ゴシックは魔法乙女 短編集 作:BANG(いつか帰るところ)
ゴシックは魔法乙女 短編集37
第84話
ロザリーという少女
ロザリーは、とても頭の回る魔法乙女です。
それが証拠に、難癖のある魔法乙女集団において、一歩高みに登った立ち位置を不動のものとしています。
他の魔法乙女と深刻に揉めたこともなく、マスターからの信頼も随一です。
また、神が二物を与えたか、その容姿の美しさ可憐さは追随する者を許さず、天下の極みから下界を見下ろし、花を降らせるがごとくです。
あぁ、ロザリー、君の名を呼べば僕の心は高鳴り、・・・・
真少年「」
ロザリー「ん?筆が止まってるわよ?どうしたの?ん?」
真少年「・・・はい」
あぁ、ロザリー、君の名を呼べば僕の心は高鳴り、この胸に甘く切ない思いが広がる。
胸と言えばロザリーのちっぱいは・・・
ロザリー「せいっ!!」 ドゴッ!!
真少年「ぐごっ!くっ・・・」
ロザリーの無限大の可能性を秘めた、ロザリーの可憐な胸に抱かれながら、ロザリーの暖かさに埋もれていたい。
きっとロザリーは、慈母のごとき心で、慈しんでくれて・・・
ロザリー「ん?どうしたの?続きは?」
真少年「ううっ・・・ひっぐ」
ロザリー「泣いても仕方がないでしょ?ね、続きは?」
真少年「は、はい・・・」
~~数分前
館の一室にて
スフレ「ふぁー」ペラッ・・・
ルチカ「ふえぇえぇ」
ダチュラ「・・・ハァハァ」
スフレ「ねぇねぇ、ルチカちゃん、ダチュラちゃん」
ルチカ「ふぇ!?」ペラッ・・・
ダチュラ「ふぁ?!」
スフレ「ねーねー、このロザリーおねーちゃんが書いてある本って、どこに売ってたの?」
ルチカ「それは・・・」
ダチュラ「マスターが作ったのよ」
スフレ「お兄ちゃんが?!へー、すごいねっ!!」
ロザリー「あんたら、こそこそ何やってんの?」
ダチュラ「!!」
ルチカ「!!」
スフレ「あっ!ロザリーおねーちゃん!おねーちゃんの本だよ!」
ロザリー「へ?」
スフレ「見て見て、ロザリーおねーちゃんが主役のマンガなんだよー」
ロザリー「・・・ほー、スフレ見せてくれる?」
スフレ「うん、いいよ」
ダチュラ「あ、あのっ、これは、スフレが持ってきたのよ」
スフレ「ふぇっ?!ふえぇえぇ!!ち、違いますっ!!違いますっ!ダチュラ姉が持ってきたんです!」
ロザリー「どっちでもいいわよ、どれどれ・・・」
【ロリッ子魔法少女ロザリー~ヌルヌル地獄編】魔少年作
ロザリー「・・・へぇ」ペラリ
スフレ「ほら、ね、ロザリーおねーちゃんが主人公で、まほー少女なんだよ」
ロザリー「・・・みたいね」ペラリペラリ
スフレ「・・・」
ダチュラ「・・・」
スフレ「それでね、ビシャーってヌルヌルのしょくしゅ?の悪魔と戦うお話なんだよ!でも、なんかロザリーおねーちゃんつかまってこちょこちょされててね・・・」
ロザリー「うん、うん、・・・今読んでる」ペラリペラリペラリ
ルチカ「 」
ダチュラ「 」
スフレ「そんで、そんで、なんか、ほら、ここ、なんかロザリーおねーちゃんが喜んでるの、なんで?!」
ロザリー「どうしてかしらね?私にも分からないわスフレ、・・・ふむ、当然18禁と・・・」ペラリペラリペラリペラリ
ルチカ「」
ダチュラ「」
ロザリー「・・・スフレ」パタン
スフレ「なーに?」
ロザリー「少しルチカとダチュラにお話があるから、外してもらえる?」ニッコリ
スフレ「えー」
ルチカ「」
ダチュラ「」
ロザリー「後でチッタのお店でクッキー食べに行きましょう」
スフレ「ほんと!?」
ロザリー「うん、ね、先に行ってなさいな」
スフレ「分かった!」テテテテー
ロザリー「・・・さて、ん?」
ルチカ「」
ダチュラ「」
ロザリー「どうして、ルチカとダチュラは両膝を地面に着けて、腰を深く折って、額を地面に擦り付けて、三つ指をつく姿勢になってるの?」
ルチカ「これは、ど、土下座と言いますぅ・・・」
ダチュラ「さ、最大の謝罪の気持ちを表すものよ・・・」
ロザリー「そうなの?ルチカとダチュラは、何か私に謝らない様な事をしたの?」
ルチカ「」
ダチュラ「」
ロザリー「それはそうと、仲間の恥辱を見て楽しむ様な目玉なんか、えぐり取った方が良いわよね?」
ルチカ「申し訳ありませんでしたっ!!」
ダチュラ「ごめんなさいっ!!」
