ゴーグル君の死亡フラグ回避目録   作:秋月月日

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人気投票結果発表

佐天「レディィィィィス・エーン・ジェントルメェェェェェェン! キャラクター人気投票結果発表の時間だよーっ!」

 

初春「さ、佐天さん!? どうしたんですかそんなバカみたいなハイテンションっぷりを披露して……ついに固有の『自分だけの現実』を手に入れちゃったんですかっ?」

 

佐天「ちっちっち。それは違うよワトソン君」

 

初春「初春です!」

 

佐天「まぁ、それはそれとして。約十日かけて行われたキャラクター人気投票の集計が、遂に終わったんだよ初春! いやー、あたしは何位なのかなー? 初春と違ってこの作品に登場したあたしは、一体何位なのかなー?」

 

初春「わ、私も一応は登場してますよ! 名前も一応ですけど出てきましたし!」

 

佐天「もうっ、本気にしないでよ可愛いなぁ。――ほれ、ぴらーん」

 

初春「ひっきゃぁあああああああっ! な、なにスカート捲ってんですか佐天さん! 風紀委員権限でしょっ引きますよ!?」

 

佐天「まぁまぁ、そう怒らないでよ初春。ほらほら、早く司会進行進めちゃって進めちゃって」

 

初春「そうやって面倒臭い仕事は私に押し付ける……っとと、気を取り直して」

 

佐天「まず最初に、作者の予想をはるかに上回る数の投票、ありがとうございます!」

 

初春「ログインユーザーおよび非ログインユーザーの合計は、まさかの八十人越え! 投票数ゼロで票を弄る、なんてことにならなくてほっとしている作者さんの表情が目に浮かぶようです!」

 

佐天「いやー、結構思い切ったイベントだったからねぇ。某とある魔術のイケメルヘンさんでの人気投票を見て以来、ずっとやりたかったらしいし。……ま、パクリだけど」

 

初春「佐天さん! 皆が心の中で思ってることをズバッと言っちゃダメです! 作者権限で消されちゃいますよ!?」

 

佐天「まーそんな身内ネタはさておき。とりあえず最初は、不幸にも一票も入らなかった敗残兵たちの発表をしたいと思いまーす!」

 

初春「話の前半は暗部の人たちしか出てなかったせいか、敗残兵の数がかなり多いのではないでしょうか。……とりあえず風紀委員サイド、ドンマイです」

 

佐天「そんなわけで、人気投票の敗残兵は――こちらの方々です!」

 

 

 インなんとかさん。

 ステイル=マグナム(?)

 宇宙もイケちゃう感じのねーちん。

 上条さんちの隣の金髪にゃーの義妹。

 違法ロリ教師。

 第六位疑惑のピアスくん。

 ジャージで巨乳の警備員。

 ヘタレ錬金術師。

 キャラが薄い巫女さん。

 幅広いキャラを持つ軍用クローン(×20000)

 天使をさくっと吸収しちゃう拘束服系美少女。

 カミやん夫妻。

 風紀委員ですの!

 アニメ二期では大活躍した常盤台の転入生。

 百合疑惑の水泳部コンビ。

 眼鏡で巨乳のおっとり系。

 ゴーレム使い。

 エリスちゃん(くん?)

 イギリスの古き悪き日本語使いさん。

 天草式の皆さん。

 オルソラ秋茄子。

 声がシャナの人。

 大小シスターコンビ。

 ういはるーん。

 美鈴ちゃん。

 オリアナの姉御。

 吹寄の姉御。

 リドヴィアの姉御。

 声がセル(またはアナゴさん)の人。

 らすとおーだー。

 優しくないけど甘い人。

 木ィィィ原くゥゥゥゥゥゥン!

 猟犬部隊の皆さん。

 ピアス外したら美少女な前方さん。

 テッ/ラ。

 アックアの兄貴。

 世界を救えなかった右方さん。

 メンバーの皆さん。

 ブロックの皆さん。

 海原(本物)くん。

 エツァリくん。

 ショチトルちゃん。

 トチトリちゃん。

 テクパトルぅぅうううううううううう!

