ゴシックは魔法乙女 短編集   作:BANG(いつか帰るところ)

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ゴシックは魔法乙女10

ゴシックは魔法乙女 短編集10

 

 

 

第25話 鋭い風の刃

 

 

ウィンドリア

 

スフレ「お兄ちゃん!町がボロボロになってるよ?!」

 

真少年「これはひどい‥軒並み家屋が薙ぎ倒されてるじゃないか‥」

 

スフレ「なんでなんで?」

 

真少年「なんか風の悪魔が出てきて暴れたとかなんとか」

 

スフレ「悪魔?」

 

真少年「ほら、ジギタリスとかリリーとかいるでしょ、あれの仲間」

 

スフレ「??」ダレ?

 

真少年「‥‥えーと、ラナンのワンちゃんとカトレアの‥えーと」

 

スフレ「きんばくどれい?」

 

真少年「‥‥緊縛奴隷はスフレが口にしてはいけない単語なんだよ‥」

 

スフレ「いやしいめすぶたあくま?」

 

真少年「‥」

 

スフレ「ありゃ?あの紐でグルグルまきのおねーちゃんが、そう呼んで下さいっていってたんだよ?」

 

真少年「えー」

 

スフレ「だからね、スーはスーのことスーって呼んでねって言ったんだよ!」

 

真少年「うんうん、スフレはいい子だね」ナデナデ

 

スフレ「そうだよ、スーはいい子なんだから!」

 

真少年「知ってるよ‥」

 

スフレ「この前だって、いやしいめすぶたあくまが踏んでくださいって何度もお願いしてくるから、スー頑張って踏み踏みしたんだよ」

 

真少年「あいつどこに向かってんの?!」

 

スフレ「いやしいめすぶたあくまがスーの足の裏ペロペロしてくるから、くすぐったかったー」

 

真少年「‥‥あの卑しい雌豚悪魔めぇ‥」

 

スフレ「なんかねー、スーみたいな小さい女の子に踏まれるのが、はいとくてきかいらく?なんだって!」

 

真少年「やめて‥」

 

スフレ「?、プルメリアお姉ちゃんが女の子のたしなみですよって教えてくれたよ?」

 

真少年「‥プルメリアェ」

 

スフレ「ありょ?違うの?」

 

真少年「ちょっと違うかなー、スフレ、ちょっぴりうっかりさんかなー」

 

スフレ「踏むのはお兄ちゃんだけ?」

 

真少年「‥‥‥‥‥‥いや、僕も踏まなくていい」

 

スフレ「お兄ちゃんが悩んだ」

 

真少年「悩んでないよ?即答だよ?スフレの台詞と被ってたよ?」

 

スフレ「カトレアお姉ちゃんがスーは【戯れ娘スフレ】の水着姿でマスターを踏めばマスターも大満足ですよって教えてくれた!」

 

真少年「敢えて星5ではなく星4の水着をチョイスしてきた?!」

 

スフレ「踏み踏み?」

 

真少年「ノンノン、ノー踏み踏み」

 

スフレ「分かった、スーもギュウーの方が好き!お兄ちゃーん」トビツキ-

 

真少年「あはは、スフレは本当に可愛いなぁっ!!」ダキシメー

 

スフレ「わーい、きゃほー」

 

真少年「(この子だけは僕が守る!)」

 

 

 

 

真少年「よしよし、時にスフレちゃん」

 

スフレ「なーにお兄ちゃん」

 

真少年「向こうの瓦礫から顔を半分だけ出してこちらをジーっと見ているのはスフレの学校のお友達?」

 

スフレ「どこ?」

 

真少年「ほら、あそこ、なんか緑のフワフワした髪が丸見えの奴」

 

スフレ「うーん、違うと思う‥」

 

真少年「だよねー、‥やっぱり悪魔かなぁ」

 

スフレ「悪魔!?」

 

真少年「さてさて‥、どうしようか」

 

スフレ「ぜんぜん動かないね、あ、なんかモジモジしてる!!」

 

