誇り高き弱虫の幻想郷生活   作:パラリズム

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第57話

紅魔館内、レミリアの部屋。ラディッツ達は、現在彼女に外出の許可を貰う為に事情説明中である

 

フラン:と言う訳なの。良いでしょ?御姉様。

 

レミリア:勿論構わないわよ。

 

フラン:やったー有難う、御姉様

 

ラディッツ:悪いな。成り行きでこんな事になっちまってよ。

 

レミリア:私としても、その鎧以外を着た貴方の姿を見てみたいのよ。出来る事なら、私も一緒に行きたいくらいよ。

 

ラディッツ:お前もかよ…

 

フラン:じゃあ、御姉様も一緒に行こうよ

 

鈴仙:良いですね

 

はたて:こう言うのは、人数が多い方が楽しいしね

 

レミリア:残念だけど、それは無理なのよ…

 

フラン:どうして?

 

レミリア:それは…

 

咲夜:御嬢様には、この館の主としての教養を身に付けて頂く為の勉強をして頂いているんです。因みに、講師は私が務めさせて頂いております。

 

フラン:へぇ…

 

鈴仙:そんな事してたんだ…

 

はたて:紅魔館の主も大変なんだね…

 

ラディッツ:スマン、それは俺も知らなかったぞ。

 

パチュリー:レミィだって、日々精進してるのよ。

 

はたて:紅魔館の従者って、上の人の言う事を何でも聞いてるだけだと思い込んでたよ。

 

咲夜:従者とは、只無条件に主の命令に従うだけでは務まらないわ。主を正しい道へと導く存在となり、もしも主が道を踏み外しそうならば、体を張って全力で止める覚悟だって必要よ。主に幸せな事があったならば、共に喜びを分かち合う。主に不幸があったならば、傍に寄り添い支える。主の御身に危機が迫れば、自分の体を盾にしてでも主を御守りする事も大事よ。

 

はたて:成る程…(メモを取る)

 

咲夜:コレは、私の我が儘になってしまうんだけど…私は、御嬢様にはいつも完璧であって頂きたいの。その為には、時に心を鬼にする事も必要と考えているわ。

 

鈴仙:フム…同じ従者として、私も見習わなければ…

 

ラディッツ:レミリア、お前は幸せ者だな。此処まで自分を想ってくれる奴は、長く生きてもそう簡単に見付かるもんじゃねぇぞ。

 

レミリア:えぇ、その通りね。咲夜の期待に応える為にも…そして、紅魔館の皆がこの先もずっと笑って暮らせる様に…私は、頑張らなきゃいけないの。

 

フラン:御姉様…

 

はたて:主が従者を想い、従者が主を想う…最高の主従関係だね

 

ラディッツ:あぁ、大したもんだ。

 

咲夜:スミマセン、長々と失礼しました…

 

レミリア:呉服屋に行くんだったわよね?私の事は気にしなくて良いから、楽しんでらっしゃい

 

ラディッツ:あぁ。

 

フラン:あ、忘れる所だった…ねぇ御兄ちゃん出発する前に、アレをやらせて貰って良いかな?

 

鈴仙&はたて:アレ?

 

ラディッツ:またやるのか?

 

フラン:駄目…かな?

 

ラディッツ:駄目って事はねぇが…ったく…少しだけだぞ?

 

そう言うと、ラディッツは右手の人差し指をフランの前に出す

 

フラン:有難うそれじゃ…頂きます

 

フランは、ラディッツの前に移動し、座り込んで手を合わせた後、彼の人差し指を口に啣えて吸い始めた

 

フラン:ん…ん…

 

鈴仙:えっ…ちょっ…

 

はたて:な、何をしてるのかな…?

 

鈴仙とはたては、信じられない光景を目の当たりにし、顔を真っ赤にしつつ慌てている

 

パチュリー:見て分からない?

 

鈴仙:分からないから慌てるんですけど?

 

パチュリー:フランは、彼の血を吸ってるのよ。

 

鈴仙:いやいやいや!何しれっと言ってるんですか!

 

はたて:目の前で、いきなりとんでもない事が始まったよ?

 

パチュリー:私も最初は驚いたわ。もう慣れたけど…

 

鈴仙:慣れたって?

 

はたて:まさか、この吸血行為って毎日やってるの?

 

ラディッツ:いや、週に2回程だが?

 

はたて:週に2回も?

 

鈴仙:な、何て羨まし…じゃなくて!

 

フラン:プハッ御馳走様でした(吸血行為を終了し、再び手を合わせる)

 

ラディッツ:おう。

 

鈴仙とはたては、直ぐ様ラディッツに駆け寄った

 

鈴仙:いやいや!おうじゃないですよ!

 

はたて:だ、大丈夫なの?

 

ラディッツ:あぁ。ちょっとクラッとはしたが、何の問題もねぇよ。

 

鈴仙:クラッとしてる時点で、十分問題あるんですけど?

