翌日、ラディッツ達は妖怪の山を去る事になった。現在、山の頂上で挨拶中である
ラディッツ:世話になったな。
文:それは此方の台詞です。貴方達が来てくれなければ、今よりもっと被害が出ていたでしょう。
はたて:まぁそれでも、全く被害が出てないって訳じゃないけどね。全部元に戻すには、結構な時間がかかりそうだよ。
文:ですが、必ず元通りにして見せます。
ラディッツ:人手が足りなかったら、いつでも呼んでくれ。つっても、力仕事くらいしか出来んがな。
文:はいその時は、是非御願いしますね。
はたて:勿論、友達として遊びに来てくれても良いからね。歓迎するよ。
ラディッツ:あぁ。それと、俺は基本的に紅魔館に居る。取材は勿論、仕事の愚痴くらいは聞いてやるから、いつでも来いよ。
はたて:有難う。行かせて貰うよ。
文:その時は、気の利いた手土産でも持って行きますね。
ラディッツ:あぁ、皆も喜ぶよ。
パチュリー:私としては、面倒事に巻き込まれるのはコレっきりにしたいんだけど…どうせ、そう言う訳にもいかないんでしょうね…
ラディッツ:悪いな。
パチュリー:はぁ…
ターレス:・・・
ラディッツ:ターレス、どうした?
ターレス:いや、別に…
ラディッツ:そう言えば、椛の姿が見えねぇな。やはり、今回の事で落ち込んでるのか?
パチュリー:仕方無いわよ。事が事だもの。
ラディッツ:まぁそうだな…
文:あ、椛なら…
はたて:実はね…
ラディッツ:あん?
椛:スミマセン!御待たせしました!
文とはたてが言葉を言い終わる前に、大きな荷物を背負った椛が一行の前に姿を現した
ラディッツ:何だ?その大荷物は?旅行でも行くのか?
パチュリー:所謂、傷心旅行って奴かしら…気持ちは分かるけど、貴方にはこの山の警備って言う大事な仕事があるでしょう?
椛:まぁ旅行と言えない事もありませんけどね。
ラディッツ:どう言う事だ?
椛:昨晩、今回の褒美と言う名目で大天狗様の御許しを頂き、暫くの間御暇を頂く事になったんですよ。それで、旅に出ようと思いまして。
ラディッツ:旅って…警備の仕事を辞めちまうのか?
椛:はい。但し、目的を果たすまでの期限付きではありますが。
ラディッツ:目的?
椛:はい。
パチュリー:さっき旅に出るって言ったけど、貴方1人で?
椛:いえ、1人ではありません。ですよね?ターレスさん?
ラディッツ:あぁ?
パチュリー:・・・
ターレス:あんまり遅いから、駄目だったのかと思ったぜ?
椛:スミマセン。この量の荷物を1つに纏めていたので、思ったより時間が掛かってしまいまして。
ターレス:そうか…
ラディッツ:待て待て、どう言う事だよ?
パチュリー:説明しなさいよ。
ターレス:良いだろう。実はだな…
事情説明中
ラディッツ:コイツの仲間を生き返らせる為、ドラゴンボールを探しにね…
パチュリー:そのドラゴンボールって、一体何なのよ?
ラディッツ:弟や甥、その仲間達から話を聞いただけなんだが…ドラゴンボールってのは、本来は世界中のあちこちに散らばっているらしい。それを7つ集めれば、どんな願いでも叶うらしいんだ。
パチュリー:どんな願いでも?
ラディッツ:あぁ。死者を生き返らせたり、若返ったりも出来るらしい。俺の弟も、過去に何回かそれを使って願いを叶えたと言ってた。
パチュリー:そんな物が…
ラディッツ:だが、それがまさかこの幻想郷にも存在してるとはな…
文:私も結構長生きしてる方ですが、そんな話は聞いた事がありませんよ。
はたて:同じく…
ターレス:俺も、八雲紫や神に話を聞いただけで、正直半信半疑なんだがな。
ラディッツ:そんなんで良いのかよ?見付からねぇ可能性だってあるだろ?
ターレス:かもな。だが、奴等の話が嘘とも思えねぇ。少しでも可能性があるなら、其方に賭けてみるさ。
ラディッツ:そうか…
パチュリー:その代わり、自分の野望の為にその子を利用するって訳ね。
ターレス:おいおい、人聞きの悪い事を言うなよ。強くなりたいと望んでるのは、俺もコイツも同じなんだからよ。お前もそうだよな?ラディッツよ?
ラディッツ:勿論だ。俺だって、このままで終わるつもりはねぇよ。
ターレス:それでこそサイヤ人だ…
パチュリー:やれやれ、暑苦しいわね…
はたて:やっぱり、皆男の人なんだねぇ。
文:椛は女ですよ。
はたて:分かってるわよ!素で返すな!
文:コレは失礼。
椛:んん…では、改めて…
椛は、ターレスの前にゆっくりと跪いた
椛:私、犬走椛は、今日この時より貴方に絶対の忠誠を誓います。時には、同じ志を持つ同志として…時には、貴方の懐刀として…この力、何なりと御使い下さい。
ターレス:歓迎するぜ。
ラディッツ:お前ら、知ってたのか?
文:えぇ、昨晩椛から話を聞きましてね。
はたて:いやぁ、正直驚いちゃったよ。
ラディッツ:そうだったのか…知らん間に寝てたから、気付かなかったぜ…
パチュリー:私も…
はたて:激しい戦いだったんだし、疲れてても仕方無いよ。
文:ですね。
ターレス:まずは、紫に詳しい話を聞きに行くぞ。
椛:はい!
ターレス:てな訳だ、またな。
椛:行って来ます!
ターレスと椛は、文達に別れを告げた後、一足先に妖怪の山を去って行った
はたて:行っちゃった…大丈夫かな?色々と…
文:大丈夫ですよ、彼等なら。
はたて:うん…
パチュリー:ラディッツ、私達も帰るわよ。早く帰って本を読みたいわ。
ラディッツ:今回の件の報告もしねぇとな。文、はたて。また会おうぜ。
文:はい♪
はたて:本当に有難う♪会えて良かったよ♪
文とはたてに笑顔で見送られつつ、ラディッツとパチュリーも妖怪の山を後にした。暫く後、紅魔館に到着した2人を待っていたのは、頭に何本ものナイフが刺さって門前でヤムチャ状態になっていた、美鈴の変わり果てた(?)姿だった
パチュリー:何コレ…殺人現場?
ラディッツ:また居眠りしてやがったな…
パチュリー:とりあえず…ヤムチャしやがって…
コレにて妖怪の山編は終了となります
椛がターレスの忠実な部下になり、犬猿(とは何なのか…)コンビの結成です
コレより先、椛はターレスの部下(愛犬?)として行動を共にします
ドラゴンボールを探す旅をすると言っても、2人共出番はしっかりありますので御安心を
椛とは別に、ターレスの妹分としてあるキャラを登場させる予定です(ラディッツとフランみたいな関係)
ヒント:リアルに妹キャラ(もう答えだろコレ)
そして、はたてはしょっちゅう登場し、ラディッツや紅魔館メンバー、鈴仙(うどんげ)達と絡む事になります(勿論、文も)
次からは、平和な日常生活の風景を少し書いた後、次の事件に入ります
さて、次なる事件は…