真少年「うんモジモジしてるね」

 

スフレ「やっつける?スーがんばっちゃうぞぉー」ガオー

 

真少年「待ってスフレ、先ずは話してみようよ」

 

スフレ「う、うん」

 

真少年「相手は自分を写す鏡だよ、怒れば怒るし笑えば笑う、ね?」ニコリ

 

スフレ「うん、分かったよ」

 

真少年「僕はスフレには優しいレディになってもらいたいんだ‥」ナデナデ

 

スフレ「お兄ちゃん‥(かっこいいなー)」ドキドキ

 

真少年「‥‥(スフレ育成計画、収穫の時が楽しみ楽しみ、ハーベストタイムってね)」

 

スフレ「‥‥」

 

 

 

 

真少年「えーと‥そこの緑の子」

 

緑の子「!?ふえぇ‥私のことですかぁ」

 

真少年「そうそう、私私」

 

緑の子「な、なんですかぁ」

 

真少年「初めまして真少年です、名前はまだありません、便宜上BANGとのコードネームがついてますが本編には関係ありません」

 

緑の子「ふぇ‥鉄砲を打つ音ですかぁ」

 

真少年「違います、バングドールの略です」

 

緑の子「5大モーターヘッドが内の1つ、クバルカンのフラッグシップ機ですかぁ」

 

真少年「イエス、それでこちらの小さなレディは私の使い魔乙女スフレです」

 

スフレ「こんにちわ!」

 

緑の子「ひっ、こ、こんにちわ‥」

 

真少年「‥あなたのお名前プリーズ」

 

緑の子「あ、はわわ、ル、ルチカと申しますっ!」

 

真少年「ルチカ‥ルチカ?光輝くの意?光属性?」

 

ルチカ「か、風の悪魔です‥」

 

真少年「ふむ、名前からミスディレクション効果を狙っているのか‥流石悪魔‥」

 

ルチカ「ええっ!よ、よく分かりません‥」

 

真少年「お見受けしたところ、ルチカさんはシャイガール?」

 

スフレ「恥ずかしがりやさんだね」

 

ルチカ「ふえぇ、そ、そんなことありませんっ」

 

真少年「ふむ、それでいて意地っ張りと」

 

ルチカ「あわわわ」

 

スフレ「すごい!どんどん手の内が剥かれていくよ、流石お兄ちゃん!」

 

真少年「凄いと?こんな僕の事を凄いと言ってくれるのかスフレ‥ならば見せよう、僕の力を!!」

 

ルチカ「わわわっ」

 

真少年「真少年アイズ!!」ペカー

 

スフレ「すごい!お兄ちゃんの目からジャグラーがペカッた時と同じ色の光線が出てるっ!」

 

ルチカ「イヤーっ光で包まないでぇー」

 

真少年「ふむ、14歳‥風の悪魔、とにかく恐がりなのでぐいぐい近寄られるのが何より苦手‥」

 

ルチカ「ええっ!何なんですかぁその技」

 

真少年「ふむふむ、んー?実は夢見がちで妄想好きの面も、だってぇ?」

 

ルチカ「ふああぁっ!!」

 

スフレ「すごい!すごい!ムッツリちゃんだ!」

 

ルチカ「もう、やめて下さぁーいっ!!」

 

真少年「まだまだいくよ?」

 

スフレ「いっちゃえいっちゃえー」

 

ルチカ「いやーっ」

 

真少年「ルチカちゃんのスクスク成長記録は‥上からバスト87、ウエスト48、ヒップ75‥って、えっ、はちじゅうななっ!齢14にして87っ!!」

 

スフレ「‥‥(73)」ペチペチ

 

ルチカ「」プシュー

 

真少年「凄い!ルチカちゃん、大人しくてムッツリでボインちゃんって、小さな巨人だよ?!」

 

ルチカ「」プスプスー

 

スフレ「‥お兄ちゃん」

 

真少年「スフレ‥、スフレは今後に期待だ、そもそもスフレはどうなっても僕の花嫁さんになるんだから何も心配することはないよ?」

 