 砂皿の兄貴。

 イギリス王家の皆さん。

 騎士団長と言う名のおじさま。

 エイワスー。

 一方通行に殲滅された元傭兵の皆さん。

 人材派遣のお兄さん。

 レッサーちゃん。

 ランシスちゃん。

 フロリスちゃん。

 ベイロープ姐さん。

 ロシアに住んでいるみなさん。

 黒子ちゃんには絶対に会わせてはいけないロシア成教のあの人。

 新旧ローマ教皇。

 エリザリーナの姉貴。

 フランス出身の魔術師。

 魔神になれなかったヘタレ魔術師。

 人類最強のメイド。

 ショタコン疑惑のヴァルキリー。

 ビキニアーマーのヴァルキリー。

 色っぽいくノ一。

 HANZO。

 駒場りときゅん。

 雲川姉妹。

 土産売りの少女。

 田中君。

 人の話を聞かない美容師。

 バードイェイ! 姉妹。

 トールの兄貴。

 木原シリーズ。

 猫耳疑惑のサイボーグ。

 シルバークロォオオオオス!

 劇場版の下半身がエロい黒髪美少女。

 黒小人。

 シンデレラ!

 妖精に憧れる魔術師。

 ナチュラルセレクター参加者の皆さん。

 ミョルニィィィィル!

 不死身の食いしん坊。

 『大体』『にゃあ』が口癖の幼女。

 世界最強の多重超能力者。

 薬味ひさこん。

 名字がとあるとある系二次創作の主人公の名前と被っちゃった少女。

 ふーれいやぁ。

 ヨルムンガンド(アニメのタイトルじゃないよ!)

 冥界の女王。

 魔神痴少女オティヌスちゃん。

 

 

佐天「…………うわぁ。作者さん、はっちゃけてるなぁ。キャラの呼称が凄まじいことになっちゃってる……」

 

初春「うぅぅ。やっぱりゼロ票でした……ってぇっ、佐天さんの名前が無い!?」

 

佐天「よっしゃぁああああああああっ! まだ上位七名の希望はあるってことだね初春!」

 

初春「いや、流石にそれはないでしょうけど……」

 

佐天「というわけで、次は一票獲得――いうところの二十一位の発表でーす!」

 

 

 二十一位

 

 冥土帰し。

 土御門元春。

 佐天涙子。

 結標淡希。

 御坂美琴。

 佐倉望。

 ボルシチ。

 

 

佐天「…………………………」

 

初春「以上が二十一位に選ばれた皆さんです。いやー、残念でしたね佐天さん」

 

佐天「バカなァアアアアアアアアアッ!」

 

初春「叶う訳のない夢に縋っていた佐天さんは放っておくとして。それでは二十一位に選ばれた皆さんに感想を聞いてみましょう!」

 

冥土返し「本編には全く登場してないのに票が貰えるなんて、光栄だね?」

 

土御門「にゃー。ついにオレの格好良さが読者の皆さんに伝わったってことぜよ!」

 

結標「あら。未登場なのに票が貰えるなんて驚きだわ」

 

美琴「よかった……コラボ編で望のヒロインやってて良かった……ッ!」

 

佐倉「いやいやいや。俺、別作品のキャラなんだが? 何で票が入ってんだよ意味分かんねぇ」

 

ボルシチ「…………………………………」

 

初春「まさか某イケメルヘンさん小説でも票が入っていたボルシチさんが、この作品でも票を貰えるなんて……というか、ボルシチに負けた私ってなんなんですか……?」

 

佐天「いやまぁ、一票までが混沌とするのはお約束だからねぇ。佐倉さんに票が入ったのは、やっぱりコラボが原因みたいだね。他の人は、まぁ……原作補正?」

 

初春「というか、ほぼ全員が未登場キャラですよね」

 

