ゴシックは魔法乙女 短編集   作:BANG(いつか帰るところ)

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炎の悪魔ジギタリス、火炎と共に参上!
ラナンと真少年が立ち向かう!!


ゴシックは魔法乙女7

ゴシックは魔法乙女 短編集7

 

 

第20話 ヴォルカニアの異変

 

ラナン「と言うわけでヴォルカニア地方にやって来ました」

 

真少年「どういうわけ?」

 

ラナン「なんかヴォルカニアの火山が噴火して悪魔が来たとか来ないとか」

 

真少年「あー、悪魔編突入か」

 

ラナン「みたいね、まぁちやっちゃと捻り潰して日常編に戻ろ?」

 

真少年「捻り潰すの?」

 

ラナン「‥‥私が新しいレギュラー乙女を許すとでも‥?」

 

真少年「えーと」

 

ラナン「悪即惨‥殺、ふふふ」

 

真少年「悪即斬だよね」

 

ラナン「赤い糞ガキが登場したと同時に私が業火で焼き尽くす、ふふふ、皮膚と体毛が焼け焦げて腹が裂けて内臓が血の沸騰と共に焼き上がっていく様を前編中編後編完結編で描写してやる‥」

 

真少年「リョナはやだ!」

 

ラナン「閲覧数延びるかもよ?」

 

真少年「そんな心に闇を抱えた閲覧者が集うエスエス作品にしたくないよ?!」

 

ラナン「諦めたらそこで試合終了よ」

 

真少年「その前にもっと大事なものが終了しそうだよ」

 

ラナン「またまたー、いつもユーチューブとかでリョナ作品を検索してるくせに」

 

真少年「してないよ!(まぁ見たことはあるけど‥)」

 

ラナン「ウジガワイタ氏?」

 

真少年「また凄いところ出してきたな!!いや、突き抜けてるなとは思うけど、そちら方面には行かないよ?」

 

ラナン「ふーん」

 

真少年「明るく楽しく、ね」

 

ラナン「エロは?」

 

真少年「まぁ適度に」

 

ラナン「そこは否定しないんだ」

 

真少年「ラナン、エロを馬鹿にしてはいけないよ」

 

ラナン「そうなの?」

 

真少年「ラナン、子供はどうやったら出来る?」

 

ラナン「‥‥」

 

真少年「人口を増やすには男と女がどうすればよい?ラナン言ってみ、その凛々しいお口で言ってみ」(;´Д`)ハァハァ

 

ラナン「男の○○○○をエレク○○ンさせて女の○○○○に○○○○○てそこから男が腰を○○○○して女の○○○○のヒダヒダで○○○○してド○○ュンコした○○○○が女の○○に注入されて○○○○に無数に○○○○て○○○○して○○○○すれば新しい命が誕生するけど」

 

真少年「‥‥ぇー」

 

ラナン「つまりマスターは生殖活動=エロの論法でエロの大事さを述べようとしているのよね?」

 

真少年「え、あ、そうです」

 

ラナン「だけど、そこには社会環境や生活環境が全く含まれていないわ、少し荒い論理じゃないかしら」

 

真少年「‥かな」

 

ラナン「あと、私の口から恥ずかしい言葉を言わせて興奮するとか、男としてどうよ?」

 

真少年「‥」

 

ラナン「やってることが小さな女の子相手にハアハアしてる変態ロリコン犯罪者と同じじゃない?」

 

真少年「」

 

ラナン「あーやだやだ、本当に気持ち悪い、ノリとかそういうのとか別にしても本当に気持ち悪い」

 

真少年「‥ラナンは僕のことが嫌いなの?」

 

ラナン「え?大好きだけど?」

 

真少年「くっ」

 

ラナン「愛してるわ、マスターのことは私の心臓って思ってるわよ」

 

真少年「‥ち、ちくしょう、なんか嬉しい」

 

ラナン「だからもっとしっかりしてねマスター」

 

真少年「‥分かりマスター」

 

 

 

ラナン「あ、温泉卵食べる?」

 

真少年「お、いつの間に」

 

ラナン「火山地域だけあって温泉街が栄えていたわ」モグモグ

 

真少年「温泉かー、ゆっくりしたいな」モグモグ

 

ラナン「美味しいものも食べて」

 

真少年「いいねーいいねー、あと露天風呂でのハプニングとか予期せず混浴状態とか、ありきたりだけどワクワクするよね!」

 

ラナン「そんないい笑顔で同意を求められても‥」

 

真少年「巻いていたバスタオルが外れてポロリとか」

 

ラナン「うわ、古典的!それでマスターが鼻血ブー?」

 

真少年「いや、外れたバスタオルが僕の子マスターに引っ掛かってその勇姿に全員ゴクリと喉をならす」

 

ラナン「それ子マスターが勇ましい状態になっていることが前提だよ?」

 

