とりあえずキバって行こうか   作:ゴランド

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ランキングを見たら3位に自分の小説の名前が載っていたでござる。
同じ名前の作品なんてあるんだなーと思いきや自分の小説じゃねーか。
どうして軽い気持ちで投稿した自分の作品なんかがランキングに入ったのだろうか?
そもそも評価が橙から黄に変わっている時点で自分の力はそこまでだと思うのですが。

…………荷が重過ぎる。

うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああああああっ!!!
プレッシャーがヤバイィィィィィィィィィィイイイイイイイイッ!!!

タダでさえ指摘コメントや誤字報告だけで心が折れそうになるってのにもぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおッ!!!

……よし、頑張ろう。



10話 この後、滅茶苦茶(ry

うーん、今更ながら金貰った所為でハイテンションになったのは良くなかったよね。

何というか、転生を果たして既に精神年齢は30歳を超えている筈なのに何でだろうな?やっぱり肉体に精神年齢が引っ張られてる〜〜とか?

……もしかして前世ではロクに友人がいなかったからとか?

 

ハッハッハッ。いやいやまさかそんな事有るはず無いよなぁ。

だって前世じゃあ友人の1人や2人………あ、あれ?おかしいな?僕の記憶に該当する人物が居ない……。

 

「…………」

 

「おい、項垂れてるところ悪いがさっさと起きてくれねぇか?」

 

「あ、うん。さっきまで辛い現実と直面していてさ……」

 

「ハァ?よく分からねぇが、確かに辛い現実ってのは否定出来ねぇな」

 

「確かに……いつの間に僕達って此処に来ていたんだっけ?」

 

僕達ご歩いているこの知らない道、謎の街灯、そして廃棄されたであろう工場が目の前にあった。

確か僕はハイテンションで家に帰ってた筈なんだけどなぁ。いやぁその場のノリに身を任せるってのは怖いもんだな。

 

「ふぅん……こりゃあ俺達は無意識に誘い込まれたのかも知れないな」

 

「無意識?」

 

「何らかの微弱な魔力影響され、此処に来るように自分達の足で来ちまったんだよ。ったく……金に目が眩むってのはこの事か?お得意様からのお金は受け取らないって言ってた癖に」

 

しょうがないでしょうが。僕はアレだぞ?数万円とかならいざ知らず数十万円とかスケールが大き過ぎるんだよ。

そもそも、高校生が数十万円持つ事自体がおかしいと思うんだよ。

 

話が逸れたけどその微弱な魔力の正体って何だろうか?

異世界って感じだからもしかするとクトゥルフ神話系のモンスターじゃないよね(震え声)

いきなりショゴスとか出て来たら嫌なんだけど。

 

あ、でもニャル様には会ってみたいかm━━あ、やっぱりやめておこう。SAN値ピンチになる。

 

「取り敢えず、その魔力?の正体を突き止めてみる?」

 

「おっ、乗り気か莉紅?悪くないな。俺達を誘ったていう愚者の姿を拝見させてもらうとするか」

 

……なんかキバットって相変わらず僕や自分以外の種族見下してるな。

まぁ、人だって人種差別するし前世で見た仮面ライダーキバだって、ファンガイアは人間を見下していたからな。

生物が他の種族を見下すって言うのは言っちゃ悪いけど当たり前の事かも知れないな……。

 

「んお?おい、莉紅。あそこに誰かいるぜ?」

 

キバットに言われ、視線を移すとそこには小さな女の子が居た。

何処にでも居そうな女の子。だがそれが逆に不気味、異常だった。普通の女の子がこんな所に居るのだろうか?更にあの女の子から魔力を感じる。

 

「おい莉紅、どうやらあの嬢ちゃんが俺達を此処に誘い込んだらしいぜ?」

 

キバットもその魔力を感じたのだろう。あの女の子が只者では無い事をすぐに理解した。

でも今は、そんな事はどうでもいいんだ。重要な事じゃない。キバットは無意識に誘い込まれたと言っていた。

 

僕はあの小さな女の子に魔力によってホイホイ着いて来てしまった。

 

何が言いたいのかと言うと━━━

 

「あぁー………成る程。僕って意識してなかったけどロリコンだったんだなぁ………」

 

「え?お前いきなり何言ってんの?」

 

「いやだってさ、微弱な魔力を感じてあんな小さな女の子の所に行くなんて天性のロリコンだよ?ははは……コレで僕も元浜君と同士……いや、エロ三人組改めエロ四人組かー………」

 

「おいおい、元気出せって……お前は誇り高きファンガイアの王!キバなんだぜ?別にお前がそんな幼女愛好家のペドフェリア変態ロリコン野郎だったとしても俺は別に気にしねぇよ」

