月風のリヴァイアサン   作:天創の継承者

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 ご無沙汰しております。天創の継承者です。
 実力テストやら親が会社辞めるやら引っ越し及び転校三日目で期末テストで
挙げ句、また引っ越しが決まるやらでドタバタしておりやっと落ち着く事が出来ました。
 この作品を読んでくれている皆様、今後もどうぞ宜しくお願いします。<(_ _)>



1ー4

 

 入学式。新入生オリエンテーリング。部活説明会。授業開始。etc...

 イベント目白押しだった一週目をやりすごし、高校生活及びアーシャとの同居

生活は二週目に入っていた。

 私立胡月学園高等部、一年F組。

 ハルは自分の席に座敷わらしのように腰掛け、放課後の教室を眺めている。

 クラス内の交友関係は、順調に確立されており、いくつかのグループが発生しており皆ほどほどに仲よさげだ。

 しかし、ハルは真面目に通おうとは思っておらず、一月も通えば通信制に編入

しようと思っていたため友達も作らず他人から見たら、完全にボッチになっていた。

 もっとも、ハル自身がわざとこの状況を作っているので

「予定道理か」

と呟く程度には内心この状況には、満足しているのだが。

 今日は学校が終わったら、アーシャの手伝いをする約束だったが先程メールで

「ちょっと用事ができたので遅れる」と言ってきたため漫然と居残っているのだった。

 ─アーシャの体が空くまで、時間をつぶさないと─と、思っていると

「えーと、晴臣君だったよね?晴臣君もUFO研入ってみない?」

突然声をかけられた。

 「ごめん。考え事してて聞いてなかったから、今どういう状況か説明してくれる?十傑地さん」

 ハルは突然声をかけてきた右隣の席の少女 十傑地 織姫に聞き返した。

 「あっ、そうね。ごめんなさい。それと織姫でいいわよ?それでえっとね・・・」

  

              ~説明中~ 

 

 「つまり、UFO研というのはドラゴンを調べる部活で部員が足りないからUFO研に入った武藤さんは最初の仕事して織姫さんを勧誘。そして僕に話しがふられたと。」

 「うん、その通りよ。武藤さんもこれであってる?」

 「ああ、頼む晴賀!後一人なんだ!」

 「まあ幽霊部員でも良いらしいし、いいよ。」

 「あっ、ありがとう晴賀!これで部が存続できる!」

と武藤さんは大喜びしている。

 「私もできる限り例会には、参加しようと思っているけどこれでも結構忙しいからあまり期待しないで待ってて。」

 そう武藤さんに告げて、教室の出入り口へと織姫はあるきだす。

 ハルは、あんなセリフを言っていやみがないなんて見た目からなかまでお嬢様なんだなと

思いながら

 「・・・・・絵になる人だなぁ」

と呟いていた。

 

 ~アーシャサイド~ 

 

 「はぁ、メールしといたとはいえ結構約束の時間を過ぎましたね。どれもこれも見城さんのせいです・・・」

 アーシャは、研究に使えそうな本を探しに≪S.A.U.R.U≫の支部兼古書店の『弥勒堂』に

出掛けたところそこの主で唯一の支部員の見城 玄也に

 「ちょっと飯食いに行ってくるわ」

と店番をまかされ、二時間近く店番をやっていたため約束の時間を過ぎてしまったのだ。

 「まぁ、デートに彼女が遅れて行くというのも鉄板ですし、メールもしたので許してくれるでしょう。」

 そういい、アーシャは、先程伝えた合流場所に向かって行った。

 

 ~ハルサイド~

 

 学校を出たハルの携帯にアーシャから、用が済んだ事と合流場所を伝えるメールが届いた。だが、

 「何で公園なんだ?」

 確かに今日はいい天気だが・・・

 そんなことを考えながら指定された公園のベンチに腰掛け、十数分待っていると

 「お待たせしました!」

とアーシャがやってきた。

 「あんまり待ってはいないけど、何で公園?」

 「何でって晴臣、分かってませんね。こんなに天気が良いんですから、外でお昼ご飯を

食べたくなるじゃないですか。」           

 大分まともな理由だがあいにく、

 「悪い。学食で食べてきたから好きに食べていいよ。」

 アーシャの言葉の裏に隠された「二人で」という部分を言われる前に否定する。

 「そっ、そんな!け、けど!晴臣も男の子ですから二度のランチもたぶん大丈夫ですよ。

 さあ一緒に食べましょう!」

 「遠慮させてもらう。君の手作りだろうからきっと・・・」

 そう言ってハルは、アーシャの持っているバスケットを遠慮なく開ける。

 中には主食のサンドイッチに、副菜の野菜やフルーツが綺麗に盛り付けられていた。

 アーシャは、食べるだけでなく作るのも得意である。ただ、欠点として

 「やっぱり。サンドイッチが全部カツサンドじゃないか。学食でカツ丼食べたから、

ちょっときついんだよ。」

 絶対にがっつり系を作るのである。

 「ダ、ダメですか?」(上目づかい+涙目)

 グサッ!

 「ま、まあ少しなら大丈夫か「本当ですか!良かったです。実はこのカツ、ビーフカツ、トンカツ、チキンカツなっていて・・・」

 おい、泣き落としなどどこで覚えたとツッコミたかったが、まあ良いかと思い二度目の

昼食を食べ始めた。

 

 

 

 

 

 

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