チート兄の家に泊まりに行った。
仲良し兄弟。(笑)
さすがに最近はアレですが。
ポリポリポリ。
いや、食っといてなんだけど、タクアンとか常食する人だったっけ?
実家に居た頃、漬物とか全然手を出さなかった記憶が。
「んー、なんか口寂しいなと、気が付いたら買うようになってた」
ふーん、スーパーで。
ふーん、このぐらいの大きさで、このお値段。
ふーん。
自分で作ろうぜ。(笑)
そりゃあ、実家にいた頃みたいに大ガメ2つに何十キロも漬けろとは言わんが。
大根1、2本なら、一人暮らしでも普通に漬けられるよ?
大根干して、半分に縦切りして……。
「メンドそうだからやだ」
よし、わかった。
じゃあ、面倒じゃない大根のヅケを教えてやる。
よーするに、大根の歯ごたえと、塩気がありゃいいって口だろ?
まず大根を用意。
そしてタッパを用意。
あんまり小さいタッパはあれだから、容量600とか700ぐらいは欲しいんだけど。
タッパの高さに合わせて、大根を輪切り。
皮むいて、立てたまま細切りというか千切りというか……まあ、5ミリ間隔ぐらいで縦と横に切る。
なぜ立てたまま切るかというと、このまま水でゆすいでタッパにイン。
これで、タッパに詰めていきます。
容量700ミリリットルのタッパだと、輪切り4個分で大根の3分の2ぐらいは使うかな。
これでめんつゆなりダシ醤油でヅケにするんだけど、気をつけなきゃいけないことがひとつ。
リアルで沢庵つけた人ならわかると思うんだが、大根の干しというか乾燥が甘いまま漬けると、結構水が出てしまう。
で、このヅケのやり方だと普通の大根をそのままヅケにするから、当然ながら結構水が出るのね。
なので、濃縮タイプの2倍とか、3倍のめんつゆを使って、大根の高さの半分ぐらいまで投入。
これでふた閉めて、冷蔵庫に入れてひと晩置くと、大根から水が出て全体が浸かるようになる。
と、いうわけでひと晩つけたものがこちらにございます。
「いや、それはおかしい」
気にするな、これが料理モノのご都合主義というやつだ。
ほら、水が出て大根が埋もれるぐらいになってるだろ。
当然比重の関係で、上は水、下はめんつゆなんだが……このまま食べても、味にアクセントが付いて面白いんだわ。
まあ、食ってみろ。
沢庵より歯ごたえはいい感じで、ちょいと味に深みは足りんだろうが。
「ああ、うん、悪くないね……色がついてる部分と、ついてない部分で味が全然違うし」
まあ、ここで一旦かき混ぜてさらに半日……ってのがベストなんだろうけどな。
そして、ヅケだから自分で味の調整ができるわけだ。
めんつゆと一緒にラー油を数滴入れたのが、こう。
「へえ、俺はこっちのほうがいいな」
ちなみに、ごま油。
「……いまいち」
まあ、その辺は自分の好みの味付けを探してくれ。
とりあえず、冷蔵庫保管で確実に3~4日は問題ないと思う。
加工の段階でいらん菌とかつけた場合は保証はせんけど。
3日経って余ったら、ヅケ汁ごと炊飯器にぶち込んで、大根の炊き込みご飯にするとかすれば、どうとでも処理できるし。
「メンドくさい」
20分もかからねえよ!
その20分で、上手く回せば1週間分の漬物の代用になるんだぞ?
「めんどくさいです」
駄目だこいつ、このチート兄には、燃やすべき適当クッキング魂がないのか……。
ちなみに、このヅケ汁、大根の風味がたっぷりでてるので、そのままうどんやそばの、ぶっかけ汁なんかにも使えます。
好みは分かれるかもしれませんが。
めんつゆで漬けてるから、味噌汁の具なんかにも使えます。
細切りにしちゃってるから、煮物なんかにはあれでしょうが。