 

「絶対フォローするつもりないでしょソレェ!!!」

 

あーあ、マジでショックだよ……。僕自身ロリコンって自覚無いんだけど……ハッ⁉︎ま、まさか塔城さんと色々甘い物たべて行く内にロリコンと化していったと言うのか………⁉︎

 

…………もういいや。どうにでもなぁ〜〜れ。

 

俺はその小さな女の子の元へ歩いて行く。

天井のあちこちにが壊れている為なのか月の光が漏れ出し神秘的な光景となっている。

ちなみにキバットにはそこら辺で待機してもらう事にした。

だって急に喋るコウモリなんて現れたら確実に怖がるじゃん?

 

とりあえず、小さな女の子の元に来たものの……。

 

「……………」

 

どうしよう。どうやって女の子に声をかければ良いんだろうなぁ……。

 

 

━━お嬢ちゃん、こんな所でどうしたんだい?こんな所にいたら危ないよ?

 

……なんか声を掛けているこっちの方が危ない気がする。

 

それじゃあ、

 

━━グヘヘ、お兄さんと一緒に遊ばないか?

 

ハイ、アウトー。完璧に事案ですよコレ。

それじゃあ………これはどうだろうか?

 

━━ンフッフフ、お菓子好きかい?

━━うん、大好きSA!

 

あ、頭の中に爆弾があるなコレ。ダメだ、話しかけた瞬間人生が破綻しそうだ。あー、どうしようかな……。

 

僕がそう悩んでいると、女の子がこちらを振り返る。

 

『お兄ちゃん……どうしたの…?』

 

女の子の方がこちらへと歩み寄ってくる。

うわぁ、凄いなこの子。見ず知らずの人にしっかり話し掛けてくるなんて……。

 

『こんなところにいると危ないよお兄ちゃん………』

 

え?もしかして逆に心配されてるの?

………えぇー、マジか。物凄くショックだ…。見た目は高校生だけど精神年齢は大人だから尚更ショックなんだけど……。

 

『こんなところにいたら危ないよ…危ないよ 』

 

あー、うん。分かった。分かったからもうやめてくれ。その言葉は傷口に塩を塗る行為と同じなんだよ。

やめて、そんな目で僕を見るのはやめて!!!

 

『危ないよ 危ないよ危ない』

 

アレ?なんか……おかしく無い?

凄くイヤーな予感がするんだけど……気の所為?

 

 

 

〜〜bgm【旧支配者のキャロル】

 

 

『危ない危ない危ない危ない危ない危ない危ない危ない危ない危ない危ない危ない危ない危ない死ね危ない危ない危ない危ない危ない死ね危ない危ない殺す危ない危ない危ない危ない危ない危ない食わせろ危ない危ない死ね危ない危ないない死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね危ない危ない食わせろ食わせろ食わせろ死ね死ね死ね死ね殺す』

 

 

 

すると女の子の背中からグジュルグジュルと不快な音を出しながら肉が溢れて出てくる。そして女の子は「アッ…アッ…アッ…」と声を出しながらその肉に取り込まれて行き、その肉からは巨大な腕が脚が鋭い牙が爪が尾が出てくる。

 

 

 

 

( ゚д゚)

 

 

 

 

 

SANチェック0/1d6→成功

 

 

 

……え、マジで?もしかして僕クトゥルフ神話が関わってる世界に来てるの?

なんかSANチェックされたんですけど?

て言うか何なの?こんなとんでもない神話生物(幼女)を目撃したのに、イッセー君に彼女が出来た時と同じって………。

 

そう思っていると目の前の幼女(神話生物)が巨大な爪を振り回してくる。えぇー、まさかの戦闘に入るパターン⁉︎これって"逃げる"を選択できないの?

 

そう僕が呑気に思っていると何処からともなくスタンバっていたコウモリのキバットがやって来る。

 

「オラオラッーーーーー!!!勝手に食おうとしてんじゃねーーっ!!」

 

キバットは幼女(神話生物)に体当たり、キック、噛みつきをお見舞いする。アレ、結構怯んでるな?もしかして見かけによらず弱いパターン?

 

あれ?そう言えばキバットバットⅢ世のスペックって爪の握力は500㎏、顎の力は1tだったような………。

 

今更だけどキバットだけで倒せるんじゃない?この神話生物。だってキバットの顎の力って1tだよ?クウガやG3のパンチ力並だよ?

