誇り高き弱虫の幻想郷生活   作:パラリズム

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第91話

玄武の沢を襲撃していた、不死身の魔族ガーリックJrとその部下達。ラディッツ達は、激闘の果てに彼等を撃破する事に成功した。現在は、にとりの研究所に移動し、事情説明を済ませて一休み中である

 

にとり:いやぁ、本当に助かったよ。アンタ達が来てなかったら、どうなってた事か…

 

ラディッツ:気にするな。コレも仕事だからな。

 

ターレス:無様に返り討ちにされてた奴が、何を偉そうに…

 

ラディッツ:くっ…

 

フラン:御兄ちゃんは、私を守ってくれたんだもん!頑張ってたもん!

 

ターレス:やられてちゃ意味ねぇよ。

 

フラン:むぅ…

 

椛:まぁまぁ…何にせよ、にとりも皆も無事で良かったよ。

 

にとり:有難うよ。しっかし…椛、アンタも色々大変だったみたいだね。

 

椛:まぁ…うん…

 

ラディッツ:コレから先、今回の奴よりも遥かに強い奴等が現れる筈だ。ソイツ等を倒す為に、俺達は今よりも強くなる必要がある。

 

にとり:だから、トレーニングする為の機械が欲しい…そう言う話だったね?

 

ラディッツ:そうだ。

 

にとり:こんな精密な設計図もあるし、何とかなると思うよ。

 

ラディッツ:本当か?

 

にとり:あぁ、私達の技術力を集めれば問題無いよ。但し、作るのに時間と…此方の方が少々掛かるけどね。

 

ラディッツ:金と時間は幾ら掛かっても構わん。是非とも頼みたい。

 

にとり:あいよ。しかし、外の世界にこんな技術を持った人間が居るなんてね…出来る事なら、会って色々話をしてみたい所だよ。

 

ラディッツ:お前とは気が合いそうな奴だよ。

 

にとり:ハハ…トレーニング用の機械の製作、確かに承ったよ。

 

ラディッツ:助かるよ。

 

にとり:で、アンタ達の頼みは何だい?

 

椛:私達は、妖怪の山の一件で殺されてしまった私の仲間達を生き返らせる為、ドラゴンボールと言う物を探して旅をしてるの。だけど、中々見付からなくて…

 

にとり:ドラゴンボール?何だいそりゃ?

 

椛:7つ集める事で、どんな願い事も叶うと言う不思議な球の事だよ。

 

にとり:へぇ、そんな物があるんだねぇ…

 

ターレス:コイツが、その実物なんだが…

 

ターレスは、紫に貰った四星球を取り出して皆に見せる

 

ラディッツ:コレが、ドラゴンボールか…

 

フラン:思ってたよりも随分小さいんだね。

 

ラディッツ:あぁ。

 

ターレス:俺もそう思ったよ。

 

にとり:ん?オレンジ色に赤い星模様…

 

椛:どうかしたの?

 

にとり:あ、いや…私、コレと似た様なのを持ってるよ。

 

ターレス:何だと?

 

にとり:ちょっと待っててよ…あ、あったあった。コレ、違うかい?

 

にとりは、自分のリュックの中から星が2つ描かれたオレンジ色の球を取り出して皆に見せた

 

椛:…間違い無い…星の数こそ違うけど…

 

ラディッツ:既に持ってたのか…

 

ターレス:コレ、何処で見付けたんだ?

 

にとり:数日前の話なんだけど…私達、玄武の沢で水遊びしてたんだよ。で、水の中で見慣れない物…つまり、コレを発見してね。何だか分からなかったんで、後で色々調べようと思って、とりあえずこの中に仕舞い込んだんだけど…どうも、そのまま忘れてたみたいだねぇ

 

ラディッツ:おいおい…

 

フラン:忘れてたって…

 

にとり:まさか、コレがそんな代物だったとは…

 

椛:にとり、不躾な事を言う様で本当に申し訳無いんだけど…それ、私達に譲ってくれないかな?

 

にとり:そりゃ構わないけど…でも、コレって7つ集めなきゃ意味を成さないんだろ?アンタ達が持ってるのを合わせても2つ…後の5つはどうするのさ?

 

ターレス:それを探し出す為の探知機的なもんを、お前に作って貰おうと思ってな。俺達が此処に来た理由はそれさ。

 

にとり:探知機…成る程ね…

 

椛:生憎、設計図とかは無いんだけど…どうかな?

