誇り高き弱虫の幻想郷生活   作:パラリズム

62 / 499
第62話

人里で多発する変死事件を解決する為、ラディッツ達はある場所を進んでいた

 

ラディッツ:薄暗い道だな…時に霊夢、此処は一体何処に繋がってる道なんだ?説明してくれ。

 

霊夢:冥界よ。

 

ラディッツ:…スマン。聞き間違いかも知れんから、もう一度言ってくれ。(立ち止まる)

 

霊夢:冥界よ。

 

ラディッツ:聞き間違いじゃなかったか…

 

霊夢:何よ?何か問題あった?

 

ラディッツ:大有りだ!冥界って、つまりはあの世の事だろうが!俺達はそんな場所を進んでたのか?

 

霊夢:そうよ。

 

ラディッツ:いや、そうよって…このままお前について行ったら、あの世に到着しちまうんだろうが!何で前以て説明しなかったんだ!

 

霊夢:説明を求められなかったからよ?

 

ラディッツ:ぐっ…悪いが、俺は戻るぞ!俺はまだ死ぬつもりはねぇからな!(回れ右して歩き出す)

 

霊夢:大の男がギャーギャー騒ぐんじゃないわよ。みっともないわね…

 

ラディッツ:何だと?(再度立ち止まる)

 

霊夢:アンタ、レミリアに今回の事件を解決する様に言われたんでしょ?途中で投げ出したら、彼奴の顔に泥を塗る事になるわよ?

 

ラディッツ:ぐっ…

 

霊夢:そもそも、帰り道分かるの?

 

ラディッツ:そ、それは…

 

妹紅:ラディッツ、ちょっと落ち着けよ。

 

ラディッツ:落ち着けと言われてもな…

 

妹紅:霊夢、アンタも説明を端折り過ぎだ。こう言う時は、ちゃんと説明すべきだぞ?

 

霊夢:なら、アンタが説明しなさいよ。面倒だから、私はパス。

 

妹紅:面倒って…と言うか、私も説明とか苦手なんだが…んん…簡単に説明すると、此処はあの世とこの世の境目みたいな場所なんだ。

 

ラディッツ:そうなのか?

 

妹紅:あぁ。

 

はたて:つまり、この先に行っても後戻りは可能って事だよ。

 

妹紅:霊夢の奴を見てみろ。道に迷ってる様子がまるで無いだろ?

 

ラディッツ:確かにそうだな。奴は、前に此処に来た事があるって事か…

 

妹紅:そうだ。もしも此処が後戻り出来ない場所なら、彼奴が生きてる事に説明が付かないって訳だ。

 

ラディッツ:成る程な…スマン、無様な姿を見せちまったな…

 

妹紅:良いさ。いきなり、何の説明も無しに“今冥界に向かってる”なんて言われたら、そう言う反応になるのも無理は無いよな。

 

はたて:ラディッツは、死ぬのが怖い?

 

ラディッツ:俺は男だ。そして、戦う為に生まれた戦士だ。そんな俺が死を怖がるなんて、格好悪いと思われるかも知れんが…この幻想郷に来てまだ日は浅いが、友人も…そして、新しい居場所も家族も出来た…奴等と一緒に居ると、弟達と過ごした日々を思い出しちまってな…奴等を置いて死ぬのは、正直怖い…死を想像しただけで、全身が震えて来るぜ…

 

はたて:そっか…

 

ラディッツ:ハハ…昔の仲間が今の俺を見たら、また弱虫ラディッツとバカにされちまうな…

 

霊夢:・・・

 

妹紅:戦士とか男とかの前に、アンタも限りある命を持った生き物なんだ。そうである以上、死を恐れるのは当然だよ。

 

ラディッツ:・・・

 

妹紅:そう…誰だって、それが普通…普通なんだよな…

 

はたて:でも、嬉しいなぁ…

 

ラディッツ:何がだ?

 

はたて:ラディッツの弱い部分が見れたからだよ。

 

ラディッツ:何だと?

 

はたて:あっと…誤解の無い様に言っとくと、別に弱味を握れて良かったって意味じゃないからね?後、死を恐れてる事をバカにするつもりも全く無いよ?

 

ラディッツ:あん?

 

はたて:そりゃ、この前会ったばっかで、付き合った時間こそ短いけどさ…そうやって弱い所を見せてくれるって事は、少なからず気を許してくれてるって事だよね?私としては、それが嬉しいなぁって

 

ラディッツ:一応言っとくが、この事を記事にしたら…(指をパキパキ鳴らす)

 

はたて:しないしない!文じゃあるまいし!

 

ラディッツ:なら良いが…

 

はたて:ほっ…

 

色々話をしつつ、出口の近くまで進んで来たラディッツ達。しかし…

 

ラディッツ:むっ…

 

霊夢:ラディッツ、感じた?

 

ラディッツ:あぁ…

 

はたて:どうしたの?

 

ラディッツ:禍々しい力の反応を感じる…それも、1つじゃねぇ…結構な数だ…

 

はたて:えっ?

 

妹紅:出口の前に、誰か居るみたいだな。

 

霊夢:アレは…

 

出口付近で彼等を待ち構えていたのは、明らかに人間では無い幾つもの奇怪な生物達だった。まず、青い体を持った小さな生物が多数。その後ろには、4人の人影があった。1人は、黄色い肌のブヨブヨとした体を持つ巨漢。1人は、ピンク色の肌と赤い髪が特徴の筋骨隆々の男。1人は、緑色の肌をしており、他2人と比べると痩せ型の体型の男。そして、彼等の前には、以前博麗神社で開かれた宴会でラディッツ達に挨拶をしに来た、銀髪オカッパ頭と傍らに浮かぶ白い半霊が特徴の少女が立っていた。しかし、彼女の目は赤く怪しく光り、体からも邪悪な気を放っていた

 

はたて:周りの奴等は知らないけど、あの銀髪の子って…

 

霊夢:えぇ…

 

妹紅:どうやら、御待ちかねだった様だな。

 

ラディッツ:そうらしいな…妖夢…

 

妖夢:・・・




えー…と言う訳で、あの敵の部下達の登場ですね

描写がド下手過ぎて分からなかったらスミマセン

そして、妖夢は闇の力に操られての再登場です

まずは、この場を突破する為に戦います

因みに、彼等が通って来た道は、東方幻想魔録と言うゲームの冥界への道を元にさせて頂きました

初見時、何故かメチャクチャ迷ったのは内緒だ(内緒に出来てない)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。