one more time   作:Doooom

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初投稿です。長文、駄文ですがよろしくお願いします。


オーパーツ管理運用委員会

こんな説がある。

一度世界は滅びていて、また同じことを繰り返している。

その名残が、ピラミッドなどの「オーパーツ」たちである。

オーバーテクノロジーなど、「そこにあるはずのないもの」

それらを管理する組織を国連が設立。混乱を避けるために

オーパーツの存在のほとんどは一般人には隠蔽されていた。

Ooparts Management and Investment Committe

日本語に訳すとオーパーツ管理運用委員会、頭文字を取って

通称 「O.M.I.C」と呼ばれている。彼らは各国に支部を持っている。そしてその日本支部に新入職員が入ってきた。

 

2030年 日本 お台場自由の女神像地下

 

「お待ちしておりました。」黒いスーツを着た女が仰々しくお辞儀をする。僕はそれに戸惑って「あ…はぃい」と曖昧な返答しかできない。と言うのも、警視庁捜査一課に配置される予定だったのに突然こんなところに連れてこられたのだ。

(なんなんだよここ?)そんな感想しか浮かばない。黒い壁に白いライトのライン。近未来、それかUFOの中といった様子だ。

そんな廊下がずっと先まで続いている。変わりない風景に飽きていたところに、ドアが見えた。さっきからずっと先導しているあの黒スーツの女の隙を見て近づくと、「あなたは入室を許可されていません。」と電子音声が喋った。やってしまったと思って黒スーツ女を見ると、「またか」といったような表情でこっちを見ると、「許可したもの以外に近づかないでください」と事務的な口調でいわれた。「すみません」と謝って

また歩き始めた。永遠に続くかと思われた廊下だが、ふと前を見るとドアがあった。黒スーツ女がこれまた仰々しくお辞儀をして「ここから先はあなたお一人で」というと、背を向けて元来た方へ戻っていった。不安だったが進むしかない、そう思ってドアを見ると「黒澤」というネームプレートがかかっていた。異世界そのものと言っていい光景の中で、「普通」の光景がありがたかった。そのおかげか心に余裕ができたので、意を決してドアを開けた。

部屋の中は、落ち着いた雰囲気でまとめられていた。

そして、部屋の中央のマホガニー材のデスクのむこうから白髪をオールバックにした初老の男が座っていた。鋭い目つきに彫りの深い顔立ち、どこか猛禽類を連想させた。

「矢野 慶次くんだね?」男が口を開いた。

「はい」

「おそらく、君は戸惑っているだろう。今日の朝まで警視庁捜査一課に配属されると思っていたのだからね。だが安心してほしい。我々は警察と同じで、平和を守るために活動している。

君の志望動機を見たが、どうやら正義感が強いようだ。」

「そんなことを言われても、まだどんな活動をしているかも知らないんです。それなのにそんなことを言われても…。」

男はニヤリと笑うと、「わかった。では見せてあげよう」

そういうとドアを開けて廊下へ出ていった。前を歩く男について行くと、先ほどのドアの前で止まった。男がドアの横にあるカードリーダーにカードを通すと、

「レベル9 入室を許可します」

という電子音声の後ドアが開いて、電気がついた。

広い部屋の中にガラスケースが並んでいた。その中には誰も奇妙なものが入っていた。

「これはなんですか?」と聞くと男は、

「これが私たちの仕事だ。オーパーツを集め、管理する。」

「オーパーツ?ただの都市伝説でしょう?」

「いや、全て真実だ。信じてくれなくてもいい。だがこの話は聞いてくれ。」

そういうと男はオーパーツについて語り始めた。

 

歴史は、紀元前まで遡る。1920年、アメリカの調査団はローマの地下を調査した。コロッセオの地下であるものを発見した。「それ」は短剣の形をしていた。岩に刺さっていたそれを抜いた瞬間眩ゆい光が立ち込め、部屋が崩れ始めた。命からがら逃げ出した調査団はこれを回収、祖国へ持ち帰った。アメリカはそれをオーパーツと命名、記念すべきオーパーツ第一号だ。それを機に、世界各国で同様のものが次々と見つかった。

極秘の首脳会談で「O.M.I.C」が結成、オーパーツを管理運用した。

 

「これが結成までの経緯。ここのガラスケースに入っているものは中でも危険性の高い<レベル5>以上のものだ。例えばその

クリスタル•スカル、これは人が触れると大規模なエネルギーを発生される。メキシコの地震はこれが原因だ。」

「でも、それは偽物だと…言われているんじゃ?バカなやつらの信じる与太話だと。」

「我々は回収だけでなく、大衆への隠蔽対策も行なっている。君が聞いた話は我々のカバーストーリーだ。」

 

信じられなかった。今までの現実が崩壊して行く感覚。まさかこんな漫画のようなことがあるなんて。そんなことを思っているとサイレンの音が鳴り響いた。

「ふむ、出動か。よし、君もついて来なさい。」

「えっ?」

「百聞は一見にしかず、だ。いくぞ!」

「えぇぇぇー⁈」

こうして僕の初仕事が始まった。

 

つづく

 

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