俺の家がバイオハザード化した(以下略)   作:柴田

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寝起きドッキリ

その日もよる遅くまでネトゲをしてから就寝した。もはや廃人一歩出前の俺はもう色々だめなんだと思うけど後悔はない。…なんでかって?

 

 

念願の大学生になったからだよ!\^o^/

 

と全身で表したいほどの喜びを心の中で叫ぶ。

 

先日大学受験を終え、なんとか第一志望に合格して大学生への切符を手に入れた俺は、受験勉強から一気に解放された。

それの反動からか、俺は春休み中をゲームに費やした。のだが、やっぱりゲームっていいな。受験で溜めたストレスが一気に解放されていく。ネトゲ大好き。普通のゲームも好きだけど、すぐに他者と比較できるから優越感に浸れる。………眠い。

 

正確にはまだ大学生ではないものの、春休みなんだからもう暇な大学生気分で明日からはちょっと遠出でもしてこようかな、なんて計画を経ててから就寝。京都に行きてぇな…………。

 

 

 

 

目が覚めると、雨戸が完全に閉まりきってなかったのか隙間から光が漏れていた。朝か、と時計を確認すると5時だった。なんてこった…。就寝したのは3時ちょい過ぎくらいだから、俺はまだ2時間しか寝てない計算になる。のわりにはスッキリとした目覚めだったが。早朝起きとか、爺婆かっつーの。と思ったが、そういえば俺も受験期は朝5時からよく勉強してたな、と思い出した。そう思ったらたいして早い時間とも思えないな、うん。

 

二度寝する気にもなれず、久々に早起きをしようと伸びをする。そして起き上がろうとベッドに手を着くと、

 

カチャ

 

…何かに触れた音がした。

 

「ん?」

 

俺は寝る前に枕元に何かを置いた覚えもなく、雨戸の光が漏れているといっても室内は暗かったのでそれが何かは分からなかった。でもなんだかゴツゴツしてる、…ぞ?

なんだかL字型のような『それ』を手にとり、しげしげと見る。

 

 

「………は?」

 

 

さすがに顔を近づければ見える。だが、見えたものは予想の遥か上を行くヤバいもんだった。

黒光りする『それ』は、あきらかに一大学生が持っていていい代物ではない。

 

「ハンドガン…だと?」

 

と多少冗談のように口に出して見るが内心ではものすごく焦っていた。

 

だって考えてみろよ。せっかくの大学生への切符を手に入れたにもかかわらず、こんな銃刀法違反ものの銃を所持していたと知られれば一発でパアだ。

俺の夢の大学生生活は本当に夢で終わってしまう。ははは、そんなことがあってたまるか。

 

 

いや、待てよ。モデルガンかもしれないじゃないか!早とちりしてしまったが、形状が一緒なだけでこれが本物と決まった訳じゃ、

 

ガシャン

 

 

はーい、薬莢の存在が確認できましたー。モノホンの銃でございまーす。

………。

 

なんだってんだよコンチキショウ!!俺が何悪いことしたってんだよ!あれか?春休みを怠惰に過ごしたからか?それともネトゲで弱そうなやつをPKしたからか?でもあれはいいカモだった。なんだ?PKがダメだったのか?あ?

 

「っざけんな!」

 

と、銃を投げ捨てようとしたが、暴発したら困るのでそれはやめた。よくわからないがモノホンのハンドガンを手に入れてしまった俺。何故枕元にこれが…?

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