スフレ「あうっ?!」ポッ ポワワー

 

真少年「‥(よし、スフレを夢見心地にさせた!ルチカは真っ赤で混乱している!ここからは僕の連続ターン!!)」

 

 

 

 

真少年「さて、ルチカとやら」

 

ルチカ「え?え?は、はい‥」

 

真少年「悪魔的においくつ?」

 

ルチカ「ひっ、あ、悪魔と、に、人間の年齢計算は異なりますぅ‥」

 

真少年「ふむふむ、法的な問題はオールクリーン」

 

ルチカ「ほ、法的な問題?」

 

真少年「‥ルチカ、見てごらんウィンドリアの町の惨劇を」

 

ルチカ「‥だって、私は悪魔ですし‥こ、これは‥」

 

真少年「うん、それぞれの立場があることは分かってる、それを踏まえた上で、あえてルチカ個人がどう思っているのか聞いている」

 

ルチカ「‥ひどい‥と思います‥」

 

真少年「うん、ルチカならそう感じてくれると思ってたよ‥やっぱり優しい子だ‥」アタマナデナデ

 

ルチカ「ふあぁ、さ、触らないでぇ‥」マッカ-

 

真少年「ルチカ、ジギタリスもリリーも僕達の仲間になって、本当に楽しく生きているのは知っている?」カミナデナデ

 

ルチカ「そ、そうなんですかぁ?」

 

真少年「僕は、ルチカも僕達の仲間になって欲しいと思っている」ツノナデナデ

 

ルチカ「ふぇ」

 

真少年「それが今のルチカより幸せなルチカになる方法、それ故に僕はルチカが嫌がっても必ず仲間にする」ホッペタ ニ テヲソット

 

ルチカ「あの、その」

 

真少年「嫌?」

 

ルチカ「あ、あの、わ、私もジギちゃんやリーちゃんみたいに楽しく‥、楽しく生きたい‥‥かも‥」

 

真少年「ルチカ、ありがとう」ニッコリ

 

ルチカ「‥マ、マスターァ‥(こんなに私の事を考えてくれる人はいなかった!)」

 

真少年「僕のことをマスターと呼んでくれるの、ルチカ」ミツメル

 

ルチカ「は、はい、マスター」ドキドキドキドキ

 

真少年「じゃあ、ルチカ、誓いの儀を」

 

ルチカ「ち、誓いの‥?」

 

真少年「そう、ルチカの心の臓を触らせて貰うよ‥」

 

ルチカ「ふぇ?ふぇー」

 

真少年「心配しなくても大丈夫、服の上からだから、ルチカは目を閉じているだけでいいよ」

 

ルチカ「は、はい、こ、こうですかぁ?」ソットメヲトジ

 

真少年「そう、いい子だねルチカ」

 

ルチカ「‥‥(いい子って言われた‥)」ドキドキドキドキ

 

真少年「‥‥(‥87、87、87、878787878787878787878787878787878787878787878787878787878787878787878787878787878787878787)」スハスハ

 

真少年「‥‥(最初はソッとフニフニ、それでちょっと強くして、下から持ち上げる方がいいのか?撫で撫でか?このパイパイちゃんめ!こらしめちゃうぞー)」ハァハァ ゴクリ

 

スフレ(ウ神)「死ね」ドガッッ!! ハイゴカラ トビケリ-

 

真少年「ぐばぁっっ!!」

 

スフレ(ウ神)「‥おい、貴様」

 

真少年「へ?へ?スフレちゃん?」

 

スフレ(ウ神)「阿呆ぅが、スフレの中におるウィンドリアが守り神ウィンダムじゃ」

 

真少年「カプセル怪獣?」

 

スフレ(ウ神)「真神・滅嵐風竜断★!」ゴッ

 

真少年「うぴっ!!」フットバサレー

 

スフレ(ウ神)「よく見よ、スフレがスフレ(ウ神)に代わっておろうが」

 

