我は彼の奴隷なり   作:ふーじん

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メリークリスマス!


西方よりの来訪者

 □【獣神】マグロ

 

 

 カルカランでの<歌姫事件>から一月程を都市を巡って旅した後、そのまま南部から東海行きの船に乗り、紆余曲折を経て私は天地へ来ていた。

 紆余曲折と言うのは、海底二万メートル以上の深海で古代伝説級<UBM>と戦うハメになったこととかだけど、それはまぁいいだろう。

 

 天地へ赴いた理由は、そのとき知り合った<マスター>の好意で好きな場所まで送ってもらえる機会があったからで、ちょうど東海まで来ていたこともあり噂の天地への興味がふと湧き出たからだった。

 というのもグランバロアと天地は折り合いが悪いらしく、通常の交通手段は使えないらしい。出来なくもないが、何かと不便な手間をかける必要があるようだった。

 その点その<マスター>は海域の自由な行き来が可能な<エンブリオ>の持ち主であり、直接上陸するまではできずとも沖合くらいまでなら接近が可能だったのだ。

 

 そんなわけで今私がいるのは西部の港町である。

 街、というよりは漁村だろうか。活気はあるが規模は小さく、見慣れた日本風の顔つきが多く見えた。

 が、上陸手段が少しまずかったらしく……あわやお縄につきかねなかったのは内緒だ。

 

「そらねぇ、いきなり海からデカいのがやってきたもんだから、みんな海坊主だ海坊主だっつって大騒ぎさね」

「あはは、その節はご迷惑をおかけしました……」

 

 そうからかうように言ったのは酒屋の女将さんだった。

 昼は茶店もやってるそこの軒先で、お団子とお茶を頬張りつつ世間話に華を咲かせる中でそのときの話が出てきたのだ。

 まぁ秘密でもなんでもないのでぶっちゃけると、沖合から陸へ向かうのに水中行動に長けた"青の巨人"形態になっていたところ、うっかりそのまま上陸して騒ぎを起こしてしまったのだった。

 今でこそ笑い話にはなってるけれど、当時は見慣れないモンスターかあわや<UBM>かと大騒ぎになり、自警団に取り囲まれて一触即発にまでなりかけたのだから堪ったものではない。

 

 とはいえそれも十日も前の話である。

 なんとか事情を理解してもらったあとは、この村に暫く腰を落ち着ける中で頼み事やらモンスター退治やらを引き受ける内にどうにか打ち解けることができていた。

 それにはやはり<マスター>という立場が大いに役立っていた。元より異邦人としての認識が強い<マスター>なら多少の常識知らずは大目に見てもらえ、その上で村への貢献を果たせばある程度は水に流してもらえるというものだった。

 

 そんなわけで今日も一仕事を終えたところなので、こうしてのんびりお茶を楽しんでいる次第である。

 女将さんにも顔を覚えられ、こうして世間話できる程度には仲も深まった。

 

「カトリさんはお団子はダメだったのよね? 今日は柿があるからさ、これでもお食べよ」

「うむ、苦しゅうない」

「あははっ、まるでお武家様みたいだねぇ! 遠慮せずにどんどん食いな!」

 

 ……太っ腹なようだが、当然支払いはしている。

 どうやら懐が温かいことはすっかり見抜かれているようで、来るたびになにこれと出しては勧め、カトリ様もそれを献上品として遠慮無く頂くものだから、その裏で私の財布は良いように毟られまくっているのだった。

 女将さんが一番に親しげにしてくれたのも、こうして(無理矢理)売上に貢献しているからに違いない。

 

「しっかし、<マスター>ってのはやっぱり大したもんだねぇ。大陸から海を泳いできたんだろう? ウチじゃあ信じられないさね。普通は海の魔物にパックリいかれるもんだからさ」

「……海、怖いですよね」

 

 女将さんの言葉も当然だった。

 この世界の海というのはリアルとは比べ物にならないほど危険極まりなく、たとえ入念に準備していても容易く命を落としかねない魔境だ。

 棲息するモンスターの脅威も陸上の比ではなく、前触れもなく強力なモンスターや<UBM>が現れては猛威を奮うことも珍しくはない。

 事実深海での戦いはそうして巻き込まれたのだし、そこでカトリ様が水中に適応できてなかったなら、こうやって天地へ上陸することもできなかっただろう。

 

 そしてこの村は昔から続く漁村であり、海の恐ろしさは私なんかよりも余程知っている。

 沖での漁は常に命懸けで、だからこそこの村の男手は屈強であり、たとえ<マスター>であっても生半可な腕では返り討ちに遭うほど腕っ節が強い。

 そして得られる海の幸は値千金の恵みであり、内陸部の領地では高値が付く高級品……らしい。

 まだこの村以外の集落を知らないからピンとこないけれど、それもあってこの村は規模に見合わず景気がいいのだとか。

 

