とりあえずキバって行こうか   作:ゴランド

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「エターから蘇った男…スパイダーマ(殴」

と、言うわけで読者の皆様お久しぶりです。こちらでは2019年初の投稿になります。
遅れた理由としてはもう一つの小説を書いていた事、追加で新しい小説を書くと約束してしまった為、話の構成を考えている事、更にもう一つ新しい小説を書くと約束してしまうと言う倍プッシュにより大幅に更新が遅れてしまいました。

小説を4つ同時に書けって……。




28話 ダークネスムーンブレイク

 

 紅き鉄馬が駆け抜ける。駆けた跡には光の槍が突き刺さる。黒と紅がぶつかり合う。王は槍を物ともせずに鉄馬を巧みに操る。

 

「そうだ……!今は僕に従え…キバの鎧…!」

 

 精神をファンガイアの王として相応しいモノに変える力を持つ鎧を羽織る彼はそう呟きながら鉄馬を走らせる。

 

「ハハハハハ!楽しいなぁ!キバァッ!!これならどうだッッ!」

 

 黒き翼をはためかせ堕天使のコカビエルは光を圧縮させ、両手に納めた巨大な槍が投擲される。

 

「ッ!」

 

キバである東崎はソレを片手で掴み、握りつぶした。キバの鎧は悪魔程では無いが聖なる力に弱い部分がある。だからこそ東崎は考えた。

 

もう面倒臭いから真正面からぶっ壊した方が早いんじゃね?

 

…と。一々逃げるより、自分自身にその程度の攻撃は通用しないと言う警告も兼ねての選択を東崎は選んだ。

 

 

(熱ッ⁉︎)

 

 

 熱された鋼鉄を素手で触れたような感覚が襲って来た。

しかしすぐに握りつぶしたので、一瞬で元の体温に下がる。未だに手の平はヒリヒリするが、自身の顔の半分以上が黄色い複眼で占められている為、表情は全く変わらない。

 

 

「やるなァ!これならどうだッ!」

 

 

 空中で静止し、両手を上に向けると東崎を中心に360度、半球のように展開された無数の光の槍がキバである彼に狙いを定める。光の槍が一斉に射出される。それに対して彼は

 

 

「…あっ、駄目だコレ」

 

 

 捌き切る事を不可能と察した。直後、彼は眩い光に包み込まれる。

 

 

 

 

 

 

 ▼ ▼ ▼ ▼ ▼

 

 

 

 

 

 天然のデュランダル使い、イレギュラーの禁手である双覇の聖魔剣(ソード・オブ・ビトレイヤー)の出現により5本の統合されたエクスカリバーは破壊された。

 

 その際、木場が握る聖魔剣を見たバルパーは何かに気付くが、その事を口にする事は永遠に無かった。バルパー・ガリレイはコカビエルの放った光の槍によって亡者と化したのだ。

 

キバと戦いを繰り広げていた筈の堕天使の介入に驚愕を露わにするグレモリー達。強力だった筈の木場の聖魔剣、ゼノヴィアのデュランダルの攻撃は難なく捌かれ、姫島の雷撃も通用する事は無かった。

 

 木場達は決して弱くない。ましてやデュランダルはトロイアの英雄ヘクトール、シャルルマーニュ勇士のローランが扱ったとされる不滅の刃だ。

 

……が単純な話、使いこなせてないのだ。

 

木場は禁手の聖魔剣を発現させたばかり。

ゼノヴィアのデュランダルは四つの聖遺物が秘められた悪魔にとって危険な力を持ち、迂闊に払う事が出来ない。

 

 姫島は本来の力を引き出せてない為にコカビエルにダメージを与える事ができない。

 

 グレモリー眷属達は将来性に優れているが、まだだ。まだ、本来の力を引き出せていないのだ。

苦戦する眷属達を前にコカビエルは

 

 

「……飽きた」

 

 

 そう吐き捨て、両手を上空に掲げる。

すると、先程まで使っていた光の槍と比べて数十倍はあるであろう光が収縮され、巨大な矛が現れる。

それを見てリアスは咄嗟に側にいた一誠に声を掛ける。

 

 

「イッセー!私に譲渡を!」

 

「ッ!分かりました!」

 

『Transfer!』

 

 

 直後、コカビエルが放った矛とリアスの滅びの魔力がぶつかり合う。激しい閃光と紅がスパークを起こし、周囲の景色を抉っていく。

 

攻撃の余波によってグラウンドは無残な姿と化し、校舎も所々が崩壊していく。

 

 

「……選択を誤ったな。グレモリーの娘」

 

「……ッ!部長!」

 

 

 すると、腕を突き出していたリアスはその場に崩れ落ちる。すぐさま一誠が駆け寄り、彼女を抱きかかえ呼びかける。

その様子にフンとつまらなそうにコカビエルは鼻を鳴らす。

 

 

「先程の攻撃は素晴らしかった……が、後先考えずに最大出力の"滅びの魔力'を使うとはな。滅びの魔力は、文字通り対象滅ぼす魔王の力。それと俺の光の力がぶつかり合った余波で自分の身を傷つけるとは……愚かな女だ」

