今回の話は『天体戦士サンレッド』とは全く関係のない作品のキャラでヴァンプ将軍同様『理想の上司』として名高いキャラが出ます。また大きさの概念などにツッコミたくなると思いますが、そこはご了承下さい(ぶっちゃけ彼らに大きさの概念云々を言ったらキリがないですし…)
(ナレーション:cv政宗一成)
さて、今日の『ヴァンプ将軍が鎮守府に着任しました』は番外編、ヴァンプ将軍の電話から物語を始めるとしよう
「…はい、では演習は今月末にと言うことで。はい、私も楽しみに待ってます!では、また」
ヴァンプが電話を終え受話器を置くと今週の秘書監の鳳翔が声をかけて来た。ヴァンプ将軍の鎮守府では秘書艦は週毎のシフト制となっている。
「先程の電話は他の鎮守府とですか?」
「うん、お互いに提督なる前からの付き合いでね。『お互いに提督の職に就いたから演習でもどうかって?』誘われてたんだ。
それにしても会うのは去年の『悪の組織会合』以来だな……
デストロンのリーダー、破壊大帝メガトロンさん」
そう、ヴァンプ将軍の電話の相手はデストロン軍団のリーダー、破壊大帝メガトロンだったのだ!
ここは日本から遠く離れたシンガポールにあるリンガ諸島とスマトラ島の間に設けられていたリンガ泊地。
その敷地内のとある基地の1つに1人の水上機母艦『秋津洲』が着任したのであった。
「ここの提督さんはどんな人かな?優しい人だったらいいね大艇ちゃん!」
彼女は期待に胸を膨らませ提督のいるであろう執務室の扉を開けた。
「水上機母艦、秋津洲よ! この大艇ちゃんと一緒に覚えて…よ…ね…?」
元気に挨拶をしようとした彼女だったが何かに驚いた様子だった。彼女が驚いた理由、それは!
「おお、お前が秋津洲か。余は破壊大帝メガトロン。この鎮守府の
そこにいたのはシルバーが特徴的なロボット、メガトロンであった!
「ろ、ロボットだーー!」
驚き大声を出す秋津洲。面食らったのも無理はない!
「ハハハ!ワシが提督をやっている事に驚いてるようだな。驚かしてすまない、お前の今後の働きを期待しているぞ。
千歳、すまないが秋津洲にこの基地について案内をしてやれ」
「はい、提督」
メガトロンの指示に対し笑顔で答える千歳はそのまま秋津洲に基地の案内をしようとした、その時である!
「司令官、旗艦伊勢並びに第1艦隊全6名ただいま帰還しました。」
「お前達帰ってきたか、ご苦労だ」
彼女は伊勢型戦艦改め航空戦艦一番艦の伊勢、基地の精鋭部隊である第1艦隊の旗艦である。彼女の後ろには妹の日向を始め第1艦隊のメンバーである軽空母の瑞鳳、航空巡洋艦の鈴谷、軽巡洋艦の由良、駆逐艦の睦月が整列していた。伊勢から報告を受けたメガトロンは口を開いた
「うむ、今回も無事に制海権を取り戻すことができたようだな、皆よく頑張った。特に由良、今回の作戦ではお前がMVPだったそうじゃないか!お前のような優秀で理想的な戦士を持ってワシは幸せモノだ!」
「えーと///ありがとうございます、司令官//」
「ちょっと!鈴谷も頑張ったんだから褒めてくれもいいじゃん!」
「睦月も褒めて欲しいです!私たち褒めて伸びるタイプにゃしぃ」
「瑞鳳も、頑張りましたよ!」
由良を褒めるメガトロンに対し鈴谷達はどこか拗ねたような態度をとる。それに対しメガトロンは
「おお、すまんすまん。無論お前達の働きぶりもよーく理解している。こんなにも優秀な部下を持てることを誇りに思っておるぞ」頭なでなで
鈴谷達の頭を撫でるメガトロン。一同は満更でもない様子だった。これを見た秋津洲は
「子煩悩なお父さんみたいかも」
「司令官がお父さんですか、そうかもしれませんね。ふふ」
「この光景をみたらまぁ、そうなるな」
と感想を述べていた。すると再び執務室の扉が開き、そこから第6駆逐隊の暁、響、雷、電と天龍型軽巡洋艦の天龍と龍田が部屋に入ってきた
「司令官、遠征から帰ってきたわ」
「うむご苦労だったな暁よ」頭なでなで
「ちょっと、頭をなでなでしないでよ!私は子供じゃなくて一人前のレディよ!」
「ハハッハ、自分から『一人前』と言っているようではまだまだ子供だわい!」頭なでなで
「何よ、ぷんすか!」
「今度は背伸びしてる孫娘とおじいちゃんかも」
暁とメガトロンの一連のやりとりを見た秋津洲の感想に対し第1艦隊の面々と千歳は頷いた。微笑ましい空気が流れる中ある艦娘は不機嫌そうであった
「なぁ司令官、さっき廊下で『由良が理想的な戦士だ』とか聞こえたんだがこの天龍様を差し置いて由良がNo. 1ってのはどう言う意味だ?」
遠征部隊の天龍だ。天龍の質問に対しメガトロンは
「由良こそは理想的な戦士だ!