真少年「‥確かに」ボロキレー

 

スフレ(ウ神)「スフレは阿呆の言葉に夢見心地よ、故に我が出現できた」

 

真少年「そうですか‥」グフ‥マリョク1200キョウ ノ ツッコミ‥

 

 

スフレ(ウ神)「ルチカとやら」

 

ルチカ「ひっ!はっはいぃーっ!」ガタガタ

 

スフレ(ウ神)「そう恐れるな、我はウィンドリアが守り神ウィンダム」

 

ルチカ「カプセル怪獣?」

 

スフレ(ウ神)「真神・滅嵐風竜断★②!」ゴッ

 

ルチカ「うぴーっ!!」フットバサレー

 

スフレ(ウ神)「まったく‥、貴様が我が地ウィンドリアを破壊せしめしは万死に値する、八つ裂きにして素っ首跳ねて晒しても腸煮えくり返る」

 

ルチカ「ひいっ!」

 

スフレ(ウ神)「しかしスフレのマスターが貴様を救うと言うならば話は別、我も矛を納めようぞ」

 

ルチカ「は、はいぃ」

 

スフレ(ウ神)「故あって我の半神はスフレの中におる、貴様、スフレのマスターの使い魔乙女を名乗るにはまだまだ未熟、まぁ、精進せよ、‥見ておるぞ」

 

スフレ「はいぃっ!」

 

スフレ(ウ神)「そこの阿呆は阿呆ではあるが阿呆なりに阿呆である、まぁ信じてもやぶさかではないかもしれんかもしれない、多分駄目だろう」

 

真少年「低評価だ‥」

 

スフレ(ウ神)「87おっぱいにハスハスしていた輩の何を信じろと?」

 

真少年「‥‥(83、負けてる‥)」

 

スフレ(ウ神)「真神・滅嵐風竜断★③!守り神相手に真少年アイズを使うなっ!ぼけっ!!」ゴッ

 

真少年「うぴっ!!」トビチリー

 

ルチカ「ひいっ!」ガタガタ

 

スフレ(ウ神)「はぁはぁ、無駄打ちさせよって‥」

 

ルチカ「」ガタガタ

 

スフレ(ウ神)「はぁ、‥さてルチカさん、驚かせてしまいましたね」ニッコリ

 

ルチカ「?!」

 

スフレ(ウ神)「?」

 

ルチカ「キャ‥キャラが違いますぅ」

 

スフレ(ウ神)「こちらが私の公式デフォですよ」ウフフ

 

ルチカ「えぇー」

 

真少年「すごい力業‥」

 

スフレ(ウ神)「これから大変でしょうが、どうかスフレちゃんと一緒に幸せになって下さいね、陰ながら見守らさせて貰います」

 

ルチカ「あ、ありがとうございます」

 

真少年「‥‥」

 

スフレ(ウ神)「つきましてはルチカちゃん、サラシを巻くなりしてお胸をあと5センチ小さくして下さいね」

 

ルチカ「」(87→82)

 

真少年「‥‥(気にしてやがった、しかも自分が1センチ勝つようにしてる‥)」

 

スフレ(ウ神)「神罰与えちゃいますよ?」

 

ルチカ「分かりましたぁ」フェェー

 

真少年「オチをつけやがった‥」

 

スフレ(ウ神)「お乳だけに、ね?」

 

真少年「何故畳んだ話を無駄に広げるのっ!しかも下ネタ?!」

 

スフレ(ウ神)「まぁ、たまには私も遊ばせて下さい」

 

真少年「‥いいですけどね」

 

スフレ(ウ神)「あら、そろそろスフレちゃんが夢見心地から目覚めるみたい‥ではスフレちゃんのマスター様、ルチカちゃん、お元気でね」

 

ルチカ「はいっ、頑張ります」

 

真少年「うん、それではまた」

 

スフレ(ウ神)「我はウィンドリアが守り神ウィンダム!」

 

真少年・ルチカ「「カプセル怪獣?」」

 

