ソードアートオンライン〜もう一人の英雄〜   作:カタルナ

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どーもーカタルナです。部活と執筆を同時にこなすのってたいへんなんだなぁとつくずく思います。(ちなみに野球部)冬練もきつくなってきましたが、頑張って書いていきます。


それではどうぞ!


在りし日の思い出編
1話 幼稚園児ですか?


知らない天井だ。

ってこのくだり2回目だわ!と、自身にツッコミを入れて俺は意識を取り戻した。まあそれは置いといて、これから俺自身がSAOをプレイすることができるのだ。そう思いワクワクしていると、俺は違和感を感じた。前世より家具など色々なものが大きく見えたのだ。嫌な予感がする。近くに大きな鏡が置いてあったので、自分自身を映し出してみた。

 

「・・・!」

 

するとそこには、《だからだ くにひろ》と書かれた赤い名札を左胸に付け幼稚園の服を着た俺が立っていた。

 

俺(流石に幼稚園児から始まるのは予想外だなあ。)

 

自分の身体の確認をしていると、不意に頭痛が俺を襲った。

 

ロリ神(どうやら、成功したようだね。)

 

俺(ん?あん時のロリ神か?)

 

ロリ神(そそ。ロリってつけた時点でなんか悪意を感じるんだけど、それは置いといて、今、あなたに直接テレパシーで念話をしています。)

 

俺(それはまあわかった、んで、なにを言いにきたんだ?)

 

ロリ神(追加の連絡だよ。一応原作の主人公の隣の家に住んでいること、幼稚園も同で幼馴染、という感じに設定したよ。)

 

俺(サンキュー。俺は基本的に原作沿いで行きたかったから。)

 

ロリ神(それじゃあ頑張ってね!)

 

そしてもう一度頭痛が走って念話は途切れた。

 

母「ひろちゃーん、入園式に行くよー。」

 

母さんが呼んでいる。俺は懐かしさを感じながら俺は幼稚園へと向かった。

 

そして、俺の転生記が幕を開けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───○○幼稚園前

 

俺は親に肩車をしてもらってあたりを見渡していると、人混みの向こうに和人らしき人がいるのが見えた。俺は人混みをかき分け走って向かったが、途中でつまづいて転んでしまった。俺が泣きそうになっていると、その子が俺のところまで来た。

 

和人「ひろはすぐころぶからな、きをつけるんだぞ。」

 

そう言ってぐずっている俺を宥めてくれた。その子の服には《きりがや かずと》と書かれた赤い名札が左胸に付いていた。

 

俺「ありがと、かずと。」

 

そして俺たちは、手を繋いで幼稚園の門をくぐった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれから二年の時が経ち、俺と和人は互いを親友と呼べる仲になった。もう少しで卒園をして、小学校に入学することになっている。俺はふと、小学生という言葉で自分がこの世界に転生した理由を思い出した。

 

俺(あと3、4年ぐらい経てばユウキのAIDSが本格的に発症する頃だな、酷くなる前に俺の能力で防がねばならん。)

 

俺は、幼稚園を自由時間に抜け出し、特典で得た運動神経と原作知識に物をいわせてユウキの家へ向かった。

 

 

 

 

 

?「・・・。」

 

そして、俺が幼稚園を出たことを木に隠れてひっそりと見ていた人がいることに気が付いていなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺は程なくして保土ケ谷区月見台のユウキの実家に着いた。しかし、ユウキの家はしんと静まり返っていた。

 

「坊や、こんなところで何してるんだい?」

 

不意に声をかけられ振り返るとそこには7、80歳くらいのおばあさんが立っていた。

 

俺「ここにユウキっていう子がいること知ってる?」

 

婆「もちろん知ってるさ。紺野さん家の木綿季ちゃんのことでしょ。」

 

なんでもこのおばあさんは木綿季の家の隣に住んでおり、木綿季もよく遊びに行ったりしており。本人もおばあちゃんを本当の祖母のように慕ってくれているらしい。すると、おばあさんは何かを思い出すように俺に話しかけてきた。

 

婆「そうそう。最近木綿季ちゃんが病気にかかってしまって入院しちゃってるのよ。」

 

俺は港北総合病院へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───────港北総合病院

 

 

 

俺はナースステーションの人にユウキの病室を聞き、部屋に向かっていた。しかし、着いてみるとナースの人がせわしなく出入りおり騒然としていた。病室に入るとユウキが荒い呼吸を繰り返していた。

 

 

ナース「先生!バイタルが──────!」

 

先生「まずは鎮静剤だ!早くしろ!」

 

 

俺はためらうことなくナースの人たちの間を走り抜けてユウキの元へ駆けつけた。

 

これ以上ユウキの苦しむ姿を見たくない。ユウキにはもっと楽しいことを知ってほしい。もっと笑顔でいてほしい。

 

俺「ユウキ!俺の手に触れるんだ!」

 

 

 

俺から手を差し出すとユウキの弱々しい手が、きゅっと握ってきた。

 

 

ナース「せ、せんせい・・・。」

 

先生「何をモタモタしているんだ!早くしr・・・!」

 

 

先生たちは唖然としていた。それもそのはず、つい先ほどまでユウキは苦しそうにしていた。しかし、突然幼稚園の服を着た男の子が入ってきてその子の手を握っただけで呼吸が安定し始め苦しそうな表情は一変、スヤスヤと寝ているではないか。

 

先生「き、君は一体・・・。」

 

俺「名乗るほどの者ではありません。それより、ユウキの身体検査をしてください。たぶんAIDSは治っているはずです。」

 

先生「君はなにをしたん「では。」き、君!」

 

 

 

男の子は、すぐに部屋を出て行った。それを追いかけて部屋を出るとそこには誰もいなかった。

 

ナース「?これは・・・」

 

ナースの一人が病室に何かが落ちている気付いた。それは名前が書いてある名札だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺(なんとかユウキ生還ルートが出来たな。)

 

俺は任務を完了して幼稚園に帰る途中だ。もうそろそろ自由時間が終わってしまう。

 

 

 

俺(あ、さっきのナースたちの間を走り抜けたときに名札とれちゃったな。今取りに行ったら医師たちに捕まりそうだしな。まあいいか。)

 

たしかに、俺の左胸についていた赤い名札が服の付けていた箇所ごと千切れていた。そんなことより、早く戻らなければ。

 

俺はさらに走る速度を早めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

───────○○幼稚園

 

 

俺は先生たちに見つからないようにこっそりと入った。ちょうど自由時間も終わるとこだった。

 

先生「こんなところにいたのね。邦広くんのことに探してたのよ。あら、その左胸どうしたの?」

 

俺「どっかに引っかかって取れちゃった。」

 

先生「そう。あ、そうだ、和人くん見なかった?邦広くん仲良くしてるから、一緒にいると思ったんだけど。」

 

俺「僕今日かずくんと遊んでないよ。」

 

 

俺が見つからなかったことは分かるが、和人までいなくなってしまうとは一体どういうことなんだ?

 

俺はただ和人がどこかに隠れているだけでじきに見つかるだろうと思っていた。

 

 

 

 

 

 

 

まさかあんなことになるなんて────────────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




いかがでしたか?ここからちょーっとシリアス展開になる予定です。さらに、あるお方からヒロインは誰になるかという質問を受けました。その結果ユウキがヒロインになることに決定いたしました!( ^ω^ )

これからも感想・質問・評価など宜しくお願い致します。
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