そこである提案をするのですが…。、
朝、熟睡中に誰かに揺さぶられる。
「ユーリ、ユーリぃ、起きてください」
むくりと起き上がり、見ると魔王が。
「なんだよ…まだ5時じゃん…」
「ユーリ、旅行行きませんか?」
いきなりの提案。
「旅行?なんで?」
「えへへ、分かってるくせに」
頬を染めてニヤニヤしている。朝っぱらからハイテンションだ。
「あとで聞くから、俺寝る」
「ハネムーンですよ!新婚旅行ですよ!」
がくがく揺すってくる。
「いいから!後で聞k」
いきなり体に電気が走る。魔法だ。
「痛ッ!」
「私の話、聞きますか?」
目の前で火花を散らす手をふらふらと振っている。
「わ、わかりました」
実力行使だ。恐ろしや。
「ユーリはいい子ですねー」
色んなところを撫で回してくる。このままなし崩しにヤられたら困るので振り払う。
「いいから、で?どこ行くんだ?」
紙を広げる。わざわざマップと計画表まで作ったのか。
ユーリとの新婚旅行計画♡
・魔王城出発!ハザラの街で一泊(8回)
・ハザラの街〜ベリ村(2泊13回)
・ベリ村〜城下町(5泊28回)
・各地を放浪!(100回まで帰さない)
ふむ、ツッコミどころはめちゃある。
「あのさ、ちょっと聞きたいんだけど」
「なんですか?行く気になりました?」
「いや、あのさ、この8回とか13回ってなに?」
「言わせる気ですか?ふふ」
何だろう。嫌な予感がする。怖い。
「もちろん、ユーリとヤる回数です♪」
「は!?」
「あれれ、本当に言わせちゃいます?セックs」
「もういいから!」
え?どうかしてるのか?最後100回ヤるまで帰さないとか馬鹿じゃないか?俺の息子が無くなってしまう!
「な、なあ、それとさ」
「あ、お薬なら用意してありますし、ムチとかバイブとか現地調達したり、お土産にローションも買って…」
「違う!なんでこんな人間の拠点ばっかりなんだ!?」
そう。こんなところ、俺と魔王が行った瞬間に兵士に捕縛されるのがオチだ。魔王のことだから反撃して王宮滅亡とかあり得る。
「あ、平気ですよ?きちんと魔法で仮装できますし」
「いや…めっちゃ不安」
「最近ユーリは私に構ってくれませんし…ね?」
「ね?じゃなくて!マリンちゃんとか、ウルスラとかと行った方が楽しいだろ!な?」
「むむ…?まさか、ユーリ、私とマリンとかウルスラに行かせて、その間にサキュバスとかリリス達と乱交する気でs」
「違うから!魔王一筋だから!」
そう言った瞬間、魔王が撃ち抜かれたように胸を押さえた。
「ユーリ…誘ってるんですよねそうですよねそうとしか思えませんからね?違うとは言わせませんよ、そんな可愛い顔して!」
急に魔王の目がおかしい。発情した魔物みたいだ。
「お、おい!離せ!」
魔王に掴まれて押し倒される。まずい。
「大丈夫です!ちょっと愛し合うだけですから!」
「待て!頼むかr」
「もう挿れますねー」
2時間後
「気持ちいいですねー♪」
「疲れた…」
結局かなり濃いのを3回もされた。
「もう一回やりますか?」
話をそらす。
「あのさ、行ってもいいけど、本当にバレないのか?」
「ええ、よほど高度な魔法使いでも、変装していることしか分かりませんからね、私たちとまでは気づきませんよ」
「なら…行くか?あとヤる回数は減らすか無くすかしなさい」
「…うーん」
めちゃ悩んでる。ここは強引にいくか。
頭を撫でれば大抵なんとかなる!チョロいから。
「んっ…ユーリ、ありがとうございます」
「そんなに悩むなよ、シないとは言ってないだろ?」
「…ですね!なら今のうちに、私の中がユーリので満タンになるまでヤっちゃいますか!」
え?え?おい、待て。こんな展開知らないぞ。
その日、結局死ぬ寸前までヤられた。
勇者はよく死なないなあ…。
新婚旅行回の始まりだ!