スフレ(ウ神)「真神・滅嵐風竜断④⑤★!」ゴッゴッ

 

真少年・ルチカ「「うぴいぃっっ!!」」フキトバサレー

 

 

 

スフレ「‥‥あれ、お兄ちゃん、ルチカちゃん、なんでボロボロなの?なんでなんで?」

 

真少年「神罰‥」フェェー

 

ルチカ「適面‥」フェェー

 

 

 

 

 

 

第26話 スフレとルチカ

 

スフレ「ルチカお姉ちゃん、こっちこっち!」テヲツナギー

 

ルチカ「わわ、スフレちゃん、走らないでぇ」

 

スフレ「すごい!ルチカお姉ちゃんの胸が、走るとブルンブルンだ!」

 

ルチカ「ふえぇー、ちゃ、ちゃんとマイナス5センチにしてますー」ブルンブルン(-5)

 

スフレ「ほえ?」

 

ルチカ「こちらの話ですー」

 

ウィンダム「(♪)」

 

スフレ「ほらほら、ここがみーんなのお家だよ!」

 

ルチカ「ここが‥」ガチャリ ヤシキニハイリマスー

 

 

 

スフレ「みんなに紹介するね、ちょっとそこのソファに座って待っててねー」トタタター

 

ルチカ「え、え、‥スフレちゃん行っちゃった‥」

 

 

 

ルチカ「えー、ふ、不安だよぉ、知らないところに一人だよぉ、マスターぁ‥」

 

ガチャリ ガチャリ ガチャリ ガチャリ ガチャリ

 

ルチカ「ふぇ!な、何か、金属の音が近づいてきてるぅ‥」

 

ドア ヒラキー

カトレア「あら、お客様ですか‥」

 

ルチカ「あ、あの、あの、わ、私っ!」

 

カトレア「ああ、‥ルチカ‥ですか?マスターとスフレさんからお話は聞いております‥」

 

ルチカ「は、はいっルチカです」

 

カトレア「私はカトレアと申します、以後よろしくお願いします‥」

 

ルチカ「は、はいっ、よろし‥」

 

 

ガチャリ

リリー「ーーーー」フヒューフヒュー

 

 

ルチカ「ひえええぇえぇっっ!!」

 

カトレア「あら、リリー、そう言えばルチカとリリーはお知り合いでしたか‥」

 

ルチカ「ひえっ!し、知っていますけどっ!」

 

 

リリー「ーーーー」フヒューフヒュー

 

 

カトレア「まぁリリーも喜んで」

 

ルチカ「な、なんでリーちゃん、目隠しされて猿轡噛んで、首輪に鎖で繋がれて、後ろ手に縛られて、足首に鉄球付の足枷つけられてんですかーっ?!」

 

リリー「むごおあっ!もがもがもがっ!もっももももむぅ、もあっ?」サルグツワー

 

ルチカ「ひえええぇえぇっっ!」

 

カトレア「まぁ、リリー、そんなこと言ってはいけませんよ」

 

リリー「もがああっあがっ!‥‥もももおもおもっ?」

 

カトレア「くす、そうですよ、リリーは私の可愛い臣下ですよ」

 

リリー「もがあっあももカトレアもはがああっはまぁ‥」

 

ルチカ「えっなんで会話できてるのですかぁ?あとなんでカトレアって発音できるのっ?」

 

カトレア「それは‥ラブ?」クビカシゲ

 

リリー「もがっ」コクコク

 

ルチカ「なんか息ぴったりですーぅ!!」

 

カトレア「あら、リリー、ヨダレが溢れてますよ」フキフキ

 

リリー「ーーーー」フヒューフヒュー ポッ

 

ルチカ「こ、これがリーちゃんの幸せ‥?え?なんか思ってたのと違うー」

 

カトレア「さぁ、どうでしょう」

 

リリー「もあ」

 

ルチカ「」

 

カトレア「ふむ、ルチカはツッコミのスキルをお持ちのようですね」

 