ロザリー「んん?私は、仲間の恥辱を見て楽しむ様な目玉なんか、えぐり取った方が良いわよね?って聞いたのよ?どう思うか聞いているのよ?」
ルチカ「ひぐっ」ガタガタ
ダチュラ「ひぎっ」ガクブルガクブル
ロザリー「ん?ひぐ?ひぎ?私は仲間の恥辱を見て楽しむ様な目玉なんか、えぐり取った方が良いわよねって聞いてるのよ?どう思う?」
ルチカ「な、仲間は、た、大切です」
ダチュラ「ごめんなさいっ!!もう読みませんっ!」
ロザリー「あれ?私は仲間の恥辱を見て楽しむ様な目玉なんか、えぐり取った方が良いわよねって聞いてるのよ?ルチカ?ダチュラ?」
ルチカ「」
ダチュラ「」
ロザリー「んん?そう思わないの?私としては、そんな奴は仲間でも何でもないので、今すぐヘッドショットで頭を吹き飛ばそうと思うんだけど、ねぇルチカ、ダチュラ、仲間の恥辱を見て楽しむ様な目玉なんか、えぐり取った方が良いわよね?」
ルチカ「ひぐぅう!」
ダチュラ「えっぐ、えっぐぐ!」
ロザリー「どうして号泣するの?仲間の恥辱を見て楽しむ様な目玉なんか、えぐり取った方が良いわよねって、私の質問への答えは?」
ルチカ「」
ダチュラ「・・・ひっひいぃっ!いやーっっ!!」ダダダダー
ロザリー「あら、・・・えいっ」ドドドドドッグチャバンバンバンバンベキッシュババババガバァダダダダダダダダボキボキボキッガガガガガガガッグチャリ・・・
ルチカ「ひっ!ひっ!ひぃいぃっ」
ロザリー「もう、ダチュラったら急に走り出すから、ゼロ距離射撃で打っちゃったじゃない」
ルチカ「ちっ、ち、血!」
ロザリー「あぁ、血が飛び散って霧のようね、血煙って言うのかしら?」
ルチカ「て、て、手、あ、足」
ロザリー「あー、ダチュラの手と足が変な方向に曲がってるわね、千切れていないのは、流石に悪魔ね、頑丈だわ、・・・えいっ」ドドドドドッグチャ、バンバンバンバンドブチャッ!
ロザリー「ほら、やっぱり千切れない、ソードの方がいいのかしら」
ルチカ「はひ、ひ、はひっ!」
ロザリー「ルチカ?過呼吸みたいになってるわよ?大丈夫?」
ルチカ「はひっ!はひっ!はひっ!はひっ!はひっ!」
ロザリー「それでルチカ、仲間の恥辱を見て楽しむ様な目玉なんか、えぐり取った方が良いわよね?」
ルチカ「 」ブクブクブクブク
ロザリー「おーい」バキッ!
ルチカ「ふぐっ!」
ロザリー「大丈夫ルチカ?白目を剥いて泡を吹いてたわよ」
ルチカ「へ?・・・あ、あぁ、ひぃっ」
ロザリー「記憶はつながった?で、ルチカ、仲間の恥辱を見て楽しむ様な目玉なんか、えぐり取った方が良いわよね?」
ルチカ「ぴ、ぴ、ぴぎゃー!!」
ロザリー「なんで号泣するの?仲間の恥辱を見て楽しむ様な目玉なんか、えぐり取った方が良いわよね?そう思うでしょ?ルチカ?」
その日、魔少年が自室に戻ると2つの肉塊が自室に重ね置かれていた。
絶句する魔少年!
しかし、ルチカとおぼしき肉塊の手に置かれている一冊のマンガ、いや、魔少年力作の同人誌に気が付き、全てを悟る!!
魔少年は即決即断即行、踵を返して自室から飛び出る!
真少年「うわぁっ?!」
が、魔少年の両足にはいつの間にか大きな鉄球付きの足鎖がガッチリと巻かれており、魔少年は床に転げ倒れる。
ロザリー「・・・いつから、その両足が自由だと勘違いしていたの・・・?」
魔少年「やっぱり、催眠系の方が良かったのっ?!」
ロザリー「第一声がそれかーっっ!!!」ドカッッッ!!!
こうして、お詫びとして、魔少年、もとい、真少年作の総章数65章、8万3千項強に及ぶロザリー伝記は完成しました。
真少年「もう、同人誌はこりごりだよー」ファンファンファンファ~ン
ロザリー「そういうのはいいから、早く続きを書きなさいな」
真少年「あれ、終わらないの?もう、オチがついたよね」
ロザリー「次はロザリー外伝でしょ?」
真少年「」
ロザリー「後は、ロザリー伝のマンガ化ね、あんた得意でしょ?」
真少年「」
ロザリー「ん?どうしたの?」
真少年「」
ロザリー「あら、あんた、右指が全部ペン圧で変形してるわね」
真少年「もう、ペンを持てま・・・」
ロザリー「じゃあ、左手で書いてこうか」
真少年「」
ロザリー「口にくわえるってのもあるしね」
真少年「」
この後、真少年の必殺【キスで黙らせる】がクリティカルヒット(181hit combo )して、解放された!!