ウィローを撃破した後、紫と幽々子に今回の事情を事細かに説明した一行。霊夢の力により、西行妖の再封印にも成功し、冥界に平和が戻ったのだ
幽々子:ごめんなさいね。貴方達の見せ場を横取りしちゃって。
ラディッツ:何、構わんさ。
霊夢:アンタ、その力を無闇に使うんじゃないわよ?
幽々子:そんな事しないわよ。今回は仕方無くやったけど、私はこの力があまり好きじゃないのよ。
霊夢:それなら良いけど…
妹紅:元凶は倒せたが、奴が殺した人里の人間達は…
幽々子:それなんだけど、私に考えがあるわ。
妹紅:考え?
幽々子:そう…紫。旅行に戻る前に、ちょっと閻魔様の所に行きたいんだけど良いかしら?
紫:行ってどうするのよ?
幽々子:今回、彼等に命を奪われた人達を生き返らせてあげられないか、私から頼んでみようと思って。
紫:聞き入れて貰えるかしら、そんな事…
幽々子:土下座でも何でもするわよ。里の一件は、私が異変に気付けなかったのも原因なんだし…
妹紅:死を操るアンタが、人を生き返らせる為に頭を下げるのか…考えてみれば、妙な話だな。
幽々子:本当にね。貴方達にも、色々迷惑を掛けちゃったわね。
ラディッツ:面倒事は慣れてるさ。
はたて:新聞のネタは手に入ったし、それで良いかな
霊夢:異変解決は私の仕事だから、それを熟しただけよ。
妖夢:冥界の…そして、主の危機とあらば、力を尽くすのは当然です。
幽々子:フフ…貴方達には、今度改めて御礼させて貰うわね。紫、御願いするわ。
紫:はいはい…
紫は、閻魔の元へと続く隙間を出現させた
ラディッツ:紫、幽々子。
紫:ん?
幽々子:何かしら?
ラディッツ:有難うよ、また会おうぜ。
紫:どう致しまして
幽々子:えぇ、またね
紫と幽々子は、隙間に入り移動した。生きた人間達が冥界に長く留まるのは良くないと妖夢から話を聞き、一行はすぐにその場を去る事になった。暫くして人里に到着した後、はたては記事の執筆の為に、霊夢は疲れたから帰って寝ると言う理由で、その場から立ち去って行った。残ったのは、ラディッツ、妖夢、妹紅の3人だけである
妖夢:今回の事、貴方達にも多大な恩が出来てしまいましたね。困った事があったら、いつでも御呼び下さい。この妖夢、いつでも貴方達の力になります。(立て膝を付いている)
妹紅:あぁ。
ラディッツ:そうさせて貰おう。それと妖夢、さっきの勝負なんだが…アレは無かった事にしねぇか?
妖夢:えっ?
ラディッツ:あんな状態のお前との勝負、勝ったなんて思いたくはねぇ。お前だって、実力で戦ってみたいだろ?
妖夢:それはまぁ…
ラディッツ:今度やる時は、互いに真剣勝負で戦おうぜ。
妖夢:望む所です!その時は、私の剣技を味わわせてあげますからね!
ラディッツ:へっ、返り討ちにしてやるよ。
妖夢:そう簡単にはやられませんよ!
ラディッツ:フン…
妖夢:では、私もコレで失礼します。屋敷の庭の手入れや掃除もありますので。
ラディッツ:あぁ、気を付けてな。
妖夢:はい!
妖夢も、深く御辞儀をした後にその場から立ち去った
妹紅:なぁ、ラディッツ。
ラディッツ:あん?
妹紅:まだ時間あるか?ちょっと話がしたいから、其処の茶屋に一緒に来てくれないか?
ラディッツ:話?まぁ構わんが…
ラディッツは、妹紅と共に茶屋へと移動した
妹紅の話とは、一体何なのだろうか…