ルチカ「ふえぇ、そんなスキル分かりませんー」

 

カトレア「その『ふえぇ』と無駄に大きな胸の肉塊は気に食わないですが‥まぁ、少しはマスターの助け(ツッコミ)にはなるようですね‥分かりました」

 

ルチカ「何か悪意を感じるよぉ‥」

 

カトレア「あなたをマスターの使い魔乙女と認めましょう‥‥よかったですね箱に詰め込まれないで‥」

 

リリー「もが」コクリ

 

ルチカ「何か怖いこと言われてるよぉ‥」

 

 

 

トビラアキー

ラナン「やほー、新しい使い魔の子来たのー?」

 

カトレア「あら、ラナンさん、こちらですよ、ルチカさんです」

 

ルチカ「は、初めましてっ、ル、ルチカですっ」

 

ラナン「あはは、そんなに緊張しないで、よろしくね」テヲサシダシ-

 

ルチカ「よろしくお願いします」アクシュー

 

ギリギリギリギリギリギリギリギリギリギリギリギリ

 

ラナン「‥‥」ニコニコ ググググググググ

 

ルチカ「痛い!痛い!痛い!痛い!えっなんで!握手が熱烈ワンダーランドッなのっ!!」ピエー

 

ラナン「え?」マスター‥チカラヌケ-

 

カトレア「ふふ、ラナンさんもお気づきですか‥」

 

ラナン「確かに‥このノリとツッコミはマスターの助けになるっ!」

 

リリー「もももも」

 

ルチカ「えぇー‥なんなんですかぁ‥」

 

 

カチャリ

ジギタリス「わんわん」

 

 

ルチカ「ひえええぇえぇっっ!、ジ、ジギタリスっ!?」

 

ラナン「あ、そっか知り合いか」

 

ルチカ「え?え?え?なんでジギちゃん、四つん這いで犬耳とシッポつけてるのっ?!また首輪に鎖?!」

 

ジギタリス「わんわんわん、わっふわっふ」

 

ルチカ「ええええーっ犬の鳴き声だー」

 

ラナン「ああ、うちのわんちゃん、この前マスターと二人で楽しそうに話していたからしゃべるの禁じたの」

 

ルチカ「この人、笑顔でとんでもないこと言ってますぅー」

 

ラナン「‥うん、ルチカ合格、よろしくね」

 

ルチカ「何かよく分からないうちに認められましたぁー」

 

ラナン「‥まぁ、ウィンダムがバックに付いてるみたいだしねぇ、根回しも出来んのねぇ‥」

 

ルチカ「知らないうちに知らない人物相関図が完成してるんですかぁ?!」

 

カトレア「さぁ、皆さん、これからもマスターの為に頑張りましょう」

 

ラナン「勿論!」

 

リリー「もああっ!もももがあももっ!」

 

ジギタリス「わんわんわん、くんくん!」

 

ルチカ「なにこれ」フェェー

 

 

 

 

 

 

スフレ「あ、ロザリーおねーちゃーん」

 

ロザリー「どうしたのスフレ?」

 

スフレ「あのねあのね、スーにね新しいお友達が出来て、これからはお兄ちゃんと一緒に戦うことになったんだよ!」

 

ロザリー「あー、マスターとスフレで悪魔退治に行ってたわねー、その時の?」

 

スフレ「そう!悪魔でルチカちゃんって言うんだよ」

 

ロザリー「‥あの、ボンクラは次から次に女増やしやがって‥」ギリ

 

スフレ「ふに?」

 

ロザリー「まぁいいわ、それだけ?」

 

スフレ「ううん、それでね、ルチカちゃんを皆に紹介してあげるんだ!ロザリーお姉ちゃんも来て来て」

 

ロザリー「ふむ、もう誰か行ってる?」

 

スフレ「先に声かけたから、カトレアお姉ちゃんとラナンお姉ちゃんはもう行ってると思うよ?」

 

ロザリー「わんちゃんと卑しい雌豚悪魔も?」

 