佐天「というわけで、次は二十位の発表です!」

 

 

 二十位

 

 C級映画…2

 

 

佐天「すでに人ですらないィィィィィィ!」

 

初春「これについては作者も理解不能なそうです。やはり絹旗最愛の影響がここにも来ているんですかねぇ……」

 

佐天「こんなのに時間使ってる暇ないよ! 次! 次! 十九位の発表です!」

 

 

 十九位

 

 草壁琉歌…3

 

 

佐天「はい。と言う訳で十九位に選ばれたのは、この作品の裏主人公的存在、草壁琉歌さんでした! 因みに、名前の後ろについてる数字は獲得票数です」

 

琉歌「えっと、あの……番外編だけの出演なのに投票してくれて、ありがとーです。新約編ではもっと活躍できるよー、白良君と一緒に全力で頑張っていきてー所存です!」

 

初春「ゴーグルの人とは正反対に良い子ですね、琉歌さん……」

 

佐天「それじゃあ次、十八位!」

 

 

 十八位

 

 鳴護アリサ…6

 

 

初春「まさかの劇場版からのランクイン! 第十八位に選ばれたのは、劇場版のキーキャラクター、鳴護アリサさんでした! おめでとうございます!」

 

アリサ「私なんかに投票してくれてありがとう! これも上条君たちと一緒に頑張ったおかげだよね! というわけで、私の活躍について知りたい人は、今すぐお店に行ってブルーレイを購入だよ!」

 

佐天「劇場版の時からは予想もできないほどに腹黒い! ま、まさかこんなところにまで黒春の影響がきているなんてーっ!」

 

初春「誰が黒春ですか誰が!」

 

佐天「どんどんいくよーっ! 次は、十六位の紹介です!」

 

初春「無視しないでくださーい!」

 

 

 十六位

 

 上条当麻…7

 心理定規…7

 

 

佐天「…………大覇星祭編なんてなくなっちゃえばいいのに」

 

初春「右に同じです」

 

上条「いやいやいや! 俺、漫画版で登場したばっかだから! これから削板と一緒にビリビリに挑むって超盛り上がりのシーンの直前で止まってるから! こんなところで終われねえよ!」

 

心理「私はちゃんと顔まで登場したけど、その後の活躍はなさそうだし……潰してもいいんじゃないかしら?」

 

佐天「…………あなたの精神、操っちゃうゾ☆」

 

心理「それ私のセリフじゃないし!」

 

上条「でもまぁ、能力の区別的には同じだよな。どっちも精神系能力者だし」

 

心理「あんなビッチと私を一緒にしないでぇえええええええええええッ!」

 

初春「あー……どこへともなく去って行く。それじゃあ次、十四位の発表です!」

 

 

 十四位

 

 浜面仕上…11

 食蜂操祈…11

 

 

佐天「あなたの精神、操っちゃうゾ!」

 

食蜂「私のコメント前に仕掛けられた!? ちょ、ちょっとあなた、それは流石に酷すぎるんじゃない!? 私の会話力にかかれば、もっと面白くできるかもしれないのよぉ!?」

 

浜面「断言できないところが悲しいところだな」

 

食蜂「バニー好きの変態は黙ってなさい!」

 

浜面「その称号いつまで俺にくっついてくんだよ! もうバニーネタはいいだろ! そろそろ読者も『あ、浜面か。つーことは……バニー登場?』みてぇなこと思ってるに違いねぇんだって!」

 

初春「はいはーい。バニーの格好は彼女さんにでもしてもらって下さいねー」

 

佐天「それじゃあ次、十二位の発表です!」

 

 

 十二位

 

 アレイスター…12

 滝壺理后…12

 

 

佐天「この作品では絶対に頭爆発するぐらい悩んでるよね、と言う称号を思いのままにしている学園都市の統括理事長が遂にランクイン!」

 