 この辺の事情は隠居した長老方を訪ねればいくらでも村自慢として聞かされることだ。

 当初こそすったもんだあったものの、今では酒の席をご一緒させてもらうことも結構ある。

 なんだかんだ言って外の人間が珍しいのか、他の国で見聞きしたことを土産話にすれば盛り上がるというのも当然の帰結で、この十日間は思いの外充実した滞在になったことは間違いないだろう。

 

 とはいえ、宿も無く厚意で村長宅に居候させてもらっている身だ。

 これ以上身を置くのも負担になるだろう。まだ親しくしてもらっている内にここを発つのが村への礼儀だ。

 私は明日にでも村を出る決心をし、女将さんとの世間話も程々に切り上げその旨を伝えた。

 

「あらま、そうなのかい。ま、でもそのほうがいいよ。言っちゃあなんだが、ウチは旅人が来るようなトコじゃないからねぇ……」

「最初にご迷惑をおかけしておきながら、村の皆さんには大変お世話になりました。これはほんの気持ちです。村の皆さんでよろしければどうぞ」

 

 そう言って差し出したのは、カルディナで購入した土産物のいくつかだった。

 金銭も考えたが、あまり直截的なのも生臭いかと思い、消費してしまえる食料品を選んでみた。

 小型のアイテムボックス丸々ひとつ、中にはカルディナとグランバロアの船上都市で購入したあれこれがぎっしり。

 

「あらま、こりゃご丁寧にどうもねぇ。……あらま、こりゃ異国のお酒じゃないか。ウチの男衆が喜ぶよぉ!」

「お口に合えばいいのですが……」

「大丈夫大丈夫、酔えりゃいいって助六がほとんどだからさ! この機会にガッポリ稼がせてもらおうかねぇ」

 

 そう悪どく笑う女将さんだが、気前良く振る舞うに違いなかった。

 

 

 ◇

 

 

 その日のうちに村長にも挨拶を終え、翌日。

 まだ日が昇って間もない早朝に村を出た私は、進路を東に向けて街道を歩いていた。

 村長曰く迷ったならばまず中央を目指せとのことで、そこには天地所属<マスター>の初期開始地点である都があるらしい。

 そこは天地に点在する大名家の力が及ばない中立地帯であり、どこぞの武家へ士官するのでもないのなら、まずはそこで方針を定めるといいだろうというのが彼の言だった。

 私としても士官するつもりはないし、あくまでも物見遊山のつもりでいるので、中央を拠点として適当な狩場でも見繕えたならそれで充分だ。

 

 中央までは幾つかの大名の領地を経由する必要があるが、街と街を繋ぐ街道を歩く分には思っていた程の危険は無い。

 代わりに各所に関所が設けられ、旅人や商人は幾らかの金銭を支払う必要があるのだが、<マスター>に関してはその義務が無かった。

 というのもやはり天地のティアンにとっても<マスター>というのは有望な戦力であるらしく、各地の大名が彼らの士官を狙って行き来しやすいように様々な便宜を図っているようなのだ。

 無論、各家の機密の類を持ち出されるなどされては堪らないので色々と対策もしてはいるらしいが、少なくとも真っ当に旅をする上では何の不便も無いように出来ている。

 

 私も各所の関所で勧誘を受けたりもしたが、やんわりとそれを断りつつ東へと進んでいく。

 流石に島国とはいえリアルの日本くらいには広い天地を徒歩で旅するのは時間がかかり、幾らかの夜を見送っていた。

 そうなると自然、野営の必要も出る。普通の<マスター>は夜間にはログアウトして日の出を待つのだが、私にはその選択肢は無い。

 なので当然日が暮れれば街道脇に陣を構え、火を起こして雨風を凌ぐためのテントを張る。

 しかしリアルとは違って便利なマジックアイテムの多い世界なので、一人旅でも野営の準備に手間取るようなことはなく、本来の旅を思えば段違いな程に快適な夜を過ごせていた。

 

 だが、リアルと違うのは野営の利便性だけではない。

 道行く旅人を狙うモンスターや盗賊、山賊といった脅威もこの世界には存在する。

 幸いにも後者二つにはまだ遭遇していないが、この世界のモンスターというのは火を恐れたりはほとんどしない。

 いや、リアルでも獣が火を恐れるというのは割と眉唾ものだったりするらしいけれど、モンスターはむしろ火の明かりを獲物の印として嗅ぎ付け率先して狙うフシがあった。

 

