遊戯王 超融合 時空を越えた絆Ⅱ   作:ミスタータイムマン

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Scene7 シンクロ召喚

道路が蜘蛛の巣のようにはりめぐらされているハイウェイ。遊馬達と別れたカイトは、この場所でイマジナリーナイツの1人と対峙していた。

 

 

天城カイトv.s.イマジナリーナイツcode Y.H.

 

1st turn

 

「私のターン。モンスターを1枚セット。リバースカードを2枚セットして、ターンエンド」

 

 

2nd turn

 

「俺のターン、ドロー!」

 

カイトは先程のデュエルから相手の戦略を思い出す。

鉄壁の布陣でこちらの消耗を狙い、隙をついて疾風のように攻めてくる。応用性・対応力がずば抜けて高い。

恐らく、このイマジナリーナイツのオリジナル―不動遊星はかなり、理知的なデュエリストなのだろう。

故に、守りを固めきる前に速攻で鉄壁の布陣を突き崩す!

 

「《フォトン・ケルベロス》を召喚。このカードをリリースし、モンスター効果を発動!このターン、相手は罠カードを発動できない」

 

相手のデッキで最も厄介な防御カードは《くず鉄のかかし》。

 

「《フォトン・サンクチュアリ》を発動。2体のフォトントークンを特殊召喚、そしてリリース!」

 

カイトの手に巨大な十字架が出現し、上空に投擲する。

 

「闇に輝く銀河よ、希望の光になりて我が僕に宿れ!光の化身、ここに降臨!現れろ!《銀河眼の光子竜》!」

 

《銀河眼の光子竜》レベル8 ATK3000

 

天城カイトのエースカード。銀河眼を写すその瞳には何が写るか。

 

「バトルだ。《銀河眼の光子竜》でセットモンスターを攻撃!『破滅のフォトン・ストリーム』!」

 

ギャラクシーアイズから七色に輝く閃光が放たれた。

 

その瞬間、

 

「ダメージステップ時に、速攻魔法《フォトン・トライデント》を発動。ギャラクシーアイズは攻撃力が700アップし、貫通能力を得る!」

 

《銀河眼の光子竜》ATK3000→3700

《シンクロン・トレーダー》DEF1500

 

イマジナリーナイツcodeY.H.:LP4000→1800

 

「墓地へ送られた《シンクロン・トレーダー》の効果で1枚ドローし、手札を1枚墓地に送る」

 

 

《シンクロン・トレーダー》

レベル2/闇属性/機械族・効果/ATK300/DEF1500

①:このカードがフィールドから墓地に送られた場合、自分のデッキの上からカードを1枚ドローし、手札を1枚選んで、墓地に送る事ができる。

(オリカ)

 

 

「《フォトン・トライデント》の更なる効果。相手フィールドの魔法・罠カード1枚を破壊する」

 

破壊したカードは《くず鉄のかかし》。よし、とカイトはグッと拳を握る。

 

「カードを1枚セットしてターンエンド」

 

 

4th turn

 

「私のターン、ドロー。チューナーモンスター《ジャンク・シンクロン》(レベル3 ATK1300)を召喚。その効果で墓地から《シンクロン・トレーダー》を効果を無効にして、守備表示で特殊召喚。更にチューナーがフィールドに存在するため、墓地から《ボルト・ヘッジホッグ》(レベル2 DEF800)を守備表示で特殊召喚」

 

先程のターン、カイトにとっては理想的な先制攻撃といえた。イマジナリーナイツの守りを崩された格好。だが、この攻防はイマジナリーナイツにとって全て展開のための布石だったのだ。

 

「一気に3枚も展開してきたか。狙い通りだ!リバースカードオープン!《裁きの天秤》!互いの手札とフィールドの差の分、カードをドローする。差は3枚。3枚ドロー!」

 

カイトも負けていない。前のターンの速攻は初期手札にこのカードがあったからこそ。

 

「レベル3のチューナーモンスター《ジャンク・シンクロン》にレベル2の《シンクロン・トレーダー》をチューニング。シンクロ召喚!《ジャンク・ウォリアー》(レベル5 ATK2300)!」

 

「《シンクロン・トレーダー》の効果を発動。カードを1枚ドローし、1枚墓地に送る。《ジャンク・ウォリアー》の効果、このカードは自分フィールドのレベル2以下のモンスターの攻撃力の合計分、攻撃力がアップする。『パワー・オブ・フェローズ』」

 

《ジャンク・ウォリアー》ATK2300→3100

 

「《ジャンク・ウォリアー》で《銀河眼の光子竜》を攻撃。『スクラップ・フィスト』!」

 

《ジャンク・ウォリアー》はマフラーを靡かせながら拳を構え、突撃する。

 

「無駄だ。ギャラクシーアイズはバトルする時、互いのモンスターをゲームから除外する!」

 

ナンバーズキラーと呼ばれるこのカードだが、その性質上、擬似的な戦闘耐性をもつ。

それはシンクロモンスターといえども例外ではない・・・

 

 

 

・・・はずだった。

 

「リバースカードオープン、《王宮の鉄壁》。互いのプレイヤーはカードをゲームから除外できない」

 

 

天城カイトLP4000→3900

 

「何だと!」

 

何故、そんなピンポイントなカードを。疑問が尽きない。今までの理路整然としたデュエルとまるで異なっていた。

 

 

「カードを1枚セットしてターンエンド」

 

 

 

天城カイト

LP:3900

手札:4枚

場:なし

 

 

 

イマジナリーナイツcode Y.H.

LP:1800

手札:1枚

場:《ジャンク・ウォリアー》(ATK3100)、《ボルト・ヘッジホッグ》(DEF800)、《王宮の鉄壁》、伏せカード1枚

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