 

 

 そうでもしなければ、眷属を助ける事は出来なかった。

彼女は王として未熟だ。……しかし、誇り高き魔王の妹としてリアス・グレモリーは眷属達を守ると言う選択したのだ。

 

 

「魔王の妹とはいえ所詮この程度か……赤龍帝、貴様に問おう、敵わないとわかっていても、なお私に挑む気か?」

 

「……るせぇ……」

 

「あ?」

 

「うるせぇって言ってんだよ!この野郎!愚かだと!?ふざけるのも大概にしやがれ!」

 

「そうか……」

 

 

瞬間、コカビエルは一誠の背後に立ち、光の槍を構える。

 

 

「ッ⁉︎(コイツ…!いつの間にッッ!)」

 

「その台詞を吐くと言うなら、この女を守るぐらいの実力はあるんだろう?」

 

「───っ」

 

 

そう、呟くコカビエルは一誠の側に居たリアスに向け、槍を握る腕を振り下ろした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……が、リアスに光の槍が突き刺さる事はなかった。

鎧を身に纏った()が槍を握り、寸前で止めていたのだ。一誠の目には自分が惚れた彼女を救う親友の姿が映っていたのだ。

 

 

「やはり、生きてるよなぁ……!」

 

「………」

 

 

鎧を纏った東崎は何も答えず、光の槍を握り潰した。

 

 

「そう来なくてはなぁ!キb「いい加減にしろよ」……ほう?」

 

「アンタは……何で戦おうとするんだ?付き合わされるコッチの身にもなれよ?……いい加減、うんざりなんだよ」

 

「戦う理由だと……そんな事、決まっているッ!戦う事が俺の生き甲斐だからだ!それが俺の存在意義だからに決まっているッッ!」

 

「……趣味悪っ。大量の光の槍放たれた時は地面の中に隠れて奇襲を狙ったけど……このまま地面に埋まっていた方が良かった……」

 

「クク…、やはり面白いな……。どうだ?キバ、俺と一緒に来る気は無いか?世界を気ままにさすらい、好きな国を破壊し、旨いモノを食い旨い酒に酔う。こんな楽しい生活は無いぞ?」

 

「…いや、結構です」

 

「まぁ、そうだよな……赤龍帝はどうだ?」

 

「はぁ?そんなもんに乗るわけ……!」

 

「好きにさすらい、大量の女に埋もれ、抱き放題だぞ?」

 

 

「……っ!そ、そそそそそんなもんに「どうでも良い」……」

 

「そんなのどうでも良いからさっさと、堕天使達の所に帰れ。そんなに戦いたいなら身内同士で堕天使一武道大会でも開いてろ」

 

「あっ、うん。……テメェなんかにつくもんかよこの野郎!(ヤケクソ」

 

 

 

「キバの言う通りだ。貴様はさっさと退場してもらう」

 

「全く……実に哀れだなデュランダル使い」

 

「……何の話だ」

 

「仕える主が居ないのに、教会の犬としてこの戦場に死ににきたんだ。それを哀れと言わずに何と言う?」

 

 

だが、次に発した言葉はそれ以上の衝撃をゼノヴィアは愚か、この場の全員に与えた。

 

 

「お前らの仕える聖書の神は、旧き戦争で前魔王達と同じく命を落とした。つまりは死んだのだよ」

 

 

 

 その事実に聖職者だったアーシアは意識を失ってしまう。ゼノヴィアはその場で膝をつく程にショックを受ける。

 

イッセーとしては、何故そこまで落ち込んでしまうか理解出来なかった。だが神を信じていた彼女達にとって、生まれた頃から信じていたモノに裏切られたと言う意味となる。

 

 

「………(神死んでる扱いになってんぞ!?え、どういう事?アレか!僕が転生された直後、ショック死したって事なのか!?マジで!?)」

 

 

 

 実際の話、1番ショックを受けてるのは東崎本人だったりする。神ってそんな簡単にポックリ逝くものだろうか?

 

しかし、コカビエルが言っているのはこの世界における聖書の神であり彼の知る"神"とは赤の他人である。

 

 

 

(………あれ?)

 

 

 

 

 

 

 

(転生って……何の事だっけ?)