 基本的に街道沿いは領地を与る大名の尽力あって定期的に山狩りされたりなどしてある程度の安全は確保されているが、しかしそれも絶対ではない。

 武芸者でも無い限りは必ず集団行動を取って旅をするし、そうでなくば日の落ちる前には街へ辿り着けるよう相応の足を用意しておくのが普通だ。

 間違っても私のように一人身で歩いて旅するなんてことはしないし、呑気に火を起こして陣を構えたりもしない。

 現に私は夜を迎えるたびにモンスターの夜襲を受けているわけだが、しかしそこはそこ。<超級エンブリオ>にして最優のガーディアンであるカトリ様の力添えもあって、世間の常識など何処吹く風とこうして気楽な一人旅を送れていた。

 

「ふぅむ、極東のモンスター共も悪くはない。……が、やはり<UBM>と比べればちと格は落ちるな」

 

 などと仕留めたばかりのモンスターの素材を頬張りながらそう漏らすのはカトリ様。

 件の深海で戦った古代伝説級<UBM>。その特典は案の定と言うべきか【完全遺骸】として授与され、その日のうちに丸ごとカトリ様の胃袋に収まっている。

 そのカトリ様曰く素材の旨味にはモンスターの()が大きく関係し、強大かつ希少であればあるほど得も言われぬ美味なのだとか。

 その理屈でいえば普通は遭遇すらできない深海の古代伝説級<UBM>なんて、そりゃ強いしレアだしで美味しいことだろう。お誂え向きに水中行動に向いたスキルを高レベルで幾つかラーニングもできたのだし。

 しかしだからといってそれに味をしめられても困るというものだ。他と比べて格段に遭遇率は高い方という自覚はあるが、基本的に<UBM>はレアなのだ。特典を手に入れるどころか戦う機会すら無いという<マスター>が大勢いる。彼らが聞いたら憤死しそうな発言は、ある意味彼女が指折りの美食家であることの証左かもしれなかった。

 

「……ハズレか。やはり格下では数を喰らわねば大して実入りが無いな」

「よしんば得たとしても既存スキルと被ることも多いですしね。やっぱり安定した狩場が無いと効率悪いなぁ」

 

 メイデン体で寛ぎながら生肉を食み骨を齧っていたカトリ様が残念そうに呟く。

 味もやはりお気に召さなかったらしく、ドロップ素材はまだ幾つか残っていたがそれ以上手を付けるつもりも無いようで、私がそれをアイテムボックスに回収した。

 この世界で金銭を得るためのメジャーな手段がクエスト報酬とドロップの売却収入だが、私の場合まずカトリ様に献上した上で余り物を売り払うことになるので、狩ったモンスターの数に比べてその収入は大きく落ち込む。

 スターリングさんほど派手に散財するわけでもないし、金策に追われているわけでもないが、<超級>としてはかなり慎ましい部類だろう。

 ……ほんとになー、クエストもそれするくらいなら少しでも多くモンスターを狩りたいっていう節もあるし、カトリ様の特性上それが一番効率良いとはいえ、ままならないものである。

 

「あわよくば天地の<UBM>にも相見えたいところだがな」

「どうですかねー……ただでさえ激戦区らしいですし、強いティアンもたくさんいるようですし、余り物なんてほとんど無いんじゃないです? あ、情報も無いのに<UBM>を探し回るのはイヤですよ!?」

「わかっておるわかっておる。<DIN>で買えるような持ち合わせも無いしな。まったくつまらぬ……」

「まぁまぁ……、……?」

 

 気怠げに横向きに寝かけたカトリ様だったが、次の瞬間何かに気づいたように身を起こすと、そのまま白蛇形態に変身して私の身体に巻き付いた。

 それはつまり、要警戒ということだ。とはいえ私に出来ることなんて殆ど無いので、カトリ様がするに身を任せ、同じ方向を注視するに努めた。

 

「おや……旅人、ですか?」

 

 街道に隣接した森から姿を現したのは人だった。

 それも随分と小柄な、私よりも幾らも年下の男の子。

 クール系の、女装が似合いそうな顔つきで、女性人気とかが高そうな子だ。

 見た目だけを言うなら明らかにこの場には相応しくない子供だったが、その背には身の丈以上の大剣を背負っていた。

 付け加えるなら、その左手には紋章が浮かんでいる。<マスター>だ。

 

「ああ……驚かせてしまったのなら、申し訳ありません。こんな夜更けに小さな野陣でしたから、てっきり賊の【斥候】かと」

「あ、いえいえ! すみませんこちらこそ……私も<マスター>なので、今は旅の途中でして!」

「成程、そうでしたか」

 

 身の証を立てるように私も左手の紋章を見せ、害意は無いことを主張する。

 それを見て彼も得心したように小さく頷き、互いに畏まって会釈を交わした。

 

「女性がお一人で天地を旅ですか……見慣れない方ですが、随分とお強いようで」

「あはは、それほどでも……ええと、貴方の方も旅を?」

「ああ、申し遅れました。僕のことは……キョウ、とでもお呼びください。そして返答ですが、僕の方は武者修行……のようなものです。つい時間を忘れて、今の今まで狩りをしていたところでして」