気配りができて、命令に忠実。
そもそもお前とは違って出しゃばらん!
お前のような目立ちたがり屋な跳ね上がりモンを見ておると、あの
後ろを向いて歩き出すメガトロン。しかし馬鹿にされた天龍は黙ってはいなかった!
「うるせぇ!俺様をコケにするのもいい加減にしろ!」
「ヌアアアアア!」
「はわわわわ!司令官!」
怒りに身を任せメガトロンの背中を撃つ天龍!果たしてメガトロンは、この基地の運命は?
「へ、ザマーミロ。俺様をコケにするからバチが当たったんだ、反省しろよ。おいお前ら、今日からこの天龍様がこの基地のニューリーダーだ!俺様に従え!」
「こ、これって下克上かも!大変かも!」
背中を撃たれ倒れてるメガトロン踏みながらニューリーダーを宣言する天龍に対し怯える秋津洲。ニューリーダー誕生かに思えた、その時である!
「大丈夫ですよ。すぐに事態は片付きますし、いつものことですから」
「え?それってどう言う意味?」
千歳の言葉に頭を傾げると
「この愚か者ME★GA!」
「何?うわぁー!」
意識を取り戻したメガトロンは天龍を蹴り、自身の武器である融合カノン砲の銃口を天龍に向ける
「馬鹿な…司令官。お前は…お前は…死んだはず…」
「この愚か者ME★GA!お前ごときもヘナヘナ砲撃を喰らったところで死ぬようなメガトロン様だと思ったのか⁉︎
今までのお前の粗悪は態度には我慢に我慢を重ねてきたが、もう今日という日は許さんぞ!」
「お、おいお前ら。ニューリーダーの危機だぞ!助けろよ、龍田!」
「あら〜ダメよ天龍ちゃん。おイタをしたらちゃーんと反省しないと」
己の危機に妹に助けを呼ぶ天龍。だが無情にも断られてしまった。すると天龍の目が涙で潤んできた
「おめでたい奴だな天龍。貴様のような裏切り者を助けるような奴がここにいる思うのか?」
「う…グスッごめんさい司令官〜!」
「全くすぐに泣きおって!お前と言う奴は大馬鹿者もいいとこだぞ!」
大泣きを始める天龍に頭を抱えながら怒るメガトロン。しかし、その表情はどこか嬉しそうだった。
天龍のこの一連の裏切り行為はメガトロンに認められたいと言う気持ちの表れであり、メガトロンもそれに気づいているので天龍に対して特にこれといった処分を行ったりしていなかった。
すると騒ぎを聞きつけのか基地待機していた飛鷹型軽空母の飛鷹が部屋に入ってきた。彼女の後ろにはとあるトランスフォーマーがいた
「全く騒がしいと思ったらまた天龍の持病ね」
「全く、アイツのプライドの持病には呆れるが、認められたいという気持ちは分からないでもないな」
「本当よね…
そこにいたのは、かつてユニクロンを倒すためにサイバトロンとデストロンの連合軍を作るキッカケを作った、あの(アルマダ)スタースクリームだった!彼は元の世界で死んだ後にこの世界に迷い込み深海棲艦に襲撃されてたところをメガトロンに救われ、それ以降忠誠を誓っていた。メガトロンは2人に気づき声をかける
「飛鷹か、丁度いいところに来た。そこで大泣きしている馬鹿娘をすまぬがあやしてくれ!」
「了解しました。龍田、手伝ってくれる?」
「良いわよ。行きましょうか天龍ちゃん」
こうして事件は終わった
余談だがメガトロンが天龍を馬鹿娘と言ってたことに秋津洲は…
「まるで反抗期の娘に手を焼いてる父親かも」
と言っていた
〜おまけ〜マイクロン伝説版スタースクリーム(またの名をアルマダスタースクリーム)に対するG1メガ様の評価
「あの大馬鹿者とは同じスタースクリームでもまさに雲泥の差だ!比べるものをおこがましい!
あいつは違って余計なことをせず命令を忠実に遂行し礼儀をわきまえていて、裏切らん!
時折ワシ対してに物申すが、トンチンカンなことは言わずちゃんと筋が通ったことを言う。こいつがいてくれればサイバトロンと戦いももっと早く終わっていただろうな」
〜おまけ、その2〜メガトロン様とヴァンプ将軍の絡み
「いやはや流石はヴァンプよ、このような立派な艦娘達を育ておって。お前の所属でなければ是非とも我が軍にスカウトしたいものだ」
「それを言うならメガトロンさんの子達もみんな立派じゃないですか。あれ程層が厚い部隊なんて簡単に作れませんよ」
「ハハハ、こやつめ。相変わらずお世辞が上手だなヴァンプよ」
「いやいやメガトロンさんだって」
(………なんだろう、あの2人まるで町内会の集まりみたい)
すみません。なんとなくヴァンプ将軍とメガトロン様の絡みが書きたかっただけです。
メガトロン様の大きさは気にしないでください
スーパーリンクのオメガスプリームも言ってました
「この宇宙では、物の大きさにさほど重要な意味はない。 大きさや姿形に惑わされるな。大きさの概念を取り払うのだ」って
それとマイ伝スタスクはG1メガ様と絡ませたいから少し出しました。彼は駆逐艦や潜水艦のような子供に大人気です