真少年「ふ、思春期を舐めるな、半紙に【娘】と書いた文字でも興奮できるお年頃だぞ」

 

ラナン「それはマスターだけだよ?」

 

真少年「新聞欄の成人映画のタイトルだけでもハアハア出来る」

 

ラナン「作家冥利に尽きるよね」

 

真少年「香水の匂いだけで、もうたまらない」

 

ラナン「安上がりよね」

 

真少年「それを!そんな思春期の少年に半端ない誘惑ばかり与えてっ!」

 

ラナン「あ、泣いてる」

 

真少年「やれおっぱいツンツンだ、女教師だ、剥き剥きだ、TENGAだ、なんなんだよっ!」

 

ラナン「あ、血の涙」

 

真少年「僕をどれだけ弄べば気が済むんだよっ、そりゃあエロ本も買うっちゅうねんっ!」

 

ラナン「でも、嫌いじゃないでしょ?」

 

真少年「まーね」

 

真少年「WWWWWWW 」

ラナン「WWWWWWW 」

 

 

 

真少年「それはさておきヴォルカニア」

 

ラナン「ヴォルカニア」

 

真少年「ヴとバの違いってなんなのさ」

 

ラナン「うーん、本来の発音に近しいスタイリッシュさ?かな」

 

真少年「バカ、ヴァカ、うーん」

 

ラナン「いや、そこは外来語をチョイスしましょう、バイオレット、ヴァイオレット、ほらスタイリッシュ、ね」

 

真少年「そうか?パンツ、ヴァンツ、‥別物だぞ」

 

ラナン「パをヴァにはしない、バをヴァにしてよ、バンパイア、ヴァンパイア、ほらかっこよさが上がった」

 

真少年「ヴァイブレーター」

 

ラナン「うわ、振動感が半端ない」

 

真少年「ヴァイオレットヴァイブレーター」

 

ラナン「紫のが跳ね回ってる!?」

 

真少年「ヴァイオレットヴァンパイアヴァイブレーター」

 

ラナン「ワケわからん」

 

真少年「WWWWWWW 」

ラナン「WWWWWWW 」

 

 

真少年「なるほどなるほど、納得できた」

 

ラナン「言葉の進化みたいなものよね」

 

真少年「ふむ、けどラナン、言葉は進化ばかりじゃなくて元来の意味、つまりは廃れた昔の意味も大事だよ」

 

ラナン「例えば?」

 

真少年「さようならって言うじゃん」

 

ラナン「うん」

 

真少年「これって、左様ならば失礼します、の進化だよね、略してさようなら」

 

ラナン「ほう」

 

真少年「この元来の意味を知った上でさようならと言うのと、ただ慣用句的にさようならと言うのでは言葉にこもる重みが全然違う」

 

ラナン「あーなんか分かる気がする、他には?」

 

真少年「ファミコンはファミリーコンピューター」

 

ラナン「いきなりネタが尽きた!!」

 

真少年「だってそんなの思い付かないよ?さようならの話だって僕が勝手に思いついただけだし」

 

ラナン「この野郎‥」

 

真少年「ファミリーをファミと略すが故に家族でワイワイ楽しめるゲームが廃れて、個人主義のゲームが蔓延して人の繋がりが希薄になったのさ」

 

ラナン「今のネットゲームって繋がりありきじゃない、そもそもゴマ乙のギルドバトルもチームを作る人の繋がりじゃない」

 

真少年「だよねー」

 

真少年「WWWWWWW 」

ラナン「WWWWWWW 」

 

ジギタリス「あのー」

 

真少年「ん?」

 

ジギタリス「もういいかなー?」

 

真少年「?」

 

ラナン「‥‥」ギリッ

 

真少年「どちら様?‥ってラナン?」

 

ラナン「‥‥」ツカツカツカ

 

真少年「ラナンが無言で女の子の前まで行った‥」

 

ラナン「‥‥」

 

ジギタリス「お、お前、乙女とか言う奴だろ、僕は‥」

 

ドパーーン

 

真少年「ラナンが女の子を思いっきり平手打ち?!」

 

ジギタリス「ひっ、な、なんだよお前‥僕はなぁ‥」ホホジンジン

 

ドパーーン

 

真少年「逆の頬にも平手打ち!?」

 

ジギタリス「ひっ、痛っ」ホッペタ マッカ

 

ラナン「‥‥」グッ

 

真少年「今度は胸ぐらを掴んで‥」

 

パンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッ

 

真少年「往復ビンタ?!結構力入ってる、うわ、鼻血が飛び散ってる!!」

 

ラナン「‥‥」

 

パンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッ

 

真少年「待て待て待ってラナン、もう充分、やめてやめて」

 

ジギタリス「ふぎゃーっ!いやだーっ!うわーんっ!!」

 

真少年「そら号泣するよな‥」

 

ラナン「おい糞ガキ」

 

ジギタリス「ひっ」ガタガタ

 