 

 

 

 

 彼は記憶の中にポッカリとできた空白に疑問符を浮かべた。自然と出てきた単語が何なのか、何故自分がその言葉を思い浮かべたのか原因を思い出そうとするが答えがすぐに答えか出る事は無かった。

 

 

 

「(転生って……輪廻転生とか今流行りの異世界無双系…ぐらいしか分からないけど……)まぁ、いいか」

 

 

どうせ、自分に関係の無い事だろうと頭の隅に追いやった。

……最早、()()()()すら思い出せないであろう彼は前に踏み出す。

 

 

「神が居ようが居まいが、僕にはどうする事も出来ない。……けど、耳障りなアンタを黙らせる事は出来る」

 

 

 ボコリと足元の地面が隆起すると、紅のバイクが地上に現れる。ソレがコカビエルを捉えるとタイヤを激しく回転させ突進を仕掛けようとする。

マシンキバーに施された拘束具カテナの鎖を引き抜き、ジャラララと金属が擦り合う音が響き渡る。

 

 

紅騎馬、wake(ウェイク)up(アップ)

 

 

『gi───◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️ッッ!』

 

 

 バキバキと装甲が割れるような音と共に不快な絶叫にその場の全員は思わず耳を塞ぎこんでしまう。

彼の側にあったであろうバイクは徐々に姿を変えていく。

 

骨と皮しかないような脚部がパーツの隙間から姿を現し、フロントのディフェンダーから黒い毛の間から赤く輝く瞳が印象的な頭部が起き上がり、無機物だった鉄馬は瞬く間にモンスターへと変貌を遂げていた。

 

 

「アレは……」

 

「……亡霊(ファントム)

 

「え?」

 

 

 木場が呟いた言葉に一誠は思わず声が漏れてしまう。

 

 

「アレは僕と同じ、憎悪の念だ。アレは……憎しみで現代に復活した亡霊だよ」

 

 

 マシンキバーはキバット族の工芸の匠であるモトバット16世、堕天使の総督であるアザゼルが意気投合して製作されたと言われる。

その際にライト周囲のカウリング内部にはとある馬の脳を、装甲の下には神経と人工骨が組み込まれた。

 

 

偶然か、はたまた必然か。

現世に再び蘇った鉄馬のかつての名を『ラムレイ』と呼ぶ。

 

 

『◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️ッッ!』

 

 

かつての主人である王が手にした剣。ソレを穢された。

自分をこんな姿にした堕天使が目の前に居る。

 

 

 

───許せるものか……

 

 

───己の魂をこのような箱に詰め込んだ事を……

 

 

───そして何よりッ!今存在する民達の命を!かつての主人の剣で壊そうとするか……ッ!

 

 

 

『◼️◼️ッ!◼️◼️◼️◼️──━━ッ◼️◼️◼️ッッ!』

 

 

 

 耳を覆いたくなる奇声を発しながら鉄馬は駆け、それと同時に見計らったように東崎は背に跨り手綱(ハンドル)を手にする。

前輪を激しく回転させ火花を散らしながらマシンキバーは跳躍する。脚部には筋肉が無い事が嘘のように一瞬の内にコカビエルとすれ違う。

 

 

「ぐッ──おッ!」

 

 

 コカビエルは自身の肩を抑える。突如として襲って来た熱量と痛みに思わず声を漏らしてしまった。視認すると、自分の肩が大きく抉れ焼けている事に気付く。

 

どうやら鉄馬の回転するタイヤがチェーンソーのように堕天使の肉を刈り取ったのだろう。赤く染まった車輪を駆動させ、キバと鉄馬は再び堕天使に向かって襲いかかる。

 

すぐに手元に光の槍を形成するとコカビエルは槍を盾代わりにして攻撃を防ぐ。ガリガリと車輪と槍が火花を散らす中、バイクに跨っていた東崎は跨っていたシートを踏み台にすると宙で身体を捻り、コカビエルの背後に回る。

 

 

「堕ちろッ!!」

 

「ぐぁぁぁぁあああああッッ!」

 

ブチブチ!と無防備な背から生えた鴉のような黒い翼をもぎ取り悲痛の叫びを上げる堕天使はそのまま地へ落ちていく。

 

 

「ハァ……ハァ……!ぐぉっ……ッ流石だァ…キバァ……!それでこそ殺し甲斐があるッ!」

 

「しつこいなぁ!」

 

 

 口から血を吐きながらもコカビエルは光の槍を手に立ち上がる。何度も攻撃をしたと言うのに立ち上がる目の前の存在に東崎は苛立ちを見せる。

 

 

「ハハハ、だが、お前と会えて本当に良かった!やはりあの茶髪の女の雑魚とは全く違う!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「茶髪の女の……雑魚?」

 

 

 

 瞬間、頭が冴え渡った。直後、体の内から熱いナニカが炎のように侵食するのを感じた。

 

 

 

「ん?もう1人の教会の戦士だ。まぁ、良いだろう、あんな女の事はどうでも良い!さぁ!さっさと戦いを始めようじゃ無いかッッ!さぁッッ!」

 

 それに対して確実に息の根を止めようと鉄馬は車輪を激しく回転させる。

 

 

「…あとは僕がやる」

 

 

 しかし突如として鉄馬はバイク形態に姿を戻した。東崎の手にはカテナの鎖が収められ、これ以上の暴走を許す事は無かった。

 

 

「不満だろうけど、これ以上暴れたら皆にも危害を出すかもしれないんだ。だからココは我慢して」

 

 

 今にもボディの内側から出てきそうなモンスターを宥めると、納得したのか次第とエンジン音が小さくなる。

 

 

「まぁ、我慢できないのは僕なんだけどね……」

 

