冥界での戦いから数日後、幻想郷の住人達は平和を満喫していた。それは、紅魔館に居る面々も例外では無かった
レミリア:冥界での事、新聞で読んだわよ。今回も大活躍だったみたいじゃない
ラディッツ:俺1人の力じゃねぇよ。はたて、霊夢、妹紅、妖夢…それに、紫や幽々子の力あっての成果だ。
レミリア:じゃあ、貴方は何もしてなかったのかしら?
ラディッツ:勿論、俺もやれるだけの事はしたつもりだ。
レミリア:なら、素直に褒められておきなさい
ラディッツ:へいへい…
パチュリー:毎回同じ事を言う様だけど…貴方、本当に面倒事に巻き込まれてばかりね。
小悪魔:霊夢さんに、御祓いでもして貰っては如何ですか?
ラディッツ:考えておこう。
咲夜:否定はしないんですね…
フラン:御兄ちゃん、ちょっと話があるんだけど。
ラディッツ:いきなりどうした?
フラン:今度何か事件が起きたら、私を連れてってくれないかな?
ラディッツ:お前を?
フラン:竹林の時も妖怪の山の時も、今回の冥界の戦いも…私、ずっと置いてきぼりにされてばっかりで、御兄ちゃんの力になれてないから…
ラディッツ:そんなつもりは無かったんだが…
フラン:私、世間知らずだし、自分の力の制御も完全には出来てないし…だから、迷惑掛けちゃうかも知れないけど…でも、精一杯頑張るから!だから…
ラディッツ:やれやれ…
ラディッツは、フランの前に移動して座り、彼女の頭を優しく撫でる
ラディッツ:お前は、俺のトレーニングに付き合ってくれてるじゃねぇか。知識が足りん分は勉強すれば良いし、力の制御についてはトレーニングする事で解決してけば良い。
フラン:・・・
ラディッツ:それと、迷惑くらい幾らでも掛けて来い。俺はお前の兄貴で、家族なんだからな。
フラン:うん
ラディッツ:それともう1つ…お前の同行の申し出、此方としては願っても無い事だ。次に何かあった時には、是非ともその力を貸して貰うぞ。
フラン:本当?
ラディッツ:あぁ、頼りにしてるぞ。
フラン:わーいやったー
レミリア:フラン、あまりハシャぐんじゃないの
咲夜:フフ、嬉しそうですね
小悪魔:本当に
パチュリー:やれやれ…遊びに行くんじゃないって言うのに…
嬉しそうにピョンピョンと跳び跳ねるフラン。そんな彼女を、レミリア、咲夜、小悪魔は微笑みながら、パチュリーは溜め息をつきながら眺めている
ラディッツ:しかし…この先更に強い奴等が出て来たら、今の俺の力じゃどうにもならん事もあるだろう…美鈴やフランとの修業は続けるが、それ以外に何処か良い修業場を知らんか?
咲夜:と言われましても…
小悪魔:うーん…修業と言っても、どんな感じの修業がしたいのでしょうか?
ラディッツ:そうだな…弟と過ごしてた時に、奴の知り合いが作った機械を使った修業をした事があるんだ。そんな感じのがあれば、修業の幅が広がりそうなんだが…
レミリア:修業用の機械ねぇ…
パチュリー:機械と言えば…
ラディッツ:何だ?其方方面の知り合いでも居るのか?
パチュリー:知り合いって訳でも無いんだけど…妖怪の山の近くに、機械に詳しい妖怪が居た筈よ。その子に頼めば、修業に使える機械とかを作って貰えるかも知れないわよ。
ラディッツ:本当か?
パチュリー:可能性の話よ。まずは、会って話をしてみる所からよ。
ラディッツ:妖怪の山の近くだな。山の事なら、はたてか文に頼めば良いだろう。そうと決まれば、早速話をつけて…
レミリア:待ちなさい、ラディッツ。
ラディッツ:何だよ?
レミリア:貴方、最近忙しく動き回ってばかりであまり休んでないでしょ?何も無い時くらい、ゆっくりと体を休めておきなさい。何かあった時、すぐ動ける様にね。
パチュリー:強くなる為に無理をして、それで体を壊したら本末転倒よ。
ラディッツ:た、確かにそうだな…
レミリア:良い?コレは命令よ。
ラディッツ:あぁ、分かった。
レミリア:素直で宜しい
パチュリー:全くもう…
少しの間、体を休める様に言われたラディッツ。強くなる為とは言え、焦りは禁物なのである
冥界編、本当に御終いです
次の事件からは、フランがほぼ毎回協力してくれる事になります
サイヤ人と吸血鬼の紅魔館兄妹コンビの冒険、どうなりますやら…
次の戦いの前に、まずは修業の幅を広げる為あるキャラに会いに行く所からですがね
次回からは、少しだけ短編をば…
ウィロー編は色々疲れた、休憩させて…(本音)