知ってる弱虫ラディッツって奴は、此処には存在しないわ。

 

ナッパ:何言ってやがる!其処に居るじゃねぇかよ!

 

パチュリー:彼は、私達紅魔館メンバーの新しい家族、ラディッツよ。変に何でも出来て、強くなる為に毎日頑張る努力家で、出会って間も無い奴の為に無茶をし、親身にもなれる優しさもあって…但し、度々厄介事に巻き込まれる不幸体質…彼はそんな人よ。

 

はたて:へぇ…

 

文:あやや…

 

ターレス:ククク…

 

ラディッツ:パチュリー…

 

パチュリー:何よ?

 

ラディッツ:お前、俺の事を嫌ってた筈じゃ無かったか?それに、家族だと認めてねぇとか言ってただろうが…

 

パチュリー:…更に、超鈍感で苛つくと付け加えておくわ…コレさえ無ければ…はぁ…

 

ラディッツ:何なんだよ、一体…

 

パチュリー:貴方は、体よりも其方方面を鍛えた方が良いわよ。鈍感ラディッツ。

 

ラディッツ:意味が分からん…と言うか、変な名前を付けるな!

 

パチュリー:フン…

 

文:良く観察されてますね、奥様

 

パチュリー:だ、誰が奥様よ!誰があんな鈍感男と!他の皆はともかく、私は何とも思ってないわよ!

 

文:またまたぁ(パチュリーにくっ付く)

 

はたて:出来れば、ラディッツの事についてもうちょい詳しく取材を…

 

パチュリー:くっ付くな!暑苦しいのよ!後、どさくさ紛れに何処触ってるのよ!

 

ラディッツ:出来れば、其方方面ってのが何なのかを教えて貰えると有難いんだが…

 

はたて:あ、それはね…

 

パチュリー:自分で考えなさい!

 

ナッパ:てめぇら!今は戦闘中だぞ!いつまで遊んでやがる!

 

はたて:あ…

 

文:スミマセン、忘れてました…

 

ラディッツ:いや、忘れるなよ…

 

ナッパ:忘れてただと…どいつもコイツも、俺様をコケにしやがって!うおぉぉぉっ!

 

ナッパは、自分のありったけの気を集めて超巨大な紫色の気弾を作り出した

 

はたて:アレって、所謂最後の大技って奴じゃない?

 

文:と言う事は…

 

ラディッツ:コレさえ抑えれば、この戦いも終わりだな…行くぞ!

 

ターレス以外の全員が、ナッパの最後の一撃を迎え撃つべく力を解放する

 

ナッパ:この山諸共、てめぇら全員消し飛ばしてやる!食らえぇぇぇっ!

 

ナッパは、その超巨大な気弾をラディッツ達目掛けて撃ち出した

 

ラディッツ:一斉に撃て!

 

全員:はあぁぁぁっ!

 

ターレス以外のメンバー達が一斉に、最大パワーの攻撃を放った。彼等の放った攻撃は1つに合わさり、ナッパの撃ち出した気弾とぶつかり競り合っている

 

ナッパ:うおぉぉぉっ!

 

パチュリー:くっ…

 

はたて:ハハ…皆が居るとは言え、運動不足の体にはかなりキツいや…

 

ラディッツ:踏ん張れ!踏ん張るんだ!

 

文:分かってます!

 

ターレス:フッ…(腕を組み、様子を見ている)

 

はたて:ターレス?

 

パチュリー:ちょっと!何してるの!

 

ナッパ:ターレス!どうした!何でてめぇは加わらねぇ!まさか、さっきので力を使い果たしやがったか?ガーッハッハッハッ!

 

ターレス:バカが…誰かを忘れてねぇか?

 

ナッパ:あぁん?

 

ターレス:犬走!行けるか!

 

椛:いつでも行けます!(ナッパの背後に居る)

 

ナッパ:しまっ…まだコイツが…

 

ターレス:目の前の敵に集中し過ぎたな、単細胞野郎…やれ!