 

震える手でホルダーからフエッスルを取り出す東崎。

恐らく、これは怒りだ。

 

怒りで我を失いそうになるのをギリギリの所で踏ん張りがついたのは奇跡だった。

 

 

「よし、…行くよキバット。…殺さないように」

 

『あぁ!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……莉紅…」

 

 

皆が見守る中、一誠の左手から声が響く。

彼の内に眠る龍のドライグが話しかけてきたのだ。

 

 

『相棒、キャッスルドランを覚えているか?二天龍である俺達の一部も奴等によって改造されてしまったと言う事を』

 

「改造されたって……何で今、そんな話をするんだよ」

 

『俺の鱗や皮膚、更には歴代の赤龍帝の神器その物がファンガイアが作り出した兵器に組み込まれたのさ』

 

「そうなのか⁉︎でも、一体どう言う……」

 

『見ろ、相棒。奴が俺の力を扱う様をな』

 

 

 あらゆる物語で月の光は怪物に力を与える魔力を持つ。ファンガイアはそれに目を付けた。

月の満ち欠けにより強さが増減されるウルフェン族の特性をキバの鎧に組み込む事が出来れば……その結果、闇のキバの鎧が造り上げられた。

 

結果、キバの鎧は擬似的に月相が存在する結界を張る能力が備えられ、これによりSafe(新月)からDanger(満月)と調節が可能となった。

 

 

『いくぜ……wake(ウェイク)up(アップ)‼︎』

 

 

更に、鎧に二天龍の一角の力を取り入れる事にファンガイアは成功したのだ。

厳重に拘束具カテナで封じられた右脚か解き放たれた。赤龍と赤龍帝の神器の一部である宝玉で作られた【ヘルズゲード】が姿を現した。

 

 

「アレは……ッ!」

 

 

 両腕をクロスさせるように構えると紅い雲の隙間から三日月が姿を現した。

力を溜め、月を背に大きく跳躍する姿は正しく伝承に出てくる吸血鬼の如く。宙で身体を捻り、右脚のヘルズゲートが堕天使に向かって落下を始める。

 

 

「ハァァァァァァアアアアアッッッ!!!」

 

 

 赤龍の力により何倍にも増幅された魔皇力を纏う急速落下による蹴り【ダークネスムーンブレイク】が光の槍を難なく破壊し、コカビエルの腹部を捉える。至近距離から砲撃を喰らったような衝撃が全身に伝わると同時に更に魔皇力が全身を駆け巡り、凡ゆる箇所から一気に血が溢れる。

 

 

「ゴァッッッ!!」

 

 

ズガンッ‼︎とグラウンドが割れたと錯覚してもおかしくない程、地を揺らす着撃と同時に、己の存在を知らしめるように校庭のグラウンドにキバの紋様がクレーターとして刻まれた。

 

 

「校庭が……!」

 

「……やったのか?」

 

「……っ! まだです」

 

 

先程の一撃で倒した。

そう思ったのも束の間。小猫はコカビエルにまだ意識がある事に気づく。

 

 

「……ッ、がはっ!い、生きてる…だと……?そうかっ!キバッ!お前はまだ戦い足りないのだなッ!待っていろ!今すぐに貴様を殺しt「あのさぁ……」

 

 

コカビエルの側で同じ高さに合わせるようその場で屈む。

 

 

「いい加減にしなって。コカビエル…さんだっけ?戦い足りないって冗談じゃ無いよ。誰が好んでヤンホモと戦うかっての……」

 

「……は、はは!何を言ってるキバ!お前は!」

 

「僕は東崎莉紅。人間とファンガイアのハーフ。別に好きでファンガイアの王になりたい訳じゃないし、なる気もないから。ハイ、以上!」

 

 

よっと…と呟きながら、東崎はコカビエルをその場に放ってグレモリー眷属達の元へ歩いて行く。

 

 

(何故だ……?)

 

(俺の何がいけなかった?)

 

(俺の何処が不満だったのだ?)

 

 

コカビエルの脳裏に刻み込まれたあの言葉が蘇る。

 

 

『コカビエル……面白いな貴様。暇つぶしに戦うとしよう』

 

 

 金色の剣を手にした、黒の鎧を纏い翠色の瞳を輝かす異形の戦士が自分にそう言った。

目の前に現れた、破壊の象徴は自分を見ている。自分だけを見てくれている。

 

かの存在は消え失せた。……が、こうして再び現世に蘇って来てくれた。

 

歓喜した。目の前にこうして己と向き合ってくれた事にコカビエルは歓喜したのだ。

 

 

……なのに、何故だ。

 

 

何故、コイツはファンガイアとしての誇りを……キバとしての誇りを蔑ろにする?