 

「可愛い顔して化け物とは、綺麗な花にはトゲがあるってか⁉︎」

 

うん、まぁ確かにそこは否定しないよ。その化物を倒せそうなコウモリが今目の前でパタパタと飛んでるんだよなぁ……。

 

「まぁ、いいか」

 

まぁ、いいか。

とにかくこの幼女(神話生物)を何とかしないとだよね。

 

とりあえず

 

 

「キバって行くぜ!!」

 

━━キバって行こうか!

 

 

僕はキバットの1t顎の力によって手が噛みちぎられるんじゃないかとヒヤヒヤさせられながら、キバットの牙を手に食い込ませる。

 

「ガブッ!!!」

 

 

 

━━ドクン!!

 

 

キバットから起爆剤である魔皇力『アクティブフォース』が注入される。そして僕の身体の奥底から"ファンガイアとしての力"が沸々と湧き出てくる。

恐らく僕の身体中にはビキビキと植物のの様な、ステンドグラスのような紋様が浮き出て来ているだろう。

 

━━ジャララララララララッ!!!

 

更に僕の腰に鎖がまかれ、メタリックレッドカラーのベルトへと変化する。

…さて化け物、見せてやる。

これが僕のファンガイアとしての姿だ。

 

 

「変身ッ!!!」

 

 

キバットをベルトに装着し、全身が異形の姿へと変貌を遂げる。

黄色いつり上がった複眼に血のような真っ赤な胸部、そして肩、右足に付けられている鎖がジャラリと音を立てる。

 

これが僕の姿。これがキバだ。

 

 

━━さぁ、絶滅タイムと行こうか。

 

「ハァッ!!」

 

僕は化け物に駆け足で近づくと飛び膝蹴りを食らわせる。

……以外と柔らかいな。

 

怯んだ化け物の隙を見逃さずそのまま腹部にパンチのラッシュを浴びせる。

 

『グッ……アァァァ』

 

……弱い。弱すぎる。あぁ一方的だなつまらない。

これじゃあただ苦しませるだけで味気ない。可哀想だからちょっとだけ手を抜いてあげるか……。

 

『グ、グアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!』

 

あぁ、大振り過ぎるな。これじゃあカウンターをしてくれと言っているようなものじゃないか。

つまらな過ぎるなコイツ……。

 

もう良いや、終わりにしてあげよう。

 

ズドン!!!

 

『グォオォォッ!!!??』

 

化け物の大振り過ぎる攻撃を避け僕は蹴りを入れる。すると化け物は後ろの壁に叩きつけられる。

どうやら僕の蹴りの威力がアレだったのか壁にめり込んでいる。

 

『あ、が……ゴポッがっ………………』

 

しばらくして化け物は口から血を吐き出し、ガクリと意識を失う。

何だこの程度か。

こんな実力で戦いを挑んでくるなんて呆れて言葉も出ないな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………あーー……やり過ぎたかな?

何というか化け物になる前が女の子だと思うとなんか罪悪感みたいなものが……。

て言うかヤバいな。キバの状態で戦闘になるとファンガイアの側面って言うか、ファンガイア特有の残虐性とか凶暴性が湧き出てくるんだよね。

 

あーあ、どうしよう。しかも月夜に照らされている所為か、なんか化け物が吐いた血が無駄に美しい赤色を醸し出しているし…。

 

 

………あ。キバットちょっと良いかな?

 

(あ?どうしたよ。莉紅いきなり話しかけてくるなんてよ)

 

(いやさ、この化け物の血ってさ……バイオリンのニスに使えそうじゃない?)

 

(……ハァ………)

 

(え?何?思いっきり溜息を吐かれたんだけど⁉︎)

 

(お前さ、よくこんなヤバそうなヤツの血をバイオリンの材料に使おうと思ったな……)

 

えぇー?なんか不服なのかなぁ。バイオリンのニスにはキリン血が使われているからいける筈なんだけどなぁ……。

 

(まさかコイツ、キリン血を動物のキリンの血と思ってんのか?それは麒麟竭(きりんけつ)だっての!竜血樹から取れる貴重な樹脂なんだよ!!血じゃねぇんだよ!)

 

キバットが何か言ってるみたいだけど気にしない。気にしない。

とにかくこんな時の為に日頃から常備している"注射器型のスポイト"〜の出番だな。

 

えーと?確かフエッスルのホルダーに空きがあったからそこにセットしていた筈なんだけど………。

 

 

「あなた………一体何者なの?」

 

「!」

 

え?誰?どちら様?

 

声を掛けられた僕は後ろを振り向く。そこには紅の髪をしたAPPが20あるんじゃないかぐらいの美貌を持つリアス・グレモリー先輩、そして黒髪の大和撫子である2人揃って2大お姉様と言われている姫島朱乃先輩。

そしてその後ろに木場君、塔城さん、アーシアさん、イッセー君が居たのだ。

 

(やべっ!悪魔共とまた鉢合わせる事になるとは……!)

