おふくろの味の罪を数えろ。(震え声)
新玉ねぎの季節だ。(前話から目をそらしつつ)
まあ、玉ねぎに関しても日本の生産量の多くが北海道産になるわけですが……北海道でも、今は北見地方の生産が多いとかニュースでやってました。
ただ、個人的には玉ねぎと聞くと、淡路島を連想してしまうんです。(兵庫県の生産量が多い理由のひとつ)
あそこを車で走ると、もう、本当に玉ねぎが家から生えてる感じがしますよ。
基本的に、日本の玉ねぎは黄玉ねぎで、干してから出荷します。(なので、家の軒先にぶら下がってる光景がデフォ)
そして、いわゆる柔らかくて白い感じがする新玉ねぎは、種類が違います。
白玉ねぎ……だったかな?
全体的に白っぽく、甘みが強く、足が早い(傷みやすい)です。
なので昔は、生産地の近くじゃないとあんまり見かけなかったんですが……流通の発達はすごい。
もちろん干したりせずに出荷……なんだけど、今はどうだろう?
なんだかんだ言っても、いろんな進歩で生産地や、生産方法も変化するので、最近は知りません。
と、いうわけで。
新玉ねぎといっても、旬は生産地でバラバラなんですが、私の場合この時期の新玉ねぎが一番しっくりきます。
好きな人は、こいつを半分にカットしてそのまま油で揚げて食べるなんてこともするようですが、私としては玉ねぎ丼を推したい。
もちろん、生のままなんてしません。
ただ、新玉ねぎ丼といっても、一種類ではなくて。
スライスした玉ねぎを、チキンコンソメの素を濃い目にして煮込みます。
醤油と、砂糖はお好みで。
煮汁が適量になったところで、熱々ご飯にぶっかけます。
うん、女性はちょっとつらいかもしれません。
玉ねぎの甘みを味わいながら、かきこむ飯が……季節を感じるのです。
別のパターン。
まあ、玉子丼に近いんですが、あくまでもメインは新玉ねぎ。
ダシ汁作って、スライスした玉ねぎを煮込みます。
玉子丼なら、卵は2個ってとこでしょうが、敢えて1個で。
溶き卵を手早く半分、そして残り半分は最後に。
卵はとろりと、玉ねぎはふわっと柔らかく、甘い。
これがまた……美味い、のである。
ちなみに、新玉ねぎじゃない、普通の玉ねぎを使って作ると、ピリっとした辛味が表面に出てきます。
玉ねぎの辛味は、熱を通すことで甘味に変化するのですが(恐怖の味噌汁参考)……熱を通す時間を調整することで、いろんな味を楽しめる食材です。
逆に、自分が何を失敗したかわかりやすいという面もありますね。
別のパターン。(キャンプなど、屋外向き)
玉ねぎを、形を崩さずに横半分に切って、さらに縦に4等分。
ちょっと開いて、中に塩コショウ。(閉じます)
醤油と、コンソメの素を散らしてから、アルミホイルで二重に包みます。(ハーブはお好みで)
私はここに、エノキを投入します。
包んだほうを上にして、焚き火のそばへ。
というか、正直ここが難しい。
火の中に直接放り込むと、ちょっと火力が強い。
焚き火の下の地面に埋めて蒸すのは、手間がかかる。
焚き火の中に、石をいくつか入れて、それで囲むのが一番成功率が高かった。
もちろん、焚き火には飯盒を。
新玉ねぎからでる水(エノキも出る)に、醤油とコンソメの素が溶け込んで。
新玉ねぎそのものは、とろりと柔らかく。
飯盒からよそったご飯に、こいつを乗っけて……。
失敗もしたけど、成功すると加熱された玉ねぎの甘さと、何とも言えないスープの旨味がご飯に絡んで……美味い、のである。
知人:「それ、家のオーブンでできるんじゃない?180度ぐらいで」
……オーブンは、家庭に標準装備されてないと思うの。(震え声)
知人:「もやしとか、水が出る野菜と、鶏肉や魚を一緒に入れたら美味しかったんだけど」
いろいろ応用できるそうです。
ただし、量に応じて調味料を増やす必要はあります。
そういえば、某クッ〇ングパパでも、新玉ねぎを使った丼料理がネタになった話があったような。
あれは、玉ねぎオンリーだったと記憶してます。
今思ったが、アルミホイルに包んで、炊飯器でご飯と一緒に……という手もあるか。
スープがこぼれそうな予感。