重力室付きのトレーニングルームを手に入れたラディッツは、翌日から早速フランや美鈴と修行を開始していた。それぞれが手や足に重りを装着した上、フラン達の事を考え、部屋の中の重力を2倍に設定した状態で、ラディッツと美鈴はいつもの様に組み手を、フランは彼等の少し横でシャドーボクシングを行っていた
美鈴:はぁ…はぁ…
ラディッツ:どうした?もうバテたのか?
美鈴:ス、スミマセン…コレ、思ってたよりもかなりキツいです…重りを付けてる上に重力がある分、いつも以上に体力を使うみたいで…
ラディッツ:少し休憩するか?にとりも言ってたが、無理をして体を壊しちゃ意味がねぇからな。
美鈴:いえ、大丈夫です。苦難を乗り越えてこそ、真の強者に近付けると言う物です。
ラディッツ:そうか…美鈴、お前は何故強くなりたい?
美鈴:いきなりどうしたんですか?
ラディッツ:スマン、少し気になってな。
美鈴:…私には、紅魔館の皆さんを守ると言う使命があります。どんなに強大な力を持つ者が紅魔館を襲撃して来ても、皆さんの御身を守れる様に…私は、強くならなければ…
ラディッツ:そうか…
美鈴:勿論、貴方もその皆の中に含まれているんですよ。
ラディッツ:俺も?
美鈴:当然じゃないですか。だって、私達は家族なんですから。
ラディッツ:家族…ね…
美鈴:逆に聞きますけど、貴方は何故強くなりたいんですか?
ラディッツ:…いつの日か、親父や弟を超える為だ。
美鈴:御父上と弟さんを…
ラディッツ:あぁ。聞いた話だが、親父は最後まで仲間の為に戦ったらしい。ガキの頃は悪夢でしか無かったが、今思えば偉大な男だ。弟も、少し見ない内に仲間達を守れる程立派な男になっていた。俺も、奴等みたいな強い男になりたい。奴等を超えるのは、そう簡単な事では無いだろう…だが、それでもいつかは…肩書きだけじゃない、名実共に一流の戦士になれる様に…
美鈴:良い夢を御持ちですね。
ラディッツ:笑わねぇのか?
美鈴:何故笑う必要があるんですか?
ラディッツ:いや…昔の仲間がさっきの言葉を聞いてたとしたら、多分鼻で笑われてただろうなと思ってよ…
美鈴:とんでもない。私は感動しましたよ。
ラディッツ:・・・
美鈴:そして、嬉しくもあります。微力ではありますが、貴方の夢を叶える為の力になれている事が…
ラディッツ:・・・
美鈴:コレからも、貴方の夢を叶える為の御手伝いをさせて下さい。そして、貴方の事を守らせて下さい。
ラディッツ:美鈴…あぁ、頼りにしてるぜ?
美鈴:はい
笑顔を向ける美鈴に対し、ラディッツもまた微笑み返し、2人は互いに拳を重ねた
フラン:あのさぁ…誰か忘れてるんじゃないかなぁ?
フランは、そんな2人の間に少し不機嫌そうな顔をして割って入った
ラディッツ:わ、悪い…
美鈴:も、申し訳ありません…妹様…
フラン:真面目にトレーニングしてる私だけ除け者にして、2人で良い雰囲気になるなんて酷いよ!私だって、御兄ちゃんの夢を守るからね!御兄ちゃんの為なら、幾らでも力になるからね!
ラディッツ:有難うよ、フラン。頼りにさせて貰うぜ?
フラン:任せてよ
ラディッツは、首根っこに飛び付いて来たフランの頭を優しく撫で、フランは満面の笑みを浮かべた。そんな2人を見て、美鈴もまた笑顔になっていたのだった
小悪魔:多分、この作品で一番ラディッツ様と一緒に居るのって妹様と美鈴さんですよね?
作者:だと思うよ?フランはラディッツ大好き(兄として)で何処にでもくっ付いて来てる設定だし、美鈴は毎日一緒にトレーニングしてるしね。
小悪魔:美鈴さんも、もうメインメンバーで良いんじゃないですか?
作者:登場は多いし、戦力としては十分だから、あちこち連れてって一緒に戦わせたい気持ちはある。けど、彼女には門番としての仕事があるから…
小悪魔:他の人の作品になるので詳しくは言えませんが、美鈴さんがヒロインとして旅してる作品だってありますし、ゲームでも普通にメインキャラとしてあちこち行ってるのだってありますよね?
作者:だね。幻想魔録って言うゲームでは、自分は美鈴メインでやってるし。まぁゲームの話し出したらキリ無いけどさ。
小悪魔:まぁ確かに…作者さんは、美鈴さんは御好きですか?
作者:かなり好きだよ?紅魔館内でだけなら、フラン、パチュリーと同じくらい。東方キャラとしても、大分高い位置に居る。
小悪魔:以前何処かでやったランキングには入ってませんでしたが…
作者:それでもだよ。脳筋でちょっと野心家で、抜けた部分もあるけど、誰にでも優しいスタイル抜群な御姉さんとか最高じゃないか!
小悪魔:美鈴さんは、コレからも度々出ますか?
作者:勿論。美鈴もだけど、レミリアや咲夜さんもちゃんと出番あるよ。
小悪魔:ワタシハナマエスラダサナイト?
作者:スミマセンでした、ちゃんと出します!
小悪魔:御願いしますね。