ソードアートオンライン〜もう一人の英雄〜   作:カタルナ

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どーもーカタルナです!

長い間更新しなくて申し訳ございません( ;´Д`)
明日から練習がなくなるので頑張って書いていこーと思います。
最近、友人のハーメルン作家が言った言葉。
「SAO編のOPの一瞬だけ出て来るクラディールかっこよくね?」
それを聞いてみてみましたが、本性を知っている分ちょっとだけかっこよく見えました。この作品のクラディールはどうなってしまうのだろうか・・・


それではどうぞ!


6話 攻略戦ですか?

あの会議から3日後にボス部屋が見つかり、今日で部屋が見つかってから一週間の日が流れ、今日の攻略の日をを迎えた。ただ、不安な点が一つだけある。それはβ版との違いである。例えば、ボスである《インファング ザ コボルドロード》がβ版と攻撃などのパターンが同じである場合であればレイドメンバーのレベルを見ても死者を出さずに勝てるだろう。しかし、このゲームの製作者は1万人をこのゲームに閉じ込めるということを平気でする茅場晶彦という男だ。どんなイレギュラーなことが起こってもおかしくはない。不安と緊張が入り混じった叫び声などは聞こえないが、デスゲームが始まった時の雰囲気にどことなく似ていた。

 

ディ「みんなそんな辛気くさい顔しない。今日はボスを倒してみんなに希望を与えるために来ているんだろう?そんな僕たちが、こんな顔してたら心配されてしまうだろう?もっと自分に自信を持て!絶対に生きて帰るんだ!」

 

ディアベルを中心にみんな調子を取り戻し始め、士気はなかなか上がってきている。

 

俺「はいはーい,。みなさんお待ちかねのタクさんの登場でっす。」

 

ユウキ「なにもないところになに話しかけているんだい?何かタクには見えているの?」

 

俺「いやいや、もしかしたら俺たちのことを見ているかもしれない人に向けて言ってみただけだおw」

 

シノン「ナニソレイミワカンナイ(恐)」

 

俺「もーシノンったら冷たい!保冷剤くらい!」

 

シノン「なんでそんな中途半端な冷たさなの⁉︎バカなの死ぬの⁉︎」

 

俺「ウグッ!心に染み渡るもったいなきお言葉! という冗談はそこそこにしておいて、今日はボス戦だ。準備はできているな?気を引き締めておけよ。」

 

ユウ&シノ「タクが一番引き締まってなーい!」

 

そんなコントをしているうちに、レイドかもうそろそろ出発しようとしていたので慌ててキリトたちと合流する。今回のレイドは総勢47名。ちょうど原作に俺たち3人を足したような感じだ。班編成ではキリトと同じ班になり、取り巻き排除の補佐ということになっている。一方では、クラインたちのパーティがボスへの攻撃の一角を握っていた。

 

俺「おうクライン、今回は大役だな。」

 

クラ「おうよタク!まだまだおめえたちには劣るかもしれんが、しっかり役目を果たして見せるぜ!」

 

俺「その意気だクライン。周りの雑魚は任せとけ。お前らが気づくまえに狩ってやるよ。」

 

 

 

 

 

 

ボス部屋に着くまでに2.3回戦闘があったが誰一人の欠員もなく無事ボス部屋に辿り着くことができた。

 

ディ「みんな、よくここまで頑張ったよ。俺から言うことはたった一つだけだ!・・・勝とうぜ!」

 

レイドメンバーが扉の向こう側へとなだれ込んでいく。

 

キリト「いいか?俺らの相手するコボルドは装甲が堅い、鎧の隙間を狙ってソードスキルを打ち込むんだぞ!」

 

俺たち「「「りょーかい!」」」

 

ボス攻略が今、始まる!───────

 

 

 

 

 

 

 

 

ボス戦が始まってから一時間程経過した。攻略そのものは順調に進んでいるように思われている。俺は取り巻きである《ルイン コボルドセンチネル》の鎧の間を狙って〈ホリゾンタル〉を打ち込みつつ、ボスの様子を伺っていた。

 

俺(やはり、ディアベルがリーダーでよかった。しかし、もう少しでコボルド王のHPが最終ゲージになる。あいつはどう動く?)

 

そう考えているうちにボスのゲージがラスト一本になった。するとディアベルは俺の警告を無視して、ボスに近づいている。やはりLA(ラストアタックボーナス)が欲しいのだろう。ただ、それを狙うことで死ぬ未来を俺は知っている。

 

俺(クソが!警告をしたってのになんで行っちまうんだよ馬鹿野郎!ここであんたを死なせるわけにはいかねえんだ!)

 

ユウキ「タク!もう一体そっちに行ったよ!」

 

俺「チィ!シノン、アスナ、こいつを頼む!少し用事が出来た!」

 

俺は狩り漏らした護衛コボルドをシノンとアスナに押し付け、全力でディアベルの元へと走った。

 

俺(間に合え!間に合え!)