 

にとり:フーム…

 

4人:・・・

 

にとり:フッ…他ならぬ盟友の頼みだ。それに、アンタ達には今回助けて貰った礼もしなくちゃいけないからね。その仕事、この河城にとりが請け負った!

 

椛:本当?

 

にとり:あぁ、勿論だよ。但し、コレまた料金を頂く事になるんだけど…それは用意して貰えるんだよな?

 

ターレス:また金かよ…

 

にとり:当然だろ?何をするにしても、先立つ物は必要なのさ。

 

ターレス:ちっ…おい、どうなんだ?

 

椛:えっと…貯金を崩せば何とかなるかも…

 

にとり:心配しなさんな盟友から有り金全部ふんだくる様なゲスな真似はしないよ其処らへんは、ちゃんと勉強させて貰うさ

 

椛:有難う助かるよ

 

にとり:何の何の

 

ターレス:手ぇ抜いたら承知しねぇぞ?

 

にとり:心配御無用。私にだって、プライドってもんがあるからね。値段は出来るだけ安く…だけど、御値段以上の品質と仕事を約束するよ

 

椛:大丈夫ですよ、ターレスさんにとりは、心から信用出来る子ですから

 

ターレス:だと良いがな…

 

にとり:トレーニング用の機械と、ドラゴンボール探知機と…後、ボールを入れて持ち運べる様に専用の入れ物も作る必要があるかな…コレは、此方でサービスさせて貰うよ。

 

ターレス:ほぅ…気が利くじゃねぇか。

 

にとり:だろう?あ、因みに、料金は後払いで結構だよ。

 

ラディッツ:何から何まで助かるぜ。

 

フラン:して貰ってばっかりで、何か悪い気がして来たよ…

 

ラディッツ:そうだな…それじゃ、料金とは別に、お前を信用してコイツをくれてやろう。

 

そう言うと、ラディッツはホイポイカプセルを取り出してにとりに手渡した

 

にとり:コレは?

 

ラディッツ:ホイポイカプセルと言ってな。小物は勿論、家や乗り物を粒子状にして中に収納し、持ち運ぶ事が出来る様になるアイテムだ。

 

にとり:何だって?こんな小さなカプセルに、そんな凄い機能が?と言うか、コレ貰っても良いのか?

 

ラディッツ:あぁ、構わん。便利だからと、外から貰って来たもんなんだがな。

 

にとり:ほぅ…

 

ターレス:じゃ、俺からもプレゼントだ。

 

ターレスは、カプセルからスカウターを取り出してにとりに投げ渡した

 

にとり:おっと…コレは?

 

ターレス:スカウターと言ってな。まぁ簡単に言えば通信機なんだが…コレさえあれば、遠い惑星に居る仲間とも連絡を取り合えるし、他にも色々使い道がある代物だ。

 

にとり:外の世界には、色々便利な物があるんだねぇ

 

ターレス:頼んだもんが出来ても、連絡手段がねぇんじゃ不便だしな。まぁ俺のスペアで悪いがな…

 

にとり:とんでもないよいやぁ、まさかこんな物を貰えるなんて思わなかったよ

 

フラン:凄く嬉しそう

 

椛:良かったね、にとり

 

にとり:あぁ此処まで良くして貰ったんだし、コレは是が非でも頑張らなきゃいけないねぇ

 

ラディッツ:期待してるぜ。

 

にとり:任せときなってアンタ達とは、長い付き合いになりそうだ宜しく頼むよ、盟友

 

ターレス:フン…頼りにしてるぜ?

 

にとり:あいよ

 

こうして、また新たな絆が生まれた。河童の凄腕エンジニア、にとりの存在が、彼等にどの様な利を齎すのか…

 




御値段以上、河城にとりが正式に仲間入りを果たしました

にとりは、戦闘力よりも発明や分析力で活躍予定ですよ

小悪魔:いつだったか、キャラが揃って来たらある事をやりたいと言ってましたが、もうキャラは出揃ってるんですか?

作者:いや、まだ何人か出てないよ。とりあえず、今まで登場し、且つその試みに参加するキャラを書き出してみるよ。

フラン、パチュリー、鈴仙、はたて、椛、紫、魔理沙、妹紅、文、妖夢、にとり

小悪魔:何ですか?このメンバー…何をするんですか?

作者:それはまだ言えない。只、発案者が紫さんであると言う事だけ言っておく。

小悪魔:フム…
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