誇り高き弱虫の幻想郷生活   作:パラリズム

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第68話

白玉楼の庭に植えられている死を呼ぶ木“西行妖”…その封印を解いたのは、地獄から蘇った悪の天才科学者Drウィローと、その助手Drコーチンだった。ウィローが次に自らの体に選んだのは、妖夢の主人である少女の体だった!?

 

ウィロー:クク…

 

コーチン:ヒャヒャヒャ…

 

妖夢:貴様!よくも!よくも幽々子様の体を!

 

妹紅:妖夢!ちょっと待て!

 

妖夢:離して!離して下さい妹紅さん!

 

刀を抜き、ウィロー達に斬りかかろうとする妖夢。妹紅は、そんな彼女を必死に制止しようとしている

 

ラディッツ:幽々子ってのが、今の妖夢の主人って事で良いのか?

 

霊夢:そうよ。そして、この木の下で自害し、根元に埋められていた張本人でもあるわ。

 

ラディッツ:さっきの話を繰り返すと、幽々子ってのは死んだ後に記憶を消して転生し、今は此処の管理人をやってるんだろ?そして、ソイツの死体を鍵にしてこの木の力を封印していた…だったよな?

 

霊夢:そうよ。

 

ラディッツ:だとしたら、あの体が埋められてから相当な時間が経ってる筈…だが、見た限り腐敗してる様子も無い…

 

はたて:まず、生きて動いてるのがおかしいよね。妖夢、見間違いとかじゃないの?

 

妖夢:そ、そんな筈は…

 

ラディッツ:どうなってんだ…

 

ウィロー:凡人共に教えてやろう。私がこうなった経緯をな…

 

他全員:・・・

 

ウィロー:アレは、50年以上前の事だ…

 

はたて:えっ?其処まで遡るの?

 

コーチン:黙って聞かんか!

 

はたて:あ、はい…

 

ウィロー:我々は、元々外の世界で長年バイオテクノロジーについて研究をしていたのだ。そんな我々の研究を、世の人間共は非人道的等と抜かし、我々を表舞台から追放した。大方、我々の頭脳を妬んでの事だったのだろうがな…追放された後も、我々は諦めずに研究を続けた。いつの日か、バカな人間共に復讐する事を誓ってな。

 

コーチン:しかし、Drウィローの夢は半ばで潰えた…異常なまでの大寒波により、Drウィローは研究所諸共永久氷壁の中に閉じ込められてしまった…人間共は、それを面白おかしく記事にしおった…Drウィローは死んだ等とな!

 

他全員:・・・

 

コーチン:しかし、それでも儂は諦めなかった!長い時を経て、儂はドラゴンボールを集め、Drウィローを永久氷壁の中から復活させたのじゃ!

 

ウィロー:復活した私の肉体は朽ち果ててしまっていたが、人間共に復讐すると言う夢は残っていた。其処で、私はコーチンの力を借りて脳と臓器を巨大な機械に移植し、研究を再開した。そうして我々が生み出したのが、お前達が戦った筈のバイオ戦士達だ。

 

ラディッツ:フム…

 

コーチン:続いて、儂等はDrウィローの為に強い体を持つ者を探した。彼の脳や臓器を収める、新たな器とする為にな。

 

ウィロー:長く世界中を探し回り、遂にある男に行き着いた。私は思った…漸く、醜き機械の体と離れる事が出来ると…しかし、激しい戦いの末に私はその男に敗北し、地獄に落ちた…

 

コーチン:しかし、あの御方の力により、儂等は再び蘇った。あの御方は、この世界に来たDrウィローに新たな体を授けて下さった…それこそが、西行妖とやらの根元にあったこの体じゃ!

 

妖夢:・・・

 

コーチン:木の封印を解いている最中にその娘に見付かりはしたが、儂等の計画には然したる問題は無かった。あの御方が、洗脳術とやらで其奴を儂等の駒になる様にしたからじゃ。儂等の仕事が終わった後で、術が発動する様に仕向けての。

 

妖夢:・・・

 

ウィロー:その後、前以て人間の里とやらでこの力の試運転をしたのだが…本当に素晴らしい力だ。

 

妹紅:人里で力の試運転…まさか…

 

コーチン:そのまさかじゃ!あの御方は、その体には死を操る力があると言っておった。半信半疑じゃったが、里でその力を存分に見せて貰った。

 

ウィロー:少し力を使っただけで、脆弱な人間共が無抵抗のままに死んでいったよ。

 

コーチン:目撃者は皆殺しにしてやったわい。あの光景の、何と清々しかった事か…

 

霊夢:さっき言ってた仕事ってのは、それね…

 

妹紅:成る程、そう言う事かよ…漸く全部分かった…

 

はたて:アンタ達が、変死事件の黒幕だった訳ね…

 

ウィロー:そうだ。しかし、あんな人間共を殺しても、私の憎しみは消えはしない。私がこうなったのも、全てあの男…孫悟空と言うサイヤ人のせいなのだからな!

 

ラディッツ:サイヤ人…孫悟空だと?

 

妹紅:誰だ?

 

霊夢:いや、私が知る訳無いでしょ…

 

はたて:そりゃ、外の世界の話だしねぇ…

 

ラディッツ:そうか…やる様になったな、彼奴め…

 

ウィロー:貴様、孫悟空を知っているのか?

 

ラディッツ:当然だ。貴様等を倒した孫悟空ってのは、俺の弟なんだからな。

 

コーチン:何?

 

妹紅:本当なのか?

 

霊夢:そう言えば、外の世界に弟が居るって…

 

ラディッツ:あぁ。

 

ウィロー:まさか、奴に兄が居たとは…しかし、何故この世界に…

 

ラディッツ:色々あってな。今はこの世界の連中に世話になってるんだよ。

 

ウィロー:フム…

 

ラディッツ:感謝するぜ、ウィローとやら。貴様の御蔭で、彼奴が元気でやってると言う事が分かったからな。

 

ウィロー:コレは嬉しい誤算だ。地獄から蘇って早々、新たな体を手に入れられただけでなく、あの男と繋がりを持つ者に復讐する機会が巡って来るとは…

 

コーチン:Drウィロー。孫悟空の兄を名乗るその男と、其処に居る奴の仲間達を始末した後、この世界の人間達も同じ様に始末してやりましょう。その後は、あの御方の力で外の世界に戻り、今度こそ儂等の悲願を果たしましょうぞ!

 

ウィロー:無論だ。

 

ラディッツ:それは無理な話だ。

 

コーチン:何じゃと?

 

ラディッツ:貴様等は、この俺の手で再び地獄に戻る事になるからだ。

 

妖夢:私達の事を忘れないで頂きたいですね。

 

妹紅:全くだ…

 

はたて:一緒に戦うよ

 

ラディッツ:あぁ、スマンな。

 

霊夢:この木の再封印には、その体が必要不可欠なのよ。悪いけど、体だけは返して貰うわよ。

 

妖夢:御覚悟を。

 

コーチン:フン…若造共が…

 

ウィロー:出来ると良いがな…




霊夢:説明が無駄にグダグダ長いわよ。昔話とかどうでも良いし。後、何がしたいのかさっぱり分かんないし、何より読みにくいわ。

作者:スマン…

霊夢:大体、ウィローは既に肉体を失ってて、器となる体を探す必要があるなんて設定、何で考えたのよ。ナッパの時みたく、体があれば此処まで面倒にならずに済んだのに。

作者:はい…

霊夢:読者の皆も、駄目出し宜しくね。じゃ、また次回。
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