 

ディアベルがボスの目の前にたどり着いた時、ボスが武器を斧から野太刀に切り替えた。ディアベルの顔が驚愕に染まった。それもそのはず、ガイドブックに載っている武器とは全く別の武器が出てきたのだ。さらにディアベルとボスの距離は十分に野太刀の届く距離である。キリトが何かを叫んでいるが、距離が遠くて聞こえていないようだ。そして、その叫びも虚しくカタナのソードスキル〈旋車〉をモロに食らったプレイヤーたちのHPは半分を下回った。さらに、プレイヤー達の頭には回転する黄色い光───スタンを起こしていた。

 

俺「まずい!コンボが始まる!」

 

そしてボスは、原作と同じくディアベルを狙い〈浮舟〉を使い身体を浮かせ3連撃技の(緋扇〉がディアベルの命を刈り取らんとしたその時に────

 

俺「でああああぁぁぁぁ!」

 

ギリギリのところでなんとかボスとディアベルの間に割り込み、〈ソニックリープ〉で初撃を弾き、なんとかディアベルを救うことができた。

 

俺「忠告しただろうが!早く後ろに下がって回復しろ!」

 

ディ「あ、ああ。助かった。」

 

俺がディアベルをに引くように指示しているうちに、キリトとアスナがレイドを纏めてボスに攻撃をしていた。正直加勢して、ついでにLAも取っちゃいたいなーとも思ったが、ユウキとシノンが取り巻きの数の多さに苦戦していたためそっちへ向かった。

 

俺(今回はキリトにLAやってやるかぁ。)

 

 

 

 

あれから10分後、ボスは倒されキリトがLAを取った。キリトとアスナのコンビネーションはアニメよりもリアリティが高くてめっちゃ興奮してしまった。

 

俺「コングラッチュレーション!キリトとアスナって息ぴったりだな。まるで夫婦みたいだ。」

 

キリト「なっ!そんなことはねーだろ。そっちだってユウキとシノンとでイチャイチャしてんじゃねーか。」

 

アスナ「そ、そうよ!キリト君の言うとうり、そんな関係じゃないから!」

 

今回は危険な場面もあったが、死亡者が出ておらずボス部屋は一気に祝勝ムードになった。しかしそんな中、一人の男性プレイヤーがキリトと俺に罵声を浴びせてきた。

 

男「どうしてディアベルさんを危険な目に合わせたんだ!!」

 

一瞬こいつ何言ってんだ、と思ったが原作でもこんな出来事があった気がする。結局はディアベルが死のうが生きようがこのイベントは通らなければ行けないらしい。

 

男「お前ら、もしやβテスターだな⁉︎こいつらボスの攻撃パターンを知ってて隠していたんだ!攻略本もウソの情報を流して俺たちを全滅させる気で出していたんだ!」

 

俺(このままではどのみちβテスターが除け者にされちまう。どうすれば・・・。)

 

キリトも少し複雑な表情をしていたが、なにかを決心したかのように顔から迷いが消えた。そして、如何にも悪人という面をして男に向かって言い放った。

 

キリト「元βテスターだって?・・・あんなやつらと一緒にしないでくれよ。」

 

男「なんだと?」

 

キリト「俺はな、βテスターの中でもトッププレイヤーであり、他の奴らより上の階層に進んでいた。ボスのソードスキルも上の階層で見たことがあるから知ってたのさ。」

 

男「っ!そんなん卑怯じゃねえかよチーターだ・・・。」

 

あたりからβテスターとチーターを合わせた「ビーター」と言う声が聞こえてきた。

 

キリト「いいな、それ。そうさ、俺は「ビーター」だ!素人同然のβテスター如きと一緒にしないでもらいたいね。」

 

そう男に言い放っても、尚も男は食い下がってくる。

 

俺(やはりキリトはこの道を選んだのか。仕方ない。親友としていっちょ頑張ってやりますか!)

 

俺「こんなことならディアベルを見殺しにするべきだったかなぁ?」

 

男「テメェ!もう一辺言ってみろ!」

 

俺「ああ、何度でも言ってやるさ。見殺しにしとけばよかったってな。」

 

男「この野郎!ぶっ殺してやる!」

 

俺「そうか・・・なら俺を殺って見ろよ。犯罪者に成り下がる覚悟があればの話だがな。そもそも、お前のレベルじゃ俺を殺せねえよ。」

 

 

 

 

 

キリト視点

 

何をしているんだあいつは。みんなを守るために悪役になったというのに・・・

 

 

 

彼は自分の仲間が危機に陥ったとき、なんとしてでも救おうとする。彼の第一信条といってもいいくらいだ。あいつの優しさにまた助けられてしまったな。

 

タク「俺は初心者だが、あいつからベータ版の全てを聞かされている。持っている情報もお前らより多い。ボスの攻撃を防げたのも情報を持っていたからだ。まあ、助けた理由は、初の攻略で死者を出したらこの先が思いやられそうだというだけだ。俺はこいつと一緒に次の階層へ行く。転移門はアクティベートしておくが、未知のモンスターに精々頑張るがいい。」

 

そう言ってみんなに背を向け次の階層への階段を登っていった。俺は遠ざかるタクの背中を追った。

 

 

 

 

 

 

オリ主視点

 

キリト「お前、正気か?」

 

俺「俺はいたって正常だ。お前こそ、そんな無茶をしなくても良かっただろうに。」

 

キリト「ああでもしなければ、βテスターの処刑が始まってもおかしくはなかった。しかし、なんで情報を持ってるって嘘をついたんだ?」

 

俺「まあ、多少はお前からもらったけど、お前のピンチに駆けつけないわけがないだろう?」

 

キリト「それもそうだよな。ほんっと昔から変わらないな、タクは。」

 

他愛もない話をしているうちに、次の階層へと出る門へとたどり着いた。あんなことがあったのだ。暫くはユウキやシノンたちには顔を見せることができないだろう。だが俺に悔いはない。まだこんなところでつまづいてはいけないのだ。

 

俺は力一杯、門を押し開けた。

 

 




いかがだったでしょうか。


今更ながらに気付いたのですが、更新していないのに、お気に入りが53になっており、皆さんに読んでいただき歓喜の極みでございます。

次回はオリ主とシリカ、たまにキリト。という感じでやりたいと思います。
〈追記〉
ノリでTwitterアカ作りました。@kattaruunaです。

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