25人の少女と、1人のサポーター   作:皐月 遊

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初めまして! 皐月 遊です! バンドリ!が好きで、小説をかいてみました!

ちなみに、もう全てのバンドは結成しています!


1話 「ボッチの俺」

俺、神崎 優《かんざき ゆう》は、ボッチだ。 小学校、中学校と、友達は出来ず、悲しい学生生活を送っていた。

だが! 高校では上手くやってやる! と意気込んでいた矢先……

 

失敗した。 自己紹介で言葉に詰まってしまい、アピールが出来ずにボッチルート突入。 そのまま半年が過ぎた。 文化祭という行事も終わってしまった。

 

何事もなく授業が終わり、放課後になった。 俺は荷物を纏め、廊下に出ると…

 

「うわああっ!」

 

「えっ? うおっ!?」

 

突然、女の子がぶつかってきた。 お互いに倒れてしまい、慌てて女の子を見る。

 

「いたた…」

 

…確かこの子は同じクラスメイトだったはずだ、名前は…戸山 香澄だったか。 俺はとりあえず立ち上がり、戸山さんに手を差し伸べる。

 

「ごめん、大丈夫?」

 

と言うと、戸山さんは笑顔で俺の手を掴んだ。 あれ…戸山さんって近くで見ると結構可愛いな…

 

「うん! こっちこそごめんね! それじゃあね!」

 

そう言うと、戸山さんは走っていってしまった。 ……帰ろう。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

……はぁ…本当につまらないなぁ…。 友達が1人でもいれば、こんな事思わなくてすむんだろうが、生憎友達は1人もいない。

 

いや…昔は友達と呼べる人達はいた。 俺は小学生の時、家の都合で転校を繰り返していたんだ。 そして、一度だけこの近くの小学校にいた事があった。 その時に5人の女の子と仲良くなったんだ。

その5人は幼馴染らしいんだけど、俺を仲間にいれてくれたんだっけ…

 

……まぁ、すぐに別の学校に転校しちゃったんだけどな。

 

俺は、今は一人暮らしをしている。 理由は簡単だ、もう転校したくないから。

 

「…なんか買ってくか」

 

夜飯を買おうとコンビニに入ると、白髪の店員がダルそうに

 

「…しゃーせー…」

 

と言ってきた。 なんだあの態度は……見た感じ高校生くらいか。

…まぁ、態度なんて気にしないけどな。

 

俺は適当にコンビニ弁当とジュースを買い、ダルそうにしている店員の前に置いた。

 

「…………」

 

だが、店員はジッと俺の顔を見て動こうとしない。

 

「…ど、どうかしました?」

 

「…………」

 

心なしか、驚いているようにも見える。 無表情だから、そんな気がするだけだが。

そして、ようやく店員が口を開いた。

 

「…もしかしてー、ユウ君?」

 

俺は、目を見開いた。 なぜこの子が俺の名前を知ってる…?

しかも、親しげに名前呼び……

 

「え…えっ…?」

 

「やっぱりユウ君だー、こっちに戻ってきたんだねー」

 

「…だ、誰…?」

 

失礼かもしれないが、全く覚えてない。 白髪の女の子…マイペース…俺の名前を知ってる……ああ!!

 

「まさか、モカ!?」

 

「あ、思い出したー? そうだよー、モカちゃんだよー」

 

そう言って、モカは手を振ってくる。 このモカこそが、小学生のころ俺を仲間にいれてくれた5人の内の1人なのだ。

 

まさか再会出来るとは思わなかった。

 

「久しぶりだなモカ! 元気だったか?」

 

「うんー。 ユウ君が転校しちゃってからは皆暗かったけどねー」

 

「う…すまん…仕方なかったとはいえ、急だったよな」

 

「蘭なんてずっとユウ君の家の前で泣いてたんだよー?」

 

「そ、そうだったのか…」

 

美竹 蘭、彼女も幼馴染の1人だ。 気が強い女の子だったが、まさか泣いたとは…

 

だが、いつまでも話せるわけはなく、別の客がコンビニに入ってきてしまった。

モカは、素早く会計を終わらせ、レシートの裏にペンで何かを書き、商品と共に渡してきた。

 

「はい。 それモカちゃんのメアドー。 19時にバイト終わるから、それくらいにメール頂戴」

 

「わ、分かった」

 

流れでモカのメアドを受け取り、コンビニを後にした。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

《ユウさんがログインしました》

 

《ユウさんだ!》 《ユウさんが来たぞー》 《ユウさん! 手伝って欲しいクエストが…》

 

…さっき、俺はボッチだと言ったな。 あれは本当だ、だが、それは現実世界の話。

俺は、ゲームの世界では人気者なのだ。

 

幼い頃からやる事がなかった俺は、ゲームしかやる事がなかった。 そのおかげで、俺はネトゲで崇められる存在になったのだ。

 

《ごめん。 今日は先約がいるんだ》

 

そう。 今日はもう手伝う人が決まっているのだ。

…えーと…いたいた。

 

《おーい。 堕天使ルシファーさーん》

 

《あ、ユウさん! …よくぞ我が招待に応じてくれた》

 

この人は堕天使ルシファー。 俺のフレンドだ。 結構長い間一緒にゲームしている。

 

《それで? 俺はレベル上げを手伝えばいいんだよね?》

 

《はい! 我と、我の盟友”りんりん”をお願いします!》

 

《り、りんりんです…よろしくお願いします》

 

りんりんさんはオドオドしながら自己紹介をする。 りんりんさんは堕天使ルシファーのフレンドか。

 

《2人のレベルは…ルシファーさんが75。 りんりんさんが70か。 よし。 今日中に90まであげよう!》

 

ちなみに、俺のレベルは250。 カンストしている。

それから、サクサククエストを進めていき、19時になる頃、2人のレベルは90を超えた。

 

《ありがとうございますユウさん! これで我とりんりんは強くなれました!》

 

《いいって事よ。 あ、明日も学校あるから、俺落ちるね》

 

《わ、私も学校なので、失礼します》

 

俺が落ちようとすると、堕天使ルシファーがチャットを送ってきた。

 

《待ってユウさん! あのさ、提案なんだけど! リアルで会ってみない? 我とりんりんはリアルでも友達なんだ!》

 

《へ? リアルで?》

 

《うん! もうユウさんとは結構ゲームしたし! 会ってみたいんだ》

 

そう言ってくる。 前に聞いたが、ルシファーさんは女子中学生らしい。 だから危ない事はないと思う。 しかも、住んでいる地域も一緒だった。

りんりんさんもいい人そうだし……

 

《いいよ。 会ってみようか》

 

《やったー! それじゃあ、駅前の喫茶店に放課後で!》

 

《了解》

 

そう言って、俺はゲームをログアウトした。




いかがでしたでしょうか?

この小説には全員登場させるつもりです! よろしくお願いします!
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