作者はレイアちゃん好きですよ
特殊な家柄
「貴女達みたいな塵芥共を」
星焔竜の放ったその言葉で四人全員が星焔竜を『
しかし四人とも分体にしかけようとはせず、むしろ撤退の動きを見せる。
「逃げるの?」
星焔竜の挑発とも取れる一言に逆上することもせずモドリ玉を使用する四人。
しかししっかり怒ってはいるようでと挑発は返す。
「「「「今でも殺せるとは思うけど今はやめておく、その首切り落とし磨り潰してやるから覚悟しろ」」」」
その殺気は周りに風を起こし、草陰で様子を見ていたジャギイなどを気絶させる。
覇者の気とでも言うのだろうか、まさに四人の姿は一騎当千の猛者のようだった。
「なら最後に忠告してあげる。来月は来ない方がいいよ」
星焔竜の警告は何を意味しているのだろうか・・・
BCで四人の帰りを待っていた飛行船に乗り女王領域を離脱する四人。
四人は飛行船の窓から星焔龍の樹に向かって中指を立てていた。
調査官に就任したときに四人はマイルームが支給された。
それまではドンドルマに訪れたりフィールドで野宿をしたりと世界を渡り歩いていたのだが公務員になった時に手紙などが不便と言うことで家が支給されたのだ。
「あ~疲れましたわぁ~」
「全くだ」
「寝るのじゃ」
「Zzzzz」
四人の行動は一つ、休息だった。
マイルームの中には二段ベッドやハンモック、布団など個人の趣味がありありと見て取れる。
そして榎、楸、柊が眠りにつき自分も寝ようとしたとき、窓がコンコンと鳥がつつくような音が聞こえのっそりと二段ベッドから出る。
布団で眠る柊を跨ぎハンモックで太刀を抱え恍惚とした表情で眠る楸を躱し窓にたどり着く。
窓を開ければそこには足に手紙を括り付けた鳩がいた。
括り付けてある手紙を取り、内容を読むとそれは故郷からの招集命令だった。
年二回の一族研鑽への招集
我々の一族がどこまで技を磨けたかの確認である。
力の限りを尽くしたまえ。
四姉妹の一族は変わっていた。
元々一族の始まりはたった一組のパーティだった。
強き者に引かれる内に新しく外から強者を婿として迎え入れたり従兄弟などと交わり、強者のDNAを残していく。
それを繰り返していき今では立派に集落ができあっている。
そして一族の一人一人がそれぞれの武器の技を極め、子から子へと技を改良し伝えていく。
DNAのこともあり代を重ねるごとにどんどん強くなる一族である。
しかしより良きDNAを残すためなのか何時からか一族は殺し合いの大会を開くようになった。
年々増えていた一族の数も最近は減っているらしい。
『強き者が生き残り弱き者が死ぬ』まさに人間版修羅種と言える。
そして七歳になれば一族の子供達はたった一人で上位のリオレウスを狩ると言う風習もあり、この一族を知る者はこの一族を修羅の一族と呼んでいた。
人間版修羅種なのがこの四姉妹!
別に転生者じゃ無いんです。
五歳で天狗なんかのように木を蹴って三次元的移動が当たり前って言う最早人外な集まりなんです。