カレーとか、超楽そう。
きのこたけのこ戦争は言うに及ばず、目玉焼きやら、お好み焼きやら……己の好みを主張して言い争いになることも少なくない食物に、おでんがあります。
昔、コンビニでバイトしていた時に、『なんでここのコンビニは俺の好みのおでんを作らんのだ!』などと1時間近く絡まれたときは、どうしようかと思いました。
ははは、おでんは自分で作るもんじゃないか。(客には言えない)
誤解を恐れずに言えば、おでんなんて具を用意して、おでんの素を入れて煮るだけです。
コンビニおでんのつくり方は……書くとまずいのか。(笑)
まあ、今の時代のダシなんて、全部うま味調味料ですしね。
あるレベルを超えないと、料理の腕なんてあんまり意味のない時代です。
と、いうわけで。
ナンバーワンよりオンリーワンだ。
自分のために、自分のためだけのおでんを作ろう。
コンビニのバイトで『廃棄おでん』を買わされまくった経験からすると、おでんの具は『ダシになる具』と『ダシがしみ込む具』で明暗が分かれる。
牛すじだの、練り物だの、『良い出汁が出る』と言われる具は、廃棄直前には『出汁が出切った』状態になっていると言える。
好きな人間には申し訳ないが、廃棄の牛スジやちくわなんかは、食べるとスッカスカになっている。
逆に、大根なんかはダシがしみていて……。
なので、人の好みがいくらそれぞれであろうと、確実にこの3種類が必要になる。
『ダシになる具』。
『ダシが染み込む具』。
『旨みを補強する、旨味調味料』。
おでんの大根が大好きという人間でも、大根だけをおでんの素で煮込んだものは『ちょっと違う』となるだろう。
味に深みを持たせたいなら、『ダシになる具』は2種類以上用意したほうがいい。
まあ、旨みに関してはそんなに単純な話ではないが、こういうふうに分けて考えると、おでんに限らず煮物料理というものは理解しやすくなる。
私の知人の一人は『おでんなんて、牛スジと大根で十分だよ』という。
あれはあれで美味しいとは思うが、あの美味しさは牛スジの旨みでしかないと思う。
まあ、酒の肴にはぴったりだとは思うが。
つーか、牛スジは良い味が出るのだが、アクとりが超めんどい。(笑)
ちなみに、コンビニおでんの牛すじを調理するさい、アクはほぼでない。
大根は、『調味液に漬かった』状態で店に納品される。
ほかの食材もいろいろあるが、それが意味するところは……て、店員の手間暇を省くために苦労してくださっているんだ。(棒)
私の好みで申し訳ないのだが、かつお風味のだしの素を使う。
水のままだしの素を投入。
そこに、牛すじを投入して、水から煮る。
煮る前に牛すじを水気を切った大根おろしの中に放り込むと、なぜかアクの量が少なくなる気がする。
すごいぞ大根。
沸騰するまでは強火で、沸いたら弱火。
ちまちまとアクを取る。
そして、がんも投入。
ダシにかつお風味を使っているから、魚系の練り物は敬遠しただけの話。
浮いた油をすくってから、大根投入。
めんつゆで、味を調整。
そのまま飲めるぐらいの濃さにすればいい。
そして、超弱火でコトコト煮込むか、保温鍋で放置するか。
災害時のボランティアで教えてもらいましたが、ダンボールに毛布と新聞紙を詰め、鍋をセットして毛布を被せると、簡易的な保温鍋になります。
水飴とか作るときは、お手軽で便利な方法。
牛すじが手に入りにくいなら、手羽先なんかもおすすめ。
煮凝りができるとちょっとアレですが、おでんのダシはキッチンペーパーなんかでこしたものを冷凍保存できます。
最初はともかく、二度目三度目はインスタント感覚に近づいていくわけですね。
それではみなさま、良いおでんを。(笑)
正直、コンビニのおでんは高いと思うの。