 

椛:はい!

 

ナッパ:ま、待て!

 

椛:断る!はあぁぁぁっ!

 

椛は、ナッパの言葉に耳を貸す事無く、彼の尻尾を斬り落とした。すると、大猿の姿を保てなくなったナッパは元の姿に戻っていった。しかし、大猿の時に撃ち出した気弾は消える事無くその場に残っていた

 

ターレス:犬走!決めるぞ!

 

椛:はい!

 

椛は、ターレス達の元に素早く移動し、直ぐ様力を解放した。ターレスも同様に力を解放し、ナッパの撃ち出した気弾へと全力の一撃を放った。ナッパは、迫り来る気弾を全力で受け止めるも、ズルズルと押し返されていく

 

ナッパ:ぐっ…うおぉぉぉっ!

 

椛:終わりだ!完全に消え去れ!

 

全員:はあぁぁぁっ!

 

ナッパ:こ、こんな奴等に…この俺様が…畜生ぉぉぉぉっ!

 

6人の力を集めたエネルギー波と、それに押し返された超巨大な気弾の凄まじいパワーに耐え切れなかったナッパは、その両方に飲まれなから妖怪の山の遥か彼方まで飛ばされ、其処で爆発と共に完全に消滅したのだった

 

椛:皆…終わったよ…




はい、ナッパとの戦いもコレにて決着です

途中、訳分からん事になってしまいましたが、長くなったせいで訂正するのが面倒に…(殴)

此処で、本作のオリジナル設定(その1)を少し書き出してみます

ラディッツ
バーダックの長男で、サイヤ人の下級戦士
本作の主人公
ドラゴンボールスパーキングネオのIFストーリー“運命の兄弟編”のラスト後、実は生きており、八雲紫の隙間内で目を覚ました後、彼女に連れられて幻想入りした
フランの件の後、紅魔館の新たな住人になる
原作と違い、謙虚で心優しく面倒見が良いが、面倒事に巻き込まれやすい
家事全般(特に料理はプロ顔負けなレベル)、大工仕事も完璧に熟す
戦闘力は1万を軽く超えており、現在進行形でドンドン成長中
一部女性に好意を抱かれているが、本人は色恋沙汰にはかなり疎い為、全く気付いていない
弱点だった尻尾は鍛えているが、大猿化した際に理性を失う弱点は変わらず
ターレスとは、子供の頃に連んでいた悪友同士で、幻想入りした彼とは久々の再会となった
彼との再会を素直に喜んでいる

フランドール・スカーレット
メインヒロインの1人
紅魔館の主、レミリアの妹で吸血鬼
年齢、能力、性格は原作と変わり無し
ラディッツを御兄ちゃんと呼び、とにかく懐いている
血こそ繋がっていないが、実の兄妹みたいな関係である(年齢は彼女の方が数段上だが)
パチュリーの魔法により、吸血鬼の弱点である日光と流水が平気になっている
友人が多く、特に霧の湖の妖精達や魔理沙と仲が良い
その為、原作と違い頻繁に外出している

パチュリー・ノーレッジ
メインヒロインの1人
レミリアの親友で、紅魔館の大図書館に居る魔女
能力、年齢は原作と変わり無し
元々は原作と同じく喘息持ちの引き籠もりだったが、ラディッツの説得と助力により、永遠亭編で病気が完治し、現在は頗る健康体である
運動音痴は相変わらずだが、引き籠もり生活は幾分マシになっており、運動も前向きに検討中
但し、外出の際は大体ラディッツに背負われての移動になっている
フラン戦の時に体を張って助けられた事や、病気を治す為に奔走してくれた事で、ラディッツの事を気にしており、彼がトレーニングしている姿を、テラスで読書しつつ(もしくは御茶を飲みつつ)観察していたりもする
乙女だったりツンデレだったり、激鈍な彼に苛立ちを募らせていたり…
本作で一番変わっている(キャラ崩壊している)キャラと言える
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