西行妖の封印を解き、根元に埋められていた西行寺幽々子の体と力を悪用した、悪の天才科学者Drウィローと、彼の助手であるDrコーチン。ラディッツ達は、力を合わせて彼等との最終決戦に望む
ウィロー:死を操るこの力!存分に味わわせてやろう!
ウィローは、幽々子の能力である死を操る力を開放し、向かって来るラディッツ達へ向けてエネルギー波として撃ち出した。そのエネルギー波は、ラディッツ達を飲み込んだかに見えた。勝利を確信したウィロー達だったが、彼等の前には大きな鳥の形の炎を全身に纏った妹紅の姿があった
コーチン:な、何じゃと!?
ウィロー:バカな…今の攻撃は間違い無く直撃していた筈…それなのに…何故だ!何故、お前はピンピンしている!
妹紅:ソイツの力に目を付けたまでは良かったが、相手が悪かったな。
ウィロー:何?
妹紅:私は、老いる事も死ぬ事も無い存在。死ぬ様な攻撃をどれだけ受けようとも、不死鳥の如く蘇る。
ウィロー:不死鳥…だと?
妹紅:そう…故に、私にはその死を操る力も効果が無いんだ。私が此処に来た事…それが、アンタ達の唯一の誤算だな。
コーチン:何が不死身じゃ!コレでも食らえ!
コーチンは、自らの手に仕込んだガトリングガンを妹紅の体に撃ち込んだ。しかし、彼女はまたも炎と共に体を再生させたのだった
コーチン:くっ…おのれ…
ウィロー:不死身の体…欲しい…欲しいぞ…
妹紅:気に入って貰えた様で光栄だよ。けど、残念ながらもう手遅れだ。もう少し早く、私を見付けられてたら良かったのにな。
ウィロー:ならば、今から奪うまで!
妹紅:・・・
ラディッツ:させるか!
ウィローは、妹紅の体を奪うべく彼女に飛び掛かった。しかし、彼はラディッツに軽々と吹き飛ばされてしまう
ウィロー:ぬぅ…サイヤ人め、後少しの所で…
コーチン:Drウィロー!今援護を…
妖夢:貴方の相手は私です!
コーチン:貴様!
妖夢:遅い!
妖夢は、ウィローを援護しようとしたコーチンの眼前に移動していた。コーチンは、再びガトリングガンを構えたが、彼の腕は妖夢の素早い一太刀で斬り落とされ、不発に終わった
コーチン:ぬあぁぁっ!
妖夢:覚悟しろと言った筈!はあぁぁぁっ!
妖夢は、まず始めにコーチンの体を真ん中から真っ二つに斬り裂いた。更に、連続で斬撃を浴びせ掛け、彼の体を細切れにしてしまった
妖夢:また…つまらぬ物を斬ってしまいました…
コーチン:Dr…ウィローォォォーッ!
妖夢が刀を鞘に納めると同時に、コーチンの体は断末魔と共に爆発四散した
ウィロー:・・・
ラディッツ:やるな、妖夢。
妖夢:有難うございます。
はたて:ラディッツ、雑魚処理は終わったよ。
霊夢:チョロいもんだったわ。
ラディッツ:そうか。なら、残るはコイツだけだな。
妹紅:けど、此処からどうするんだ?
ラディッツ:何がだ?
妹紅:忘れたのか?西行妖を再封印するには、幽々子の体が必要なんだ。さっきの奴等みたく、跡形も無く消し飛ばす事は出来ないんだぞ?
ラディッツ:なら、あのままで根元に埋め直すってのはどうだ?
妖夢:奴は、邪悪な魂を持つ者です。封印が成功するかすら怪しいかと…
はたて:出来たとしても、夜中に根元から這い出て来そうだよね…
妖夢:や、やめて下さいよ!
ラディッツ:むぅ…
ウィロー:無駄だ。この体である限り、私を倒せはせんよ。私の体から魂だけを抜き去る方法でもあれば、話は別だがな…
妹紅:そんな都合の良い方法がある訳…
紫:あるわよー
ウィロー:むっ…
ラディッツ:あん?
妖夢:そ、その声は…
ラディッツ達の前の空間に見覚えのある隙間が現れ、其処から1人の女性が姿を現した。その人物とは、言わずもがな…通称隙間妖怪こと、幻想郷の賢者、八雲紫その人であった
紫:どうやら、間に合ったみたいね。
はたて:隙間妖怪!
妖夢:紫様!
霊夢:アンタ、旅行は…
紫:途中で抜けて来たのよ。また戻るけどね。
霊夢:あ、そう…
紫:貴方達の為に、助っ人を申し出てくれた子を連れて来たわ。
ラディッツ:助っ人?
紫:えぇ。貴方達がさっき言ってた事が出来る、強力な助っ人をね。
直後、紫の隙間からもう1人女性が姿を現した。それは、襟が左前の水色の着物を着用し、頭には同色の帽子と@の模様の付いた白い三角巾を着けた、桃色の髪の女性であった
妖夢:ゆ…ゆ…幽々子様!
ラディッツ:幽々子?コイツがそうなのか?
幽々子:えぇ、タコにもじゃなくていかにも私が、この白玉楼の管理人を務める、西行寺幽々子華も恥じらう17才です
他全員:・・・
幽々子:あぁん!誰か突っ込んでよ!寂しいじゃない!
ラディッツ:ス、スマン…
妹紅:ったく、シリアスな空気が台無しじゃないか…
妖夢:スミマセン…流石に今のはちょっと…
幽々子:妖夢まで?
紫:幽々子、冗談はその辺で。
幽々子:あ、そう?では…
ついさっきまでの和やかな雰囲気は何処へやら…幽々子は、鋭い目付きでウィローを睨み付けた
幽々子:紫から話は聞いてるわ。悪の科学者、Drウィロー…人の体を使って、随分好き勝手してくれた物ね…御礼はたっぷりとさせて頂くわね…
ウィロー:西行寺幽々子…相手に取って不足は無いか…
幽々子:皆、面倒を掛けたわね。此処から先は、私に任せて頂戴。
ラディッツ:だ、だが…
幽々子:大丈夫、すぐに終わらせるわ。すぐに…ね…
他全員:・・・
妖夢が魂魄五右衛みょんになったり、自称17歳がもう1人現れたり…
難産続きのこの編が終わったら、また少し短編やりたいなぁ…と考えてます
・フランの寺子屋体験入学
・風邪っ引き鈴仙
・パチュリー頑張る
こんなのですが、まずはウィローとの戦いを終わらせねば…