ついていた。
例によって、閉店間際のスーパーに滑り込んだ私なのだが、生鮮売り場でお宝を発見した。
簡潔に言おう。
半額シールである。(笑)
おそらくは休日だったからだろう、刺身用の鮮魚のサクというか半身というか、チラホラと売れ残っていたのである。
うは、イナダの半身が300円(半額だから150円)とかありえん。
これを見て、少々ハイになってしまった私は、同じく半額シールを貼られていた小さめの刺身盛りと合わせて購入、家路を急いだ。
着替える時間も惜しい。
すぐに飯を炊く。
そして、イナダの半身を半分……1センチ厚で切り分ける。
刺身盛りの大根のツマと、イカの刺身を分け、残りの刺身と、イナダの切り身をタッパーに。
付属のワサビを投入、そして麺つゆを入れ……まあ、早い話がヅケにする。
タッパーを冷蔵庫に投入。
大根のツマと、イカの刺身は、薄口醤油とみりんのブレンドでヅケに。
さて、イナダの残りは、包丁で荒く叩いて……どうしよう?
勢いでやっちゃったよ。
冷蔵庫を開ける……こういう時は、なんとかなるってフラグが立っている。
反対に、ダメな時はとことんダメ。
明太子発見!
ほぐすでしょ、それを叩いたイナダの身に絡めて和えて……誰か、お客様にとろろを持っている人はいませんか?
まあ、仕方ない。
これはこれで。
飯が炊けるまで、もうしばらく時間がある。
んじゃ、シャワーでも浴びますか。
飯が炊けている。
この炊きたてのご飯を、1膳分わけて、容赦なく冷蔵庫に叩き込む。
冷ご飯がないなら、無理やり冷ご飯にするしかないじゃない。
ハイな気分が収まらない。
作っちゃうよ。
すまし汁まで作っちゃうよ。
まあ、粉末ダシとか使うと、全然手間でもないんだけどな。
でも今日は、とっておきの天然塩なんかも使っちゃうよ。
普段使ってる、塩化ナトリウム99%の塩とは、値段が4倍ほど違う。
すまし汁は、味にごまかしが効きにくいので、こういうところで点数を稼ぐ。
これを使うと、美味しい……気がする。(笑)
さあ、あったかご飯に、イナダと明太子を和えたものをのせて……かきこむ。
美味い……が、もう一声。
フィーリングで、めんつゆとごま油を少し垂らしてみる。
やはりな。
今日は何やってもイケル日だ。
とりあえず、小腹は満たした。
お腹はすいている。
だが我慢だ。
賞味期限が本日までの刺身や半身だったけど……。
それでも我慢だ。
約3時間。
既に日付は変わっている。
さて、行くか!
行かれますか!
冷ご飯を皿に。
大根のツマとイカの刺身をのせ、そしてヅケの刺身とイナダを、どりゃっと乗せてやる。
そして、ヅケ汁を回し入れ……。
お気楽海鮮丼、完成。
温かなすまし汁と一緒にいただきます。
海鮮丼というより、ヅケ丼なのでは……細かいことはいいんだよ。
海鮮丼を一口二口。
温かなすまし汁を口に含む。
美味い。
今日は、いい日だ。
日付変わったけどな。
あ、コメディ成分が足りないや。