玄武の沢の事件後、はたての新聞でその事が特集された。その際の見出しは、“希望の星の外来人、またも御手柄。今度は玄武の沢の危機を救う”とあった
レミリア:今回も良くやってくれたわね鼻が高いわ
ラディッツ:はたての奴め…
小悪魔:別に嘘は書かれていないんですよね?
ラディッツ:まぁそうだが…
レミリア:貴方が活躍する事で、私達紅魔館の評判も爆上がり中よ
ラディッツ:そりゃ何よりだが…
パチュリー:近くの森を始め、迷いの竹林に妖怪の山、冥界、玄武の沢…連中は、あちこちで面倒事を起こしてくれてるわね…
フラン:御兄ちゃんも言ってたけど、コレから先もっと強い敵がドンドン出て来るよね?
ラディッツ:あぁ、間違い無くな。
咲夜:しかし、こうも度々地獄から復活した敵達が好き放題暴れ回っているのに、人に任せてばかりとは…あの隙間妖怪、一体何を考えているのやら…
パチュリー:本当にね…ラディッツ、少しくらい文句を言っても良いと思うわよ?
ラディッツ:と言われてもな…紫だって、何もしてねぇ訳じゃなく、色々調べて回ってると言ってたぞ?
パチュリー:だとしても、此方は常に後手に回ってるじゃない。どうせなら、敵の拠点でも見付けてくれない物かしら…
フラン:拠点さえ分かれば、其処に攻め込んで一気に殲滅出来ちゃうかもだしね
咲夜:御気持ちは分かりますが、それは危険かと…
その時、虚空に見慣れた隙間が現れ、中から毎度御馴染みの隙間妖怪、八雲紫が姿を現した
紫:皆、ちょっと良いかしら?
ラディッツ:うぉっ!?
フラン:八雲のオバ…じゃなかった…御姉さん!
レミリア:毎度毎度、何処にでも現れるわね…
紫:・・・
紫の表情は、いつもとは違い何やら沈痛な面持ちであった
パチュリー:何よ?どうかしたの?
紫:式神達に色々調べさせた結果、大変な事が分かったわ…
小悪魔:大変な事?
咲夜:と言いますと?
紫:…この幻想郷で暮らす者の中に、敵の一派に加担している者が居るわ。
ラディッツ:何だと?
咲夜:それは本当なの?
紫:悲しい事だけど、本当よ…しかも、とても厄介な能力を持った者がね…
小悪魔:そんな…
フラン:私達幻想郷の仲間から、裏切り者が…
紫:…彼女を野放しにしておいたままでは、色々都合が悪いわ。早急に何とかしないと…
レミリア:ソイツが誰だか、分かってるの?
紫:…此処ではちょっと…皆を集めて話をしましょう。貴方達に紹介したい人も居るわ。
ラディッツ:紹介したい人だと?
紫:えぇ。とにかく、今から1時間後に会議をしましょう。場所は…博麗神社辺りが良いかしら?
ラディッツ:神社か…
紫:霊夢には、私から話を通しておくわ。じゃあ、また後でね。
そう言うと、紫は隙間の中に入って姿を消した
パチュリー:行くの?もしかしたら、ハッタリかも知れないわよ?
ラディッツ:勿論行くさ。何の話かは分からんが、あの紫の様子からしてハッタリでは無かろう。
レミリア:私も行くわ。紅魔館の主として、事情を知っておく必要があるわ。
フラン:御姉様、私も行く!
レミリア:遊びじゃないのよ?
フラン:そんなの分かってるよ!
レミリア:…まぁ良いわ。
ラディッツ:パチュリー、お前も来い。一応、お前も事件に関わった者の1人だからな。
パチュリー:面倒だけど、貴方がそう言うなら付き合うわ。
ラディッツ:スマン。今までの事件で世話になった連中にも、一応声を掛けてみるか。知っておいて損は無かろう。奴等への連絡は、俺に任せて貰うぞ。
レミリア:御願いね。
次回から、新たな仲間が登場…(?)
敵の一派に加担している幻想郷の人とは、一体…