 

 

「……がぁぁぁぁぁぁあああッッ!認めんッ!認めんぞッ!キバァァァアアアッ!!貴様はァ……!貴様は!ファンガイアなんだぞッッ!俺を殺せッ!戦争を起こせッ!他の生命を糧にしろォ!世界を種族の死体で埋めつくせェッッ!」

 

「やだよ。何でそんな事しなきゃ駄目なのさ」

 

 

 コカビエルの叫びは一蹴される。何の興味も示さず、飽きた玩具のようにこちらを見向きもせずに答えた。

 

 

「なん……だと……ッ⁉︎」

 

「だって、僕は趣味で楽器を作っていたいし。駒王町の甘い物だって未だ制覇出来てないし」

 

 

しばらくして、東崎は考え込む素振りを見せる。

 

 

「……可哀想な人、じゃなかった。可哀想な堕天使だ。世界には…そんな事よりも、素晴らしいモノに溢れてるのに……」

 

 

 落胆したような、呆れ果てたような。彼の声色からそのような様子を読み取る事は容易い事だった。

 

 

「……きッ」

 

 

 だからこそなのだろう。その言葉はコカビエルの逆鱗に触れてしまったのだ。

 

 

「きぃぃぃぃぃいいいいいいさぁぁぁぁぁぁあああああまぁぁぁぁぁぁぁああああッッッッ!!貴様はッッ!キバでは無いッッ!貴様はぁぁぁぁぁぁああああッ!!紛いモノだぁぁぁぁぁぁッッッ!!」

 

「知ってる。ホラ、いい加減に奇声をあげるのはやめなさいって。もう夜なんだし、周りの迷惑だよ?」

 

「黙れッ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れッッ!!俺はァ!俺はァッッ!」

 

『コイツ!気を付けろ莉紅!立ち上がってくるぞ』

 

『◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️ッ!!《特別意訳:おっ、やんのか?やんのかクソ堕天使?立てよ。今度こそボッコボコにしてやんよ》』

 

「ほら、落ち着きなって!殺しちゃ駄目!駄目だからッ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

「キィィィィィバァァァァ──

 

 

 

 

 

 

 

「鬱陶しい」──ア」

 

 

 

 

 

それ以上コカビエルの声を聞くことは無かった。

突如、コカビエルが凍り付いた。文字通り、全身が氷像の如く凍結したのだ。

 

それと同時に全員はこの場の空気が冷たくなっている事に気付く。徐々に気温が下がるのでは無く、冷蔵庫内に入ったような。冷たい空気のドーム囲まれているような感覚だ。

 

しかし、そんな事を悠長に考える暇は彼等には無かった。

何故なら、目の前にコカビエルを一瞬で凍結させた存在がいるのだから。

 

 

「な、なんだッ⁉︎何が起きた!?」

 

「アレは……?」

 

 

 それは白銀の世界に存在すると言われた未確認生物である雪男(イエティ)を連想させる姿をした戦士。白と金が美しく、この駒王町には似合わない風貌のソレは不気味とも言える。

 

皆が困惑する中、ソレに見覚えのある東崎は───

 

(……アレは……何だ?)

 

 

……失礼。かつて東崎莉紅はその存在を()()()()()。だが、今となってはもう思い出す事も困難だろう。

 

ギラリと輝く青の瞳と月の光が反射する金の瞳が交差する中、一誠が呟く。

 

 

「キバ……?」

 

「え?……いやいや、似てないでしょアレ」

 

「どうして⁉︎キバが2人⁉︎」

 

「リアス先輩?大丈夫?疲れてない?」

 

 

 コカビエルとの戦いで頭を打ったのだろうか?どう見ても姿が違う筈なのに変なことを言い出す2人に東崎は額を抑える。

 

 

「……いや、キバの言う通り、良く見ると違う」

 

「だよね!似てないよね!」

 

 

木場の言葉に東崎は嬉々として応える。

 

 

「キバは血のような紅をしているが……奴は対照的だ。雪のように冷たい白の姿をしている。それ以外はキバとそのまま同じだ」

 

「……」

 

 

コイツもかよ……と東崎は無言で頭を抱える事となった。

 

 

コイツ(コカビエル)は連れて帰る……ついでに死体とはぐれの神父もだ」

 

「なっ!待ちなs──「リアス先輩!触らぬ神に祟り無し!放っておきましょう!」──むぐっ」

 

 

 このままでは自分の時みたくリアスが喧嘩を売り攻撃を仕掛ける可能性があった為、この場は去って貰うように東崎は彼女の口を塞ぐ。

 

 

「……そうだ」

 

 

と、何か思い出したようにソレはこちらを向き呟く。

 

 

「……レイ。俺の名だ……」

 

 

 直後、激しい吹雪が吹き荒れ、その場の全員は思わず顔を腕で覆う。気がつく頃にはレイと言う存在はコカビエルと共に姿を消していた───。

 

 

「レイ……エヴァ◯ゲリオン?」

 

「男のボイスだったから多分、綾波じゃ無いと思うよ?」

 

「少しは夢を持っても良いだろ!」

 

 

 変身を解き、元の姿へ戻った東崎と一誠がいつものような漫才?を始める。しばらくして、危機が去ったのだと確信したのか、一誠は「ハァ〜」と溜息を吐き東崎のこめかみをグリグリとし始める。

