まあ、私は自分でカットしますが。
インスタントラーメン。(袋)
麺とスープを別々に作ると味がぼやけずキレが出る……などというが。
片手鍋で作って、そのまま食べるのがいい。
これが、風情というものだ。
ついでに言うと、麺を茹でる際に成分が溶け出して、それがスープの味を……というが、それ込みで製品は開発されている。
味がボケるのではない、これは調和だ。
そう、日本人の心だ。
などと適当な事を言っておく。
所詮は人の好みなので。
まあ、それはさておき。
塩分の摂り過ぎがどうのこうのと言われるので、ラーメンのスープを飲まない人もいるだろう。
しかし。
え、このスープどうするの?
昭和世代で、食べ物を捨てるなんて無理なんですけど。
このラーメンのスープって、結局、旨味調味料の塊ってことだから……。
鍋物のダシに使えるんじゃね?
白菜、シイタケ、人参、ネギ……春菊はパスで。
肉とか野菜を入れると検証できないので、今回はそれもパス。
おおう、見事な野菜鍋。
切ったり刻んだりした野菜を放り込むだけ。
ふん、ふん、ふん。
悲しき一人鍋とか言うけど、この、鍋を作る時のワクワク感は一体なんだろうね。
すき焼きなんかも、そんなたいした料理じゃないのに、ワクワクするよね。
野菜だけだから、火が通るのも結構早い。
さてさて、お味は。
あー、うん。
それなりに格好ついてるなあ。
ということは、肉なり魚なりの鍋にしたら、なかなかいけるんじゃないか、これ。
うん、ラーメンスープというか、スープの粉末使えるわ。
炒め物にも使えるってことだな、これ。
さて、野菜鍋だからボリュームが足りないというか……どうしよう。
なんか、本末転倒な気もするが、カエサルのものはカエサルに返しなさいというしね。
袋ラーメンの、麺だけを投入。
最初っから、野菜ラーメンにすれば良かったのではなんて言葉は聞こえません。
あれ、このラーメン、メチャうまい。
野菜ラーメンじゃなく、野菜を煮込んだダシが出たから?
煮込みラーメンみたいな原理?
私に残されたのは疑問と、袋ラーメンの粉末スープ。
さあ、明日はなんの鍋にしようか。(笑)
今日の鍋に使った野菜の残りがあるしね。
うは、鍋のダシとか全く関係なく、ラーメンスープの粉末。
魚とか肉と喧嘩するんじゃないかと思ったら、そんなことはなかった。
あ、カニはやってません。
多分、あっさり系の動物タンパクはラーメンスープに負けるかもしれない。
いや、この鍋の本番はここから。
鍋の出汁で、インスタントーラーメンを作る。
そう、締めのおじやとか、締めのうどんの論理で。
このラーメンが……美味いです。
マジで美味しいです。
ああ、またラーメンのスープの粉末が余ってしまった!(笑)
つまり、最初から締めにラーメンという感じで、鍋を作る。
これで問題なし。
まあ、野菜炒めとかにも、この粉末スープ使えます。
ただし、ダシ醤油とか、めんつゆとか、旨味調味料に頼った料理ばっかり作ってると、料理の腕が鈍ります。
それだけはご注意を。
ラーメンが、美味い。(ここ重要)