アレイスター「ふふふ。私は別に悩んでなどいないさ。プランに取り返しのつかないぐらいの乱れが生じているが、私は別に気にしてはいない……ぐすっ」

 

佐天「メッチャ気にしてるじゃん。泣いちゃってるじゃん」

 

滝壺「……南南西から信号が来てる」

 

佐天「そっちは浜面さんがいる方向ですから。あなたが感じてるのは信号じゃなくて愛情ですから」

 

初春「何で上位に行けばいくほどキャラが濃くなるんでしょうか……ま、まぁ気を取り直して、次は十一位の発表です!」

 

 

 十一位

 

 シルフィ=アルトリア…19

 

 

佐天「シルフィちゃん可愛いシルフィちゃん可愛いフェブリを思い出しちゃぅうううううううううっ!」

 

シルフィ「……おねーさん、変態なの?」

 

佐天「クリティカルヒッツ!」

 

初春「まぁ、髪の色とか喋り方以外はフェブリちゃんそっくりですからねー。ゴスロリ着てるところとか、アホ毛があるところとか……」

 

シルフィ「……ゴーグルさん、どこ? ここで待ち合わせって言われた……」

 

佐天「ゴーグルさんはすぐに来るからねー。だからそれまであたしと遊」

 

初春「シルフィちゃん? 控え室に移動しようねー」

 

シルフィ「……うん。私良い子だから、そうする」

 

佐天「初春テメェエエエエエエエエッ!」

 

初春「佐天さんダメですよー? 小さい子を誑かしちゃ」

 

佐天「だってシルフィちゃん可愛いんだもん!」

 

初春「知りませんから。それでは次、第九位の発表です」

 

 

 九位

 

 一方通行…24

 ステファニー…24

 

 

初春「おぉーっと! ここでまさかのステファニーさんがまさかの九位! 残念! 七位以内には入れませんでしたー!」

 

ステファニー「べ、別に気にしてなんかないですからね!? あの登場回数で九位に入れただけマシじゃないですか!? そ、そう考えればこの順位も納得がい」

 

佐天「やーい。落ちぶれヒロイーン」

 

ステファニー「うわぁあああああああああああああああん!」

 

一方通行「煩ェ……なァそこの花瓶。もォ帰ってもいいかァ?」

 

初春「誰が花瓶ですか誰が! というか、帰っちゃダメです! 控え室で待機しておいてください! アホ毛ちゃんがあなたが来るのを待ってますから!」

 

一方通行「チッ。面倒臭ェ」

 

佐天「そうこう言いながらもちゃんと控え室に行ってあげる第一位さん、超ロリコンだよね」

 

初春「しっ! 聞こえたら殺されちゃいますよ!」

 

佐天「だいじょぶだいじょーぶ。そんじゃ次、八位の発表でーす」

 

 

 八位

 

 月日陽気…31

 

 

月日「よっしゃぁああああああああああああああああああああああああああああああああっ!」

 

初春「自分が主役の短編を書かずに済んだ喜びがフルスロットル!?」

 

佐天「ていうか、作者なのに八位ってどういうこと? この作品の読者はやっぱりおかしいって!」

 

月日「集計してる時ほど神経すり減らした瞬間は無かった……ッ! いやホント、ギリギリセーッッフ!」

 

佐天「跳ねまわって飛び回って全力で喜んでるね、作者さん……」

 

初春「さて、これで八位までの発表が終了しました! 次からはお待ちかね、七位から一位、までの発表です!」

 

佐天「ここから先はシリアスに行くから、私たちはだんまりだね!」

 

初春「というわけで、上位七名に選ばれたキャラクターたちは、この方々です!」

 

 

 ゴーグル君の死亡フラグ回避目録。

 キャラクター人気投票。

 

 

 

 第七位 投票数35票

 

 

 

 ――っあーっ! なーんで実験材料に逃げられた挙句に草壁流砂なんつー小物の駆除までせにゃならねえんだよー!