 

(え?悪魔……あの人達全員悪魔なの⁉︎)

 

(前から言ってたろ!!全員悪魔だってよぉ!!教会の時でも分かるだろそれくらい!!)

 

(え、えぇー……あの時はてっきりリアス先輩がイッセー達を引き連れて夕麻さんをボコボコにしに来たと思ってたんだけど……)

 

(この……能天気バカがーーーーーーッ!!!)

 

「聞こえていないのかしら?もう一度言うわ……あなたは一体何者なの………?」

 

あ、ヤバイ。リアス先輩の事忘れてた。ここは『はーい、いつもニコニコ貴方の隣で命を喰らう化け物(ファンガイア)。東崎莉紅です!』なんて今更言えないからなぁ………って、何か忘れてるような。

 

……あ!!こんな事してる場合じゃ無い!!あの幼女(神話生物)の血ィ!!アレ早く回収しなきゃ(使命感)!乾く!早くしないと乾く!

 

俺は振り向き、幼女(神話生物)

って言うか幼女の体液(血)を回収するって……どう見ても危ないヤツじゃ無いですかやだー。

 

……っと、まだ乾いてないな。良かった良かった。

 

 

バチバチッ!!!

 

 

え?何このバチバチ?なんか嫌な予感がするんですけど……。

 

(莉紅ー!後ろ!後ろーッ!!!)

 

(え?後ろって何g)

 

 

すると僕の眼前に電撃が迫っていた。

 

え?なんで電撃?what?何故?why?

 

…………いやいやいやいや!!??危ないィィィィィッ!!??

 

俺は咄嗟に腕で電撃を振り払うとそこらに火花が飛び散り、煙が発生する。

て言うか、危な⁉︎確かに名乗らずに別の事に夢中になってた僕も悪いけどイキナリ過ぎるよ⁉︎危ないよ⁉︎

 

つーか腕が滅茶苦茶ビリビリするんだけど!!??

もうやだ!!こんな所にいられるか!!僕は帰らせてもらう!!(死亡フラグ)

 

逃げるんだよぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおッ!!!スモーキーーーーーッ!!!!!

 

 

 

 

 

▼ ▼ ▼ ▼ ▼

 

 

 

 

〜〜東崎宅 玄関

 

「ハァー……疲れた。キバの状態で家まで全力疾走するのって久しぶりだなぁ」

 

「お疲れさん、いやぁ今日は濃い1日だったねぇ」

 

変身を解いた東崎はその場で尻餅をつく。それもその筈、今日はアーシアの為のバイオリンの演奏会だった筈が大規模な演奏会となり、幼女(はぐれ悪魔?)に遭遇し、悪魔(本物)と再び鉢合わせたのだから仕方ないだろう。

 

東崎はヨロヨロと自宅のリビングへと足を運ぶ。

 

するとリビングから芳しい匂いがしてくるのに気付く。何だろうとリビングを覗くとそこには人間態の次狼(ガルル)ラモン(バッシャー)(ドッガ)が鍋を囲んでいる姿があった。

 

「やっと帰って来たか莉紅。もう少しで食っちまう所だったぞ?」

 

「これで皆食べれるね!」

 

「いただき━━━もs」

 

バッ!!ドゴッ!!ガッ!!

 

力が鍋ごと持ち上げ食べようとするのを次狼とラモンは防ぐ。

東崎はしばらくポカーンとしていたが「やれやれ」と一言呟くとテーブル席に着く。

 

「あー、ハイハイ。それじゃあちゃんと分けてあげるから喧嘩しないの。えっーと……ところで鍋の材料は何なの?」

 

「今から投入する所だ」

 

次狼がそう言うと足元から1匹の"コウモリ"を取り出した。

 

「「…………」」

 

「家の周りをウロチョロ飛んでいたからなぁ……食っちまおうと思ってな」

 

 

 

この後、滅茶苦茶止めるのに苦労した。

 

 




成る程。つまり東崎はロリコンだったんだよ!

<なっ……なんだってーー!!

………あ、もしもしポリスメン?ちょっとそこに幼女を痛めつけたペドフェリアの変態がいるんですけど……。

東崎「⁉︎」


この作品ではキバに変身している時はキバットと思考を共有する事が可能となっております。
そこら辺はご了承をお願いいたします。

とりあえず僕自身のんびりと小説を投稿させてもらいます。
読者の皆様もこんな作者の戯れ事に付き合ってくださると幸いです。
よろしければ感想、評価をよろしくお願いします。
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