 

 

「お前なぁ!!最後にはコカビエルを倒せたけど!最初から戦えよ!初っ端から逃げてんじゃねぇよ!」

 

「痛だだだだ!?だってあんなクレイジーサイコホモと戦いたくないし!」

 

「でも…僕達を乗せて来てくれたよね?本当は僕達も戦うべきだと思って連れて来てくれたんだろう?」

 

「えっ、」

 

 

木場の発言に思わず声を漏らす東崎。

……実際の話、木場とゼノヴィアを乗せて来たのは本当に偶然だった為である。

本当はキバットに『行け!』と言われた為、渋々了承しただけである。

 

 

「全く貴方は……いえ、ここは素直に礼を言うべきよね」

 

「えっ?」

 

 

「私達の為に戦ってくれてありがとう。悪魔を代表として礼を言います」

 

「───」

 

 

彼女の言動に思わず言葉を失う。

 

 

「───別に、そう言うのじゃ……ないです」

 

 

 彼はただ、ガムシャラに自分の為にやった。最初だって悪魔と堕天使の問題だから無視しようとしていた。

 

 

「なんか……こう、コカビエルの発言にイライラしたと言うか……」

 

 

でも、途中で気がついた。…いや、そもそも最初から見て見ぬ振りをしていたのだろう。

キバの鎧は精神を汚染する力を持つ。

 

……が、それに負けじと1つの信念で彼は戦った。

 

 

「ッ〜〜〜〜!あぁ、もう!イライラするなぁ!僕はファンガイアだけど、人間でもあるんだ!友達とか知り合いが危険な目に遭ってるってのに!放っておける程、外道じゃないんですよ!」

 

「……!」

 

 

 何かに吹っ切れたように叫ぶ東崎を見て、リアスは愚かその場の殆どこ者が面食らったような顔になる。

そして、何かを察したのか次第とニヤニヤとした表情へ変わっていく。

 

 

「部長、コイツはこう言った属性も持ってるんですよ」

 

「成る程ね……、そう言う……」

 

「あらあらウフフ。お可愛い事」

 

「やれやれ東崎君は……」

 

「先輩最高です」

 

 

 皆がそれぞれ呟く中、(約1名可笑しな者も居るが…)東崎はその様子に少しイラッとしながら口を開く。

 

 

「おい、ちょっと。何で皆して僕に対して生温かい目を向けてるのか理由を聞こうじゃないか」

 

「別に?……さて、悠斗。お尻を出しなさい」

 

 

 すると、リアスは手に魔力を込め始める。どうやら彼にもお仕置きと言う名の地獄が決定されたようだ。

 

 

「えっ、部長!?」

 

「さぁ観念して尻叩きを味わいやがれ!」

 

 

 先程までピリピリした空気が一変、元の日常に戻った事を感じさせる彼等の光景に東崎とキバットは安堵する。

 

 

「これで一件落着って事だな。あー、疲れた疲れた。お前が力抑えろって言うもんだから」

 

「仕方ないでしょ、死なせでもして戦争起きたらシャレにならないんだから「………なぁ、キバ。教えてくれて」…ん?」

 

 

そんな彼等の元にゼノヴィアが語り掛ける。

 

 

「君は……この世界をどう思う?」

 

「……何が?」

 

「何がとは……、勿論!神が居ない世界だ!神が居ないんだぞ⁉︎お前はそれでもどうでも良いって言うのか!答えろ!」

 

 

恐らく限界だったのだろう。アーシアのように失神はせずとも、神の不在によるショックは凄まじいものだった。

 

 

「今まで信じて来たモノは紛いものだった!いつか救われると…!祈り続けて来たのに……!私や、イリナ……そして、アーシアもッ!!裏切られたんだッ!」

 

 

 だからこそなのだろう。敵である筈のファンガイアである彼に彼女は縋りつこうとしている。

東崎は考える素振りを見せた後、彼女に疑問を投げかける。

 

 

「……今まで祈り続けて来たの?」

 

「……そうだ」

 

「じゃあさ……、後は頑張れば良いんじゃない?」

 

「……は?」

 

「うん、例えばイッセー君。モテたいから神様にお願いするだけじゃなくて、頭悪いのに勉強を頑張ってわざわざ駒王学園に入学したからね?」

 

 

ワイワイと笑顔で仲間達に囲まれる彼を指指しながら東崎は言う。

 

 

「うん……まぁ……敵対してる僕の言葉なんか簡単に信じる事は出来ないと思うけど……とにかく!今まで祈りをし続けたなら、今度は思い切って行動してみれば良いと思う。ゼノヴィアさんは良い人だ。馬鹿正直で頭は固いけどそれだけは分かるよ」

 

「………」

 

 

 彼の言葉を聞いた直後、この国に訪れる直前の出来事が脳裏に浮かんだ。

 

 

 

『なぁ、イリナ。その"りっくん"?とやらはお前にとってどんな人なんだ?』

 