スフレ「もちろん一緒だよ!」

 

ロザリー「お兄ちゃ‥マスターは?」

 

スフレ「今お兄ちゃんって言いそうになった?」

 

ロザリー「言ってません」

 

スフレ「?、お兄ちゃんは、今はプルメリアお姉ちゃんと出撃してるよ?」

 

ロザリー「‥‥なら少し時間を置くわよスフレ、ちょっとここでクッキーでも食べてなさいな」

 

スフレ「はれ?行かないの?」

 

ロザリー「行くけど少ししてからね」

 

スフレ「なんで?」

 

ロザリー「カトレアとラナンに潰されるようなら、マスターの役になんか立たないでしょう?会うだけ時間の無駄よ」

 

スフレ「?」

 

ロザリー「それなりの手を打っておいて、その上であの二人を凌ぐなら少しは見込みがあるかもね、会うのはそれからでいいわ」

 

スフレ「ふえぇー」

 

ロザリー「え、なにそれ可愛い」

 

 

 

 

 

 

第秘話

 

魔女アンは真少年達の反撃により撃墜され、翼をもがれて魔界へと叩き落とされた

 

魔女アンの行く末は魔界の汚泥にまみれて名も無き悪魔達に食されるだけであった

 

しかし、今夜、真少年が眠る屋敷へと体を燻らせながら近づくのは紛れもなく魔女アン!

 

ただでさえ我が息子に手を架ける狂気、その狂気を増殖させた魔女の顔は最早狂気を具現化させた如く歪む、‥顔ではない捩れた肉塊だ

 

その相貌にドス黒く紅く滲む2つの闇は瞳の名残

 

傷ついたとはいえ魔女アンの力は測り知れず、年端もいかない使い魔の乙女など腕の一振りで体半分を持っていかれる‥狂っても魔女

 

魔女アンの歩みは鈍く、しかし確実に真少年のいる屋敷へと近づき、やがては魔女アンが一跳びすれば屋敷に届き、屋敷を木屑の残骸へと変えられる位置まで辿り着く

 

 

カトレア「‥‥あなたの話は、もう終わりましたが‥?」

 

狂気の魔女アンに対峙するは狂喜のカトレア

 

魔女アンが何か血ヘドとヨダレの水音にまみれた音を発するが言葉ではない、激情の音だ

 

カトレア「あなたはマスターに触れることは出来ません、‥‥両腕はここに」

 

カトレアの体は寸足りと動かず、いつの間にか魔女アンの両腕であった長細い物を2つ手に持っており、興味なさげに地面に捨てる

 

魔女の口から言葉ではない水音が上がり、魔女はカトレアに向かって跳ぼうとし地に這う

 

カトレア「あなたはマスターに近づくことは出来ません、‥‥両足はここに」

 

カトレアの手には魔女の両足、興味なさげに地面に打ち捨てる

 

跳ね飛ぶ頭が最後に見た光景は星空か緑生い茂る大地か

 

カトレア「あなたはマスターに話しかけることは出来ません、‥‥頭はここに」

 

カトレアの手には魔女アンの頭、興味なさげに地面に打ち捨てる

 

魔女アンの2つの窪みから涙のようなものが流れていたが、カトレア一瞥もせず

 

カトレアが軽く指を鳴らすと無数の黒い影が大地よりウネウネと湧き出て口らしきものを開け魔女アンであった物を咀嚼音を立てて食い始める

 

カトレア「あなたはマスターと共にいることは出来ません、‥‥あなたは彼方に」

 

影の咀嚼音が静まるとそこにはいつもの平穏しか残っていなかった‥

 

 

真少年のベットの脇に立つカトレアはそっと乱れたシーツを真少年に掛け直す

 

カトレアの瞳に宿るは、慈しみか慕情か愛しさか哀願か

 

カトレア「‥‥マスター、あなただけなのですよ‥‥?私を恐れずに遊んで下さるのは‥」

 

カトレアの白い指が真少年の頬を優しく伝う

 

 

 

 

 

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