 

 ――そんじゃま、ぱぱーっと世界を救うためにちょろーっと頑張るとしますかねえ。

 

 ――ボクの名前は木原利分! 世界を救うために科学の発展に貢献してる、しがないマッドサイエンティストさ!

 

 ――オマエと関わると碌な目に遭わねえからだよ。この歩くストレッサー。

 

 

 世界を救うために暗躍する『木原』一族の女。

 流砂のライバルとして登場した、格闘戦最強の科学者。

 

 

 『木原利分』

 

 

 

 

 第六位 投票数39票

 

 

 ――すごいパーンチ!

 

 ――すいません! お腹が空きました!

 

 ――んっふっふーん。それはお前の根性の利いた作戦がよかったんだ! しかーし! 今はそんなことなどどうでもいい! 今ここで論議するべきなのは、作戦の成功についてではなく、オレの根性が体内から漏れ出てしまうぐらいに満ち溢れているということだーっ!

 

 

 微妙な強さのナンバーセブン。

 いつのまにか流砂の友達になっていた最強の根性バカ。

 

 

 『削板軍覇』

 

 

 

 

 第五位 投票数45票

 

 

 ――どこで油売ってんだくそゴーグル野郎! テメェがいないせいで俺一人で仕事する羽目になってんだよ! この借りは今度十倍にして返してやるからな覚悟しとけよクソ野郎!

 

 ――ハッ、甘ぇんだよ草壁! 俺のヨッ〇ーに常識は通用しねぇ!

 

 ――『スクール』の反逆を祝うパーティ会場はここで間違いねえのか?

 

 ――俺の『未元物質』にこの世界の常識は通用しねぇ。

 

 

 原作における最強のネタキャラ。

 与えられた称号は数知れずな第二位。

 

 

 『垣根帝督』

 

 

 

 

 第四位 投票数55票

 

 

 ――ビビってないッス! これが超普通の状態ッス!

 

 ――俺は『スクール』の正規構成員だ。今まで黙ってて悪かったな、麦野。

 

 ――愛してるッスよ、沈利。絶対に再会しよーぜ。

 

 ――パワーアップ、っつーヤツッスよ。

 

 

 原作では呆気なく死亡した『スクール』の正規構成員に憑依した主人公。

 全てのフラグを立てる割には恋愛フラグを乱立させるモノクロ建築士。

 

 

 『草壁流砂』

 

 

 

 

 第三位 投票数72票

 

 

 ――問答無用でフリーフォール。

 

 ――それに比例する形で私の写真も入ってんだよぉおおおおおおおおおッ!

 

 ――告白なんかしなくても分かってるわよ。お前が私だけを愛していて、お前は私以外の女から愛されちゃいけないってことぐらい。お前の愛は私だけのもので、私の愛はお前だけのものなんだ。前も言っただろ? 私はお前を――殺してやりたいぐらいに愛してる、ってさぁ。

 

 ――ブ・チ・コ・ロ・シ・か・く・て・い・ね☆

 

 

 本作におけるメインヒロイン。

 原作以上にヤンデレ化してしまった我らが第四位。

 

 

 『麦野沈利』

 

 

 

 

 第二位 投票数98票

 

 

 ――む、むむむむむ麦野がホテルに男を連れ込んだァ!?

 

 ――結局、この中で一番役に立つのは私だけって訳よ!

 

 ――な、何でそこで草壁の名前が出てくるの!? 意味分かんない!

 

 ――結局、このフレンダ=セイヴェルンがいないと草壁たちは本領発揮できないって訳よ!