『え?そりゃあ、勿論……私のー、幼馴染でー?カッコよくて?紳士でー……って、もう!何言わせるのゼノヴィア〜♪』

 

『あー、うん。やっぱり何でも無い。忘れてくれ……』

 

『うーん、でもそうね……会えばきっと、気に入ると思うわ。だって……リッ君だもの!』

 

 

 

「……あぁ、そうか。コイツがそうなんだな……」

 

 

 イリナの言う"りっくん"とは人間もファンガイアも関係無い、目の前にいる存在の事だ。

最初は色々と文句をつけて不満ばかり漏らす嫌な奴だったが、気に入ると言う彼女の言葉がやっと納得できた気がする。

 

ゼノヴィアは笑みを浮かべると、

 

 

「イリナの仇を討ってくれて感謝するぞ"リク"」

 

「は?何言ってんの」

 

「む?」

 

 

 

「終盤、そのつもりでコカビエルを倒したんだから当たり前でしょ」

 

「………ブッ」

 

「さっきのどこに笑うポイントがあったのか教えてもらえませんかね、ゼノヴィアさん?」

 

 

その問いに答えず、彼女はエクスカリバーの破片を手に彼に背を向ける。

 

 

「……イリナに伝言はあるか?」

 

「うん、今度来たらモケポンの対戦をしようって伝えておいて」

 

「あぁ、そうだな。伝えておこう」

 

 

教会の戦士は1人、悪魔達の前から姿を消す。

 

 

「フフ、イリナ。お前の言う通り私は彼を気に入ったよ」

 

 

願わくば、もう少し悪魔達の事を知りたいと名残惜しい気持ちを胸に秘めたまま駒王町の夜から姿を消したのだった───

 

 

 

 

 

 

 ▼ ▼ ▼ ▼ ▼

 

 

 

 

 

 駒王学園にて。いつも通りの日常か戻ってきたのも束の間。僕達のクラスに転校生が来るらしい。

つい前にはアーシアさんが来たのにまた新しい転校生ですか……。

 

 

「お前ら、お待ちかねの転校生だぞ?……全く、何でこうも転校してくる奴らばかりなのか……」

 

「転校生のゼノヴィアだ。よろしく頼むぞ」

 

 

どう見ても見覚えのある女子生徒です。ありがとうございま……?

あるぇー?マジで見覚えのあるどころじゃ無いんだけど。

 

 

 男子生徒達が騒ぎ出す中、僕は一緒に騒いでいるイッセー君に目配せをする。

 

 

(*´∀`)<ヤター

 

( ・ω・)…

 

( ´・_・`)?

 

( ・Д・)<あれ?

 

( ゚д゚)

 

( ゚д゚ )彡

 

 

 

こっちみんな。

て言うか、今気が付いたのか……。

 

 

 

 

 

 

 

 

「と、言うわけで3行で説明をお願いします」

 

 

「悪魔になりたいと言われた

ナイトの駒を渡した

眷属GETした。ハイ以上」

 

 

ホントに3行で説明しちゃったよ……。

 

 

「て言うか、いいのソレで!?」

 

「何を言う。思い切って行動してみたら良いと言ったのはリクだろう」

 

「思い切りすぎィ!」

 

 

 するとお前の所為かよ……と言う視線がグサグサと突き刺さるのを感じる。いや、だってこうなるとは予想もつかないでしょフツー。

 

 

「しかし、私もついに悪魔か……フフ、教会の戦士でイクサ装着者候補と言われた私も地に堕ちたものだ……(白目」

 

 

 あぁ、ムシャクシャしてやった後悔はしているですね。分かります。

……ん?イクサ?

なんか、聞き覚えのある単語が出たような……。

 

 

「ま、まぁともかく。私は君達に失礼なことを言った。幾ら謝罪してもしきれないと思う。望むなら私を殴っても構わない」

 

「そ、そんな事言わないでください。確かに教会に異端認定され、追放された時は悲しかったです。でも今は教会にいた頃は見ることも聞くこともなかった大変をできますし、大切な人達と出会えました。お陰で今は毎日が幸せです。ですから…ゼノヴィアさんも気にしないで下さい」

 

「ありがとう。そう言ってもらえると助かる」

 

 

どうやら、アーシアさんとゼノヴィアさんは仲直りできたようだ。

 

 

「さて、リク。君にも酷い事をした。君が望むなら殴っても構わない」

 

 

………よし、それじゃあ助走を付けて……。

そう思いながら彼女から距離を取ろうとすると周りの皆が急に僕の体を押さえつけ始めたのだ!?

 

 

「なっ、何をするだぁーーっ!」

 

「それはこっちの台詞だ!空気を読め空気を!」

 

「そう言うとこだぞリク!」

 

「キバットまで!」

 

 

くそっ!流行らせコラ!