 

はたて:て言うか、何でこんな事を?

 

フラン:御兄ちゃんの血って、美味しくて何か元気が出るんだだから、定期的に少しだけ吸わせて貰ってるんだよ

 

鈴仙:貴方が元気になる代わりに、ラディッツさんが元気を吸われてるんですけど?

 

はたて:て言うか、吸われてるのは血だけども!

 

鈴仙:ば、化け物め…

 

フラン:私が化け物?違う…私は悪魔だ(満面の笑み)

 

鈴仙:満面の笑みが逆に怖い!

 

はたて:と言うか、貴方吸血鬼じゃん…いや、悪魔でもあるのか…しかし、私達がやれない事を平然とやってのけるとは…

 

フラン:痺れて憧れても良いよ?

 

はたて:ごめん…無理…

 

鈴仙:ちょっと羨ましいけど…(大分小声)

 

レミリア:私も、最初に今のを見た時は驚いたわ…我が妹ながら、大胆になった物ね…

 

咲夜:見ていて微笑ましくもありますけどね

 

はたて:そう…かな…

 

レミリア:そうだわ。呉服屋に行くなら、パチェも連れてってあげて頂戴。

 

パチュリー:えっ?ちょっ…何でよ?

 

ラディッツ:良いのか?

 

レミリア:良いのよ。せっかく健康な体になったんだから、そんなダボッとした服だけじゃなく、淑女らしく御洒落もしなくちゃ。

 

咲夜:私も、御嬢様に賛成です。

 

ラディッツ:フム…

 

パチュリー:いや、フムじゃなくて…私、今日は本を読みながらゆっくり過ごしたい気分で…

 

フラン:御姉様もああ言ってるし、強制連行元気もチャージしたし、皆で人里に向かってレッツゴー

 

パチュリー:引き摺らないで!て言うか、この幼女力強っ!

 

ラディッツ:じゃ、行って来る。

 

レミリア:行ってらっしゃーい

 

咲夜:御気を付けて

 

パチュリー:レミィ!咲夜!後で覚えてなさいよ!

 

レミリアと咲夜の温かい笑顔に見送られつつ、抵抗虚しくフランに引き摺られて行くパチュリーであった。ラディッツ、鈴仙、はたても、苦笑いを浮かべながらフラン達を追い掛け、紅魔館から出発したのだった

 




小悪魔:あの…私の出番は?

作者:こぁは、大図書館でパチュリーに与えられた仕事をしていたと言う事で1つ…

小悪魔:忘れてましたね?

作者:そそそ、その様な事があろう筈がございません!

小悪魔:ワスレテマシタネ?(ニッコリ)

作者:ひ、避難する準備だぁ!(1人用のポッドに乗り込む)

小悪魔:逃がさん!1人用のポッド潰しの刑!

作者:えっ?あ、ちょっ…待っ…うわぁぁぁぁっ!

小悪魔:えー…作者をポッド潰しの刑に処した所で、頂いたコメントについて少しだけ作者の考えを述べさせて下さい。あくまでも作者の考えであり、コメントして下さった方の意見を否定したり、自分の意見を押し付けたいと言う訳ではありません。では…

スーパーサイヤ人になるには、基礎戦闘力が確か100万?位無いとなれないとか言っていた様な…

小悪魔:との事でした。しかし、スーパードラゴンボールヒーローズと言うカードゲームの中で、ラディッツ様は超サイヤ人3の姿で登場されているんです。次に、妖怪の山編でラディッツ様達と激闘を繰り広げたサイヤ人ナッパ。彼は、ドラゴンボールゼノバース2と言うゲームにおいて、パートナーカスタマイズをする事で超サイヤ人に変身する事が可能となっています。確か、穏やかな心が必要な筈では…そして、ラディッツ様の御父様であるバーダック様について。彼は、アニメ版ドラゴンボールのオリジナルストーリー内で超サイヤ人となっていました。更に、ゼノバース内では超サイヤ人3に変身可能であり、スーパードラゴンボールヒーローズ内では、何と超サイヤ人4になれると言うトンデモ展開になっています。但し、ヒーローズに関しては色々とメチャクチャである為、公式設定として認めて良いかどうかは…と言う所です。何が言いたいのかと言いますと、戦闘力こそまだまだ発展途上レベルなラディッツ様にも、希望が全く無いとは言い切れないと思うと言う事です。良く良く考えてみると、純血サイヤ人の中で唯一全く超化出来ていないのは、ターレス様だけなんですよね…やっぱり、穏やかな心が無いと…いや、この作品の彼ならば或いは…長くなってしまいましたが、コレで終わりとさせて頂きます。御付き合い頂いた方々、有難うございました今後とも、“誇り高き弱虫の幻想郷生活”を宜しく御願い致します
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