 

 

 原作では無残にも死亡した不憫系ヒロイン。

 読者の想いが通じたのか、本作では実は生きていた生還フラグ建築士。

 

 

 『フレンダ=セイヴェルン』

 

 

 

 

 そして。

 人気投票のトップ、第一位。

 投票数158票。

 圧倒的すぎてドン引きしてしまうほどの人気度。

 

 

 ――麦野とモノクロ頭が移動を超開始しました。私達もこの距離を保ったまま尾行を超続けましょう。

 

 ――暗部同士なのですから、もっと近しい感じでいきましょうじゃないですか。

 

 ――あなたがこンなところで後悔することには超なンの意味もありませン! これからあなたがするべきコトは、後悔する事なンかじゃない。――歯ァ食い縛って立ち上がって、麦野に全力で謝罪するコトなンですよ!

 

 ――大事ですよ、超大事ですよ! 弱いくせにいつも一生懸命頑張って泥塗れになって、それでも私たちを笑わせるためにいつも飄々ォとしてるこの草壁流砂は、私にとって超世界で一番大事な人なンです!

 

 ――その恋人関係を終わらせるために超尽力することの何が悪いんですか!

 

 ――ここに超いるじゃないですか。愛してるぜ、ベイベー☆

 

 

 メインヒロインと主人公を退けてのランクイン。

 準ヒロインとしてどのキャラよりも――メインヒロインの麦野よりも流砂の傍にいた純情少女。

 この少女こそが今の流砂を作り上げたと言っても過言ではない。

 暗部組織『アイテム』の正規構成員。

 暗闇の五月計画によって作り出された怪力少女。

 

 

 『絹旗最愛』

 

 

 

 

 

佐天「というわけで、トップ7の発表でしたー」

 

初春「短編は彼らを主人公として描かれますので、お楽しみに!」

 

利分「ふーん? まぁ、ボクが選ばれるのは当然だよな。なんといったってボクは、世界を救う科学者なんだからなぁ!」

 

軍覇「根性の篭った投票が染み渡るぜ! みんな、ありがとな!」

 

垣根「ついに俺にも運が回って来たってことか? イケメルヘンやら冷蔵庫やら工場長やらカブトムシやらバレーボールやら……いろんなネタで弄られてきた俺だが、落ちた俺の威厳をこの記念短編で取り戻してみせる!」

 

流砂「俺主人公なんスけど……ま、まー、無事にランクインできてよかったッスよ。……まー正直言うと、一位に選ばれたかったなー」

 

麦野「流砂の隣ってところが最高だねぇ! 一位とか二位とかどうでもいいけど、やっぱり流砂の隣に相応しいのはこの私、麦野沈利しかいねえんだよ!」

 

フレンダ「やったぁーっ! 不憫キャラから一気に二位って訳よ! みんな、ありがとう! 私は新約編でもビシバシ活躍しちゃうからね! 結局、裏ヒロインは私って訳よ!」

 

絹旗「くふふっ。ついに私の魅力が皆さんに超伝わったってことですかね? この勢いに乗っかって……超草壁ぇー、超愛してますー!」

 

流砂「のわぁっ! ちょ、オイ絹旗! いきなり抱きついてくんなっつーかそんなこと今この場でしちまったら沈利が……」

 

麦野「流砂ぁ? …………――ブチコロシ確定だ表出ろバカ共がぁ!」

 

流砂「こーなっちまうんスよねぇえええええええええええええええッ!?」

 

絹旗「ああんっ☆ 私と一緒に愛の超逃避行に出発しましょう!」

 

流砂「お前ちょっと黙ってろ!」

 

佐天「…………相変わらず濃いなー、この作品のメインキャラ」

 

初春「わ、私たちも埋もれないように頑張りましょう!」

 

佐天「それは結構大変かもね……んじゃまとりあえず、人気投票の結果発表はこれにて終了です!」

 

初春「記念短編は作者の時間が空き次第、バンバン書いてバンバン投稿する予定ですので、毎日のように更新をチェックしておいた方がイイかもです!」

 

佐天「それじゃあ、このイベントはここら辺で幕引きと言うことで!」

 

佐&初『ありがとうございましたーっ!』

 

 




 たくさんの投票、本当にありがとうございます!

 『ゴーグル君の死亡フラグ回避目録』、今後ともよろしくお願いします!

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