 

 

「3人に敵うわけ無いだろ!」

 

「馬鹿野郎お前!勝つぞ僕は!……って、そう言えばイリちゃんは?」

 

「……彼女は私のエクスカリバーも含めた全てを持って帰っていったよ。彼女は運が良かった。真実を知っていたら宗教心が強いからね。心を崩したかもしれない」

 

「……そっか」

 

 

そうか、……もう少し日本に滞在していれば良かったのに…。

そう思っているとゼノヴィアさんが何か思い出したように口を開く。

 

 

「それとだ。『勝負には負けちゃったけど、モケポン通信対戦は負けないんだから!』……だ、そうだ」

 

 

……そうか、……そうか……!

 

 

「よーし!帰ったら急いで新作の進めて殿堂入りしないと!僕のトライゴンが火を噴く事になるなぁ!」

 

「レート1500以下が何言ってんだよ」

 

「絶許」

 

 

こうして、新しい仲間を加え日常は過ぎて行く……。

だが、僕達は知らなかった。

 

まさか、あんな事が起こるだなんて……!

 

 

 

「おい、地の文で何言ってんだお前」

 

 

 

……映画化しそうな雰囲気を醸し出せたらいいなぁ。とキバットを無視して1人、こっそりと呟くのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ▼ ▼ ▼ ▼ ▼

 

 

 

 

 

「成る程な、"仮面ライダー"じゃないのか。それに似たナニカって所か……。この世界は他と比べてワケが違うみたいだな」

 

 

 彼はレンズ越しに彼等を覗く。その場を後にしようと足を運ぶと、彼の前に見慣れない男性が立ち塞がる。

 

 

「よぉ、初めましてだな。世界の破壊者さん」

 

「……誰だお前」

 

「俺か?俺は堕天使の総督。アザゼルって言うもんだ」

 

「……成る程、大体分かった」

 

 

 

幾多もの世界を回り、その瞳は何を見る───

 

 




用語説明〜〜


【キバの鎧】

 ハイスクールd×dの世界における仮面ライダーキバのポジションを獲得した鎧。あくまで仮面ライダーキバに似た何かでありイメージ的にはアナザーライダーもどきのサムシング。
カメラを持った男には全く別の存在に見えるらしい。


必殺技の威力を調節可能としており、扇風機の強、中、弱とイメージしてくれれば良いかなと思います。

理由としてはガルルフォームの必殺技の設定にてフルパワーでやると丸々一個の山を斬る事が可能と知り

「被害が尋常じゃねぇ!」

と面白そうだったので月の満ち欠けで必殺技の調節可能と言う設定を付け加えました。
キバ本編の方ではフォーム毎に三日月、満月など決まっていましたがこの小説では月の形はバラバラになっているのでご了承ください。




【マシンキバー】

生前の名前がラムレイと言っていましたが、東崎君はそんな事知りません。だってバイクが喋れるわけ無いし。

マシンキバーの内部には馬のモンスターの脳が埋め込まれている設定から龍騎に登場するミラーモンスターのドラグランザー、ダークレイダーみたく変形させる案は前々から考えてありました。


『裏設定のラムレイ(マシンキバー)』

ドゥン・スタリオンと並ぶアーサー王を乗せていた名馬。
ゾンビのようなモンスターとして蘇ったが、ヤンチャ(厨二病を発症)してた頃のアザゼルが捕獲し、工芸の匠であるモトバットⅩⅥ世と共にファンガイアに対抗し改造を施した。

彼等が言うには

「「あんな心躍る物見せられて燃えないワケ無い。ちなみに後悔はしていない」」

との事らしい。
これについてラムレイさん感想をどうぞ。


ラムレイ「(#^ω^)堕天使ぜってぇ許さねぇ!」


との事らしい。
これについてアーサー王代表のセイバーさん感想をどうぞ。

セイバー「かまわん」

えっ

セイバー「正直言って馬は時代遅れだ」

あっ、え?でも…貴女の馬ですよね?

セイバー「いや…既にキュライッシェで事足りてる。時代はマシンだ!勝手に改造したのは許されんが、多目に見てやる。……そんな事よりバーガーを所望する!それも一つや二つでは無い。全てだ!」


よく見たらコイツ青いのじゃなくて黒い方だったわ!




【レイ】

綾波じゃない方。
アギトとアナザーアギトの関係みたく皆の目にはキバとレイがそっくりに見えるそうです。

元々レイはキバを模したらしいので、それっぽく出来ればなと思いグレモリー眷属達にはそんな反応をさせてもらいました。

彼等の目が節穴と言うワケではありません。そう言う仕様なのです



【白龍皇】

綾波じゃない方に出番を奪われた人。

遅れた理由:ラーメン食ってた。













転生とは全く別の存在へ生まれ変わる事。
ならばそれは身体だけでなく、記憶も例外ではない。
彼は徐々に東崎莉紅と言う存在に変わりつつある。前世と言う存在は薄れ、元々無かった事となる。

だが、それは良い事なのかもしれない。
前世と言う足枷に縛られる事なく、元の家族への愛情も気にしなくても良い。

新しい存在に生まれ変わるよ。
やったね東崎君。


……転生が完全に仕上がる日はそう遠くない。







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