ラナン「なんだ、返事できないのか?」スッ

 

パンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッ

 

ジギタリス「ふぎゃーっ!ふぎゃーっ!」トビチル チ ト ナミダ

 

真少年「ストーップ!!ラナンやめてっ、やめて差し上げてっ!!」

 

ラナン「‥おい糞ガキ」

 

ジギタリス「は、はひ」ガタガタ

 

ラナン「私とマスターが楽しく話してる時は何があっても黙って見とけ、な?」

 

ジギタリス「ばい、わがりまじだぁ」

 

ラナン「そこは【ヴぁかりました】だろうがっ!!話聞いてたのかっ!!」

 

パンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッ

 

ジギタリス「ぴぎゃああーっ!!」

 

真少年「待って待って、ハードル高いよっ!」

 

ラナン「良かったな、マスターがリョナ嫌いっつってたから焼き尽くすのは勘弁してやる」

 

ジギタリス「あ、ありがどヴございまずぅ」ガタガタ

 

ラナン「ふむ」

 

真少年「‥ラナン?」

 

ラナン「教育終了!」

 

真少年「どこのスパルタニアン?!」

 

ラナン「愛があれば教育よ?」

 

真少年「今どこに愛があった?!圧倒的な暴力しかなかったよねっ」

 

ラナン「おい、糞ガキ」

 

ジギタリス「はっはいぃっ!」

 

ラナン「名前」

 

ジギタリス「ジッ、ジギタリスでずっ」

 

ラナン「はん、ジギタリスねぇ、大層な名前だなぁおい」ギラッ

 

ジギタリス「ずびまぜぇんっゆるじでぇくだざいぃ」

 

ラナン「ラナンっつーのが私の名前、今日から面倒みてやっから困ったことがあったらいつでも言え」

 

ジギタリス「ありがどヴございまずっ」

 

真少年「ラナンお前なぁ、色々むちゃくちゃだぞ‥ほらジギタリス顔が血と涙でぐちゃぐちゃじゃないか」ハンカチフキフキ

 

ジギタリス「あっ‥ありがと‥」

 

ラナン「‥‥」ギラッ!!!!

 

ジギタリス「ひっ!ひぃぃっ!‥あ‥」ジョーーチョロチョロチョロ

 

真少年「少女にトラウマが焼き刻まれてるよっ!」

 

ラナン「最初が肝心ってね」テヘ

 

 

 

 

第21話 わんわん

 

ラナンの教育から数日後のお話

 

公園にて

真少年「ジギタリス?」

 

ジギタリス「あ、マスター、ラナン様可愛い」

 

真少年「‥‥」

 

ジギタリス「どうしたんだいマスター、ラナン様可愛い」

 

真少年「‥あのさ」

 

ジギタリス「うん、ラナン様可愛い」

 

真少年「その語尾にまとわりついている語句は‥」

 

ジギタリス「こ、これはラナン様の可愛さに近くにいる者は自然と語尾にラナン可愛いという言葉がついちゃうんだよなー、ラナン可愛い」

 

真少年「‥‥」

 

ジギタリス「べ、別に強要されている訳じゃないぞ、言い忘れる度に爪を剥がされたりしてないからなっ、ラナン様可愛い」

 

真少年「分かった、もうそれは言わなくて良い、ラナンには僕から言っておく」

 

ジギタリス「ほ、ほんとに?ラナン様可愛い」

 

真少年「それは双方ダメージが大きすぎる、二人して転がり落ちている」

 

ジギタリス「はぁー良かったー」ジャラ

 

真少年「はたしてジギタリスを乙女に加えて本当に正解だったのか?」

 

ジギタリス「うん?」

 

真少年「魔界にいた方がのびのびといい子に育ったんじゃないのか?」

 

ジギタリス「そんなこと無いよーこっちの世界の方が楽しいし、上手いもんもいっぱいあるし」ジャラ

 

真少年「‥ときにジギタリス、その首でジャラジャラしてる首輪はファッション‥か?」

 

ジギタリス「これ?」ジャラ

 

真少年「何かおしゃれ的なアイテムだよなっ」

 

ジギタリス「これはラナン様への絶対服従の証として首に嵌め込まれた首輪だよ?」

 

真少年「」

 

ジギタリス「これのおかげで他の乙女さん達からもラナン様のワンちゃんって可愛がられてるんだー」テヘヘヘ

 

真少年「」

 

ジギタリス「この前なんかハッピーターンのビニールに付いていた粉を舐めさせて貰ったんだー美味しかったなー」

 

真少年「もうそれ以上言わないで!」

 

ジギタリス「はえ?」

 

真少年「行くよジギタリス!喫茶店にお出かけだ!美味しいものいっぱい食べよう!」

 

ジギタリス「ええ?!本当に!!カップアイスの蓋に付いたアイスでもいいの?!」

 

真少年「くっ、あ、あいつらぁ‥」ナミダ ポロポロ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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