「成程、天地プレイヤーなんですね。あ、私のことはマグロと呼んでください」

 

 ちなみに向こうの名乗りにはカトリ様の《真偽判定》が反応を示した。

 隠すつもりも無かったようだけど、やっぱり偽名らしい。とはいえ、初対面の相手に適当な偽名を名乗るのはそう珍しいことでもないので気にするようなことでもない。

 私? 私は隠す理由も無いから普通に名乗る。ちなみにマグロって名前だけど、例の漁村では思いの外ウケがよかったり。

 

「……随分個性的なお名前ですね」

「よく言われます」

「ああ、失礼。初対面の方に言うようなことではなかったですね、申し訳ありません。…………ふむ」

「?」

 

 慇懃な物腰は生来のもののようで、見た目も相俟って随分としっかりしたお子さんに見えた。

 まぁ<マスター>だから見た目通りの中身とも限らないけれど、それはさておき。

 どうやらキョウさんはカトリ様に興味があるようで、さっきからずっと視線が彼女に向けられていた。

 

「あの、カトリ様が何か……?」

「……いえ、随分とお強そうだと思いまして。僕も天地の武芸者の端くれですから、どうにも興味が……不躾ですが、手合わせなどは?」

「手合わせ? ええと……」

 

 これが天地クオリティというやつなのだろうか。

 目が合えばポ○モンバトルじゃないけど、野試合の申し込みなんて他の国では無かったから少々面食らう。

 お伺いを立てるようにカトリ様を見るけれど、彼女は興味が無いようにぷいと顔を逸らした。

 

「どうやらダメみたいです。ごめんなさい」

「そう、ですか……それは……残念ですが、仕方ありませんね……」

(すごく残念そうだ……)

 

 見るからに落ち込んだ様子のキョウさんに、思わず申し訳無さが過る。

 とはいえカトリ様が否と言っている以上私には何も出来ないし、彼には悪いが勘弁してもらうしかない。

 

「その、せっかくなので夕飯でもご一緒していかれますか……?」

「…………いえ、僕も人を待たせてあるので、折角の提案ですが遠慮させていただきます」

 

 せめてものお詫びに今用意しようとしていた夕飯に誘ってみるが断られた。

 たっぷり悩んだ様子だったけど、お腹は空いてるのかな? それにしては少し雰囲気も違う感じだけど、まぁいいか。

 

「急にお邪魔をして申し訳ありませんでした。賊でないならいいのです、お騒がせしました」

「ちなみに賊だったなら……?」

「容赦する理由も無いので糧にさせていただきましたが」

(物騒だけど正直だ……!)

 

 天地の住人ってこういうのが当たり前なのだろうか。強いカルチャーギャップを感じた。

 

「それでは僕はこれにて。要らぬ忠告とは思いますが、くれぐれも道中お気をつけを。他国がどうかは知りませんが、天地の夜は物騒ですから」

「あ、はい、お気遣いありがとうございます……」

 

 天地に来て一番の物騒発言は今しがたの彼だというのは言葉にはせず、会釈して背を向けた彼を姿が見えなくなるまで見送った。

 やがて暗闇に彼が消え、そこでようやくカトリ様がメイデン体に戻って再び横になる。

 憮然とした表情は何を考えているのかはわからなかったけれど、一言、寝入る直前に漏らした言葉が私の耳に届いた。

 

「匂うな……」

 

 ……ちゃんとお風呂に入れてないのが気に障ったのかな……?

 

 

 ◆◆◆

 

 

 ■天地西部・山中

 

 

「すみません、対魔さん。長引きました、今戻ります」

『熱が入るのは結構だが、あんま無茶はしてくれるなよ。まだ慣らしきってねェんだろ?』

「面目ないです。何分効率が段違いですから、つい熱中してしまって」

『まァいいさ。手勢もどうだい、上手く役立ってるかい?』

「それはぼちぼち、といった塩梅ですね。やはり時間が掛かります」

『だろうな。あー、吾も超級職か<超級エンブリオ>がありゃァ、ちったァ楽になるんだがねぇ』

「対魔さんはよくやってくれていますよ。お気になさらず」

『ありがとよ。んじゃ、温かいメシ作って待ってるぜ。早く帰ンなよ』

「はい、楽しみにしてます。それでは」

 

 彼は通信を切って、ふと背後を振り返る。

 駆け足で急いだ今は遠く離れた街道、その一点を見通して。

 

「…………余所者、か」

 

 目に焼き付けた()をそっと想った。

 

 

 To be continued

 




言うまでもなく天地の描写は捏造過多です。
今後原作が進展したときに矛盾も起きようかと思われますが、御容赦ください。
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