発 柱島泊地 宛 海軍上層部   作:やたつ

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特殊兵器が何者かによって強奪された。
しかし未だ海軍上層部は犯人を特定できずにいた



第二話

艦隊決戦、戦艦の主砲と主砲のぶつかり合い天地に轟き眩むほどの射撃、身体が昂るのを実感する。この日の為に訓練はあったのだといざ雌雄を決せんー

「おい、陸奥」

「ー提督!」

「なんだぁ?陸奥もしかして居眠りか?」

「ち、違うわよ」

「まあ、書類は終わらせといてくれよ。定時には帰りたいからな」

横須賀鎮守府、かつて猛者達が集い精強を誇った艦隊も

軍縮の煽りを受け戦力の大幅な削減を強いられた

提督と陸奥は解体された艦娘達の社会復帰支援の為の書類に終われていた。

ふと時計を見ると午後3時過ぎ

「もうこんな時間ね。提督お茶でも入れる?」

「ん、頼む」

さっそく棚から茶葉をとりだし淹れる

「提督、演習なんだけどどうかしら」

「あーその件なんだが・・」

「もしかしてまた無理なの?」

頷く

ーまたか

陸奥は内心うんざりしていた

自分が艦娘になったのは大戦が終わった後だった

そのせいか録に実戦経験もないその上演習もできないとは

これではなんのために艦娘になったのか

今やっていることはただの事務職ではないか

「そう、仕方ないわよね。戦争も終わってしまったし。頻繁にはできないか」

「すまない」

「いいのよ、提督の責任ではないわ。一服したら書類もすぐ終わらせましょ!」

夕方そろそろ書類も終わり帰宅の準備にかかろうとしていた

コンコン

「失礼します、軍令部から電報です」

「提督何かしら。軍令部からくるのは珍しいじゃない」

「そうだな、どれどれ・・・」

口達で伝える任務あり明日軍令部に出頭せよ

「げぇっ軍令部にいくのかよ」

「あらあら提督何かしたのかしら」

陸奥が疑いの眼で見てくる

「んなわけあるか、どうせ使い走りされるんだろ。陸奥同伴頼む」

「私も?お姉さんお堅い所にいくのいやだなぁ~」

「上官命令だ。したがってもらおうか」

「もう」

某所

「諸君、見ての通り我々は特殊兵器の奪取に成功した。

よって当初の作戦通り進めることとする。戦争を忘れた

人類、艦娘達の尊い犠牲の元に作られた虚構の平和など如何なるものか。今一度艦娘達よ!暁の水平線に勝利を刻むのだ!」

ーーー

「素晴らしい演説でしたね。長門」

「大淀か、今一度艦娘達を激励し士気を高めなければならなかったからな。特殊兵器の奪取に成功したがまだ初めに過ぎん。油断は禁物だ」

「そうですね。それと現在参加している艦娘の名簿です」

「ふむ。退役した者から現役までなかなかの数が集まったな」

「次の作戦に参加させますか?」

「いや、次も信頼が厚い艦娘達に実行させる。新しく参加した艦娘はまだ信用できんからな」

「わかりました。それで編成を組むこととします」

「任せたぞ大淀。艦娘達の未来の為に・・・」

ふふお気楽なものですね。どこまでも純粋で愚かな人・・・

「はい。艦娘達の未来の為に。それでは失礼します」

ガチャン

こちらもこちらで利用させてもらうぞ・・・大淀

 

 

 

 

 




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