コンビニでふっと目についてしまった。
秋刀魚おにぎり。
最近は割と定番なモノになってますが、初めて見たときはちょっと驚いた。
もちろん購入だ。
人間の想像力は有限だ。
だから人間は、他人の想像力をあてにする。
不味いとか、自分の口には合わないと思ったら、次は手を出さなければいいこと。
あ、美味いわ、これ。
その夜、私が秋刀魚を2匹買って帰ったのは言うまでもない。
まあ、つまるところ炊き込みご飯だ。
細かい調整は必要だろうが、ただ作るだけならそんなに難しいものじゃあない。
そういや子供の頃、サンマの内臓の苦味は大人の味とか言ってたが……何かと付け合せで食べるものであって、単独で食べるものじゃないような気もする。
ああいう苦味をアクセントにすると、料理の味が引き立つこともあるとは思うけどね。
私が子供味覚とか、バカ舌と言われたらそれまでだが。
内臓取って、開きにして……はて、頭と尻尾は落とすにしても、中骨はどうすればよいのか?
小骨は、そのままもりもり食っちゃうからいいんだが。
中骨をとって炊き込むと、身が崩れたりしないか?
まあ、どうせ最後にほぐすから一緒か。
中骨を、びーっと取る。
身が付いてるのはご愛嬌というか、後でフライパンで炙ってから、煮立たせたダシ汁と合わせてお吸い物風にでもしてみますか。
サンマをそのままどーん、といくのは炊飯器のサイズ的にあれなので、真ん中から切る。
まあ、気休めだろうけど、皮のついた方を下にして……普通の炊き込みご飯の味付けでやってみますか。
多分、ショウガを刻んで入れたらいいような気もするが、ま、最初だからね。
シンプル、イズ、ベスト。
適当クッキング!
うは、炊き上がる前から、サンマの香りすごいんですけど。
ああ、でも、サンマって感じだわ。
なんか、サンマが焼けるのを待ってるような気分になる。
はい、炊けた。
炊飯器開けた。
サンマの香りが、ぶわあぁっと。
んー、やっぱりサンマの身がちょっと崩れてる感じ。
でもそんなの関係ない。
しゃもじでほぐし、ほぐし、フタを閉じてしばらく放置。
と、いうわけで……すっかり忘れてた、さんまの中骨をフライパンで焼きます。
もう、台所がサンマ一色。
あ、やっぱり、身と骨じゃ炙る時間が全然違うわ、失敗した。
固まった身をほぐして落とし、骨を炙る。
このぐらいか。
さて、お湯を沸かして、ダシの粉末溶かして、炙ったサンマの骨を投入……塩少々。
さて、お味は?
うん、失敗!
味付けの問題じゃないな、これ。
よくある、よくある。
やるとしたら、骨を全部くだいて、じっくりと熱を通すとかやらないと……それでも微妙な気がする。
いいのいいの、メインはさんまご飯だから。
と、いうか、メインのみ。(笑)
これが男の料理にありがちな、1品豪華主義というものさ。
さて、いただきます。
うん、すごく、サンマです。
いや、美味しいんだけどね、美味しいんだけど。
そっか、サンマの脂が強いから、味付けが負けちゃったか。
先に熱湯でもぶっかけて、余分な油を落とせば……いや、それは負けた気がする。
サンマをまるごと頂きたいなら、味付けを濃くする方向で調整か。
ショウガは採用、柚子の皮を刻むのもいいかもしれん。
ああ、後付けで大根おろしと一緒にすればいいんじゃね?
要は酸味とか、サッパリ系なものを足せば良い。
こんなふうに、自分で作ったご飯を食べながら、あれこれ考えるのもいとをかし。
よきかな、よきかな。
でもこれ、ちょっと多くない?
ご飯二合に、サンマ二匹って。
ああ、炊飯器が、洗ってもサンマの匂いが取れないのが欠点かな。
一番楽なのは、スーパーとかで見かける、サンマの一夜干し的なものを使うこと。
程よく脂も抜けていて、魚をさばく手間もいらないし。
究極は、米にサンマ、ダシ醤油で、炊くだけ。
インスタントを使うノリと変わらず出来ます。
アパートの一人暮らしで、煙の関係で魚を焼けません……的な人は、炊き込みご飯で。
ちなみに、ホッケご飯も美味しいです。
サケの切り身を使えば、鮭ごはん。
さあ、みんなもスーパーの鮮魚コーナーで半額シールを探そう。
そしていろいろ試してみよう。
コメディが、息してないの……。